- 453 名前:login:Penguin mailto:sage [2007/06/23(土) 02:09:52 ID:mr1WhR4k]
- IBMとかがOSS推進してるのは「みなハッピー」なんてお花畑でやってる
わけじゃなくて、単に ソフトは作るより改修するほうが難しい(=コストがかかる) ということから発展して焦土戦術を実行してるだけだろ。 IBMは自分が中心になって作り上げたコードであり枠組みなので、「自分が ルールブック」状態。この状態だと - 既に問題の80%がそのソフトで解決されており、独自開発の投資を得るのは難しい - オープン化された方にリソースが流れてしまっており、開発者の招集も困難(解かれた問題の再発明になるから) - IBMに便乗して手がけても、冒頭の理由からほぼ従属状態になる(Fire and Motion戦術をもろに食らう側になる) 結果、他社はIBMの敵となることが実質的に難しく、参入者多数の活発な 市場であるにも関らず、ほとんどの会社はローエンド部分に留まる。 これがクローズだったら 1)シェアの過半を取ってることが難しいので、参入余地を作ってしまう 2)便乗方法が存在しないので、独自開発にモチベーションを与えてしまう つまり、OSS化で却って敵の成長を芽で潰せる、つまり、焦土戦術ができると 気付いた点が慧眼といえる。 これがソフト自体の技術・品質向上につながるのかどうかというのは まったく独立した話で。上の話自体はOSSの優位も劣位も証明してない。
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