- 832 名前:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む [2019/10/09(水) 22:24:15.43 ID:2o5RsZjT.net]
- >>765
>これ、なんで部分群の列じゃダメなの? それは、”ガロア対応”って話なんだけど、その前に、もう少し、 共役変換σ-1・H・σを語ると ・一応、話を有限群論に限って HがGの部分群として、σはH以外の元とする σ-1・H・σは、また、群になるのです ・(略証) 1)単位元の存在、単位元e∈Hに対し、 σ-1・e・σ=σ-1・σ=e∈σ-1・H・σ 2)逆元の存在、元h∈Hに対し、逆元が存在してh^-1∈Hなので (σ-1・h・σ)・(σ-1・h^-1・σ)= (σ-1・h)・(σ・σ-1)・(h^-1・σ)=(σ-1・h)・(h^-1・σ)=e なので、逆元の存在σ-1・h^-1・σ∈σ-1・H・σ が示された ・ガロアが、シュバリエへの手紙で、「固有分解」などと書いているが 正規部分群N では、σ-1・N・σ=N (これは定義でもある) (略証) 例えば、二つの元 n1,n2∈Nとして (σ-1・n1・σ)・(σ-1・n2・σ)=(σ-1・n1)・(σ・σ-1)・(n2・σ)=σ-1・(n1・n2)・σ ここで、e=σ・σ-1を真
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