- 802 名前:名無し象は鼻がウナギだ! [2011/06/12(日) 21:47:15.85 0]
- 正字正假名と云ふほど大層な話ではないが…。
小さな業界誌にエッセイを書いてゐる。(新字新カナだ!) これが、毎回校正で修正ばかり。 常用漢字だか何か知らないが、いちいち表記を變へて來る。毎回何箇所もある。 最近のでは、たとへば、 史蹟→史跡、苛酷→過酷、手帖→手帳、歿年→没年、頽廃→退廃、短篇→短編。 以前、「良心の呵責に堪えかね」と書いたら、「かしゃく」と直して來たよ。 しかし、ホントかね?――そんな表記。 文藝作品として扱つてゐる筈なのに、この始末だ。 現に、ほかのページには俳句の欄もある。 逆に、 「到頭」とか「大方」などの原稿は、そのまゝなのだ。 (「大方」は、「おほかた」のつもり。「おそらく」の意) ワープロの變換操作ミスで、氣がつかずに出してしまつたもの。 こんなのこそ、かな表記が適當なのだ。 いづれにせよ、社の方針だらうといつも默つてはゐるが。
|
|