- 256 名前:ほんわか名無しさん mailto:sage [2007/06/30(土) 17:59:13 0]
- 「ヘイ! Mr,サンシャイン」
「ヘイ! Mr,サンシャイン」 ジョージは今日もご機嫌です。太陽に向かって親指を立ててキメ。 「ひゃっほう! 息してるー?」 ご機嫌のジョージは、通りがかりのサラリーマンにフライングクロスチョップ。まともに喰らったサラリーマンは、ジョージと一緒に歩道を転がります。 「イエイ! 新記録!」 状況を理解できずに呆然としているサラリーマンを後に残し、ジョージはスキップしながら近くに止まっているタクシーの上に飛び乗りました。 「ヘイ! タクシー! 俺の故郷までひとっ走り頼むぜ!」 タクシーの運転手が迷惑そうな表情で窓から顔を出してきました。 「……はあ、故郷ですか。何処なんです?」 ボンネットの上でジョージは天に輝く日輪を指差しました。 「まぶしっ、目がッ、あそこさベイベー」 「ああ、あそこですね。分かりました」 それだけ言うと、運転手はアクセルを踏み込んで車を急発進させました。 「フォウッ!」 ジョージは慣性の法則に従い、後頭部から路面に落下しました。 倒れたジョージに、タクシーがバックで戻ってきます。 「オウッ!」 仰向けのジョージの上をタクシーのタイヤが乗り上げていきます。タクシーは、ジョージの顔の上にタイヤが乗った所でいったん停止しました。 「モグッ! ムグッ!」 「それじゃ行きますよお客さん」 運転手は再びアクセルを限界まで踏み込みました。 急激な回転がタイヤに伝わり、ジョージの顔の上で激しく踊ります。ほんの、ほんの数秒の後、タクシーは前に進みました。 後に残されたのは赤く染まったジョージの痕跡。 「あそこまで行けました? お客さん」
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