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お気に入りの和歌はありますか? 巻第四十三



1 名前:名無氏物語 mailto:sage [2009/05/02(土) 01:21:04 ID:wVcyQZIv]
お気に入りの和歌を書き込んでください。

過去スレ
お気に入りの和歌はありますか?
academy.2ch.net/test/read.cgi/kobun/970675547/
お気に入りの和歌はありますか?巻第二
academy2.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1046656983/
お気に入りの和歌はありますか 巻三
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お気に入りの和歌はありますか 巻四
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お気に入りの和歌はありますか? 巻第五
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お気に入りの和歌はありますか? 巻第六
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お気に入りの和歌はありますか? 巻第七
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お気に入りの和歌はありますか? 巻第八
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お気に入りの和歌はありますか? 巻第九
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お気に入りの和歌はありますか? 巻第十
academy4.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1142228859/

100 名前:名無氏物語 [2009/05/02(土) 23:49:32 ID:DlJ7lAhw]
久方の月の桂のしたもみぢ宿借る袖ぞ色にいでゆく(藤原定家)

101 名前:名無氏物語 [2009/05/02(土) 23:50:16 ID:DlJ7lAhw]
紅葉する月のかつらにさそはれて下のなげきも色ぞうつろふ(藤原定家)

102 名前:名無氏物語 [2009/05/02(土) 23:51:11 ID:DlJ7lAhw]
ことわりの秋にはあへぬ涙かな月の桂もかはる光に(俊成卿女)

103 名前:名無氏物語 [2009/05/02(土) 23:59:38 ID:DlJ7lAhw]
ながめつつ月の桂の紅葉葉は時雨せぬにぞ秋まさりける(順徳院)

104 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 00:00:22 ID:FjV80edc]
照りまさる月の桂のもみぢばはちらぬ高根に秋風ぞふく(正徹)

105 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 00:03:12 ID:FjV80edc]
琴の音に峰の松風かよふらしいづれのをよりしらべそめけむ(斎宮女御)

106 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 00:03:57 ID:FjV80edc]
袖におく露をば露と忍べどもなれゆく月や色を知るらむ(源通具)

107 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 00:16:07 ID:FjV80edc]
露けさもおのが涙か秋の田のいなおほせ鳥はなかずもあらなむ(藤原為家)

108 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 00:17:31 ID:FjV80edc]
露ならぬいなおほせ鳥の涙さへさもひちまさる秋の袖かな(藤原知家)



109 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 00:19:09 ID:FjV80edc]
秋の田は涙ならでも置く露をいなおほせ鳥におほせつるかな(宗良親王)

110 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 00:21:26 ID:FjV80edc]
霞分け入りにし人の音信も花にほどふるみよしのの山(藤原家隆)

111 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 00:23:35 ID:FjV80edc]
よしの山いりにし人のおとづれもたえてひさしき雪のかよひ路(順徳院)

112 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 00:25:35 ID:FjV80edc]
吉野山嶺の白雪踏み分けて入りにし人の跡ぞ恋しき(静御前)

113 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 00:26:39 ID:FjV80edc]
さきいでて花に世やうき吉野山入りにし人のあとうづむなり(正徹)

114 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 00:27:44 ID:FjV80edc]
下もゆる雪間の草のめづらしく我が思ふ人にあひ見てしがな(和泉式部)

115 名前:名無氏物語 mailto:sage [2009/05/03(日) 03:29:41 ID:PGHReFIr]
>>110
あるよ。
以上。
↓次の方どうぞ

116 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 13:53:09 ID:FjV80edc]
山の端に待たれて出づる月影のはつかに見えし夜半の恋しさ(藤原定家)

117 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 13:54:00 ID:FjV80edc]
枕とて草のはつかに結べども夢もみじかき春のうたた寝(藤原定家)

118 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 13:54:53 ID:FjV80edc]
春日野の草のはつかに雪消えてまだうらわかき鶯の声(藤原良経)



119 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 13:55:39 ID:FjV80edc]
かた岡の雪まにねざす若草のほのかに見てし人ぞ恋しき(曽禰好忠)

120 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 13:56:46 ID:FjV80edc]
跡をだに草のはつかに見てしがな結ぶばかりの程ならずとも(和泉式部)

121 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 13:57:35 ID:FjV80edc]
さを鹿のつめもかくれぬ春草のはつかに見えて逢はぬ君かな(雅成親王)

122 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 13:58:22 ID:FjV80edc]
月影に身をやかへましあはれてふ人の心にいりてみるべく(源計子)

123 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 13:59:09 ID:FjV80edc]
山桜命にかへて惜しめとや見はてぬ夢と花の散るらむ(本居春庭)

124 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 14:16:17 ID:FjV80edc]
有曙のつれなく見えし浅茅生におのれも名のみまつむしのこゑ(藤原家隆)

125 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 14:18:44 ID:FjV80edc]
おほかたの月もつれなき鐘の音に猶うらめしき有明の空(藤原定家)

126 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 14:21:11 ID:FjV80edc]
花の香も霞みてしたふ有明をつれなく見えてかへる雁がね(藤原定家)

127 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 14:22:23 ID:FjV80edc]
面影も待つ夜むなしき別れにてつれなく見ゆる有明の空(藤原定家)

128 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 14:23:23 ID:FjV80edc]
有明のあかつきよりも憂かりけり星のまぎれの宵のわかれは(藤原定家)



129 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 14:25:11 ID:FjV80edc]
契りきやあかぬ別れに露おきし暁ばかり形見なれとは(源通具)

130 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 14:28:01 ID:FjV80edc]
おもかげを幾夜の月にのこすらむつれなくみえし人の名残に(後鳥羽院)

131 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 14:29:48 ID:FjV80edc]
有明のつれなく見えし空のみやなれし名残のかたみなるべき(後鳥羽院)

132 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 14:40:26 ID:FjV80edc]
起き別れつれなくみえしあかつきの憂かりし空ぞかたみなりける(藤原秀能)

133 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 14:41:12 ID:FjV80edc]
更にまた暮をたのめと明けにけり月はつれなき秋の夜の空(源通光)

134 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 14:45:22 ID:FjV80edc]
私語の尽くべき秋の一夜かは七夕ばかり憂き中はなし(耕雲)

135 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 14:47:13 ID:FjV80edc]
つれなくて有明過ぎぬ郭公この三か月にきえし一こゑ(正徹)

136 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 15:10:08 ID:FjV80edc]
つれなさの面影かくせ三か月のわれて又みる有明の雲(正徹)

137 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 15:11:11 ID:FjV80edc]
しの薄つれなく見えし夕かな月もほのめくあだし野の露(肖柏)

138 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 15:14:24 ID:FjV80edc]
夢さむる老の枕に有明のつれなきかげは我もさながら(下冷泉政為)



139 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 15:16:00 ID:FjV80edc]
待ちいづる月は有明の窓のうちにしひてつれなき夜の灯(三条西実隆)

140 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 15:20:15 ID:FjV80edc]
待つほどはつれなくみえし山のはも月の麓にとほざかりつつ(霊元院)

141 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 15:23:11 ID:FjV80edc]
待出でて帰るこよひぞつれなさは人に見はつる有明の月(後水尾院)

142 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 15:25:12 ID:FjV80edc]
大かたのうつつは夢になしはてつぬるがうちには何をかもみむ(後鳥羽院)

143 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 15:32:38 ID:FjV80edc]
春や夢さきそめしよりぬるがうちにみるにもあらぬ花ぞ散り行く(正徹)

144 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 15:55:26 ID:FjV80edc]
この秋ぞつひの別れとなりにけるあるを見るだに悲しかりしを(石川依平)

145 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 15:56:33 ID:FjV80edc]
東路のさやの中山さやかにもみぬ人いかで恋しかるらむ(香川景樹)

146 名前:名無氏物語 mailto:sage [2009/05/03(日) 15:58:16 ID:TYQfGr9w]
ほととぎす初声きけばあぢきなくぬしさだまらぬ恋せらるはた(古今143)

147 名前:名無氏物語 mailto:sage [2009/05/03(日) 15:59:15 ID:TYQfGr9w]
いそのかみふるき宮この郭公こゑばかりこそ昔なりけれ(古今144)

148 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 16:01:40 ID:FjV80edc]
くもりなき池の鏡の底きよみうつしとどめよ花のおもかげ(藤原長方)



149 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 16:03:04 ID:FjV80edc]
かつしかのわさ田のおしねこきたれてなきもたらじとつきぬ涙か(源俊頼)

150 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 16:04:48 ID:FjV80edc]
雁がねの涙も花もこきたれて帰る道にやふりまさるらむ(藤原為家)

151 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 16:07:35 ID:FjV80edc]
初雁もなきこそわたれ吹く風の身にしむばかり秋の憂ければ(宗尊親王)

152 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 16:09:02 ID:FjV80edc]
かるかやのみだれて物を思ふかな野原のかぜを袖にまかせて(慈円)

153 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 16:10:26 ID:FjV80edc]
かるかやのみだれて物をおもへども君が下葉の露ぞつれなき(後鳥羽院)

154 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 16:37:32 ID:FjV80edc]
たつた山峰のもみぢの散らぬまはそこにぞ水の秋はみえけり(藤原家隆)

155 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 16:46:31 ID:FjV80edc]
神なびの山のあらしやたつた河みづの秋のみふかき色かな(藤原雅経)

156 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 16:49:08 ID:FjV80edc]
もみぢ葉ぞ岩きりとほる吉野河おとして水の秋やゆくらむ(藤原基家)

157 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 16:52:03 ID:FjV80edc]
立田河水の秋をやいそぐらむ峰の木の葉に山風ぞふく(邦高親王)

158 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 16:54:50 ID:FjV80edc]
夕月夜よしのの里にふる雪のつもりてのこる有明のかげ(藤原家隆)



159 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 17:00:02 ID:FjV80edc]
み吉野のみ雪ふりしく里からは時しもわかぬ有明の空(藤原定家)

160 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 17:14:18 ID:FjV80edc]
み空ゆく月もまぢかしあしがきのよし野の里の雪のあさけに(藤原定家)

161 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 17:16:45 ID:FjV80edc]
影うすき有明の月の残るかとおもへば庭にふれるしら雪(頓阿)

162 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 17:17:38 ID:FjV80edc]
空にのみ在明の月と見し程におぼえずはらふ袖の露かな(飛鳥井雅世)

163 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 17:19:11 ID:FjV80edc]
物思ひの深さくらべにきてみれば夏のしげりもものならなくに(藤原道綱母)

164 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 17:21:10 ID:FjV80edc]
花をおもふ深さくらべにみにゆかば吉野のおくもは山ならまし(契沖)

165 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 17:24:35 ID:FjV80edc]
人の世にくらぶの山の桜花はなは中々風も待ちけり(木下長嘯子)

166 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 17:25:45 ID:FjV80edc]
をしかふす夏のの草の露よりもしらじなしげき思ひありとは(源実朝)

167 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 17:26:54 ID:FjV80edc]
身よりかく涙はいかがながるべき海てふ海は潮やひぬらむ(和泉式部)

168 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 18:19:46 ID:FjV80edc]
しげりあふ秋の野中の忘れ水たえだえ見えてやどる月かな(二条為明)



169 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 18:21:01 ID:FjV80edc]
桜木の葉守の神はしらねども風のかけたる花のしらゆふ(藤原顕輔)

170 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 18:22:30 ID:FjV80edc]
山川に風の懸けたるしがらみの色にいでてもぬるる袖かな(藤原家隆)

171 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 18:24:03 ID:FjV80edc]
木の葉もて風のかけたるしがらみにさてもよどまぬ秋の色かな(藤原定家)

172 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 18:25:03 ID:FjV80edc]
岩つたふ山のさくらのしき波に風のかけたる布引の滝(藤原基家)

173 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 18:26:44 ID:FjV80edc]
山川に春ゆく水はよどめども風にとまらぬ花のしがらみ(源通光)

174 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 18:30:51 ID:FjV80edc]
谷川に岸の木のはを吹きためて風のかけたる瀬瀬の浮橋(後崇光院)

175 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 18:31:38 ID:FjV80edc]
天の原春立つ雲の浪こえて風のかけたるしがらみもなし(正徹)

176 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 18:32:53 ID:FjV80edc]
さそはれていとど思ひの露ぞもる風のかけたる袖のしがらみ(正徹)

177 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 18:35:10 ID:FjV80edc]
風さむきを花が末の浪の間にながれもあへぬ秋の日のかげ(一色直朝)

178 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 22:50:36 ID:FjV80edc]
こほりつつ流れもあへぬ山川につもればかかる雪のしがらみ(望月長孝)



179 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 22:51:20 ID:FjV80edc]
さそひきて紅葉をしけば是も又風のかけたる山河の橋(後西院)

180 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 22:52:13 ID:FjV80edc]
むめがえに鶯さそふたよりにや谷の氷も風にとくらむ(藤原家隆)

181 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 22:53:01 ID:FjV80edc]
谷ふかく鶯さそふ春風にまづ花の香や空にとぶらむ(藤原定家)

182 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 22:54:00 ID:FjV80edc]
今日ぞとふ志賀津のあまのすむ里を鶯さそふ花のしるべに(藤原定家)

183 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 22:55:00 ID:FjV80edc]
谷風の鶯さそふたよりをや山里人も春をしるらむ(後鳥羽院)

184 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 22:55:55 ID:FjV80edc]
をる人の袖こそかはれ色もかもおなじ昔ににほふ梅がえ(寂身)

185 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 22:57:04 ID:FjV80edc]
花やただ年ふる人ぞあらたまるなごりはしらむ春の木の本(三条西実隆)

186 名前:名無氏物語 mailto:sage [2009/05/03(日) 22:58:18 ID:TYQfGr9w]
こよひ来む人には逢はじ七夕のひさしきほどに待ちもこそすれ(古今181)

187 名前:名無氏物語 mailto:sage [2009/05/03(日) 22:59:09 ID:TYQfGr9w]
ぬししらぬ香こそにほへれ秋の野にたがぬぎかけし藤袴ぞも(古今241)

188 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 23:03:41 ID:FjV80edc]
見るほどに散らば散らなむ梅の花しづ心なく思ひおこせし(和泉式部)



189 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 23:05:16 ID:FjV80edc]
いかにしてしづ心なく散る花ののどけき春の色と見ゆらむ(藤原定家)

190 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 23:06:47 ID:FjV80edc]
よもの海風をさまりてひさかたの光のどけき春は来にけり(宗尊親王)

191 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 23:07:43 ID:FjV80edc]
ひとり見てなぐさみぬべき花になどしづこころなく人を待つらむ(北畠親房)

192 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 23:09:04 ID:FjV80edc]
いづる日も光のどけき久方の天の宮人春を知るらし(正徹)

193 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 23:10:31 ID:FjV80edc]
木の間より花にかすみて久堅の光のどけき鳥の声かな(正徹)

194 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 23:11:53 ID:FjV80edc]
かくばかり待つとしらずやほととぎす梢はるかに鳴きわたらなむ(清原元輔)

195 名前:名無氏物語 [2009/05/03(日) 23:12:56 ID:FjV80edc]
ほととぎす逢坂こえてたづぬれば今ぞ音羽の山に鳴くなる(慈円)

196 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 00:50:25 ID:4EAvpXrI]
雲のゐる梢はるかに霧こめてたかしの山に鹿ぞ鳴くなる(源実朝)

197 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 00:51:15 ID:4EAvpXrI]
いかでかく思ふ心をほととぎす夜ぶかくなきてきかせやはせぬ(村上天皇)

198 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 00:52:10 ID:4EAvpXrI]
五月雨に物おもふやどは時鳥なく一こゑもなほぞ夜ぶかき(慈円)



199 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 00:52:53 ID:4EAvpXrI]
ほととぎす五月の空やなつかしき雲にむつれて過ぎがてに鳴く(源仲正)

200 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 00:54:03 ID:4EAvpXrI]
夕やみのたづたづしきにほととぎす声うらがなし道やまどへる(源実朝)

201 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 00:55:16 ID:4EAvpXrI]
吉野山あさせ白浪いはこえて音せぬ水は桜なりけり(鴨長明)

202 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 00:56:01 ID:4EAvpXrI]
秋はなほ浅瀬しら波たどるまで霧立渡るかささぎの橋(順徳院)

203 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 00:57:04 ID:4EAvpXrI]
さを鹿の朝たつ山のとよむまで泣きぞしぬべき妻恋ひなくに(和泉式部)

204 名前:名無氏物語 mailto:sage [2009/05/04(月) 00:57:08 ID:55t3aTGy]
我のみやあはれと思はむきりぎりす鳴く夕かげのやまとなでしこ(古今244)

205 名前:名無氏物語 mailto:sage [2009/05/04(月) 00:57:53 ID:55t3aTGy]
ぬれてほす山ぢの菊の露のまにいつか千とせを我は経にけむ(古今273)

206 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 13:11:26 ID:4EAvpXrI]
さを鹿の友まどはせる声するはつまや恋しき秋の山べに(恵慶)

207 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 13:12:14 ID:4EAvpXrI]
誰がための錦も見えぬ秋霧にそめし時雨の山ぞかひなき(藤原定家)

208 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 13:13:07 ID:4EAvpXrI]
折る人の老いせぬ秋の露の間に千歳をめぐる菊のさかづき(俊成卿女)



209 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 13:14:09 ID:4EAvpXrI]
白菊の花の鏡の池水に老いせぬ秋のかげぞ久しき(藤原範宗)

210 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 13:15:14 ID:4EAvpXrI]
梅が枝のにほひうれしき直路かな木ごとに花の雪のあけぼの(慈円)

211 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 13:16:30 ID:4EAvpXrI]
野も山もおなじ雪とはまがへども春は木ごとに匂ふ梅が枝(藤原定家)

212 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 13:17:41 ID:4EAvpXrI]
冬ごもる雪も木ごとに吹く風の匂ふや梅のたち枝なるらむ(藤原為家)

213 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 13:18:29 ID:4EAvpXrI]
花といふはなの木ごとにうつしてもあまりやあらむ梅の匂ひは(三条西実隆)

214 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 13:37:33 ID:4EAvpXrI]
こころおそき花の木ごとに梅が香の春をつたふる苑の朝風(橘千蔭)

215 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 13:39:07 ID:4EAvpXrI]
常陸帯の道のおくなる遠妻にゆきめぐりてもあはむとぞ思ふ(藤原基俊)

216 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 14:05:24 ID:4EAvpXrI]
思ひおくる心ばかりは下帯の道はかたがたゆきめぐるとも(藤原雅経)

217 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 14:06:19 ID:4EAvpXrI]
朝露をわけそほちつつ夕月夜かすむ山路の花の面影(肖柏)

218 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 14:07:19 ID:4EAvpXrI]
秋ちかう野はなりぬとて常夏のつゆもおよばぬ花の色かな(下冷泉政為)



219 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 14:08:45 ID:4EAvpXrI]
秋ちかう成りも行くかな故郷の野らにと宿はすみはそめねど(上田秋成)

220 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 14:09:37 ID:4EAvpXrI]
鶯の来やどる花に飛ぶ蝶はいづれ心のまどひまされる(契沖)

221 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 14:10:49 ID:4EAvpXrI]
ものおもへば壁にそむくるともしびの消えかへりてぞあかしかねつる(藤原実定)

222 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 14:11:47 ID:4EAvpXrI]
早瀬川なびく玉藻の下乱れ苦しや心みがくれてのみ(藤原良経)

223 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 14:26:20 ID:4EAvpXrI]
我が袂さて山河の瀬になびく玉藻かりそめにかわくまぞなき(後鳥羽院)

224 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 14:28:49 ID:4EAvpXrI]
乱れゆく蛍のかげや河の瀬になびく玉藻の光なるらむ(細川幽斎)

225 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 14:29:52 ID:4EAvpXrI]
水を浅みちひさき魚も河の瀬になびく玉藻の影たのむなり(中院通勝)

226 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 14:32:47 ID:4EAvpXrI]
しきたへの枕の下にみなぎりてやがても下すみなの川かな(藤原定家)

227 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 14:34:35 ID:4EAvpXrI]
桜花なにそは露のあだ物をおなじいのちにかへてとどめむ(藤原家隆)

228 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 15:00:10 ID:4EAvpXrI]
いのちやはなにぞは露のあだしのにあふにしかへぬまつむしの声(藤原家隆)



229 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 15:02:00 ID:4EAvpXrI]
風ふけば磯うつ波の立ちかへり見れどもあかぬ君にもあるかな(藤原仲実)

230 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 15:03:28 ID:4EAvpXrI]
ほのみてし君にはしかじ春霞たなびく山の桜なりとも(藤原家隆)

231 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 15:05:01 ID:4EAvpXrI]
夏衣うすくや人のおもふらむわれはあつれてすぐす月日を(曾禰好忠)

232 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 15:06:22 ID:4EAvpXrI]
夏衣うすくや人のなりぬらむうつせみのねにぬるる袖かな(俊成卿女)

233 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 15:08:25 ID:4EAvpXrI]
うらみむと思ひしものを夏衣ひとへにうすくなりにけるかな(藤原秀能)

234 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 15:09:10 ID:4EAvpXrI]
虫の声聞けばかなしな秋の夜のながきおもひのたぐひと思へば(花山院長親)

235 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 15:10:12 ID:4EAvpXrI]
雲もなくなぎたる波にけさぞみるしらぬ千里の沖つ島山(武者小路実陰)

236 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 15:13:28 ID:bgepX56Y]
トルシエにぽん オブリガード やなぎさーわ
(山岡士郎)

237 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 15:36:01 ID:4EAvpXrI]
梅の花にほふ夕べは身を分けて空にこころの春風ぞ吹く(肖柏)

238 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 15:42:05 ID:4EAvpXrI]
寝ても見ゆゐても見えけり桜花はかなの春の夢の枕や(藤原家隆)



239 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 16:06:54 ID:4EAvpXrI]
夢路にはたれ植ゑおきて桜花ねても見ゆらむ春の夜すがら(長慶天皇)

240 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 16:08:09 ID:4EAvpXrI]
秋のきてほころびにける藤袴うつり香こくも猶にほふかな(藤原俊成)

241 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 16:14:24 ID:4EAvpXrI]
ふく風に移り香こくも匂ふかなはな橘のよその衣手(藤原家隆)

242 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 16:19:17 ID:4EAvpXrI]
ふるさとは見しごともあらず荒れにけり影ぞ昔の春の夜の月(源実朝)

243 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 16:20:11 ID:4EAvpXrI]
とりもあへぬ年は水にや流れそふ老いの心の浅くなりゆく(紀友則)

244 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 16:21:46 ID:4EAvpXrI]
袖ひちて結ぶしら波立ちかへりこほるばかりの松の夕風(藤原家隆)

245 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 16:37:42 ID:4EAvpXrI]
天の下めぐむ草木の芽も春に限りも知らぬ御代の末々(式子内親王)

246 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 16:39:18 ID:4EAvpXrI]
霞たちこのめ春雨きのふまでふるのの若菜けさはつみてむ(藤原定家)

247 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 16:40:28 ID:4EAvpXrI]
松の葉の白きを見れば春日山木の芽もはるの雪ぞ降りける(源実朝)

248 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 16:42:11 ID:4EAvpXrI]
ひと夜あけて四方の草木のめもはるにうるふ時しる雨ののどけさ(中院通村)



249 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 22:41:00 ID:4EAvpXrI]
誰が為とまだ朝霜のけぬがうへに袖ふりはへて若菜つむらむ(藤原定家)

250 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 22:42:23 ID:4EAvpXrI]
墨染の袖ふりはへて峰たかき夕の寺に帰る雲かな(正徹)

251 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 22:44:18 ID:4EAvpXrI]
白妙の袖ふりはへて武蔵野にいざ雪見むとおもひ立たずや(荷田蒼生子)

252 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 22:45:36 ID:4EAvpXrI]
ふりはへて若菜つみにと行く野辺の袂ゆたかに見ゆる春かな(本居大平)

253 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 22:46:37 ID:4EAvpXrI]
浅緑霞たなびく山がつの衣はるさめ色にいでつつ(藤原定家)

254 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 22:49:50 ID:4EAvpXrI]
我がせこが衣春雨ふるさとにひとりながむる花ぞうつろふ(木下長嘯子)

255 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 22:50:49 ID:4EAvpXrI]
山おろしにみだれて花の散りけるを岩はなれたる滝と見たれば(西行)

256 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 22:52:54 ID:4EAvpXrI]
すむ人もうつればかはる古郷の昔ににほふ窓の梅かな(藤原家隆)

257 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 22:57:08 ID:4EAvpXrI]
花の香も風こそよもにさそふらめ心もしらぬ古里の春(藤原定家)

258 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 22:58:22 ID:4EAvpXrI]
散りぬればとふ人もなし故郷は花ぞ昔のあるじなりける(源実朝)



259 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 23:06:37 ID:4EAvpXrI]
里はあれて春は幾世か霞むらむ花ぞむかしの志賀の古郷(藤原行能)

260 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 23:07:47 ID:4EAvpXrI]
人はいさ心もしらずとばかりににほひ忘れぬ宿の梅が香(正徹)

261 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 23:09:22 ID:4EAvpXrI]
ことの葉の花ぞ昔の春になほにほふ初瀬の里の梅が香(三条西実隆)

262 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 23:10:23 ID:4EAvpXrI]
にほひをば風こそおくれ人はいさ心もしらぬ宿の梅が枝(足利義尚)

263 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 23:11:58 ID:4EAvpXrI]
人はいさ心もしらず我はただいつも今宵の月をしぞおもふ(松永貞徳)

264 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 23:13:28 ID:4EAvpXrI]
暮ると明くと見ても目かれず池水の花の鏡の春の面影(藤原実有)

265 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 23:40:59 ID:4EAvpXrI]
暮ると明くと目かれぬ花に鶯の鳴きてうつろふ声なをしへそ(藤原定家)

266 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 23:42:23 ID:4EAvpXrI]
暮ると明くと目かれぬ空も霞みけりいつの人まに春はきぬらむ(宗良親王)

267 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 23:43:51 ID:4EAvpXrI]
あしひきの山のかひより吹く風に雪と見るまで花ぞ散りける(藤原家隆)

268 名前:名無氏物語 [2009/05/04(月) 23:45:15 ID:4EAvpXrI]
桜花咲けるやいづら時鳥山のかひよりいづる初こゑ(木下長嘯子)



269 名前:名無氏物語 [2009/05/05(火) 00:23:35 ID:Nzv1a5zk]
いかさまに待つとも誰か三輪の山人にしられぬ宿の霞は(藤原定家)

270 名前:名無氏物語 [2009/05/05(火) 00:24:35 ID:Nzv1a5zk]
庭のおもぞ夜のあやとはなりにける木の下陰の月のまにまに(能因)

271 名前:名無氏物語 [2009/05/05(火) 00:25:42 ID:Nzv1a5zk]
信濃路や見つつ我がこし浅間山雲は煙のよそめなりけり(宗良親王)

272 名前:名無氏物語 [2009/05/05(火) 00:27:46 ID:Nzv1a5zk]
山たかみ見つつこえゆく峰の松かへりこむまで面がはりすな(長慶天皇)

273 名前:名無氏物語 [2009/05/05(火) 00:28:43 ID:Nzv1a5zk]
山たかみかかれる雲の消えゆくは見つつ我がこし花やちるらむ(花山院長親)

274 名前:名無氏物語 [2009/05/05(火) 00:29:50 ID:Nzv1a5zk]
ほととぎす卯の花山のあかずして空にしられぬ月に鳴くなり(守覚法親王)

275 名前:名無氏物語 [2009/05/05(火) 00:34:02 ID:Nzv1a5zk]
花ざかり空にしられぬ白雲はたなびきのこす山のはもなし(藤原定家)

276 名前:名無氏物語 [2009/05/05(火) 00:36:06 ID:Nzv1a5zk]
花のゆき空にしられぬ色ながら木の下風に月ぞさえゆく(藤原雅経)

277 名前:名無氏物語 [2009/05/05(火) 00:48:09 ID:Nzv1a5zk]
雪のあした木の下風は寒けれど桜もしらぬ花ぞ散りける(後鳥羽院)

278 名前:名無氏物語 [2009/05/05(火) 00:49:03 ID:Nzv1a5zk]
春ふかき木の下風は名のみして空にしらるる花のしら雪(堯孝)



279 名前:名無氏物語 [2009/05/05(火) 01:10:46 ID:Nzv1a5zk]
思ひきや空にしられぬ雪も猶雲のうへまでちらむものとは(蓮生)

280 名前:名無氏物語 [2009/05/05(火) 01:12:01 ID:Nzv1a5zk]
みよし野に春の嵐やわたるらむ道もさりあへず花のしら雪(後鳥羽院)

281 名前:名無氏物語 [2009/05/05(火) 01:14:02 ID:Nzv1a5zk]
さして行く道もさりあへず三笠山紅葉ぞぬさと散りまがひける(越前)

282 名前:名無氏物語 [2009/05/05(火) 01:15:42 ID:Nzv1a5zk]
春の野にはなるる駒は雪とのみ散りかふ花に人やまどへる(藤原定家)

283 名前:名無氏物語 [2009/05/05(火) 01:17:26 ID:Nzv1a5zk]
かり人のいる野の露を命にて散りかふ花にきぎすなくなり(藤原良経)

284 名前:名無氏物語 [2009/05/05(火) 01:18:52 ID:Nzv1a5zk]
かへるさや散りかふ花にまがふらむ若菜つむ野の春のあは雪(順徳院)






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