- 128 名前:オーバーテクナナシー [03/11/25 08:20 ID:quiAzZf1]
- 彼らは、軌道エレベーターの建設を夢見た。これは、神への背信の思いからだった。
神は、人々が全地に散り、地を従わせるのが目的だった。「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、 地を従わせよ。…」しかし彼らは、軌道エレベーターを建てることによって、わかれて 住むことを防ぎ、知恵と力のあかしとして名声を後世の人々に伝えようとした。 また、地を滅ぼす洪水は再び起こらないという神様の約束を信じなかった。 水が達したところよりもはるかに高いところまで軌道エレベーターを築いて、 今度洪水が起こっても大丈夫なようにと考えた。 時に主は下って、人の子たちの建てる町と軌道エレベーターを見て、言われた、 「民は一つで、みな同じ言葉である。彼らはすでにこの事をしはじめた。 彼らがしようとする事は、もはや何事もとどめ得ないであろう。さあ、 われわれは下って行って、そこで彼らの言葉を乱し、互いに言葉が通じないようにしよう。」 こうして主が彼らをそこから全地のおもてに散らされたので、彼らは町を建てるのをやめた。 これによってその町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を乱されたからである。 主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。
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