- 841 名前:756 mailto:sage [2005/09/24(土) 13:09:58 ID:62ksnNGG]
- >838
半分正解 地上二点の距離が離れれば離れるほど、イニシャルでの位置エネルギーが高くなるので、大きなモーメントに耐えられる。 この位置からさらに地球側へ傾かせるほどのモーメントを発生させると、遠心力が不足し、西側のリボンが揺るむ。 問題なのは、この後、傾く事=安定位置からの距離が離れる=モーメントが位置エネルギーとして消費されるため、ある程度傾ききった所で、イニシャルの位置に向かって戻り始める。 しかし、二本の糸で三角形にぶら下げた振り子を揺らそうとすると、ガクガクするだろ。 このタワーでは東方向の傾きと西方向の傾きは連続していないので、イニシャル位置までくると、そのまま東方向への振れになるのではなく、戻り方向の運動エネルギーの連続しない分が張力となって一瞬にしてリボンにかかる。 じわじわ蓄積してきた運動エネルギーが、イニシャル位置に戻った一瞬に集中してかかるので、生半可な衝撃じゃない。 上り方を最適制御し、振り子運動を打ち消しながら上るタワーか、制限荷重・スピードを超えない限り振れないけど、超えると千切れるタワーがいいかの選択となる。 なので、>838は正解だけれどもエレベータとしての運用を考えた際は、メリットが少なく、技術的経済的難易度が高くなる上に、とんでもないウィークポイントができてしまう。 前の方で電気屋が言ってたマッハな新幹線は、ちょっと走らせられないかも知れない。 今日は給料日で気分がいいんだ。次はまた煽るから覚悟しとけ。
|

|