- 78 名前:名無しのひみつ mailto:sage [2008/09/26(金) 09:39:20 ID:ZMpN2sav]
- 某ブログより引用
また太陽活動は確かにごくわずかに近年弱まっている。 黒点数以外にも、大気上端での衛星による正確な太陽放射測定の値も、1970年代終わりからの30年ほどの観測史上、最も太陽放射が弱いレベルに推移している。 しかしながら、太陽放射が弱まったにもかかわらず、地球全体のここ数年の平均気温は過去最悪の高温となっている点において、 IPCCほか専門研究者たちの人為地球温暖化論がより確実性の高いものとなったと言える。 温暖化シミュレートの太陽放射に関する項目が過小評価だとする懐疑派の意見が跡形もなく崩れた。黒点が少なく、 太陽放射が弱まっているならば、長期平均において地球の平均気温が低下トレンドを示さなければならない。 しかし実際は太陽放射の強弱による全球の気温変化量は±0.1℃にとどまるということが観測の事実からも示されたことになるだろう。 それよりも人為による温室効果ガスの気温上昇率の方がはるかに大きく、 近年の温暖化のほとんど全ての要因であるということがより一層強く裏付けられたことになる。 今後マウンダー極小期レベルになったとしても、せいぜい全球の平均気温を0.3℃程度しか下げられないという見積もりがある。 今後20-30年以内にさらに温室効果ガスの増大によって、それを上回る気温上昇量が見積もられており、 やはりよほどの異変でも起こらない限りは地球の平均気温はさらに上昇するか、 一時的に上昇率が緩和するにとどまると見るのが現実的だろう。
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