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現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む63



700 名前:\現の整数論」での講演
「p-進表現論入門 I, II」の報告集である. 本稿では, 講演での解説に沿って, §2 で Fontaine に
よる p-進周期環の定義と p-進表現の分類に関する基本事項, §3 で p-進エタールコホモロジー
とドラームコホモロジー, クリスタリンコホモロジーとの比較同型, §4 で (p-進表現の族に対
しての)Tate-Sen の理論について解説する.
p を素数とし, K を p-進体, つまり Qp の有限次拡大体とする.

以下, K について混乱が生じない場合は単に p-進表現と呼ぶことにする. p-進表現は l-進表
現 (l ≠ p) の場合と同様に K 上の代数多様体 XK のエタールコホモロジー (Hiet´(XK, Qp)) とし
て, 数論幾何において自然に現れる対象である.
l-進表現 (l ≠ p) の場合は, K 上の代数多様体 XK の特殊ファイバー Xk への還元の幾何的な性
質が Hiet´(XK, Ql) の l-進表現としての性質に強く反映されていた.

このためにまずは, l-進表現の場合の (不
分岐表現やベキ単表現の) ように, p-進表現の中で幾何的な対象と結びつくよいクラス達を定
義する必要がある. これは l(≠ p) 進表現の場合と比べて遥かに難しくなる. 一つの理由は,
K の剰余標数と表現の係数の剰余標数が等しいために, p-進表現は l-進表現よりもはるかに
複雑な構造を持ち, その分より豊富な情報を持つ対象になるからである (例えば, l ≠ p なら
連続準同型のなす群 Hom(Zl,Zp) = 0 だが, Hom(Zp,Zp)〜→ Zp となる).

このような困難を打開したのがFontaineで, 彼は様々な付加構造を持つp-進周期環(Bcris, Bst,
BdR など) を定義し, これらの環を用いて p-進表現のクラスを定義した. これらの p-進周期環
と、これを用いて定義される様々な p-進表現のクラスについて解説するのが §2 の内容である.
§3 では, このクラス分けに基づいて, XK の p-進エタールコホモロジーとドラームコホモロ
ジー, および特殊ファイバー Xk の (ログ) クリスタリンコホモロジーとの比較同型について解説する.
最後の §4 は, §2, §3 とは比較的独立した内容であるのだが, ガロア変形において重要な
Tate-Sen の理論を(p-進表現の族の場合に)解説する.
以上
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