- 186 名前:米沢真奈美 mailto:sage [2006/12/16(土) 00:34:58 ID:0GwlWeJm]
- 私はね、兄から激しい暴力振られたの。
人間関係が難しくなる小学校高学年位から、徐々に激しくなったかな。 中学の時は、顔に青タンが出来たり、唇がはれ上がったり… 兄もね、私に大きな怪我させたら自分の立場が悪いもんだから、その手前で止めるわけよ。 で、医者に行くほどではない程度の怪我がいっぱいあったって訳。 そんな兄に抗議する意味でね、19歳の時、暴力振るう兄の前で手首切ったんですよ。 それから暫くはね、暴力はなかったけど、また、暴力振られるようになってね、 怒りからも激しく抵抗してたんだけど、ある時、包丁を持って掛かってきたのよ。 体が硬直したね。 その時を境に、兄の暴力に対して無抵抗になった。 無抵抗になった事で逆に兄が次第に暴力を振るわなくなった。 20代半ばくらいかな。 でもね、以後もずっと兄が怖かったね。 20代後半から一人暮らししてたのは、兄が怖かったから。 もう、経済的にも精神的にも辛くて実家に帰りたかったんだけどね、帰れなかったの。 男はね、社会との繋がりが上手くいかなかったら女以上に辛いと思う。 殴られて殴られて、泣き喚いていてもね…でも兄の苦悩も分かるわけよ。 だって自分も難聴業やってるんだから。 でも自分も難聴だから何の力にもなってやれない訳。 親は何をしてたんだ?と思うでしょ? もう操縦不能状態。 こんな家族と持病を抱えながら毎日仕事に行ってた父親の精神力も相当なもんですよ。 現に、もう家に火を放ってやろうかとさえ思ったって、後に言ってる。 後半、兄もね、人が変わったみたいに無の境地で働いてたね。 頭も丸めてね、部屋も私物を綺麗に処分して、去って行った。 障害に苦しんだ挙句に、自分を処刑してしまって…今では不憫に思うよ。 母親がもう少しあれだったらもうちょっと違ったんだろうけど…。 我が家では、それも仕方ない事。
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