- 1 名前:それも名無しだ mailto:sage [2006/12/27(水) 20:41:07 ID:rLEqNqQ6]
- GameBoyAdvance用ソフト「スーパーロボット大戦J」の登場人物、
「カティア・グリニャール」について語るスレです。 キャラ考察からSS、絵、妄想の投下等、存分にどうぞ。 前スレ カティア萌えスレ 新婚6日目 game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1161599156/ 関連スレ 膝蹴小姫フェステニア・ミューズ 六式爆連打 game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1166194272/ 【バレシウスは】メルアその5【私だけ】 game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1146945629/ スパロボJのカルヴィナたんは怒りカワイイ 3キレ game11.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1144735884/ 【清楚】シャナ=ミア【丁寧語】 game11.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1149862128/ 【ヤレッテイウナラ】紫雲統夜はヘタレカワイイ 2【ヤッテヤルサ】 game11.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1162368022/ ・スレッド容量について 5日目スレでは多種多様なSSから絵から相当数投下されましたが、 結果として1000到達前にスレ容量オーバーになってしまいました。 ひいてはSS投下時にかなり長くなりそうな場合、 テキストにまとめてUploaderにUpする、等の対策をご一考下さいませ。
- 890 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/23(金) 10:10:26 ID:JyJk90SE]
- >>888
\ U / \ U / / ̄ ̄ ヽ, / ', / _/\/\/\/|_ \ ノ//, {0} /¨`ヽ {0} ,ミヽ / \ / \ / く l ヽ._.ノ ', ゝ \ < バーカ! > / /⌒ リ `ー'′ ' ⌒\ \ / \ (  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)  ̄|/\/\/\/ ̄ ` ̄ ̄`ヽ /´ ̄ | |
- 891 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/23(金) 10:29:55 ID:NtEE7+uU]
- >>890
住職自重しろ
- 892 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/23(金) 13:40:44 ID:tkDxaeoX]
- >>888
そんなお前に不覚にも萌えた
- 893 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/23(金) 20:43:27 ID:GwOzWhBG]
- >>888
ほんっと・・・・バカなんだがら・・・・
- 894 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/23(金) 22:03:42 ID:AJoxtpfs]
- >>890
チカ!チカじゃないか!
- 895 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/24(土) 10:43:21 ID:Q0QnoZq2]
- やべぇもう住職がチカにしか見えない
- 896 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/24(土) 22:31:23 ID:qXu2yrcx]
- >>888を褒め讃える流れをぶった斬って
>>885をSSにしてみた ncode.syosetu.com/n7098b/ 書き上げた結果、本当に>>885の電波を受信したのか妖しいものに仕上がってしまった ともかく前回よりかはいくらか読める物になってる・・・はず
- 897 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/24(土) 23:24:58 ID:gjUNF1zk]
- 流石はカティアスレの作者だ。方向性が違っててもなんともないぜ!GJ
- 898 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/24(土) 23:30:28 ID:1U4JsfHn]
- >>896
確かに着物とはあまり関連がないかもしれない。 しかし君がGJなSSを書いたことは事実だ!胸を張ってくれ!
- 899 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/25(日) 00:24:05 ID:LLlmwypI]
- >>896
見事なGJ作品だぜ
- 900 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/25(日) 01:43:56 ID:vqJ117dr]
- 見事なGJだなスゥイーティーだ
- 901 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/25(日) 19:12:03 ID:WmIgV212]
- 某テニヌ漫画を読んでテニスというスポーツを勘違いしたカティアさん。
休日に統夜からダブルスを誘われたが断固拒否&統夜を止めようと説得。 説明を受けて赤面、改めて参加。宗介&かなめチームとダブルスで試合。 なんて電波がどこからか発信されますた。
- 902 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/25(日) 19:18:47 ID:OInGcEvr]
- 十中八九、宗介も何か勘違いしてそうだな。
- 903 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/25(日) 23:43:06 ID:z/7FgAyX]
- つまりテニスウェアのカティアは最高ということなんだな?
- 904 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/26(月) 00:15:18 ID:B8dAqeWG]
- ラケット構えて真剣な表情でたゆんたゆん色々揺らしている姿か、
はたまたスポーツドリンク片手にタオルで汗を拭って爽やかな笑顔を浮かべている図か非常に悩ましゅうございます。
- 905 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/26(月) 08:20:07 ID:ZrhgZjMv]
- 白いウェアがよく似合うだろうな。
基本装備のミニスカ+ニーソはこの時も適用されているのかな?
- 906 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/26(月) 09:40:54 ID:8U/Kf1L9]
- むしろジャージで
- 907 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/26(月) 11:42:42 ID:4Jbo9X2o]
- 無我の境地の先の・・・なんだっけ?先読みする方ならできるんじゃね?
- 908 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/26(月) 14:07:36 ID:Pff7y4Ni]
- >>907
才気煥発の極みか
- 909 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/26(月) 16:21:59 ID:XOJhRAiA]
- >>906
ジャージなどさせるか!
- 910 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/26(月) 19:01:41 ID:JhRdqJGK]
- だがミニスカでニーソならさせてやらんこともない
- 911 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/26(月) 19:09:50 ID:JhRdqJGK]
- しまった。意味不明なこといってる。
だがミニスカでニーソなら(テニスを)させてやらんこともない と一応訂正。スレ汚しスマソ
- 912 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/26(月) 21:30:48 ID:ZrhgZjMv]
- >>907
先読み出来ても素人じゃ上手く返せないと思うよ。 まぁ、カティアはサウスポーだから、慣れれば色んなスポーツで有利になりそうだが。
- 913 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/26(月) 22:10:52 ID:ybumtT9W]
- 逆に家事は一級品だけどスポーツはダメダメなカティアを妄想してみた。
うん、悪くない
- 914 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/26(月) 22:44:01 ID:giLKg+4G]
- 「うぅ〜」とか言いながら半泣きで、
女の子座りで膝をついて汗だくで、 上目使いで統夜を見ているわけか。 実 に け し か ら ん !
- 915 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/27(火) 01:12:47 ID:5Nn9NxvT]
- 全くだ!!実にけしからん!!
だが・・・うむ 実 に エ ロ い ! !
- 916 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/27(火) 18:02:29 ID:Wqj4Yg0A]
- つまりだ!
ダブルスに誘われて勘違いで赤面。説明を受けた後、意気揚々で参加。 ジャージをバッと脱いで下には白が眩しいミニスカニーソのウェア。 サイトロンで先読みまでできちゃって、こいつぁいけるか! と思いきや体がついていかずにラブゲーム。 「うぅ〜」と女の子座りで汗だくになって上目遣いで統夜を見上げる。 統夜は「でも、いいラブゲームだったな」 と微笑み仲良く帰りましたとさ、 とこういうことか〜〜〜〜〜!!!!!
- 917 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/27(火) 19:37:18 ID:KBsW3yXd]
- 新ジャンル『シチュエーション職人』
- 918 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/27(火) 21:45:57 ID:pVLRoHlW]
- まぁ、そう言わないでさ。シチュエーションが浮かんだからって面白く書けるとは限らんよ。それに、拾う拾わないは職人さん次第なんだから。
他力本願といえばそうだが、このスレはこうやって成り立ってきてる訳だからね。
- 919 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/27(火) 23:23:10 ID:KBsW3yXd]
- いや、俺は住人の豊富な想像力を称えようと思っただけで……すまん、言葉足らずだった。
- 920 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/27(火) 23:30:09 ID:pVLRoHlW]
- >>919
いやいや、俺の方こそ悪くとってしまって申し訳ないです。
- 921 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/27(火) 23:52:08 ID:WvzyHSUp]
- テニア「じゃあ、みんなが仲直りした記念にカティアがブルマ姿で給仕するから」
カティア「しませんっ」 メルア「そうですよ、体操服の上にエプロンを着用しないと」 カティア「しませんってば!」 統夜「……しないのか、残念」 カティア「! ちょ、ちょっと待ってくださいね統夜。いま黒のハイソックスを用意しますから」
- 922 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/28(水) 00:33:19 ID:HFURl6yk]
- 諸兄にちょいと質問
カティアの口調、ゲーム中だと統夜とタメ口と丁寧語が混在してるけど ここでは丁寧口調がデフォルトなんだろうか あとA勢みたいな他のシリーズのオリとの絡みって有りなんだろうか
- 923 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/28(水) 00:34:24 ID:HFURl6yk]
- 諸兄にちょいと質問
カティアの口調、ゲーム中だと統夜とタメ口と丁寧語が混在してるけど ここでは丁寧口調がデフォルトなんだろうか あとA勢みたいな他のシリーズのオリとの絡みって有りなんだろうか
- 924 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/28(水) 00:35:16 ID:HFURl6yk]
- ギャボ・・・・連続ごめん・・・なんか重いな
- 925 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/28(水) 02:08:32 ID:c6OFRRnN]
- 基本的にエンディング後の後日談が多いので、
カティアにとっては恋愛感情を抜きにしても一目おく存在なんでしょう テニアは性格的にか当初から常に呼び捨てだし、 メルアも性格的にか当初からさん付けなので カティアだけ変化が見えますね。
- 926 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/28(水) 06:38:01 ID:JjAgYb2z]
- >>293
別に他作品のオリキャラと絡んでも全然OKですよ。 カティア萌えスレの主旨にそぐわぬ限り、自由に書いて下さってよろしいかと。 あと、カティアの口調は基本的に敬語にする方が多いけど、 別に決まりがある訳じゃないので、お好きな方で問題ないと思います。
- 927 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/28(水) 08:22:23 ID:HZAagMBF]
- >>923
要はカティアスキーが読んで楽しめればOKってことだよ。 あと、至極当然だけど他のヒロインやキャラを冒涜するようなのはナシ。 (↑っても、どこのヒロインのスレでもたま〜〜〜にいるんだけどな・・・) それさえ守れれば好きなように書いてくれていいんだぜ? では、楽しみにしてますぜ、旦那!!
- 928 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/28(水) 18:30:14 ID:HFURl6yk]
- すばやい反応ありがとうございます。
ちょいと用事ででかけるので、 帰ってきたらメモ帳にあるのを順番に投下しようかと・・・
- 929 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/28(水) 20:37:40 ID:wRtYmPti]
- 皆さん想像してください
統夜の部屋を掃除するカティア そして、出てきたエッチな本を…
- 930 名前:それも名無しだ mailto:sage 結構ガイシュツネタだったりする [2007/03/28(水) 20:53:17 ID:dGea6Fqi]
- 多分赤面しつつも見ちゃうんだろうな
そのあと「こういう風にしてもらうのが好きなんですよね?統夜が持ってた本にありましたよ」って 詰め寄るんじゃないだろうか
- 931 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/28(水) 20:58:39 ID:G7cd1h5h]
- >>929
非常に唐突だけどその内容でSSが投下されてもいる4日目スレの過去ログをテキストにしてUpしてみた。 見づらいだろうけどこれなら携帯組の人も見れると思う。 http://www3.uploader.jp/dl/kagekagami/kagekagami_uljp00074.txt.html 尚そのネタは416辺りで出てくるがそれ以外にも見所満載のスレとなっているので未見の人は是非に。
- 932 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/28(水) 21:08:39 ID:JjAgYb2z]
- カティアスレの新婚4日目は黄金期。まさに神SSの宝庫でした。
とはいえ、現在も腕利き職人さんは健在なので、この時以上に繁栄することを願う次第です。 …いや、願うだけじゃなくてちゃんと俺も頑張りますよ。
- 933 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/28(水) 23:26:14 ID:Sbhj46jM]
- 既出ネタとて掘り起こせば新たなシチュが浮かぶかもしれんぞ?
とりあえず 「統夜も年頃の男の子なんですら仕方ありませんね」 といって感情を抑えるカティア。 そんな彼女をみて統夜が罪悪感を覚え、後で目一杯甘えさせる。なんてのはどうだろうか?
- 934 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/29(木) 01:16:32 ID:mqPNWmNS]
- >>931
いや無理 うpろだじゃ携帯は無理 試したけどまったく
- 935 名前:923の人 mailto:sage [2007/03/29(木) 02:54:58 ID:/SMpVoCg]
- |ω・) ちらっ
真夜中にコンバンワ。 ちょっと自前でスパロボ小説など書いていたのですが、その断片を投下 ・・・ただし甘め要素皆無、カティアというより統夜メインな気もしまs 一応脳内設定 ステイシスキャンセラー搭載機はヴォルレントとベルゼルート カティアはヴォルレント専用に調整済 ヴォルレントはオルゴンクラウド全開にできるも、乗り手が伴ってない カティアはどうにか一人でヴォルレントを動かし学校に墜落 残り2人はベルゼでカルヴィナの所に墜落
- 936 名前:923の人 mailto:sage [2007/03/29(木) 02:56:51 ID:/SMpVoCg]
- 「紫雲君、・・・ちょっと良いかしら・・?」
カルヴィナの表情が明るくないことからも良い知らせでない事はすぐに察した。 しかし、その内容は統夜の予想を遥かに超えた内容だった。 「待ってくださいよ!俺にそんなことできるわけない!」 それは、カティアの両親が既に亡くなっていた事実を伝えろ、という依頼であった。 ナデシコで火星に向かう道中、カティア達3人が自分達の素性調査を依頼していたのは統夜も耳にしていた。 オモイカネの処理能力で過去の行方不明者リストを洗い出す。簡単な事だ。 幸いにも3人は自分の使命を覚えていた為、捜索自体は簡単だった。 それでも、依頼をうけたプロスペクターはずっと調査結果を3人に聞かせられずに居た。 そう、プロスペクターは、この厳しい現実を告げるタイミングを計りかねていたのだ。 しかし、あまりに遅れても不自然だ。故に困ったプロスペクターはカルヴィナに相談をしたのだ。 そして彼女が下した決断 それは、隠し事などせずさっさと告げてしまえ、という事であった。
- 937 名前:923の人 mailto:sage [2007/03/29(木) 02:58:21 ID:/SMpVoCg]
-
「何時までも隠しとおせるわけないでしょう。幻想抱いて戦わせるほうが酷よ。」 冷徹に言い放つカルヴィナに対し覚える怒りは、その実向けられるべき対象は全く別にいるものだ。 それでも統夜は、面前の女性に怒声を浴びせてしまう。 冷徹に振舞う彼女は、今の統夜には怒りをぶつける格好の的になってしまっていた。 「アンタは・・・!アンタって人はっ・・・!」 敬語を使うのさえ忘れてしまう。 どうして!どうしてこんな!?と心の中で叫ぶ統夜。 100年弱前のアニメでさえあんなに興奮する程、幸せ、楽しみから遠い場所にいた少女。 戦いが終わったらそれをチャラにするくらい幸せにならなきゃいけないだろうに、『敵』とやらはその前提さえ彼女達から奪っているのだ。 「その怒りは『敵』に向けることね。間違ってもあの子にぶつけないように。」 カルヴィナの言う通りではある。 いう通りではあるが、正しい事が必ずしも納得できる事とは限らない。 「何だよ一人で解かった様な!だったらアンタがやりゃいいだろ!」 「テニアとメルアは私が連れてきたようなものだし、責任はもつ。でもあの子は貴方のパートナー。」 「だからって!」 「それに・・・カティアはあの3人の中では一番感情制御が上手くないわ。きちんと一対一で受け止めてあげないと。」 「はっ!?」 それはないと統夜は断言した。 彼女は3人のリーダー格だ。よく3人と一緒に食事をしたりするが、カティアが一番大人びている。 「・・・紫雲君、もう少し人を見る目を養いなさい。ただ無理してどうにか二人を引っ張っていこうとしてるだけよ、あの子は。」 「そんな・・・」 「だから、貴方が一対一でちゃんと受け止めてあげなさい。」 「そ、そんな事言ったって・・・」 困る。そんな真剣な悩みを自分が受け止めるなんて出来ない。 自分自身が「戦争」というものに巻き込まれてちゃんと適応できてないというのに、他人の心配など出来るかというのだ。 あの2人とは少し違うといえども、(多少強引ではあるが)統夜もまたカティアに引っ張られてどうにかやってきたのに。
- 938 名前:923の人 mailto:sage [2007/03/29(木) 02:59:59 ID:/SMpVoCg]
- ガタッ
その時、扉の外からだっと駆け出す音が聞こえた。 「・・・!まさかアンタ!」 「私も悪人じゃない。偶々貴方に用があったから来て、聞いてしまったのね。」 しれっというカルヴィナだが、その顔は嘘をついていない。 「クソッ!」 統夜は慌てて部屋の外に出て、足音の主を追跡した。 「・・・さて、こっちも問題といえば問題よね・・・」 主の居なくなった部屋を後にしたカルヴィナ。 そう、彼女もこれからフェステニアとメルアに、全く同じ事実を伝えなければいけないのだ。 あまり深く関わらないようにしているカルヴィナではあるが、それでも不憫な事に変わりは無い。 「はぁ・・・私だって気が重いことに変わりは無いのよ・・・紫雲君。」 「はぁ・・・はぁ・・・」 カティアが足を止めたのはレクリエーションルームだった。地球の風景を見せることで搭乗員の精神を癒すこの空間。 今は夜のうらびれた波止場・・・よりにもよって何でこういうときにこうしみったれた風景なのだろう。 「・・・っ、ごめんなさい、取り乱して・・・」 涙をぬぐいながら振り返ったカティア。どうにか作ろうとしている笑顔が痛ましい。 「予想は出来ていたはずなんです。頼んだときから・・・」 「・・・ッ・・・」 どうして声がかけられよう、この、触れれば崩れ去るような儚い存在に。 やっぱりショックではあるけど、と無理やり笑った顔でいう少女を前に、統夜は己の無力さを痛感した。 「統夜だってご両親はなくしてるし・・・アキトさん見たく目の前で失ったわけでもないし、大体記憶だっておぼろげだし・・・」 「俺は・・・!・・・俺は、もう、ちゃんと自分の中で処理できてる事だし・・・!」 自分は例えつまらないとは言え帰るべき日常が存在する。 しかし、彼女にはもう・・・ 「これで私には本当に、ヴォルレントだけになっちゃった・・・」 「そんな・・・そんな事って・・・!」 作り笑顔に限界がきたカティアはその場にへたり込んで泣き出してしまった。 おろおろしながらも何もする事ができない統夜。無力感に苛まれ、同時にどうすれば良いのかこっちが泣きたいという思いに駆られていると・・・
- 939 名前:923の人 mailto:sage [2007/03/29(木) 03:01:53 ID:/SMpVoCg]
- 「あーあーあーあー。ダメだなコリャ。ジョッシュ、カティアちゃんの方頼むぜ。」
「・・・・ってええええ!?」 「解かった。さ、食堂にいってとりあえずココアでも飲もう?」 通路の影に隠れてたと思しきアクセルとジョシュアが見るに見かねて助け舟を出したのだ。 ジョシュアにおとなしく促されるままに歩くカティア。残された統夜が呆然としていると、アクセルが近寄ってきて・・・ 「ったく、お前さんもつくづく甲斐性がないんだな、これが。」 といいながら肩に手をかけてきた。そのまま自分のほうに寄せて、耳打ち。 「良いか統夜、ああいった時こそチャンスなんだぞ?あの場ですっと抱きしめ『お前の居場所は俺の腕の中だ』ってなぁ・・・」 「俺とカティアはそんなんじゃないんだからそんな無責任発言できるわけないだろう!? 大体俺はそういう弱った心理につけこむ卑怯なマネはしない!」 統夜の狼狽しきった言葉をきくとアクセルは頭に手をあて、アチャーと嘆息するのであった。 「お前結構考え硬いのな・・・ ま、腕の中〜のくだりはともかく、居場所っていうのはマジメなアドバイスなんだな、これは。」 「え・・・?」 今までにやけていたアクセルの顔が急にきりっと引き締まった。 相手の豹変に統夜も勢いをそがる。 「あの子、今も言ってたろ。『ヴォルレントだけになっちゃった』って。」 「あ、ああ・・・」 「なんやら『敵』さんとやらに拉致られてたせいだろ・・・あの子は著しくアイデンティティってものが欠けてるんだな、これが。 だから、だ。カティアはヴォルレントのサブパイロットである、という事しか自分の価値が無いと思っている・・・そう教育されたんだろうな。」 まぁ、強いて言えば3人娘のリーダーってポジションもあるかもしれんがな、と付け加えるアクセル。 「だが、お前さん、火星に行く道中ずっと『地球に戻るまでは協力してやる』とか『なんで俺が・・・』ばかりだったろ?」 「うっ・・・」 「ヴォルレントというアイデンティティを半分否定され続けながら、今回の事だ。 自分のルーツっつう一番のアイデンティティまで失ったんだよ、彼女。」 「そんな・・・」 「っていうか、お前さんがパイロットになることが嫌々そうに見えたから、 ルーツを求めたのかもしれんないんだな、これが。」 「そんな・・・じゃあ、俺はどうしたら良いんだよ・・・!」 統夜の絞るような声に、アクセルはふぅ、っと一息ついたあと答えた。
- 940 名前:923の人 mailto:sage [2007/03/29(木) 03:02:51 ID:/SMpVoCg]
- 「簡単なことじゃねぇか。あの子の居場所をお前が肯定してやるんだよ。」
それはそのまま統夜に『ヴォルレントに乗って戦い続けろ』という意味だ。 統夜がそれを嫌っていることを知っているアクセルは、続けてこう言った。 「ただな、お前は巻き込まれただけだ。あの子には何の義理もねぇ。 もし本気で地球に帰ったらヴォルレントを降りる気なら、むしろ何かするほうが迷惑だ。 余計な希望を与えるからな。しかしだ、もしあの子を見て何か思うようなら・・・」 覚悟を決めろ、統夜 連邦部隊との対決の際に無意識に発動させた、オルゴンクラウドのワープ。 その負荷に耐え切れず失神した自分を、つきっきりで看病してくれたのは誰だ? 見ず知らずの他人にそこまで献身的になった事、自分にはあっただろうか? 確かに自分だって幸福といえる身の上ではないが、彼女ほど辛いものではなかった。 幸か不幸か、自分はオルゴンクラウドに反応し、カルヴィナでさえ動かせないヴォルレントを操れる。 一時は呪わしくさえ思ったこの力だが・・・あの少女にこれ以上悲しい顔をさせないために使えるのだろうか?
- 941 名前:923の人 mailto:sage [2007/03/29(木) 03:03:50 ID:/SMpVoCg]
- 食堂では、とりあえず泣き止んだカティアがココアを啜っていた。
泣き止んだ、とはいっても、時折ひっく、という声が聞こえるあたり、完全ではない。 ジョシュアは穏やかな表情をしながらカティアの背中をさすっていた。 「すいません、ジョシュアさん、お手数おかけしました。」 律儀にカティアについていてくれたジョシュアに礼を言うと、統夜はカティアの対面に座った。 「さっきはごめんなさい、統夜。ちょっと取り乱してしまったけど・・・もとから記憶はおぼろげだったし、もう大丈夫よ。」 琥珀色の瞳の端に涙を浮かべながらも、カティアはしっかりとした口調でいった。 (ただ無理してどうにか二人を引っ張っていこうとしてるだけよ、あの子は) カルヴィナの言葉が心の中で繰り返される。今も、どうにか統夜に弱いところは見せまいと気を張っているのだ。 そんな彼女に統夜ができる事・・・それは・・・ 「俺、地球に戻ってもヴォルレントのパイロット、続けるよ。」 ふえ?ときょとんとした表情を浮かべるカティアと対照的に、ジョシュアは真剣な顔になった。 「あ、あの、統夜・・・貴方は・・・」 「それでいいんだな?君は。」 統夜は力強く頷いた。ジョシュアはしばらく統夜の瞳を覗き込んでいたが、強い決意の光を見て取ったのか、すぐに微笑んだ。 「はい、どういう経緯かは知らないけど、ヴォルレントは俺に適合してる、そして、その力で、少しでも身近な人を悲しい思いから護れるなら・・・ 俺はヴォルレントのパイロットになります。」 統夜・・・とつぶやくカティアの表情がみるみる明るくなっていく。 「だから、カティア、もう少し俺に付き合ってくれるかい?」 「はい、こちらこそ!」 ジョシュアが顔をあげると、アクセルがちょいちょいと手招きをしている。邪魔をするなという事だろう。 状況を悟ったジョシュアは適当に理由をつけるとそそくさと退散を始めた。 (今は、ヴォルレントしかないかもしれないけどさ・・・一緒にやってゆくうちに見つけられる、いや、見つけてみせる。ヴォルレント以外に君の生きがいになる事) なんて心の中では思っていた統夜だったが、まだ流石に、それを口にするのは恥ずかしかった。
- 942 名前:923の人 mailto:sage [2007/03/29(木) 03:10:24 ID:/SMpVoCg]
- 蛇足
「成る程・・・アイデンティティか・・・・・・アクセル、俺、思うんだが・・・」 「ん。なんだよジョッシュ。」 「一番それが欠如してるのって完全記憶喪失のお前じゃないのか?」 「・・・細かい事気にしたら負けなんだな、これが。」 あとがき |ω・) 文才ないのに、空気も読めずしゃしゃったマネをしでかし申し訳ありませんでした 原作では一切過去に未練を持ってない3人でしたが、いくらなんでもそりゃねーだろ・・・ と思い、こういうシーンを書こう、と思った次第にございます。 ここでヴォルレントのサブパイという立場を肯定した上で、 ネリーの小屋でのみたいな会話に?げていけると良いなぁ、という妄想もっております。 長々と失礼しました。名無しにもどりまっす |=
- 943 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/29(木) 07:04:48 ID:RIO04NoY]
- >>942
これは凄い!出来ればこの物語を、一番最初から最後まで、全編通して読んでみたいものですね!! 文句なしにGJです!!!
- 944 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/29(木) 07:30:58 ID:KYYHy/Xt]
- >>941
GJ!断片ということはまだ投下していない部分もあるんだな?そうなんだな?ならば続きを投下するんだっ!
- 945 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/29(木) 11:56:26 ID:zs9KKJ5r]
- これで断片だと…?
>>942…恐ろしい子…
- 946 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/29(木) 21:15:06 ID:mqPNWmNS]
- >>943
いやはや、自分の未熟を思い知ったよ GJすぎる!
- 947 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/29(木) 23:52:04 ID:0/6Rstf+]
- いきなりだが、SS投下。
なんか前に似たようなネタで書いた気がしないでもないのだが、気にしない。 それは例の戦いが終わり、俺の家にカティア達がやってきて一週間ぐらいのこと。 激動の一週間を過ごし、彼女達も俺も同居生活に慣れてきた。 今日も今日とで、メルアがチョコケーキを作ろうとして爆発した事件がおきた。 俺は後片付けをして、ベッドに入った。 異変に気付いたのは布団に入って数時間後だった。 なんかもぞもぞしだしたのだ。 (誰か入ってきた?) まさかとは思ったが、それしか思い浮かばなかった。 不信に思って身体を起こし、布団をめくるとそこには――― 「カティア?」 「あ・・・・起こしちゃいました?」 そこにいたのはカティアだった。 「いっ、いや! 起こしちゃいましたじゃなくて!」 「すみません。 迷惑・・・・・でしたよね」 申し訳なさそうに頭を垂れるカティアに思わずこっちが恐縮した。 「そんなことはない! でも、なんでいきなり?」 突然のことにパニック状態の俺の頭だったが、それだけは口に出来た。 するとカティアは顔を俯かせた。 「・・・・・・・恐かったんです」 「恐い? お化けの夢でも見たのか?」 「違います! ・・・・・・・・・・・・・・・幸せだったから」 カティアの答えは予想外の答えだった。 「どういうことだ?」 「この一週間、とても幸せで、楽しくて・・・・・この幸せがいつまでも続いて欲しい。 でも・・・・・」 「この幸せが終わるのが恐い、ってか?」 カティアが頷いた。
- 948 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/29(木) 23:54:50 ID:0/6Rstf+]
- そう思うのも無理はないだろう。
子供の頃にフューリーに連れてかれて実験体にされてしまったこの子がそう思うのも当然だ。 だが・・・・・・。 「この馬鹿」「痛っ!」 カティアの頭にチョップを食らわした。 「何心配してんだよ。 失う事心配して、何になる?」 「統夜には判らないんです!」 「判るよ! でも、失って得るものもある!」 俺もムキになって反論する。 「あの日、カティア達が来て俺の高校生活は無茶苦茶になった!」 「・・・・・・・それを言うのは卑怯じゃないですか」 カティアの瞳に大粒の涙が浮かぶ。 「俺はグランティードで戦う事になって、何度も死ぬ思いをして!」 「やめてください! ・・・・・・・・・酷いです・・・・・・・酷すぎです・・・・・・」 ベッドから飛び出して、そのまま俺の部屋を出ようとする。 だが俺はカティアの腕を掴み、引き寄せる。 「カティアに! 大切な人に会えた・・・・・!」 胸の中に抱きしめたカティアに叫んだ。 「いいか、カティア。 俺はカティアの事を愛している。 カティアは俺の事、キライか?」 「・・・・・・聞かないでください。 ・・・・・・・愛してます。 私も、貴方のことを・・・・・!」 「その気持ちも、俺の気持ちも、あの日、あの時のことがなかったらなかった。 違うか?」 「そうです・・・・・けど・・・・・・・!」 それでもゴネるカティアをベッドに座らせ、彼女と同じ目線で話し掛ける。 「俺が守る」 「え?」 「俺がこの生活を、カティアを守る。 絶対にカティアを不幸にさせない。 意地でもカティアを幸せにする」 カティアは一瞬呆けると吹き出して笑った。 「なっ、なんだよ」 「統夜・・・・・それってプロポーズみたいですよ」 カティアの一言で俺の頬が耳まで熱くなった。 「べ、別にそういう訳じゃないって! ただ、カティアを慰めようとして・・・・」 「そういう事にしておきますよ。 プロポーズはちゃんとして欲しいし」 「ああ! ・・・・・・・あ?」 「期待してまってていいんですよね?」 さっきまでの弱気なカティアが、いつのまにかこれでもかというくらいに可愛く笑っていた。 「・・・・・・ああ! もっといいプロポーズをしてやるから覚悟しろ」 「はい! 覚悟してまってます!」 ちなみに統夜はカティアとそのまま一緒に寝て、翌朝奇襲に来たテニアによって一撃必殺のダメージを食らう事になったそうな。
- 949 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/30(金) 06:40:22 ID:rkxM1rsc]
- >>948
朝起きたら、またいい感じにSSが投下されていて幸せな気分。なのでGJ!
- 950 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/30(金) 22:35:17 ID:nkYW2t9F]
- 923の人>>
見事な文章GJです! かなり、熱くなりました。
- 951 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/30(金) 22:51:11 ID:5YR5MZLA]
- そりゃロシアだもの、そういうもんさ。
- 952 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/30(金) 22:56:15 ID:5YR5MZLA]
- ごめん、超誤爆した上に誤爆した内容を書き込むスレにこっちのレス書き込む所だった。
>>948 つまりソレは何時かプロポーズの内容で SSを書いてくれるフラグと取って宜しいですか宜しいですね期待してますなGJ。 んでもう暫くで次スレの季節だけど>>980辺りで建てれば丁度良いのかな? その際のテンプレ、>>2の最初か最後に ・テンプレから投下絵、SSの保管に外部サイトリンクまで。 お粗末処 osomatu3.exblog.jp/ てな感じでお粗末さんの所を入れる事を提案してみる。
- 953 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/30(金) 23:51:02 ID:rkxM1rsc]
- ふむ。今月中に次スレいけるかと思ったけど、ちょっと厳しいか。このペースだと四月の頭くらいかな?
>>952 いいんじゃないかな、お粗末さんとこは追加しても。 あそこはSSや絵が色々と保管されてるし、なによりカティアスレの為のblogなんだから俺は追加した方がいいと思うよ。
- 954 名前:952 mailto:sage [2007/03/31(土) 00:02:45 ID:NKFbm75Z]
- 一応誤解無きよう補足すると、
あえてお粗末さんとこだけ挙げたのは各種絵、SS、リンクの保管をしてるからって理由で。
- 955 名前:953 mailto:sage [2007/03/31(土) 00:20:15 ID:W4gcpJo8]
- >>954
うん、俺も同じ意見のつもりなんだけど・・・ どうやら俺の書き方が悪かったみたいだね。
- 956 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/31(土) 02:33:56 ID:PyK12s06]
- かてぃあ「統夜、統夜。 一緒にゲキガンガーを見ないかい?」
統夜「さっき見たでしょ」 かてぃあ「ぐりにゃーん」 統夜「・・・・・・わかったよ。 見るから。 見るからそんな目で俺を見るな」 >>952 問題がひとつ。 実は来週から修行に出るんだ。 10ヶ月ぐらい。 いや、マジで。
- 957 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/31(土) 20:19:30 ID:47H+lQJI]
- 唐突だが、カティア好きになってから急に武装錬金に興味を持った人、
先生怒らないから手をあげなさい ノシ
- 958 名前:それも名無しだ mailto:sage 斗貴子姉いいよ斗貴子姉 [2007/03/31(土) 20:25:49 ID:YE2uDgro]
- ブドウソーダ練乳金時は主題歌が熱い
歌ってんのが福山だからかねえ
- 959 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/31(土) 20:30:18 ID:60ppMOXe]
- >>958
こんなところにもて王好きがいらっしゃるとは・・・
- 960 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/31(土) 20:31:46 ID:OWacxDJT]
- 武装もいいけど実はGBWが好きなヤツ挙手
ノ
- 961 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/31(土) 21:42:15 ID:rcC8loM3]
- カティアと武装ってなんか関係あったっけ?
- 962 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/31(土) 21:46:36 ID:AqDEI4mu]
- >>961
ぶちまけさんとカティアの顔がそっくり
- 963 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/31(土) 21:47:06 ID:NKFbm75Z]
- >>956
10ヶ月後もこの雰囲気のスレで出迎えれると祈ってお帰りを待ってるぜー >>961 ぶちまける人にカティアが外見的ににてるよねというお話。
- 964 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/31(土) 21:58:44 ID:rcC8loM3]
- >>962-963
なるほどなー。そういうことだったのか まあ、俺は漫画で似てるといわれればこっちの方が連想されるわ ttp://a-draw.com/uploader/src/up19367.jpg
- 965 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/31(土) 22:27:05 ID:PyK12s06]
- 漫画じゃないけど、某アダルトゲームの魔法少女のヒロインに似てると思ったのは俺だけじゃない筈だ。
- 966 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/31(土) 23:10:51 ID:9Q7HXCoJ]
- >>965
後任の盟主と同名の人か? 少し前にそれの絵が投下されたが、アレは見事なハマりっぷりだったなw
- 967 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/31(土) 23:25:23 ID:OWacxDJT]
- 少し前だったか?と思って遡ってみたら前スレじゃないか
そしてアズラエルの後任の名前が5分出てこなかった俺死ねぇっ!
- 968 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/31(土) 23:43:47 ID:W4gcpJo8]
- >>967
カティアブリーカーなどさせるかっ!
- 969 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/03/31(土) 23:46:51 ID:OWacxDJT]
- でもよく考えたら魔法少女とは違うか
- 970 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/01(日) 00:14:00 ID:6hXk8XrN]
- 4月になってOGスレが騒がしくなってるウチにこっちに>>947-948の続きを投下〜。
あれから二年の月日が流れた。 とても、とても充実して楽しい日々だった。 生活費を稼ぐ為、毎日のようにバイトに明け暮れた俺の青春は、だが、まるで遊園地にいるかのように過ぎていった。 そして、そこにはいつも黒髪の少女が寄り添ってくれていた。 卒業式を明日に控え、俺とカティアは近くの川を散歩していた。 「もう春ですね」 「ああ・・・・そうだな」 桜が咲き誇る堤防を二人で並んで歩く。 実のところ、今日は『決着』をつけにカティアを呼んで散歩に出かけていた。 そう。 この生活のスタート地点で決めた、俺がこの二年間考えつづけた問題。 「・・・・なぁ、カティア」 「はい」 なんでしょうか、と首をかしげるカティアに向き合う。 「この二年間、本当にありがとう」 「なにを急に・・・・・。 それに、ありがとうっていうのは私の方です」 突然のことにいぶかしむカティア。 「いや。 カティア達がいなかったら、俺の高校生活ってのは面白くもない、陰惨な3年間だったろうさ」 これは事実。 『あの日』が来るまでの俺の高校生活はこれといって面白みのない、暗い生活だった。 それがカティア達が来たおかげで俺はとても明るい生活を送る事が出来た。 「それを言ったら私だって・・・・・」 「それで・・・・・なんだけどさ。 実はこの二年間、ずっと考えてた事があるんだ」 「なんですか?」 そう。 それこそが自らに課した問題だった。 この二年間、ずっと考えて、仲間に聞いて、それでもやっぱり自分で考え続けて、やっと出た答え。
- 971 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/01(日) 00:16:14 ID:6hXk8XrN]
- 「カティア。 一緒にいてくれ。 この先ずっと一緒にいてくれ。 不幸にするかもしれない。 辛い思いをさせるかもしれない。 だけど俺はカティアと一緒にいたい」
カティアの肩を掴み、彼女の目を見る。 「ありきたりな言葉で悪いんだけど・・・・俺はカティアを愛している。 ・・・・・・あー、その・・・・・俺と結婚・・・・してくれないか?」 ――――俺の馬鹿。 最後の最後まで俺の勇気は続かなかった。 紫雲統夜、騎士道不覚悟。 カティアはカティアで俯いていた。 「あの・・・・カティア?」 「・・・・・・私の」 その声は震えていた。 「私の所為で統夜が不幸になるかもしれません。 迷惑をかけるかもしれません」 カティアが顔を起こす。 一滴の光が頬を伝う、その顔はなのに桜の花のように優しい笑顔をしていた。 「それでも統夜。 私をお側に置いてください」 答えは―――出た。 「ああ。 俺のこと頼む。 知っての通り、頼りない奴だからさ。 俺も、これから頑張っていくから」 「ええ。 任されちゃいました」 リスのように笑うカティアの肩を抱き寄せ、唇をカティアの唇に近づける。 道は開けた。 だがこれは終わりではなく、輝ける優しい日々への始まり。 never end
- 972 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/01(日) 00:58:21 ID:ebVtzdbT]
- 何この俺達の戦いはこれからだエンド
- 973 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/01(日) 01:05:01 ID:VwngeADE]
- だが、それがいい。
GJ
- 974 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/01(日) 01:07:11 ID:gTbSSQer]
- >>971
修行に出る前にしっかりと投下するその心意気、実に見事。GJに値する! 修行頑張れ!そして10ヶ月後、また戻って来てね。
- 975 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/01(日) 10:40:15 ID:XwtUV9hY]
- >>966-967
前スレと保管庫チェックしたけど見つからNEEEEEEEEE!!1!11
- 976 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/01(日) 12:07:09 ID:eR22U/n7]
- ガブリエル
- 977 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/01(日) 16:57:27 ID:BIiB/aLL]
- >>975
残念ながら、絵の保管庫には全ての絵が保管されてるわけじゃなからね。 絵師さんが保管を拒否した作品は保管されてないんだよ。
- 978 名前:それも名無しだ mailto:sage srwj [2007/04/01(日) 17:59:49 ID:fSkO12ZI]
- |ω・) 誰もいない貼り付けるなら今のうち
ttp://www3.uploader.jp/dl/kagekagami/kagekagami_uljp00078.txt.html パスはメルアド欄に ここのみなさんの褒めがお上手なので図に乗ってもう一個だけ切り抜き 相変わらずJに出演してない人々が(版権キャラも)出ていますので 苦手な方はご注意ください。 923って国見ってよめるね、なんかH2っぽいねとかおもtt あとどうでもいいんだけどどうしても統夜の声が α主人公もやってたジャパンの人の声で再生される不具合 それでは失礼します |=ぴゃっ
- 979 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/01(日) 18:26:54 ID:BIiB/aLL]
- >>978
GJですよ!ところで君のその小説は、どこかで公開とかはしていないのかい? 是非とも最初から、ちゃんと読んでみたいのですが。
- 980 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/01(日) 19:01:23 ID:Fq03zs4i]
- うわお。
シスクードとか、スパロボ系の二次創作で見る事になるとは思っても見なかったゼイ。GJ. ああ〜シスクードOKなら、俺もレイヴンズがんばってみようかな……
- 981 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/01(日) 19:16:03 ID:i1t2JQlT]
- >>980
>>952を考慮した上で次スレ頼んだ。
- 982 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/01(日) 20:44:35 ID:P1nhQCcP]
- >>978
携帯厨に救いの手を 見れないよ。・゚・(ノД`)・゚・。
- 983 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/01(日) 21:28:41 ID:gTbSSQer]
- >>978
俺もその小説、気になるな。GJ!! 次スレ勝手に立てちゃおうかと思ったんだけど、出来なかったよ…orz 誰か立てられる人、お願いします。
- 984 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/01(日) 21:31:37 ID:VwngeADE]
- >>983
新スレのテンプレくらい書いていってくれればいいじゃないか
- 985 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/01(日) 23:41:40 ID:yQnBRWQw]
- じゃあ俺新スレ建ててくる、お粗末さんの所は>>2の頭に入れる感じでやってみるよー。
- 986 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/01(日) 23:46:45 ID:yQnBRWQw]
- game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1175438721/
新スレ建ったよー
- 987 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/01(日) 23:58:59 ID:092fdNS1]
- 埋め
- 988 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/02(月) 01:12:49 ID:BvO+QaQ/]
- 埋め用ボツネタしかも未完
名前の通りの失敗作です。色々と強引で中途半端だから、まっとうなものが読みたい人はスルーしましょう それから約2ヶ月後、12月半ば 「カティア、この単語なんだっけ?」 「ああ、それはですね…」 日常の生活に戻った二人はテストの勉強をしていた。実に平和な光景だ。これは、そんな日常の一コマのお話 「統夜、この漢字何て読むんでしたっけ」 「・・・」(ジィ〜…) 「統夜?何ボーっとしてるんですか。ちゃんと教科書を見て下さい」 カティアに教科書で軽くぽふっと叩かれ正気に返る統夜 「いや、そうじゃなくて」 「じゃあ、何ですか?」 「ん、何ていうかその」 「遠慮しないで。言って下さい」 「そう。じゃあ」 ―カティアのその髪飾り、一度外してみたいと思って―
- 989 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/02(月) 01:15:01 ID:aAE5p2Oa]
- いつまーでも いつまーでも 燃え続けるんだー
- 990 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/02(月) 01:15:42 ID:BvO+QaQ/]
- 「な、な、なー!」
「か、髪飾りって…!コレですか!」 「ああ」 ちょっとした質問のつもりだった しかしカティアはなぜか顔を真っ赤にすると、突然走り去ってしまったではないか 「あ!ちょ、カティア!カティアー?」 訳のわからない状況に唖然とする統夜。しばらくほうけてしまった しかし理由はわからなくても、カティアが逃げ出したのは事実 (もしかしたら俺、カティアの気に障る事をいったのか?) そう思ったらいてもたってもいられなくなった こうして統夜とカティアの追い掛けっこが始まった
- 991 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/02(月) 01:16:33 ID:BvO+QaQ/]
- カティアを捜して数分。甲児とボスを発見した統夜は二人に事情を尋ねた
「何、カティアさんをみなかったかって?」 「期末の勉強を一緒にしてたんじゃないのか?」 「いや、それがさ 「そりゃオメェ、目のつけ所が難儀だな」 甲児は「もっとほら、あるだろ?」と言った感じに返す 「いやだってさ、気にならない?」 「どうせならパイロットスーツについて聞いたらどうだ その方がカティアもヨロコぶし」 ボスがそんな事を語りだすと、突然脇から 「ヨロコびません!」 っと罵声が響き渡った 「「あ…!」」 カティア発見。再び逃げ出すカティア 「カティアー!」 統夜は再びカティアに向かって走り出した 「何のかんの言っても、心配する必要はないな」 「ストロベリーなお相手、俺も欲しいわさぁ」
- 992 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/02(月) 01:17:26 ID:BvO+QaQ/]
- そして追い掛けっこは続く。カティアが靴箱の前まで辿り着くと、そこにはメルアとかなめがいた
「あ、カティアちゃん。ダメですよ、廊下を走っちゃ」 「どうかしたの?」 「統夜に追われてるのよ!」 「うふふ、仲がいいんですね」 「!…と、統夜が来たら、まだ校内に残ってるっていってね」 「はいはい、わかりました」 それを聞くとカティアは一目散に走り去っていった そしてカティアが去って間もなく、統夜も入れ違いに現れる 「メルア!今、カティアがこっちに来なかった?」 「ハイ!たった今ここを通って外へ」 「ありがと!」 行き先を聞くと、統夜もまた一目散に走り去る このバカップル、二人して同じようなことしていきやがりましたよ 「紫雲君達、相変わらずね」 「そうですね」 「そしてメルアも相変わらず―」 「え?いやですね〜かわいいですか?」 (腹が黒いなぁ)
- 993 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/02(月) 01:19:05 ID:BvO+QaQ/]
- 追い掛けっこはさらに街中まで続く
そんな中、一人公園を走っていると見覚えのある女性の影に気付く 「テニア!」「カティア!」カティアは、テニアと出くわしたのだ 二人はそのままベンチに腰掛け、話し始めた 「統夜が、髪飾りを外したがってる?」 「そうなのよ。何を考えているのかしら」 (わかる、すっごいわかる) 「やっぱりその髪飾り、外さないの?」 「そうね。この髪飾りは大切よ。過去もなく、忌まわしい記憶しかないけど、そのお陰で今の私があるのも事実 統夜は、何で髪飾りを外したいのかしら?」 「んー…思うに髪下ろしたカティアがキレイだったから?」(ま、アタシはその髪型がどうなってるのかに興味あるんだけど) 「キレイと思ってくれるなら嬉しいけど…!」 言葉が途中で途切れた ここまでくれば大丈夫と思ったが、統夜が追い付いたのである 「統夜!」 しかしよくよく考えれば逃げる理由はなかった。というか何故逃げたのだろう 恥ずかしさの余り、思考回路が色々パニックを起こしていたが、テニアの次の一言で、カティアは落ち着いた 「聞いてみれば?カティア」 そうね、と軽く返してカティアは統夜に向かった
- 994 名前:それも名無しだ mailto:sageここで打ち切り。ムダレスしてスマン [2007/04/02(月) 01:21:48 ID:BvO+QaQ/]
- 「統夜はどうして、髪飾りを外したいんですか?」
「何でってこの前、風呂上がりのカティアみてキレイだと思って」 「!」 「いや、何もかもひっくるめて まるごと全部、カティアのコトが好きだから!」 「・・・統夜 ・・・ってこんなギャラリー多い所で!」 「悪い、カティアの気持ちも考えないで追い掛け回して」 「わかりました!わかりましたから移動しましょう!」 「いつだかはわからないけど、私はフューリーに掠われて、過去と日常を失いました。多分、私の本名はカティアグリニャールではないでしょう。 この髪飾りは、私がカティアとして生きた始まりの証なんです だから、気軽に安々と外せるものじゃありません」 「ああ、よくわかった」 「外してみますか?」 「え、でも」 「いいんですよ、統夜なら」 ゆっくりと手を伸ばし、髪飾りに触れる。同時に、カティアの耳に指をかすめた 「んっ…」 「カティア?耳、弱い?」 「み、耳は敏感なんです!そこをそんな風に触られたら……んぅっ」 反応が面白かったのか、統夜は悪戯っぽく笑うと、もう一度耳に手を伸ばした 「ヨロコんでる」 「ヨロコんでません!」 「んぁっ」 やはり、という確信めいた笑みを浮かべて繰り返す 「ヨロコんで(ry」
- 995 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/02(月) 02:08:40 ID:/cHMml+X]
- これは良いフランツですね
- 996 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/02(月) 03:17:54 ID:HL4fx74G]
- コレって武装錬金の最終回ネタ入ってる?
- 997 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/02(月) 12:08:43 ID:8+cIwp4L]
- >>988ー994
ピリオドか、GJ! ただ、メルアに腹黒属性追加はいただけんぜ。
- 998 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/02(月) 13:04:52 ID:nf8h7Wdj]
- スレの終盤にしてなんというフランツ・・・これは次スレも期待できる!!
- 999 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/02(月) 13:22:48 ID:cA5HPmE+]
- こういうの詳しくないんだけど
8スレ目って結構スゴイんじゃないか?
- 1000 名前:それも名無しだ mailto:sage [2007/04/02(月) 13:26:55 ID:+MqPGebu]
- >>982
fileseek.net/proxy.html mobazilla.ax-m.jp/ これ使えば読める 1000でこれでごめん
- 1001 名前:1001 [Over 1000 Thread]
- ┏──────────────────────┓
│ [インターミッション] │ │──────────────────────│ │ ユニット能力 ユニットの改造 武器改造 │ │ パイロット能力 パイロットのりかえ 妖精のりかえ │ │ 強化パーツ ユニット換装 オプション │ │ セーブ ロード ポケットステーション │ │〔次のスレッドへ〕 │ │ │ │次のスレへ進みます。 │ │──────────────────────│ │ 総ターン数_1000 資金___1000 │ │第1話『このスレッド』までクリア. │ ┗──────────────────────┛
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