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【須藤君追悼!】80年代ブントを語れ16【荒糾弾!】



1 名前:1 mailto:age [2006/03/02(木) 15:01:52 ]
80年代の戦旗・共産同の思い出を語るスレのパート16です。
70年代の活動家や現役さん、他党派の関係者さんも大歓迎です。

管制塔カンパ闘争も圧倒的勝利のもとに一段落した今ですが、皇居
への糞尿戦闘をなしとげた須藤君の死も明らかになりました。須藤
君を追悼し真相を究明しましょう。

また原点に帰っての思い出話や闊達な議論なども展開していきま
しょう!

前スレ 【原点】80年代ブントを語れ15【回帰】
money4.2ch.net/test/read.cgi/kyousan/1137399569/

601 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 17:42:46 ]
 別館は熱帯の未開の国のアヘン窟だ。
 全ては演出の問題なのだ。ここまでロケーションを考え抜いて、こんな
小屋を改造した全ての仕事は、タケナカの弛まぬ努力の賜物だ。籐の簾を
壁一面に張りめぐらせて拾ってきたどこかの店のディスプレイで飾り、
ブラックライトを取り付けた。ペットボトルを加工してティッシュボックス
やペンたてを作りテーブルの上に並べ、水パイプやパケの重さを量る器具
など、怪しいグッズの配置もレイアウトも音楽も全てタケナカの作品と
いえよう。レゲエ。ハウス。ボサノバ。七〇年代の古いポップス。だが、
ダ・パンプとドラゴンアッシュだけは我慢がならない。あれは偽物だ。
タケナカテツは偽物を許せないのである。そう思ったら、思わず、
タケナカテツはひとりごちていた。
 サチの言うとおりだ。俺たちこそ、偽物だ。この空間もこの空間に生息
している俺たちも、みんな、何もかも、確かに、異常だ。確かに。でも、
別に、いいじゃん?


602 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 17:43:00 ]
帝都・東京は、蒸気機関の飛躍的な進歩と、日本古来からの文化、そして押し寄せる西洋化の波とが入り交じった、
幻惑の都市として東洋一の繁栄を誇っていた

603 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 17:43:34 ]
帝国華撃団・花組は、天海率いる「黒之巣会」、鬼王率いる「黒鬼会」と数々の強敵を討ち倒し、
帝都に再び春が訪れたのだった

604 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 17:44:05 ]
だが、美しいこの街に忍び寄る不吉な黒い影……


605 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 17:44:07 ]

反戦ネットワーク所属、LPG様。

落書きをすることだけを目的としたスレの乱立及び以下のような行為はおやめ下さい。このAAを数分間隔で60回以上も書き込んだあげく、「粉々に粉砕してやった」などと「自慢する」LPG様。とても「正常な方」とは思えません。
これ→money4.2ch.net/test/read.cgi/kyousan/1129005369/l50
これ→money4.2ch.net/test/read.cgi/kyousan/1133452703/l50

あなた様の、「精神異常者だから何でも許される」という考え方は、精神異常者であるご自分に対する甘えであり、「精神異常者」の「悪用」であると私たちは考えます。話は違いますが、LPG様の「おいら、ワールドピースナウの
実行委員を卒業して、今は九条の会の事務局員やってんだ〜」という自慢話。やはり嘘だったそうですね。それと、「おいら、ブントにほめられちゃった〜」といってみんなに自慢している下のファイル、あなたのことなんて
一言も書いていませんよ。
          ↓
www.bund.org/editorial/20040505-2.htm

「LPG様の強制入院に反対し、温かく見守る市民の会」及び参加賛同人一同


606 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 17:44:42 ]
巴里任務を無事終え、再び帝都に戻ってきた大神。今また『帝国華撃団・花組』の隊長として。
そして、舞台はグランドフィナーレへ

607 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 17:45:12 ]
午前零時過ぎ、クライスラーのジープで男女四人が祭りから帰って来た。
 アケミは駅南で降りる、と言った。人も車もまばらな駅南ロータリーで
アケミのつきあっている本命男のカローラワゴンが待っていた。4ナンバー
のすすけた中古車だった。エアロもアルミもなく、どこかの店の名前が
スプレーで無造作に消してあった。
 アケミは束ねていた長い髪をほどいた。
 熱帯夜の微風に柔らかな髪をシャンプーのコマーシャルみたいになびかせて、
カローラに走って行った。きらきらしたオーラ。やることもなく改札前の
アスファルトに座っている若い男たちの視線を釘付けにした。男は車から
降りて来ない。シライと久慈に会うのがイヤなのだ。たとえ客だとわかって
いても男なら自分の女が自分以外の男と遊んでいて気分いい訳がない。顔も
知らないアケミの彼氏の心理状態が、シライと久慈にも手に取るように理解
できた。苛々しながら待っていたに違いない。


608 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 17:46:10 ]
自由と希望の新天地。人々は、野心と夢を胸に、新大陸を目指した。
そして、独立戦争、南北戦争を経て、アメリカは政治的にも経済的にも成熟を迎える

609 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 17:46:48 ]
 アケミは新車のボルボ・ステーションワゴンを納車して三日目に酔っぱらって
電柱にぶつけて廃車にして、また同じ赤のボルボを買ってもらっていた。それも
すでにかなりぶつけまくっている。ごめんねえ、とアケミが笑顔で言えば何でも
通ってしまう。アケミは何も学ばない。もちろん、誰にも感謝なんか、しない。
それがいい女の条件なのだ。そうアケミは平気でうそぶいていた。しかしアケミ
自身の生活がどんなにゴージャスでも、彼女のプライベートはすべて彼氏が基準
だ。彼氏の中古のカローラに乗って、吉野屋の牛丼を食べて、彼氏の六畳一間の
ボロアパートでセックスする。予定も趣味も全部彼氏に合わせる。
 そんなもんなんだな、と久慈が呟いた。
 アケミはカローラの運転席の中に顔だけつっこんで何か話している。その長い
髪と細い後ろ姿はぞくっとするほど綺麗であることは間違いないのに、妙に空々
しい。




610 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 17:46:59 ]
だが……その一方で、人型蒸気と呼ばれる、蒸気機関を動力源とする人型兵器も生み出される。
無人化された人型蒸気は、時に暴走し、脅威となることもあった

611 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 17:47:35 ]
一人の少女が荒野を駆けていた

612 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 17:48:01 ]
信者総動員。
ニートを洗脳し、反共工作員を作り上げた日向一派。
ソウカと何が違うのだ。

613 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 17:48:10 ]
「アケミはナンバーワンだろ? おそらく、まあ、一か月に百まではいかね
えって言ってたけど、稼いだ金を使ったことねえんだってな。サチといい
勝負だ」
「悪いけど、あたしはそんなに稼いでない」シライにサチが怒ったように
言い返す。「本当に、アケミちゃんって、そんなに稼いでるの?」
「ああ? 知らねえけどよお……」とシライは慌てて口を重くしようとした
が酒とドラックと祭り疲れのため彼の口は軽いまま重くなれなかった。
「だって、アケミの住んでいるマンションも服もアクセサリーも宝石も、
ブランドもののバックや時計や靴、自由に使えるカード、あれ、全部、
客からの貢ぎ物だ。もちろんボルボも。二台とも」
 そうシライがアケミのことなら何でも知っているような言い方で言った。
「ふうん。あたしにも誰か貢いでくれる人、いないかなあー」


614 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 17:49:25 ]
「いるくせに! 一ダースや二ダース」と久慈がサチをどさくさ紛れに、
つっつく。
「いないから!」
「アケミはよー、何を貢がれても、何の見返りもやらねえんだってよー。
客のヤツら、いい女に贅沢させるのが快感なんだから、金を使わせて、
見栄を張らせてやって、人助けだって、アケミはそう言ってらー」と
シライが言わなくてもいいことを言う。
「なんか、すっげえ、ムカつく女!」とサチ。
「だからおまえも同類だって」と久慈がまたサチをつっつく。
「男も女もみんな人間失格うー!」とサチが爆発的に高い声で笑い出した。


615 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 17:50:06 ]
1928年……自由と希望の新天地、紐育

616 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 17:50:12 ]
日向一派には、ソウカほどの確信も知性もない
思想の核がないから

617 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 17:50:45 ]
アメリカが独立を果たしてから、約150年。歴史が浅いゆえに、紐育の人々は、他国の歴史に憧れを抱き、
美術品や工芸品を貪欲なまでに取り込んでいこうとしたのである。紐育は歴史に棲みし魔までも同時に呼び込
んでしまっていたのだ

618 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 17:50:57 ]
 アケミもサチもしばしばハマッテいる客たちの真剣さを笑い話のネタに
していた。それは別館の中でだけのことだ。彼女たちのような職種の人たち
にとって致命的な過失のはずだが、別館の連中は控室の同僚以上に心を
許せる。別館の人間失格集団なんて、もとより男とも見られない。そのうえ
貧乏人ども。客にもできないだけのことであった。
 ずいぶん景気いい客もいるんだな、と久慈がうらやんで言うと、サチが
呆れたようにため息をついた。「久慈さんってさ、インテリだし、時々
すっごく難しいことも知ってるけどさー、やっぱ、バカだね」


619 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 17:51:19 ]
紐育華撃団・星組への着任の命を受けた少年がいた



620 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 17:51:59 ]
反共という思想に凝り固まっている日向一派。

621 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 17:52:39 ]
 アケミが駆けて戻ってきた。
「忘れ物?」と久慈から先に声をかけた。
「サッちゃん、サッちゃん」とアケミは久慈を完全に無視したまま息を
切らせて嬉しそうにサチの肩を叩いた。
「何だよ? 厭な予感」とサチが引いた。
「というわけでエー」
「何が『というわけ』だよ?」
「やあーン、聞いて聞いて、聞いてよサッちゃん。あたしさあー、彼氏と
明日、朝から海にボードやりに行くのね」
「だからアー?」とサチはアケミを遮る。
「だからあー」と嬉しそうにアケミは身体を震わせ、「明日の夜なんて、
疲れて仕事できないのオー。休んじゃうかもしんない。だからオーナーに
うまく言っといて、ね、サッちゃん、お願い!」
 そうアケミは一方的に勝手なことを言ったきりサチの返事も聞かず、
みんな、今日はありがとうねえー、と艶やかに手を振ってまた
カローラ・バンに、まるでスキップするみたいに、走って行き、
助手席に乗り込んでしまった。

622 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 17:54:30 ]
 オープンのクライスラー・ジープがスクランブル交差点で停まった時、
いきなりサチが絶叫した。
「マリファナやりたアーい! 人間としてエー、やってはいけないことー、
やりたあーい! キャーッ!」
 サチの声に酔っぱらいや通勤途中のホステスや歩行者たちが振り向いた。
なにしろオープンなのだ。左側の路地から覆面パトカーが出てきて、シライ
の運転する赤いジープに寄り添うように並んだ。その時、駅の方から来た車
がかなりのスピードで二台を追い越し、信号を無視し、鍛冶屋町方面に走り
去った。覆面パトカーの警官二人はシライの方を残念そうに見ると、その車
を追走して赤いランプとサイレンを点けた。
 シライも久慈もサチもかなり酔っていた。シライは免許の点数がない。
あと一回でも酒気帯びで捕まったら最後だ。シライは背中に冷たい汗を
かいた。
「サチ、静かにしろ!」
「マリファナあー」
 サチが唇を尖らせた。


623 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 17:57:45 ]
「ぼくは、でっかい男になるんだ!!」


624 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 17:57:48 ]
 別館についた。
 サチの固く閉ざしていた心が壊れていた。ゲラゲラ笑ってペチペチと
タケナカの頭を叩いてみたり、ひとりで大騒ぎだった。これにはシライ
も久慈もタケナカも閉口した。サチはシライに膝枕させ、ナイス・バディー
を無防備に横たえた。
「去年までさー、アタシと一緒に暮らしてた男なんてさー、アタシから
金を引っ張って遊び回って、それでもアタシ、毎日ちゃんとご飯も作って、
彼が帰って来るまで起きて待ってたし、それなのにアタシの部屋で、
アタシと二人で寝るベットで、他の女とヤってたんだ! それってダメ
だよね? もう別れようって言ったんだけど、愛してるとかって言われると
アタシもついつい許しちゃって、でもやっぱ許せないじゃん? 知らない
ところで他の女とヤルんだったらいいって訳じゃないけど、まだ許せるけど、
堂々と、あたしと寝るベットでヤルのって、ひどくない? でしょー? 
せめて隠してくれるのが浮気の礼儀ってもんじゃない? ねえ、これって、
ルール違反でしょ? ねえ、シライ、そうでしょ? 何とか言いなさいよー!
さてはキミも身に覚えがあるな?」
とサチも咳き込みながら言った。


625 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 17:58:48 ]
「やめなさい」
と間延びした言い方でシライが言う。
「サチ、てめえ、酒グセ悪い」
 サチはシライのひざ枕にショートカットの小さな頭をのせ、
キミたちって、このサチさんに手を出したりしないよね? 
と甘えて体を捩ってみせた。


626 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:00:46 ]
「それって、挑発してるわけ?」
とタケナカがクールに言った。
「まさかー」とサチは笑い飛ばした。「キミたち、こんなサチをヤッテ
しまうのはケダモノだって考えてるでしょ? ムカつくのよねえ! 
だって、みーんな、スケベで頭悪くて、ジャンキーで、そのくせに
このサチさんに同情するなんて百万年早い! どいつもこいつも
彼女の一人もいないくせに浅ましいのは嫌いでプライド高くて金も運も
女も武士は食わねど高楊枝で古風でインチキで足臭くて別館もウンコ
臭くて、なんだよー、やるかー? サチさんが教えてやろう。キミたちは、
すでに壊れてる。これ、北斗の拳。知らなかった? もう、やーだ! 
おかしな連中! 笑わせないでー」
「誰か、この女に、キメさせたか?」とシライがため息をつく。
「サッちゃん、食っちゃうぞおー」久慈がガオーっとおどけてみせた。
「バーカ、出来っこないくせにー」とサチが目を閉じたまま少しだけ
笑った。「だって本当は自分が傷つくのが厭な人たちばっかでしょう? 
男の自信、どっかに忘れて来たんだか、なくしちゃったんだか、弱虫ばっかり、
こんな所で身を寄せ合って……」


627 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 18:01:00 ]
いいかげんにしろ、ワラビーの信者。





628 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:01:49 ]
 それまで気分よくエスをキメていたタケナカとシライと久慈が、
サチを睨んだ。いきなり誰もが真顔になっていた。サチは怯えも慌てもせず
平和な顔でまどろんでいた。
「でもね、あんたたちスーパー・スペシャル・バカだけど、悪くないよ。
本当。臭くて狭くて汚いけど別館って居心地、いい。サチさん推薦、
お気に入りスポット、ただしナカオカタクミを除いて、だけどね」
「よおー! サチ! ハッパやりてえンじゃなかったのか?」


629 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 18:02:07 ]
朝から晩までパソコンの前に張り付くニート信者。



630 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:04:06 ]
 呆れて問うシライの膝に可愛い重さを伝えながら子供のような顔のまま、
やがて、サチは眠ってしまった。やれやれ、というふうにシライは肩を
すくめてみせた。ぼくたち帰ろうか? と久慈とタケナカが気をきかせて
そう言った。黙ってシライはかぶりを振った。その時、別館のドアが
いきなり開いた。
 とっくに寝たはずのナカオカタクミが入ってきたのだ。
 ナカオカタクミは自らの野生のカンと必然としての偶然に感謝した。
彼はシライのひざ枕で寝ているサチを見つけた。仲間はずれにされるところ
だった。
 ゴチソウだ。
「すげえ! ボルサのサチじゃん? うまそう! いいねえ。間に合って
よかったあ。もちろん食うんでしょ? みんなで回すんでしょ? 回しって
いいよねー。3Pどころじゃないじゃない? 5Pだ! 5P! すげえ! 
ビデオ撮って自由市場で革命的に売ろうよ! ついでにサチも売ろう! 
どうせオモチャなんだからさ」

631 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 18:04:41 ]
反共一派、日向。

632 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:05:13 ]
 ナカオカタクミの騒ぎにサチが不機嫌に目を覚まし、
うるせえ、気違い! 
と怒鳴りつけた。結局、誰もそんな気がないとわかるやいなや
ナカオカタクミは本館二階の自分の部屋に帰って、また寝てしまった。

633 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 18:06:49 ]
612
たとえばハットリね。ましでハットリは迷惑だから、
ブントで総括しろ。

634 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:06:51 ]
 タケナカは八百屋の隣のドラッグストアーのトイレに入って、エスを
キメた。その時、彼の携帯電話が鳴った。
「もっしもおーし!」
 ナカオカタクミだ。
「おっ? お目覚めかい? どうしたの?」
「ねえ、テッちゃん。ぼくも配達するからさ、迎えに来てよ」
 ナカオカタクミはきっと、生きることが億劫なほどヒマなのだ。妙な焦燥
と自己嫌悪。そんなタクミの気持ちがタケナカには分かった。仕事がないとき
の彼自身、そういう気持ちをもてあましたものだった。こうしてバイトとは
いえ仕事があり、毎月借金の利子ぐらい返せている今の自分を立派なものだ
と思える。
 どうせ迎えに行けばタクミのことだから自分勝手に騒いでいるだろう。
仕事を手伝う能力などない。だがそれはそれでかまわない。
タクミは三十代の孤児なのだ。

635 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 18:07:44 ]
一つ荒らせば、天国に近づけるぞ。
共産主義の地獄の亡者どもに足をすくわれるな。
BY日向


636 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 18:07:56 ]
ブントの離脱者ってどうして反共ってのが多いんだ。
ハットリもその一人。かなり、労組なんかは迷惑してんだよ。
ハットリに警告しとけ。

637 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:08:09 ]
久慈夏雄は大げさに心の病気を論じるけれど、そんなものはないというのが
タケナカの持論だ。自分たち正常な人間とタクミの間に何の差があるのか?
 気がふれていて仕事も家族もないタクミにとって、自分たち別館だけが
ファミリーだ。自分たちが別館に集まって楽しくやっていればタクミは孤独
じゃない。孤独じゃなければOKなはずだ。
「いいよ、迎えに行くよ。待ってろ」


638 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:09:18 ]
「一時間までしか待てないからな」
 タクミはえらそうに言った。
「そんなに遅れねえから」
「待っててやる。早く来いよ」
「なんだと、この野郎」
 タケナカは笑いながら言った。


639 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 18:09:47 ]
荒は右翼と相槌をうつ。とっとと解散しちまえ。
ブントは清算しろ。



640 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:10:32 ]
 町の目抜き通り。風に微かに飽きの匂いが混じりはじめていた。
タケナカは貴子を思い浮かべた。弱気な考えに呑まれたら現実も
そうなるのだから何事も明るく考えようと思う。貴子は秋までに
店を辞める。タケナカとちゃんとつきあう。約束している。信じる
という行為にはエネルギーが必要だ。だからネタが必要なのだ。
「いらぬ心配さあ〜」
 ナカオカタクミが助手席で窓を全開にして、気持ちよさそうに
歌っていた。ぶよぶよと血管が膨れ上がりそうなせつなさ。得意先
の料亭をあと四つ配達すれば仕事も終わり。汗が冷たい。べたべた
してヘンな虫がたくさん肌を這っている感覚にも慣れた。
 午後六時、タクミとタケナカがマックのバリューセットを頬張って
いるとシライが別館にやってきた。口の中にいっぱいものをつめたまま
タクミが「おかえり」と大声をだすと食い滓が座卓の上に飛び散った。
 食いながら喋るな、とシライがタクミを叱りつけた。


641 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:12:16 ]
 彼の話によると、久慈夏雄は一人でトラップビル地下のピンサロに入った
そうだ。そこに彼がいれあげているおねえちゃんがいる。ユミという。
もちろん本名じゃない。
 ピンサロはどこも管理が厳しいし、やめといた方が利口だとタケナカは
彼に忠告した。だが利口じゃない久慈だから、いいのだ。タケナカは自分の
鍛冶屋町での交遊関係をフルに駆使して久慈にその店の内情を教えた。
経営者がどこの暴力団関係者で、女の子の管理のやり方、給料のシステムや
寮の場所、そして例のユミの素性について、分かる限りのことを調べてやった。
鍛冶屋町のことでタケナカにわからないことは、ない。
 久慈はユミと店外で会ったことはない。ユミも店を辞めたら久慈と
つきあいたいと言っているようだ。実際にあの店の女の子がプライベートで
客と会うのは危険なことだった。タケナカの知るだけで五人ほど見つかって
男女両方ともボコられたうえ大金を取られている。ちゃんと辞めて普通に
暮らしている女の子もたくさんいたが、ヤクザはしつこいのが仕事だから
仕方ない。要は気持ちとタイミングだ。タケナカは楽観していた。そして
同じくらい久慈や自分をバカだとも思っていた。
「でもバカじゃなきゃやってらんねえよな!」


642 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:13:55 ]
 タケナカは奮起する。
「俺は革命家で、アーティストだからな。バカじゃないからわかんない」
とナカオカタクミは言いながら、青いプラスチックのコップにインスタント
コーヒーをいれた。さっぱりとしたものだ。やはり本物のバカにはかなわない。
「でもよ、お店のおねえちゃんはやっぱ、客の男をその気にさせてナンボ
って商売なワケだから。そりゃあ、飲み屋もヌキも変わんねえやん。だから
俺は、そういう商売がらみのおねえちゃん相手ン時だったらよ、女の方から
ハッキリ態度と行動で示してこない限り絶対、本気になんねえ。おねえちゃん
から股をオッぴろげて、ここにブチ込んで下さいって言って来りゃ本物の
可能性もあるけど、そうじゃなきゃ、ただの客にされて、金だけ取られる
のがオチ。そんなん、みっともねえやん」
 シライがソファーでたばこをふかし、気取ってそう言った。
「そんな女、いるかよ!」とタケナカがムカついて吐き捨てるように言った。
「さすがアニキはわかったようなこと言うねー?


643 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 18:14:59 ]
右向け右!


644 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:15:09 ]
 タクミがビールを飲みながら言った。
「アニキはこないだも高校生やっちゃったんだから。アニキは女に不自由
しないから」
「ばかなこと言ってんじゃねえよ!」
 タクミに暴露され慌てたシライは赤面し、無意味にヘラヘラ笑ってごまかした。
「女子高生だよ! 未成年のお口でコンドームつけてもらったんだよ! 
どう、すごいだろ?」とタクミはまるで自分のことのように自慢した。
「へえ〜、そうなの〜?」とタケナカは意地悪く笑って、楽しそうに
言った。「タクミ、もっと聞かせてみろよ」
「やめろよ!」とシライが厭な顔をして、怒鳴った。


645 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:16:19 ]
 シライにしてみれば女に不自由しないというのは今のような境遇を言うの
ではない。今の彼は、いつも、不自由していた。誰とセックスしても、いくら
飲んでも、ぜんぜん満足できない。女にもてるのなんて、あたりまえだ。
つきあいたい女がいない。つきあいたいような女だとヤッたりできない。
一晩ひざ枕してじっとしてたりする。昔のオレはこんなんじゃなかったと
シライは心のなかで自嘲していた。考えようによっては、女にハマっている
久慈やタケナカをうらやましくも思えた。
「もうそろそろ久慈さん、終わったかな?」
 タケナカが時計を見上げてそう言った。
「いいよなあ、あいつだけヌイて、サッパリしてんのかよ」とシライが
言った。


646 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 18:17:46 ]
「愛と配慮」の下で、義理と人情にしばられる信者達。

647 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:17:48 ]
「いやいや、ヌキはないみたいだよ。ずっとそのユミちゃんとおしゃべり
して、終わりなんだよ。マジになっちゃうと、やってもらう訳にいかない
でしょ?」とタケナカが反論した。
「ふうん。そんなもんか」とシライは訝しげに言った。「オレにゃわかん
ねえ……」
 タクミがリモコンで歌番組に回した。蚊が多かった。うっとうしそうに
シライが蚊を両手でたたいてつぶした。
 それでも久慈さん、新しい女にハマってるって、いいことだよ、いつまでも
高岡真琴のことを考えてるよりマシだ、とタケナカがひとりごちるように
そう言った。
 ナカオカタクミは二人の話なんて聞いていなかった。
 いつまでこうしてデレデレしている気なのか、苛々していた。早く鍛冶屋町
に「出動」したかった。おれたちはウルトラ警備隊だ、平和を守る任務がある、
鍛冶屋町に行かなきゃ


648 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:27:22 ]
 だがナカオカタクミがそう言えば、決まってタケナカもシライも不機嫌
になる。二人とも本当はナカオカタクミと同じ気持ちなのになぜか怒る。
金なんか気にする必要はないのに。どうせ使っちゃうんだから!
 そう言うともっと怒る。シライは返済を気にして、人生が終わっちゃう
だろよ、とナカオカタクミのせいみたいな言い方で言う。ナカオカタクミは
そんな時、はっきりシライセイジに言ってやる。
 終わっちゃえ!
 ナカオカタクミは鍛冶屋町に行き、存分に酒を飲み、存分に女の子の身体
をさわる。それ以外に考えることなんて何もないはずだ。真理は時に人を
怒らせる。黙っていた方が得をする。分かっているはずのナカオカタクミ
であったが、しばしば忘れてしまうのであった。ナカオカタクミは用心しながら、
タケナカとシライに言う。
「ねえ、おなかすいたよー!」
「今、マック食ったばっかしだろ!」
とシライが間髪入れずに怒鳴り返した。
「きみはまるでボケ老人だねえ」
 タケナカが冷やかな笑いを浮かべて、そう言った。



649 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:30:18 ]
 久慈夏雄は組織を辞めた。
 夏祭りの後、やっと迷いが消えたのだった。はっきりさせるべきだと
思った。あのフラッシュバックにとらえられた。あの夏草の匂い。夕日
の中のインターナショナルと成田空港の幻影。自己憐憫と追憶。リセット
不可能な価値観。無慈悲に殺されたMRTAの少女コマンドの亡骸ととも
に、冷たいアンデスの山奥に葬られた滅び去った価値。それはソ連や中国
などの問題ではない。そもそもフジモリによるMRTA虐殺をテレビで
見ていた久慈に、ナカオカタクミはこう言ったのだ。
「ねえ、鍛冶屋町に行こうよ! ニュースなんて見てないでさあー」
 なんだあ〜? MRTAはおまえの仲間だろ? おまえがMRTAじゃ
なかったのか? 妄想の中では。そう思って久慈は口を開けてナカオカ
タクミの顔を見た。
「タクミ。見ろ。これって、どう見たって誰がテロリストかハッキリ
してるよなあ? MRTAは誰も殺してないんだ! フジモリは何人、
殺してんだ? むごいよ!」
 久慈夏雄がそう訴えるのを不思議そうにナカオカタクミは見つめ
返したあげく、事態がよく理解できない時に人がしばしばやる沈黙を経て、
こう言った。
「ヌキがいいなー、ピンサロでもいいからさー」




650 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:31:45 ]
 なんと! 驚くべきことに、フジモリへの怒りもMRTAへの悲しみも、
ナカオカタクミには全くなかったのである。ほんの近い過去の記憶すら
なくしたナカオカタクミを見返して久慈夏雄もいつのまにか笑っていた。
何が革命家だよ? まったく間抜けな格好じゃないか。ピンサロでパンツ
をおろし性器を見知らぬ女にしゃぶらせながらその夜、久慈夏雄はそう
考えた。MRTAもとんだ犬死にじゃないか。ナカオカタクミも俺も、
全然、差は、ない。日本の全ての新左翼だって……。久慈夏雄のペニスは
ついに勃起せず追加料金で時間延長。しまいには女の子が顎が痛いと泣き
そうな声で訴えたものだから、久慈夏雄は諦めてズボンをあげた。
 彼はずっと組織に顔を出していなかった。
 活動家だなんてとっくに言えない自分の現実だけが残っていた。
誰のせいでもなかった。
 あとは決断だけが必要だった。


651 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:33:23 ]
 借金が急激に膨れ上がっていた。党の機関紙の定期購読代金すら滞納し、
毎月の上納も出来なくなっていた。何を読んでも何を見ても、何を聞いても、
何も思わないし何も感じなくなっていた。何もかも他人事だ。組織も運動も
仲間たちひとりひとり、みんながどんどん変わっていくけど、関係ない。
まして禁欲的な共同生活に戻る意志力なんてもとより、ない。傷つき死を
選ぶほど葛藤したかつての仲間たちの顔が脳裏から離れない。そんなこと
より組織と活動を辞めていく自分の罪深さ。違う。わかってる。よくわか
ってる、と久慈はひとりごちた。理屈と感情の狭間で彼は幾千もの理由を
あげることができたが、虚しかった。騒々しい熱帯夜。

652 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:35:57 ]
 駅南のファミレスでコーヒーを飲んだ。
アジトに残っていたわずかな私物が駐車場のシビックのトランクに詰まって
いた。ファミレスはとても清潔でエアコンがよく効いていて、週末の夜に
浮かれた若い男女で明るい店内も賑わっていて、ドリンクバー、サラダバー、
浪費と生産の果てしないリンクにバランスを失いつつある人類の姿を凝縮
していて、資本主義的だった。そんな思いすら空虚なロジックだ。独善的な
抽象だ。新宿の模索舎に行けば無数に存在する解釈と戦略が、幾千もの唯一
の真理が陳列されて、今でも模索舎があれば……。それらはこれからも相互
に不毛な異端狩りをやりあう。対象となる世界はたったひとつなのに。
どうして今まで気づかなかったのか。単一のバイブルは完全に死んだのだ。
それなのにどうして無数の真理の中からどれかひとつを無理に選ばなくては
ならないのか。それを選ぶのがどうして自分でなくてはならないのか。理想
は誰のことも幸せになんてしなかったのに。結果は出たのに。そんな同じ
痛みを抱えた人々がむしょうに愛しく感じられた。

653 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:37:54 ]
家族も社会生活も恋愛も蓄財も消費も趣味も全て犠牲にし組織だけに執着
し続ける今日までの同志たち。組織を辞めたら今までの感情的な軋轢など
なかったかのように、せつないほど、愛しかった。彼らの情念と忍耐、
凄まじい根性。苛酷な弾圧にも屈せず武装闘争をやってきた人たちだけの
プライド。みんな自分と同じ人間だった。惨めさに胸が張り裂けそうだった。
仲間を裏切ったのだ。どこに所属しても何をしてもいつも自分で自分を他と
比べ、見捨て、そんな自分を哀れむ自分だけが蓄積されて今の自分が在る。
自分がいちばん大嫌いだ。正義と真実を説いたのは自分だ、いろいろな人
たちにいろいろな言葉を語ってきた。みんな彼のセクトが機関紙で発表する
政治主張の受け売りだった。そんなアジテーションさえ彼の言葉たちに違い
ない。かくも軽い正義や真実で他人の人生やこの世界を変えようなんて、
おこがましいにもほどがある。久慈夏雄は行き場を失い彷徨い浮遊する言霊
たちの声に、目を閉じて、耳を澄ませた。

654 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:40:19 ]
考え過ぎじゃない?
 久慈夏雄はその声に弾かれて目を開き、声の主を探した。会いたかった
人の、懐かしいあの声……。そこには空調のよく効いたファミレスの
チープな天井のクロスだけがあった。
 だって何もかも久慈が抱え込む必要なんて全然ないんだし、あたし
だったら、そんなふうに思われる方が迷惑だよ……。
 また聞こえた。確かに聞こえた。
 久慈夏雄はあたりを見回した。
 高岡真琴を探した。



655 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:41:49 ]
 ナカオカタクミは高岡真琴の話題が嫌いだ。

 高岡真琴が嫌いなのではない。彼女はいい女だ。ファッションのセンスも
よかったし、ルックスもスタイルもよかった。酒も歌もいける方だったし、
エッチで、そのうえ革命家だった。
 いい女が死ぬのに早過ぎるということはない。
 高岡真琴がババアやどこにでもいる親バカなママさんになるなんて想像
できねえ、とナカオカタクミはそう思う。でもセクシーな人妻なんて似合う
かもしれないけど……、そういえば人妻には違いないのか。何だかよく
わからないが、とにかく俺も三十になるまでに死ななきゃ、と思っていた
けど三十を過ぎたナカオカタクミであった。こうなったからには鍛冶屋町
に早く行きたい。それなのに別館の弱虫どもときたら、ムサいツラを寄せ
合ってメソメソと、高岡真琴の話なんかをしたりするもので。というか、
したがるもので。


656 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:52:52 ]
 誰でも知っていることだ。
 彼女のダンナはもちろん、何人かの愛人、客、そしてあの新左翼セクトの
若手幹部たち……。両手以上の男が彼女のパンティーの中のあの感触と
酒臭い甘やかな彼女の吐息を記憶している。久慈夏雄だけ、知らない。
あんなに高岡真琴とベタベタしてたくせに何もできないなんて、ダメ男だ。
高岡真琴が死んでから彼女をオカズにオナニーしてるなんてダセエんだ! 
高岡真琴の趣味から言って嫌がるに決まってる! 勝手にひとりで浸ってろ!
 まあ、関係ねえ。
 オレはただ、せっかくの別館が墓参りみたいなじめじめした空気になるのが
厭なだけなんだ。人間が死ねば冷たくなって、硬い屍肉と煙になっちまうんだ。
誰でも一緒。人間なんて小さな壺に納まるんだ。俺の両親もそうだった。
ましてや女なんて

657 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:54:27 ]
 ナカオカタクミはいちばんテレビのよく見える場所に陣取って、座椅子に
寝そべりながらビールを飲んで、歌番組を見ていた。
 どこの店のだれそれという女の子がなんて言ったとか、どのねえちゃんの
しゃぶりかたが好みだとか、どこそこのだれそれのルートでエスを買うと
安いんだとか、あるいはどんな女とむかしヤッたとか、なんとかっていう
ブランドがおねえちゃんたちに人気があるがどこそこのだれそれはその
ブランドが嫌いだとか、毎日毎日こいつらは飽きもせず、よくそんなに喋る
ことがあるもんだ、とナカオカタクミは呆れつつ完全に無視していた。彼は
リモコンでチャンネルを何度も変えた。


658 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:55:50 ]
ふと久慈がシライのビールの缶を持ち上げて振った。
 まだあるよ、とシライが言う。久慈が苦笑いして、ついやっちゃうんだよ
な、缶を振るその癖、よく高岡のねえちゃんにも怒られたんだけど……。
なおンねえんだよ……。
あるよね、キミ、頑固だから、そうタケナカが得意げに言う。
「それもよく高岡に言われたな」
 またか!
 汚物で身体の内側が詰まるような感じ。軽い痛み。ミジンコくらいの大きさ
の虫が毒汁を吐きながら耳の内側を散歩しはじめる。ナカオカタクミは衝動的
に暴れ出したくなる。でもやらない。ナカオカタクミはわかっている。暴力
沙汰で久慈やシライに勝てるわけがない。


659 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:57:02 ]
あの時の苦痛と同じ類の苦痛だ。

 七夕の日の夕方。
 タケナカの勤める八百屋の裏の駐車場でシライや久慈と遊んでいた。サチ
からシライの携帯に電話があった。
 いつもシライの電話は長い。しかもひとりだけ離れた場所に移動しながら
こそこそと話す。たいした話じゃなくても、彼に電話してくる女たちはみんな
シライとだけさまざまな秘密を共有したがっているかのように思わせる演出
なのである。本当に秘密を共有する女をそうやってカモフラージュするのだ。
たいてい、たいしたことを喋っているわけではない。
「サチが、竹、ほしいんだってよ」
 戻ってきてシライがそう言う。




660 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 18:57:14 ]
ニャンケへ
分かった。このスレは流せ
だが、別のスレでの荒批判は妨害するなよ
荒の自分勝手によって、どれだけの労働者のカンパが無駄遣いされ
どれほど多くの活動家がパージされてきたのか考えてみよ
すべての同志諸君!
このスレはニャンケが流すに任せて
別のスレで本格的な荒批判と暴露に出撃しよう
もはや、ためらう理由は何もない

661 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 18:58:19 ]
 タケナカも仕事を片づけ終えていた。湖に面した崖まで竹を切り出しに
行った。蚊の多い鬱蒼とした竹藪だった。その現場にサチもやって来た。
ライトバンに乗っていた。店に七夕の装飾をするのに形や長さなど、いろ
いろと注文をつけた。
 よく旗ザオを作るのに竹切りをやったから任せてちょうだい、この節目
のところでうまく切るのがコツなんだ、じゃねえと機動隊の縦を一回突いた
だけで竹がばらばらに裂けちゃうんだから、とか久慈がぶつぶつ言いながら
枝を払ったりノコギリで切ったりした。彼はせかせかとよく働く。
 キミ、シャブの食いすぎ、とタケナカが苦笑いした。
 おおー、やだやだ。サチが肩をすくめた。


662 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 19:02:08 ]
660さん、ありがとう。感謝。
では小説のつづきをお楽しみください。


663 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 19:05:46 ]
 サチが切り出した竹をワゴン車に積んで店に行ってしまうと、手伝った
んだからお礼にサービスあるだろう、とかって話になって、当然だろ、
タダにしろ、やらせろ、そんなふうにいろいろと喋っているうちにどうして
そんな話になったのかナカオカタクミは会話の文脈をすっかり忘れたが、
サチの彼氏だったって噂なんだよ、とタケナカが言ったのだった。
「去年の暮れ頃、ブルーローズビルの非常階段のとこで男が死んでたろ? 
覚えてるだろ? スピードやりすぎだってさ、そんでもっとビックリなのは
さ、そいつ、サチと暮らしてた男だって。ビーナスのコトミが言ってたんだ
けど、コトミとサチってピーチパイ時代にいっしょだったから、けっこう
確かな話かな、と……」
 そうタケナカが言うと、マジ? と久慈が驚き、俺は知ってた、とシライ
が遠くを見るような目をして言った。しかもシライは、だからサチは別館で
ネタを見た時、厭な顔をしてたんだ、とか言い出した。
 いい加減にしろ! そんなこと、どうでもいいだろ! テメエらには関係
ねえだろー!
 そうナカオカタクミは心の中で叫びながら、脳の痛みに耐えていたのだ。
 高岡真琴の話をするというのは、そんな種類の痛さなのであった。


664 名前:sage mailto:sage [2006/03/09(木) 19:08:24 ]
 久慈夏雄は、蚊とり線香にジッポーで火を点けていた。何の罪悪感もない
彼の善良で感傷的な顔。
「どうして高岡さん、自殺なんて、したんだ?」
とタケナカがエスの入った電球の表面に付着した黒い煤をティッシュで拭き
取りながら、久慈に訊ねた。「実はずっと聞きたかったんだよねえ」
「俺もだ」とシライがテレビを見たままだるそうに言った。
「俺に聞かれてもな……」と久慈は言った。「死にたかったから死んだんだろ?」


665 名前:660 [2006/03/09(木) 19:09:16 ]
ご苦労様です。須藤には追及されるような責任はない
本当に責任のあるものへの追求に集中しよう


666 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 19:09:32 ]
新スレが出来ました。須藤同志の自殺の真相を究明し、荒体制を打倒せよ!

667 名前:ニャンケ [2006/03/09(木) 19:41:38 ]
アンチ荒は、須藤の後を追って自殺しとけ!

668 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 19:49:04 ]
すごい荒しの数々だね
常任活動家総動員でやっているのか?
それより上のほうで岩崎って人が確信的なことを書きそうになって
それ以降荒しがひどいんだけど、いったい何を言おうとしたの?

武田さんの話がでてきたりとか 非公然はいうなとか 名前がどうとか
すごく気になる 

ブントのバカは荒らすな!

669 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 19:58:15 ]
>>668洪庵乙!
ゲリラに纏わる話を探ろうと必死だな!w
w(`∀´)w



670 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 20:05:18 ]
公安じゃないよ
上のカキコみてセンキの荒しが必死になったのが
それらカキコがされて以降だから、そう思っただけ。

それよりアンタこそセンキとちゃうのか?
なにかよほどセンキにとって都合の悪い話題が出そうになったみたいで
すごい必死じゃないかよ?べつにゲリラの話題なんて知りたくない。

前も何度かあったからね。都合の悪い話になると荒しがひどくなることがね。
孫子の5千万のマイホームが暴露されたときとか

671 名前:革命的名無しさん mailto:sage [2006/03/09(木) 20:06:23 ]
一、屋根の上の狐・

      ★・
春の牧場にツクシン坊・
牛がノソノソお昼寝さ・
おてんとさまはハイ・ヌーン・
ヌメランヌメランお月さま・


      ★・
体制か反体制かハッキリしろ!・
世の中「あれもこれも」じゃだめなんだ・
   「あれかこれか」ハッキリしろ!・
             藤田小四郎・



672 名前:革命的名無しさん mailto:sage [2006/03/09(木) 20:07:52 ]
風呂がこわれた・
水風呂は寒いから・
CDプレイヤーがこわれた・
ブレーカーさげた・
あんたは何をスル気なの?・
一九九九・
   おけいに・


      ★・
売れればなんでもいいのかよ!・
いらないものが多すぎる!・
いらないやつが多すぎる!・



673 名前:革命的名無しさん mailto:sage [2006/03/09(木) 20:08:36 ]
   ミシュラン・

哀れな僕の脳内革命・
窓の外の流れる雲にはかないません・
両膝ついてお願いします・
十字路に跪いてお願いします・
右か左か教えてください・
上か下か前か後ろか・
だってこんな天晴れな空・
革命するのは僕の方?・



674 名前:革命的名無しさん mailto:sage [2006/03/09(木) 20:09:33 ]
楽じゃないよ・
これだからあなたにはかなわない・
ママのオッパイのプリン?・
打倒! 新・女の園・
それでもあなたを信じたい・
だがそっと……・
その方が悩むにしても楽だもの・
移り気で正体もないないあなた……・
それで何を手に入れた?・
それで何を失った?・
何も喋るな・
何も思うな・


675 名前:革命的名無しさん mailto:sage [2006/03/09(木) 20:10:29 ]
詩を純粋に創るため・
占い師のように風をあやつり・
天狗の塔で夢見てる・
風が運ぶ災難ベル・
頬杖ついて屋根の上・
工場女をながめてる・
煙突から狼煙があがった・
永遠の愛?・
なんだっけ?・

夜空には星 部屋の明かり・
ストーブつけて今日も終わり・
青い月はジンライム?・
また冬が過ぎ去って・
何度目の春がやってくるのか?・
ドアに鍵しめ幕がおりる・
暗闇にニンフの館?・
革命騒ぎはタクサンだ……・


676 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 20:11:06 ]
またはじまったよ
おーい 折れが公安とかいった件はどうなったーーー?(藁
都合がわるくて退散か?おめでたいな

677 名前:革命的名無しさん mailto:sage [2006/03/09(木) 20:11:14 ]
人に秘密のボロ屋敷・
水戸のはずれの田舎町・
オテントさんと屋根の上・
畑の中から火矢を撃て!・

ちょっと変わった一人芝居・
なにもかもイヤになった・
舗装道路がアチコチと・
花の節句を待ってろよ・

太陽は詩人だ・
貧しくもないが豊かでもない・
どんな所でも入って行く・
誰にもジャマなんてさせねえ・


678 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 20:12:01 ]
頭きた
こうなったらオマエラがもみ消そうとしているカキコを
他のブントスレに転載しまくってやるからな

679 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 20:13:44 ]
全ての共産スレッドに書いてください!



680 名前:革命的名無しさん mailto:sage [2006/03/09(木) 20:20:07 ]
 小林義也氏が「スパイ菅沢の『ナリタ無血開城』路線の担い手」だとか、
「話し合いに肩入れして、実はスパイ菅沢のお先棒をかついでいたのである」
などと書かれている。・
 またブントのHPでも、「小林が主張していたことは、相川勝重や石下博道などの、い
わゆる青行路線をブントも支持すべきだということだった」(今井)とか、
「彼は現闘団の時に、権力のスパイとして三里塚闘争を幕引きさせるために
暗躍していた菅沢昌平(当時反対同盟事務局長)の担当者であり、闘争を
売り渡そうとする菅沢のスパイ行為を暴き闘争を守ろうとした他のメンバー
に対して、逆に菅沢に同調し、論破されたあげく現闘団から姿を消したと
いう経歴をもつと聞く」等とある。

 たしかに、小林義也氏の現在の所業があまりにも低劣で悪意にみちた
ブントへの敵対行為であることは明白だ。『SENKI』紙上に出ることに
より、はじめてこのかんのネット上におけるバトルを見た。正直のところ、
うんざりした気持ちです。
 小林義也氏が自らの性生活をネットで公開しているようなことについて。
 見ている方こそ恥ずかしくなります。でも、そのへんのことについては、
私は小林氏をえらそうに批判できません。勝手にやってくれというだけ。
 私も小林氏と同じ穴のムジナだからです。
 「日常は汚辱にまみれている」存在に違いありません。『巣立てぬ子鳥』
みたいなレベルのままエロおやじになりつつあります。・
 われわれはかつて「まがりなりにも活動家であったならば人間の解放とか
女性の解放とか語ってきた」のは事実。「三里塚という権力との攻防の
最前線で団結小屋に寝泊まりし共同生活を送って」いたからこそ私も小林氏
も緊張感にあふれながら楽しく充実した日々を送る中で「自らを律し高め
あってきた」過去を、共有する。


681 名前:革命的名無しさん mailto:sage [2006/03/09(木) 20:27:20 ]
 現在から「投射」して過去における小林義也氏の現実までをも批判すると、
おかしなことになると思えます。 まず、事実関係。
 小林義也氏が、当時、スパイ菅沢や、路線としての『話し合い』路線など
を擁護していたという事実は、ない。彼が擁護しようとしたのは、おそらく
青行の諸個人。熱田派青年行動隊は八七年の頃、左傾化したのある。
それは路線的な左傾化ではなく、戦術的な(左傾化という言葉がそもそも
今は死語ですから注釈を入れますと、青行は当時の戦旗・共産同の主張に
限りなく近くなったということ)。
つまり青行はある一時期、武装闘争を支持し、自らもその一端を担い、
われわれと共同して敵と闘った。その過程で相川勝重氏など離婚と
家庭崩壊を余儀なくされても闘いを選び、われわれもそんな青行との
信義に応え石毛博道氏の町議会議員選挙をたたかった。
熱田派青行と連帯するということ、それが八七年〜八八年における戦
旗・共産同の現地スタッフとしてはセルフインタレスト=ゆずれない
利害だった。
青行と一体化した戦旗は、完全に熱田派支援勢力の主流派のポジションを
ゲットした。犬猿の仲であったわれわれと青行との短い蜜月。
日頃から生活防衛主義的主張を市民運動に媚びて言っていた青行の人たちは、
天神橋砦の攻防戦など戦旗の闘いに胸が動いて、戦旗に急接近することに
なった。
 

682 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 20:28:06 ]
>>670荒が下部活動家から搾取して建てた邸宅は7千万だ。そんな安いモンじゃない。
それに洪庵でないのなら、非公然活動に関する問題は具体的な名前や場所等を晒すなと岩崎巌へ忠告したのだ。
それは元活や現役問わずに余計な弾圧を呼び起こす可能性があるからね。
元活なら、そのくらい解るだろ?

683 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 20:30:38 ]
僕は西テキサス出身の仲間が好きだ。僕が若いときも好きだったし、中年になったときも好きだったし、
大統領になる前も好きだったし、大統領になってからも好きだし、大統領のあとも好きだ

684 名前:革命的名無しさん mailto:sage [2006/03/09(木) 20:30:45 ]
その4.17戦闘を担った一人が、小林義也氏だった。
小林義也氏が、スパイ菅沢の謀略を調査する経緯を知らなかったというのはその
意味においても嘘。なぜなら、青行の理解と協力なしにはありえなかった闘い
だったから。・
 4.17戦闘は、小林氏が暴力を批判することの嘘も暴露しています。
小林義也氏は、当時、暴力も手段として用いながらもっともよくたたかった『同志』
だった。

 ゆえに八九年の相川勝重氏の町長選出馬=青行の変質をどうとらえるかという
問題は、葛藤を強いました。そこに至るまでにも現地スタッフのあいだで、論争
になった。中核派たち北原派反対同盟の宣伝カーが熱田派青行の腐敗を喧伝して
いた。私たちは彼らに反感を覚えながらも、考えた。ここで怒りにまかせて中核派
とバトルしたりすることは、軍事力学的に無理だということより、むしろ起きて
いる事態の本質を見誤ることになるのではないか…、
だがあんなひどいことを言わせておいて熱田派青行の人たちに申し訳ないという
思い……。私自身も大いに揺れました。・
 原則的に路線に還元して考えるべきという主張と、現象的なパートナーシップ
を重視すべきという意見、そのふたつはきれいに別れて論戦しあったのではなく、
誰もがどちらの意見をも持ちつつ、苦しみ、迷い、悩んだ問題だった。・
 小林氏も迷ったようです。それは『旧あかいしワールド過去ログ2006年六〜九月』
というHPの書き込みを読めば分かります。・


685 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 20:31:03 ]
問題は粗が「自らを律し高めあってきた」過去を食い物にしていることだ
労働者のカンパを横領してポルシェを買い、自宅を建て
ついには別荘まで手に入れてしまった
それを糾弾し、訴訟を起こすと訴えた岩崎には
口止め料として50万党費から支払っている
岩崎の主張を粗は事実と認めたということだ
こうした事実を、すべてのスレで暴露しまくろう

686 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 20:32:27 ]
例を挙げると、今日はコンディに会っていたんだ。彼女といたとき、政治のことなんて考えてなかったよ

687 名前:革命的名無しさん mailto:sage [2006/03/09(木) 20:32:44 ]
「一九八九年七月二〇日の反対同盟総会において……(略)、あの時期は
むしろ日向派に問題があったというよりも、脱落派自体に空港容認・条件
闘争路線への移行という方向性があったように思います」「八九年の時点で
『ブント(荒派)=日向戦旗』は、三里塚闘争の勝利は政府・空港公団との
非和解的な武装闘争によってもたらされると主張していましたが、現在は
荒岱介自身が武装闘争をアンチでリアリティーがないと批判しています。
そのことに農民の方が早く気がついたとしてもおかしなことではない」


688 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 20:34:31 ]
私は神からの使命によって導かれている

689 名前:革命的名無しさん mailto:sage [2006/03/09(木) 20:34:43 ]
「89年7月20日の熱田派反対同盟総会で決定された『ブント(荒派)=日向
戦旗』との支援共闘関係の断絶は『ブント(荒派)=日向戦旗』が86年に
反対同盟にしていた『反対同盟と考えが違ったときは反対同盟と相談します』
という確約を破り、反対同盟への批判を相談抜きに機関紙に掲載したことが
原因です。『ブント(荒派)=日向戦旗』に問題がなかったとは言えません。
この決定には熱田一さんや小川源さんも賛成しています」などなど。・




690 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 20:35:27 ]
あなたがやらなければならないことは、あなた自身の未来の設計図を描くことなんだ

691 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 20:36:34 ]
すこし怖いことを聞いているんだけれど、避難してきている皆さんがずっとテキサスにいたいと言っているらしいのよ

692 名前:革命的名無しさん mailto:sage [2006/03/09(木) 20:36:39 ]
 以上、抜粋。
機関紙に、反対同盟決定を批判する論文が、あまりにも唐突に出たときの
驚きは私も同じだった。86年の『確約』と熱田派反対同盟内部での手続き的
な細かいことに縛られながら現地でわれわれは展開してきたから、こんな
基本的な手続き的ミスでわれわれは三里塚に居場所を自ら失うという危機感。
ミスでないなら戦旗・共産同の方から熱田派反対同盟を「切る」という意志
なのではないかと思えた。その頃には私も三里塚の現地から離れた存在に
なっていた。・
 小林義也氏も、おそらく、そうした当惑があったにちがいない。前述の
抜粋でも言っていることの内容は、私と大部分が一致している。つまり現地
スタッフの共同主観だったということか。・


693 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 20:37:21 ]
グッドニュースがあるんだよ・・・・・今はグッドニュースだとわからないかもしれないけど・・・・この混乱が終わればファンタスティックな海岸が戻ってくる・・・
まるで以前と同じようにね

694 名前:革命的名無しさん mailto:sage [2006/03/09(木) 20:38:06 ]
それが明白な反対同盟主流=青行の腐敗だという事実認識も、そのとき
バラツキがあった。
少なくとも熱田派、小川派、北原派、というふうに農民を分類できる人は
いても、徹底抗戦派と話し合い派というふうに分類するなんてカテゴリー
そのものがなかった。
はじめは。
事態がそんなふうに整理されたのは、もっとあとになってから。
つまり『三里塚全国運動』をたちあげていく過程。・


695 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 20:38:08 ]
私が毎日大統領だと国民が知ることは重要だ

696 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 20:39:50 ]
国民が、今抱えている戦争を考えるときに思い出して欲しいのが、第二次世界大戦での敵であった、
たとえば、日本のことだ

697 名前:革命的名無しさん mailto:sage [2006/03/09(木) 20:40:45 ]
 ただし小林義也氏がこの書き込みで書いているようなこと、このあとに
つづく荒さんが高級外車に乗っているとか新築したとかそんなことに対する
批判はくだらない。
だったら自分もビルを建てて高級外車を乗り回してやるぜ、と
なんで思わないんだろ?
はじめから自分には無理なことだと思っている証拠? 
大党派のリーダーだから贅沢できていいとか思っているなら、間違い。
そんな組織じゃなかった。
 ブントの諸君も、機関紙の一ページを費やしてまで論争するべきこと
ではない。


698 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 20:41:01 ]
私の弟であるジェブは、偉大なるテキサス州知事なんです

699 名前:革命的名無しさん [2006/03/09(木) 20:42:06 ]
子供たちはおそらくこう思っているでしょう。「なぜアメリカを憎むの? 
私たちは誰にも悪いことをしていないじゃない」



700 名前:革命的名無しさん mailto:sage [2006/03/09(木) 20:42:55 ]
 少なくとも、今井さんの言うとおり、マル共とか佐藤某とか小林義也氏、
なんで一緒に現場で闘った同志たちをさておいて「荒さん荒さん」なんだよ? 
アラ・カルトとか陽性転向集団とかカクマルの方がおもしろいセンスで、
まったく、暗い。読んでいる第三者まで不愉快にさせていく。
それは、とても、悲しいことに思えます。・
 『革命的活動家の自立復帰を支援する会』代表世話人会などという
あたかも世話好きな人たちが実在しているかのような「小林義也氏への
中傷記事を削除することを要請します(要請文)日向翔様」というHP
に以下のような記述がある。・







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