- 256 名前::40.24 ID:qZfWr+G/0.net mailto: 朝日新聞の解体的出直しには何が必要か/川村二郎(元『週刊朝日』編集長)
http://news.goo.ne.jp/article/php/bizskills/php-20141030-04.html?pageIndex=3 フランスの文部大臣だった政治家が文化大革命の中国をルポした『中国が目覚めるとき、世界は震撼する』 (アラン・ペールフィット著、白水社)という上下2巻本も、馬場さんに薦められて読んだ。 当時、『朝日』の紙面は連日、文革礼賛の記事が溢れていた。社会部の先輩のなかには「人間は理性で欲望 を制御できるか、中国は実験をしているんだよ」という記者もいた。私がこういう考えに染まらずに済んだのは、 馬場デスクに薦められた上下2巻本のおかげだ。読んで、「こんな国では生きていけない」と思ったからである。 一言付け加えておくと、『朝日』の文革礼賛一色のなかにあっても、異を唱える先輩はいた。伴野 朗さんである。 異を唱えたために配所の月を眺めることになり、定年を待つことなく退社した。ミステリー作家に転じ、『50万年の 死角』で江戸川乱歩賞を取るまでになったところで、亡くなった。私は編集委員時代、先輩をご自宅に訪ねたこと がある。『朝日新聞』への恨みはあったはずなのに、一言もそれらしいことを口にしなかった。 [] - [ここ壊れてます]
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