- 441 名前:文責・名無しさん mailto:sage [2005/11/06(日) 13:19:29 ID:/5IGGlv3]
- >>440
どうもこれがネタ元のようだがこの計算ってなんか引っ掛かる・・・ 毎日新聞 2004年6月13日 東京朝刊 100グラム1.2円=瀬川至朗 「1頭11億円」。といっても名馬の購入費用ではない。 日本では、これまでBSE(牛海綿状脳症)感染牛が11頭見つかった。うち9頭は、食用に出回るすべての 牛を調べる全頭検査で判明した。そのために国が投じた費用(01年10月の導入から今年3月までの検査 キット代など)は約99億円に上る。BSE感染牛1頭の発見に11億円かかった勘定になるわけだ。 これ以外にも検査を担当する都道府県の費用負担もある。「費用がかかりすぎる」というのが、全頭検査を 見直せという根拠の一つである。 しかし本当に割に合わないのか。厚生労働省によると、今年3月までの検査牛は約302万頭。牛1頭当た りの検査費用は01年度4089円、02年度3552円で、検査単価は下がっている。 牛肉100グラム当たりでみてみよう。農水省畜産部食肉鶏卵課によると、和牛の平均体重は685キロ。 そこから内臓や骨などを取り除いた食肉部分は306キロになる。02年度の1頭の検査費用は3552円なの で、牛肉100グラム当たりでは約1・2円となる。 100グラム当たり1・2円の検査費用が高いか、安いか。私は「安全・安心料」としてはかなり安いと思う。 国民1人当たりで計算しても、全頭検査に対する負担額は年35円にすぎない。 費用の面から全頭検査をやめようというのは筋が違うのではないか。今の検査精度に限界があり、検査 の「すり抜け」が出るようなら、より感度の高い検査方法を導入してほしい。その検査法がもっと高価だとし ても、まだ負担できる余裕がある。(科学環境部)
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