- 9 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2016/02/26(金) 07:21:25.77 ID:v5RBDQ3p.net]
- 次にE(m,n)について漸化(不等)式を立てる.
E(m,n)={1/S(m,n)}{Σ[i=0 〜m−1](m−i)L(m−i)}であり, L(m−i)=H(i)−H(i+1)を用いればE(m,n)は最終的にE(m,n)={1/S(m,n)}{mH(0;m,n)−Σ[i=1〜m−1]H(i;m,n)}…@となる. 明らかにH(0;m,n)=S(m,n)であるから,@はS(m,n){E(m,n)−m}=−Σ[i=1〜m−1]H(i;m,n) …Aと書ける. ここでE(m+1,n)についても@式を立式すれば, そのなかに現れる−Σ[i=1〜(m+1)−1]H(i ; m+1,n)の部分を不等式(#)およびAを用いて上下から評価できる. 最終的に以下の漸化(不等)式を得る. |{E(m+1,n)/m+1}−1|≦(n+1){m/m+n+1}|{E(m,n)/m −1| あとは多少の計算によりlim[m→∞]E(m,n)/m=1となる.
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