- 81 名前:茶臼山
吾作明竟大好,浮由天下,[敖]四海,用青同,至海東。 ●三角縁陳氏作銘帯神獣車馬鏡 京目15:滋賀大岩山古墳 鏡陳氏作甚大工,刑暮周[刻]用青同,君宜高官至海東,保子宜孫。(京大人文科学研釈読) 大岩山鏡は先づ「鏡」が陳氏の傑作であることを述べる。 「刑暮周刻」は慣用句で「造作刑暮、周刻萬彊」などの用例でも分かるとおり刑暮(型模)を用いで青銅鏡が製作される描写であり「用青同」に続く。 「君d高官」「保子d孫」は鏡の効能を述べており、全て鏡の説明である。 「至海東」したのが鏡師陳氏でないことは明らかである。 国分茶臼山鏡の「浮由天下敖四海」も慣用句で 「上有神仙人不知老,渴飲玉泉飢食棗,浮游天下敖四海」などと多用されている。 本鏡で「浮由天下敖四海」するのが神仙であることも明らかである。 続く「用青同,至海東」3・3が大岩山鏡の「刑暮周刻用青同,君d高官至海東」4・3・4・3の節略であることは理解に難くない。 両鏡とも、(青銅鏡製作)→「至海東」の記述順である。 [] - [ここ壊れてます]
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