- 226 名前:220 mailto:sage [04/02/18 23:16 ID:q/r3qgRz]
- 実際に数年間いじっていたものですから・・・・
量産プラントは確かカーボンナノチューブじゃなくてグラファイトナノファイバー(GNF)だったかな?MWNTsもあったはずだけど。 カーボンナノチューブといっても各種あってSWNTsとかMWNTsとか構造に差異があります。 現状ではSWNTsにしろバンドル径が数十nm、長さが数十〜数百ミクロンオーダーのサイズの長さのものしか製造できない。 精製過程でチューブに欠陥が入るし、接合する技術も束ねる技術もないから現状では構造材に使えるロープの製造技術もない。 またロープ端部の処理とか接合方法をどうするかも決まっていない。 強度は一本のチューブに関しての長さ方向の理論強度計算とか。ロープにした場合にチューブ間は分子間力なので意外と弱い。 構造材に関しては同じ炭素材でもGNFやMWNTの方が進んでいるか。あれも樹脂とかの補強材だけど(CFRPの類似品)。 どちらかというと材料板の話か。実際にいじっていてこれはやっかいな素材と実感した。学会に行けば流れはわかると思うが。 ブラックバードのことはまた別に。あちら方面は専門が違うが。国内の文林堂のくらいしかもっていない。 将来の技術に期待したいですが・・・・電子分野への応用研究が最近メインだし・・・・
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