- 239 名前:名無しさん@秘密の花園 mailto:sage [2014/09/10(水) 20:27:42.94 ID:HZFJFTI6]
- >>238
こうですか?わかりません>< −−−−− 「誕生日おめでとう、エリカ」 「おめでとう、エリカさん!」 パン!とクラッカーの音が響き、私はロウソクを吹き消す 「ありがとうございます」 最初は余りに突然の事で何が起きたか分からなかった。 私は隊長から「練習終わったら家に来い」という隊長らしい簡潔なメールが送られて来たので 全国大会の件について何か怒られるのではないかと戦々恐々としながら西住家に行ったら 玄関先で西住姉妹に迎えられ、あれよあれよという間に三人だけの誕生日パーティー開始だ。 本来なら明日が私の誕生日なのだが、姉妹が揃うのが今日だけらしい。 「エリカさん!これ誕生日プレゼント、お姉ちゃんと一緒に買ったんだよ!」 「喜んでくれるといいが…」 「た、隊長達からのプレゼントならなんでも嬉しいです!」 西住みほが隊長と一緒に少し大きめの箱を私に差し出してくる。 「エリカさん、開けて見て」 箱を開けるとシュトゥルムティーガーのぬいぐるみが入っていた。 「わぁ…」 思わず私らしくない感嘆の声が漏れる。 シュトゥルムティーガーは私の一番好きな戦車なのだ。 「ありがとうございます!大切にしますね!」 「私だけじゃない、みほも一緒に選んだんだ」 「ええっと…………ふ、副隊長が…?」 突然、くすくすと隊長が笑い出す。笑い出す理由は分かっていた。 「エリカ、いい加減素直になったらどう?」 「で、でも…////」 「どうしたんですか?エリカさん」 不思議そうに笑顔の西住みほが頭を傾げる。私は顔が熱くなるのを感じた。 「うう…////」 「ほら、エリカ」 「あ…う…////」 隊長に急かされて私は西住みほに向き合う。 心臓が高鳴り、気恥ずかしさでいっぱいになる。 「あ、ありがとう……ぅ…み…みほ…////」 「うん!!エリカさん!!」 私は顔から火が出るんじゃないかと思った。 −−− 「(私の副隊長が可愛すぎて生きてるのが辛い/////)」ゾクゾク 「(はぁ…エリカさん可愛いぃい////)」ゾクゾク
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