- 295 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2010/01/13(水) 01:05:41 ID:6m6CEJvG]
- 日本側の「クジラを食べるのは日本の文化」というのは、
一部は賛同するが、南極海捕鯨に限っていうと、かなりアヤシイ部分があると思う。 それでも、幼少期に学校給食で食べた、南極海のクジラを食することが、 愛すべき文化であると思う人がいるなら、その思いは誰も否定できない。 これはオーストラリア側も同じことで、国際条約はどうであれ、 南極の海を祖国の海として育ち、クジラを愛するべき動物として 育った人の思いは、誰も否定できない。 1つには、こうした「思い」を、捕鯨をしたいという日本の都合だけで 踏みにじってしまった誤りがある。 国際法(南橋条約)と矛盾するこの「思い」は、あやふやにしておけば それほど顕在化しなかったもの。 それを、国際法と公海自由の原則を盾とし、捕鯨という日本の都合だけで、 無理やりに白黒つけさせようとしていることが、2つめの誤り。 日本が相手国の「思い」を侵略していることに自ら気づき、 正さないうちは、いくら法だ条約だ日本の文化だと書き連ねたところで、 「南極海の捕鯨問題」は、何も解決しないだろう。
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