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ドラクエ3〜そしてツンデレへ〜 Part2



1 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/01/24(火) 10:06:54 ID:LKeJxKyi0]
まえスレが 512kを こえてしまうとは ふがいない!
そなたに もういちど きかいを あたえよう!

ドラクエ3〜そしてツンデレへ〜
game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1132915685/

まとめサイト
www.geocities.jp/game_trivia/dq3/index.html

392 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/08(水) 19:52:58 ID:sV6OoxRN0]
>>見切り発車氏
顔を赤くするスケベゴーグルかわいいよスケベゴーグル

>>YANA氏
いきなりアリスの母君登場ですか。
やはり母君もツンデレですか?

393 名前:見切り発車 mailto:sage [2006/03/08(水) 22:28:45 ID:v9rBuVFW0]
思ったより立派な船ねぇ。
此だけしっかりしていれば船酔いしないかしら………?
え、関係ないの?外海に出たらどんな船でも揺れるって………
あーあ、今から気が重くなっちゃったよ……アレンのせいだからねっ!
……魔除けの鈴って船酔いも除けてくれないかな………

(チリーン)

港の中は結構静かに進むんだねー。
……わたしだって、ずっと此なら平気なのっ。もう、人のこと莫迦にしてっ。
ねぇ!あそこ!なんか人の家があるっぽいよ。行ってみない?


財宝が沈んだって云われても……何処で沈んだかも判らないのに、ねぇ?
それにお礼よりも、その財宝をくすねた方がよかったりして。
でもさぁ、船に乗らないと行けないなんて、不便なところに住んでるわよね。
それにあの扉。銀の縁の扉は銀の鍵で開くって、みんな同じ鍵を持ってるのかな?
だったら、鍵を付けておく意味がないような気もするんだけど………

……ねぇ、そういえばさっきからちょーっとだけ気にかかってることがあるんだけど。
わたしたち、何か忘れ物してない?

394 名前:YANA 83-1 mailto:sage [2006/03/08(水) 22:39:34 ID:L9U+VkQt0]
「ん…あっ!!アリスちゃん!アリスちゃんじゃないかっ!?」
「あ、宿屋のおじさん。二年ぶりですねっ」
「いやぁ、見違えたよ!色っぽくなっちゃって」
「あはは、ありがとう」
「なに?アリスちゃんが帰ってきたって!?…おわっ、これまた随分立派になって!」
「あ、道具屋さん、元気そうで何よりです」
「はっはっはっ、あと二十年は現役よ!そっちの兄ちゃんは、あれか、アリスちゃんのコレかい?」
「え、な、もう、からかわないで下さいっ!」
「アリスねーちゃーんっ!」
 ボフッ
「ひゃぁっ!もう、アレクね、どこに顔突っ込んでるのよ!」
「ねーちゃん、あいかわらずスキだらけだなー、あははっ」

「ふふっ…みんな、変わってないなー」
「随分、人気者なんだな」
「ん、そかな?…この村はいつもこんな感じなんだよ」
「ふぅん」
「何もない村でしょ?ごめんね、がっかりした?」
「何でだよ?都会とどっちがいいとはいわねぇが、ここにはここの良さがあると思うぞ。静かだし、落ち着く」
「ありがと。そういってくれるとあたしも嬉しいな…あ、ここよ、あたしの家」
「ん」
「母さん、元気にしてるかな…」
 ・ ・ ・
 ガチャッ
「ただいまーーーーーっ!!」
「お邪魔します」

395 名前:YANA 83-2 mailto:sage [2006/03/08(水) 22:40:10 ID:L9U+VkQt0]

 カタンッ
「わわわわっ!」
 ガチャーーーーーンッ
「か、母さん!?大丈夫!?」
「あはは、急に開けるからびっくりしちゃったわ。お茶の用意をしてたんだけれど…ごめんね、すぐに片付けるから」
「俺がやります」
「あら、あなたがゴドー君ね。娘から手紙でお話は聞いているわ。アリスがいつもお世話になっています」
「いえ、俺も、アリスには助けられています…あ、その破片、危ないです」
「ごめんなさいね、いいのよ?そちらで座っていても」
「そうはいきませんよ、と…」
 ・ ・ ・
「改めて紹介するわね。こちらがあたしの母さん。…で、こいつがあたしのパートナーの勇者、ゴドー」
「初めまして、ゴドー君」
「こちらこそ」
「で、二人とも、いつ祝言を挙げるのかしら?」
「ブッ!!かかか、母さん、いきなり何言い出すの!?」
「………(汗」
「やっぱり、例の、大魔王を倒したあとかしら?それとも、そのあともう少し恋愛経験を踏んで…」
「まままま、待ってってば!」
「ふふ、冗談よ。アリスってば、相変わらずそういう話には免疫ないのね」
「う…」
「…ちょっとだけ、真面目な話をするわね」
「…はい」
「むー…」

396 名前:YANA 83-3 mailto:sage [2006/03/08(水) 22:40:41 ID:L9U+VkQt0]
「アリス。事情は、手紙で知ってるわ。今のあなたが、どれほどのものを背負って、どれほど巨大な敵に挑もうとしているか。
 母さんに出来ることは、あなたのいうように、この事実を世間から隠すことだけだけれど…あなたの無事を、祈っているわ」
「…母、さん」
「…そして、ゴドー君。貴方がお父上の話をされるのを嫌っているのは知っています。でも、これだけは言わせて下さい」
「………」
「貴方のお父上のおかげで、今の私とこの子がいるのです。…どうか、今一度。あなたが、アリスを、護って上げてください」
「………」
「…おば様。一つ、勘違いをしています」
「はい?」
「アリスは、既に俺が守るまでもなく強くなっています。俺がこいつを支えた回数と、こいつが俺を支えた回数。
 そこには決して、大きな差はありません」
「ゴドー…」
「ゴドー君…」
「…ですが。それでも敢えて、約束しましょう。俺が、アリスを死なせません。必ず」
「…ありがとう、ございます」
「さて…。挨拶も済んだし、俺はそろそろ行きますね」
 ガタンッ
「へ?あれ?ゴドー、どこ行くの?聞いてないわよ?ちょ、待ってってば」
「何言ってる。おまえはここに残るんだよ」
「………は?」
「…?」
「一週間したら、迎えに来る。それまで、おまえはここにいろ。わかったな?」
「…!」
「ちょっと、まさかあんた、一人でゾーマを」
 クイッ
「母さん?」

397 名前:YANA 83-4 mailto:sage [2006/03/08(水) 22:41:13 ID:L9U+VkQt0]
「ごめんなさいね、ゴドー君。ごゆっくり」
「…すみません。お手数をおかけします」
 ガチャッ、バタンッ
「あ、ちょ、待ちなさい!」
「いいからいいからっ」
「もう、何で止めるの、母さん!」
「あのね、わからない?彼にも、お母さんがいるのよ?」
「あ………」
「あなたが大切な戦いの前に私に会いに来てくれたように…ゴドー君にも、家族がいるのよ。
 その気持ちを汲んであげないと、嫌われちゃうぞ?」
「………うん。そうだよね。ごめんね、母さん」
「ん。素直でよろしい」
「…あ、そうだ。母さん、例の手紙だけど、今はどこに…?」
「うん?ああ、ほら、父さんがこの家を建てるときに、地下室のある家がほしいっていって、
 結局物置にしか使ってなかった地下の隠し倉庫、あったじゃない?あそこに隠してあるわ」
「ああ、あそこ。確かに、入り口は物凄く分かりづらいし、安心ね」
「それが、どうかしたの?」
「ん…ちょっと。こっちで出来る最後の仕事、しちゃおうかな、って。
 母さん、ごめんね。あたしの部屋、そのままだよね?ちょっとの間、部屋に篭もるから、夕方まで一人にしてね」
 
 ガチャッ、パタン…ギィ
「…ふぅ。それじゃ、始めますか」

398 名前:YANA 83-5 mailto:sage [2006/03/08(水) 22:42:00 ID:L9U+VkQt0]
 〜一週間後〜
 コンコンッ
「はいはい…」
 ガチャッ
「あら、ゴドー君。そろそろ来る頃だろうと思ってたわ。どうぞ、上がっていって」
「いえ、お気持ちだけ戴きます。俺は、アリスを迎えに来ただけですので」

「あ、ゴドー、早かったわね。もうちょっと待ってて、すぐに支度するから」
「外にいるぞ。準備は万全にな」
「わーかってるってば!」
 ・ ・ ・
「…よしっ!準備完了!じゃ、母さん。いってくるね」
「ええ」
「何度も言ったけど、もうあの地下室には入っちゃ駄目だからね?勿論、手紙もいじっちゃ駄目だよ?」
「はいはい。わかってるわ。でもそれは、いつまでかしら?あそこには、父さんとの思い出の品も結構あるから…」
「………っ…そうね、じゃあ」

「―――私が、帰ってくるまで」

「…ええ、わかったわ。それまでは、我慢するわね。安心して、絶対に手紙のことは人に話さないから」
「う、ん。…ありがと」
「それじゃ、いってらっしゃい。私の可愛いアリス」
「うん。いってきます、母さん」
「―――ゴドー君と、幸せにね」
「―――――――――かあ、さん?」
「うん?」
「…きづい、て…?」
「何のことかしら?大丈夫、心配要らないわ。母さん、ちゃんと約束は必ず守るから。
 ―――『あなたが帰るまで、地下室にも手紙にも関わらないから』」
「!!っっっ!…」
「アリス。あなたは強い子よ。ゴドー君も言ってくれたじゃない?泣かないで。ほら、ゴドー君に笑われちゃうぞ?」
「っ…はい!母さん、今まで…本当に、ありがとうっ!!」

399 名前:YANA 最後の手紙 mailto:sage [2006/03/08(水) 22:42:58 ID:L9U+VkQt0]
『―――これを読んでいるあなた。今、あなたの住む世界に、魔物はいますか?
 あなたがこの手紙を読んでいるのが、私がこれを書いている時からどれだけ経った時代かはわかりません。
 十年後かもしれないし、百年後かもしれない。それでも、魔物のいなくなった時代のために、これを残します。

 この手紙は、この箱の一番底、束ねられた手紙の最後に保管します。ですので、この手紙を読んでいるということは、
 あなたは今まで、私とゴドーが歩いてきた軌跡を知っているということになります。ですから、包み隠さず、お話します。

 …私たちはこれから、最後の戦いに向かいます。
 敵は大魔王ゾーマ。バラモスを越える、諸悪の根源。闇の世界の支配者。
 私はこのことを、すぐに世間に知らせることを思いとどまりました。世界が混乱の渦に陥ることを、恐れたからです。
 ですが、これを読んでいるあなたの世界に魔物がいないのなら…それは、過去のこととして、安心して語ることが出来ます。

 もしあなたの時代に魔物を見たことがないのなら、私たちは戦いに勝ち、ゾーマを倒したということでしょう。
 ですがその時、戦いでの生死を問わず、私とゴドーはこの地上にはいないでしょう。
 なぜなら異世界への道は、ゾーマによって開かれたからです。奴が倒れれば、私たちはこの世界に戻ることは出来ないのです。

 こんな突飛な話を、突然、こんな形で話しても信じてもらえないかもしれません。
 でも、私にいえるのはそれだけです。あとのことは、これを読んでいるあなたにお任せします。
 信じて世界に公表しても、嘘だと判断して焼き捨てても、私はそれに文句をつけることは出来ません。

 だって、その世界は、あなたたちのものなのだから。
 
 ただ、世界の脅威に立ち向かった二人の人間がいたということだけは、どうか、あなたの胸に秘めていてください』

                                    アリアハン暦 664年 ○月×日  T.アリス

400 名前:YANA mailto:sage [2006/03/08(水) 22:57:12 ID:L9U+VkQt0]
 俺 た ち(ry




はい、いい加減しつこいですね。いややっぱり、これをやらんと締まらんというか(黙れキチガイ
手紙を指す意味でのアリスワード≠ヘこれで終わりです。

これよりラストバトルに突入するわけですが、俺は別に、変わったことをやろうとはしません。
「ああ、やっぱりこうなるのか」っていう、王道中の王道を突き進む所存です。
しかし、その王道の展開を使って、如何に人を楽しませるかが腕の見せ所なわけで。

部屋の引越しにつき、ネット環境復活がおよそ二週間後になります。
クライマックス投下は…いつになるかなぁ。ちょいとわかりません。
もしかしたら早まるかも。せっかく盛り上がって?来たところですが、区切りがいいので一先ずここまで。
気長にお待ちください。

>>392
残念、実はアリスのおっかさんは第一部の終盤で既に登場してます。
そんなわけで、真っ当なお母様でありました。母は強し。

>>見切り発車氏
アレン「おおっ、ナナちゃん!
コナン「こいつは、さいこうだぜ!
*「ああ、このとしまで、
いきててよかったわい!

な展開キボンヌ(黙れキチガイ




401 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/09(木) 00:41:45 ID:7C3R8fVlO]
敬意を評しつつ乙ッ!
今回も見応えタップリですね、泣けた…
故郷の地…そして、アレイ、ライナー、エデン、船長。
世話になり、共に戦い歩んだ彼らとの別離はいかに?
眼が離せませんね。

嗚呼、メイン、サブキャラクター含め絵板でもあれば溢れる妄想のはけ口になるものを( つД`)

402 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/09(木) 01:28:24 ID:kE+YCRJ8O]
モンスターは全ての人の心の中に
それはゾーマにもなれ、スライムにもなれる
されど勇者も心に同居せん
遊び人から伝説まで


403 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ [2006/03/09(木) 01:52:55 ID:pYXLyGhm0]
母さーーーーーーーん!!!(カダー○ュ風)

404 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/09(木) 02:44:00 ID:93wEeLwY0]
オーケストラの勇者の挑戦の途中でファンファーレが流れる理由は
ゾーマのあまりの強さに意識を無くしかけてるとき、アレフガルドの大地を思い出している勇者に
精霊神ルビスの力によって勇者の心の中に不思議な力が芽生えたかららしいが…。

こんな王道展開かな?

405 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/09(木) 03:22:41 ID:Wm66ZuGYO]
hosyu

406 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/09(木) 10:44:13 ID:OK7eLGkN0]
ヤバイ涙腺が・・・・

407 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/09(木) 15:07:51 ID:oKUPIl3X0]
ぐっ、な、泣いてなんか、ないんだからねっ!

408 名前:見切り発車 mailto:sage [2006/03/09(木) 23:33:41 ID:LWn8qket0]
だから、ごめんなさいって云ってるじゃない。
何度云えば気が済むのよ。もー、いい加減機嫌直して。
そりゃあ、棺桶に詰め込まれて放っておかれたら、怒るのはトーゼンよ。
わたしがやられたら、もう二度と立ち直れないくらいへこむわ。
だけど、仕方がなかったのよ。
ほら、助けたあの子とアレンはさっさと先に行っちゃうし、
そしたらほら、変なところに行かないかわたしとしては気が気じゃなくて……
じゃなくて!わ、罠かもしれなかったじゃない?
だったら独りで行かせるわけにもいかなかったし、わたし独りで引っ張るには重かったし。
だから仕方なく、彼処において行かざるおえなかったのよ。
でね、船が貰えることになったから、先に様子を見てから迎えに行った方が良いかなって思って。
け、決して忘れていた訳じゃないのよ?

もーほらっ!アレンも謝るの。ごめんなさいしてっ。
コナンもいつま…で………うぅ、騒いだら気持悪くなってきた………
はぁ、もーどうでもいいや……わたし、船室で休んでるね……………
べ、べつにおくってくれなく………うぅ……ゴメン、やっぱり肩貸して。
じゃあ…コナン……は気が済むま……ぅ…で…潮風にで…も当たっ…うぅぅ…てなさい………

409 名前:見切り発車 mailto:sage [2006/03/09(木) 23:36:17 ID:LWn8qket0]
>YANA氏
乙です。最終決戦、首を長くして待ってますね。
その間力不足ですが、細々とやっておきます。

M○○展開は(ry

410 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/10(金) 03:35:10 ID:TsDyb0dh0]
サマル棺桶放置ワロスww



411 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/10(金) 07:34:25 ID:GF63dod1O]
アレンとずっと二人きりを想像して顔を赤くする王女

412 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ [2006/03/11(土) 00:12:09 ID:SZywBqhQ0]
>>YANA氏
鳥肌がたちまくりだわ
ここからの放置プレイテラキビシスwwwww

引っ越し引っk(ry

413 名前:見切り発車 mailto:sage [2006/03/11(土) 00:28:28 ID:MR4mZH2N0]
ぅ………ん……うぅー、気持悪いー……
未だ揺れてる。って、そりゃ海の上なら当たり前かぁ……
………どうしてアレンがベッド脇で寝てる………
…………………!!ふ、ふくっ、ふくのみだ………れはない、のね………
此は濡れタオル………あれからずっと付き添って…………?
…ね、寝相変じゃなかったかな!?寝言で変なこと云って………

ひぇっ!?ア、アレン起き………じゃなくて。なんで此処で寝てるのよっ!!
仮にも未婚の乙女の部屋で一晩過ごすなんて、どういう事か判ってるの!?
寝、寝顔が可愛かったって……へ、変なこと口走……………
ばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかっ!!!
そんな莫迦なことばっかりいってっ!
ま、まさか、やっぱりわたしが寝ているときに変なこと………
もー出てってっ!出てってよっ!!
早く出てけーーーー!!

414 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ [2006/03/11(土) 17:39:20 ID:NfKbA3av0]
今ちょうどDQ3やってるんだけどYANAさんの呼んでたら普通にやってるより
だいぶ感情移入しちまった・・・(つω;`)

415 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/11(土) 21:05:40 ID:QNZeMR160]
YANAさんの読んでから、
DQ3やると物足りなくなるよなwww

416 名前:見切り発車 mailto:sage [2006/03/12(日) 02:23:31 ID:spugabcv0]
う〜ん、地面に足を付けてるのに、未だ揺れている気がするわ……
でもやっぱり揺れない地面はいいなぁ。
んー、そりゃちょっとは慣れてきたけどさ、グラングラン揺れたらそりゃ気持悪くなるもの。
此からも船旅を続けること考えると、ちょっと気が重くなるよ………

此処が伝説の地、アレフガルドなのね。
わたしたちのご先祖様が此処で残した偉業を考えると、身の引き締まる思いだわ。
「お帰りなさいませロトの子孫たち」って何処行っても云われるのは、ちょっと嬉しい気がするな。
……アレンはそうじゃないの?俺は俺、ねぇ……
まぁそうカリカリしないで。民の期待の応えるのは為政者の義務ですのよ。
あー、なによーなんで笑うのー?せっかく真面目に云ったのにっ。
似合わないって………アレンのばかばかっ!!もー知らないっ!!

417 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/12(日) 08:09:26 ID:sV468M0M0]
そういえばUの主人公達は王族なんだよなあ。

418 名前:見切り発車 幕間 mailto:sage [2006/03/12(日) 11:44:25 ID:ixtSDU7j0]
世界でただ一人の愛する妹へ

元気にしているかい?もう大分春めいてきたけれど、花粉症の具合はどうだろう。
鼻水と涙で苦しんでいる姿を思い返すと萌え、もとい心配でたまらないよ。
今回は、伝説の地アレフガルドからこの手紙を書いてるんだ。
ぼくの活躍で船を手に入れることが出来てね。
ちょっとだけ書くと、船を所有しているお爺さんの孫娘がグレムリンに襲われてたんだ。
ぼくたちは其奴と戦ってね。二人は早々に奴らのラリホーで眠らされちゃって。
だけど、ぼくの孤軍奮闘の結果グレムリン共を倒すことに成功したんだ。
それで孫娘を助けてくれたお礼にって、お爺さんが船を僕らにくれたんだよ。
戦いを見ていた娘は、ぼくらが港を離れてもずっと潤んだ目で見つめちゃってね。
でもぼくにはやらなければならないことがあるから、その目に気が付かないようにして再び旅路についたのさ。
そんなぼくをあの二人は頼もしげに、今まで以上に尊敬するように接してくるようになったんだけど。
ぼくらは此から、どうしてもってアレンが云うから竜王の城の跡地に向かうんだ。
まぁ、何があるとも思えないんだけど頭を下げて頼むから仕方がない。
また何処かの町に着いたら手紙を送るから、楽しみに待ってておくれ。

                世界一頼りになる兄より

−−−−−−−−−−−−−

お兄ちゃん…………手紙の文字が水か何かで滲んでるよ……………

419 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/12(日) 12:38:46 ID:n4VUZL0L0]
ちょwwwwwwサマルの扱いヒドスwwww

420 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/12(日) 18:09:34 ID:EUZOOuovO]
サマルのキャラいいなぁ〜



421 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/12(日) 19:22:54 ID:jVCrS6yKO]
妹はおしゃまキャラで。

422 名前:見切り発車 mailto:sage [2006/03/13(月) 00:09:21 ID:GKm1loJO0]
あ、ねえ。此から竜王の城跡地に向かうんでしょ?
ほら此見てよ、この服もうボロボロなのね。足の辺りなんてふとももが………

(ガバッ)

イヤらしい目で見るなあっ!きょ、許可も出してないのにみ、見ちゃ駄目だよっ!!
でね、わたしは新しい服が欲しいのっ。それに武器だって未だに聖なるナイフ。
そりゃわたしが攻撃することは殆ど無いけどさ、心許ないというかなんというか………
もしかしたら竜王のお化けと戦うことになるかもしれないじゃない。
その時にわたしが戦力にならなかったら、困るでしょっ。
だからほら、早く行くのー。

(グイグイ)

ねぇ、これで良いと思うー?
ち、ちがっ……似合ってるとかじゃなくてっ!え?だったらなんなんだ………?
うーん…………や、そういうことだったのかな………
で、でも謝らないもんっ!あ…謝らないんだからねっ!!
さぁ、どうなの、此のみかわしの服っ!大丈夫!?変じゃないっ!?
……さっき云った………に、似あ………………うぅぅぅぅぅぅーーー
お、おじさんっ!此、10着下さいっ!!!!

423 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/13(月) 00:29:30 ID:3S9Q4knZ0]
王女可愛いよ王女

424 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/13(月) 07:38:50 ID:Une0MwNqO]
ドラクエ2にメダパニがあればなぁ。

425 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ [2006/03/13(月) 10:28:39 ID:weHzc8B50]
ドラゴンキラーは武道家も装備できるべき
game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1142210829/l50


426 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ [2006/03/13(月) 12:18:31 ID:jOtzQRJLO]
すばやさ上げる呪文ってなんだっけ?ど忘れした

427 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/13(月) 12:22:05 ID:qkiVOp030]
ピオリム?

428 名前:見切り発車 mailto:sage [2006/03/13(月) 23:32:23 ID:OoAH/n230]
へっへー、どうどう?似合う?格好いーい?
みかわしの服を纏って、魔導士の杖を持つと、ほら。
じゃっじゃーんっ、魔法使いみたいでしょー。
それにこの杖、実は振るうだけでね……えいっ!!

(ボッ!)

ほらほら、火の玉が飛ぶんだよっ!コナンの呪文と同じなんだよっ、すごいでしょー。
此で後は三角帽子でもあれば、絵本に出てくる魔法使いそのものなんだけどなぁ。
え?本に出てくる魔法使いはどれもこれもしわくちゃ婆?
そんなことないわよー。魔法使いのおばあちゃんだって若い頃があったんだから。
そのころはほら、きっと可憐な魔法使いの女の子だった筈よっ!!
ぶー、わたしが年取ったときにの話なんていーじゃないっ。アレンのいじわるっ!!
……………なっ、ば……っ!じ、自分で可愛いとか云っといて顔あ、赤くしないでよぅ………

あっ!ほ、ほら、彼処に階段があるよっ!下に降りてみようよっ!!

429 名前:見切り発車 米 mailto:sage [2006/03/14(火) 00:04:04 ID:OoAH/n230]
>424
2にはメダパニも温泉もないんですよね、はぁ………

430 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/14(火) 01:07:13 ID:PpgdoZgY0]
すいません。アレンに萌えました。



431 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/14(火) 07:40:24 ID:DUrm4EDBO]
やはり世界樹の葉を飲ませるときは口移しで
「アレン、何とも思わないの・・・?」

432 名前:見切り発車 mailto:sage [2006/03/14(火) 17:38:15 ID:Qn1fQ0te0]
上物は見た目立派な廃墟と化しているのに、地下は健在だったなんて……
しかも出てくる魔物が、また強くなってる。
……もしかして此は、本当に竜王のお化けがいるのかも………
だったら勇者アレフに恨みを抱いているだろうから、子孫であるわたしたちが目の敵にされちゃうかも。
………コナン、なに耳塞いでいるのよ?
ほら、ちゃんと五感を研ぎ澄ませておかないと、いざって時に反応出来ないわよっ。
わたしはもういつでも来いって構えてるから大丈夫。
と、とう………?あ、あれはいいのよ。人間誰しも苦手なもの………
そ、そんなことよりっ!だ、第一、女の子一人守れないでハーゴン討伐もなにもないでしょっ。
……何時までもグチグチ云ってると、火の玉飛ばすよっ!?

昔、竜王退治の時って、この島に船で渡ってくること出来なかったんでしょ?
あ、古のロトの時代もか。あんなに穏やかな内海なのにねぇ。
竜王や魔王の魔力で荒れ狂ってたって云うけど………
てことは、ここに竜王のお化けが居ても世界征服は企んでいないって事かな?
………いや、もしかしてわたしたちを酒の肴にするために誘い込んでるだけとか………

あっ!ちょっと待っ、置いてかないでっ!先に階段降りないでよーーー…………

(ザッザッザ……)

433 名前:見切り発車 mailto:sage [2006/03/14(火) 19:58:30 ID:Qn1fQ0te0]
あれだけ降りたと思ったら、今度は登って。
ねえ、アレン。この道で本当に良いのー?
竜王のお化けはこの先にいるのー?
というか、いったい此処にはなんのために来たのよー……

なに此の小部屋……もう行き止まりじゃないっ。
もーなんにも………あれ、なんだろあの箱、って宝箱っ!!?
よーし、開けちゃえっ。

(カパ)

……………此ってもしかして………ロトの剣?
でもあれぇー………鎧と何か感じが……レプリカ?
ではなさそうだけど、なんで此処まで感じる力が弱いの……おっかしいなぁ……
元々のロトの剣よりも力が落ちてるんじゃないの?
オリハルコンの剣がこの程度のものの筈がないのに……
神具は経年劣化なんてしないはずよ。まぁ人造神具なんだけどね、ロトの剣は。
どちらにしても、寧ろ年月を経ることは……
アレン、一応持ってこ?どうしてこうなってるのか気になるしね。

………で、行き止まりなんだけどさ。此からどうするの?

434 名前:見切り発車 米 mailto:sage [2006/03/14(火) 20:01:23 ID:Qn1fQ0te0]
伏線張ったら萌え成分が少なくなりましたorz

>>431
先に云っておくと、多分それ無理です。
いやまぁ、そういうの好きなので出来るものならやりたいのですが、
話の展開上恐らく……

じゃあ、誕生日ケーキ食ってくるノシ

435 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/15(水) 00:26:30 ID:IuuKldlC0]
>>434
誕生日おめでとうございます。
怖いくせに虚勢を張る王女萌え

436 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/15(水) 09:26:50 ID:TN4YFjlZO]
見切り発車さんHAPPY BIRTHDAY!
それにしても、名前に“米”が付いてるのは何故なんだぜ?

437 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/15(水) 12:00:52 ID:H+ii0NdsO]
ヒント:テリーマン

そろそろアレンが何かの拍子で
王女に後ろから抱き付くようなトラブルが観たいですね。

438 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ mailto:sage [2006/03/15(水) 12:51:39 ID:4y1EhhI3O]
ヒント:コメントと作品の区別

439 名前:見切り発車 mailto:sage [2006/03/15(水) 21:29:33 ID:xSoDX6DM0]
結局、さっきは道を間違えていたって事?
あ、いやロトの剣を見つけられたからそうでもないのかな……
だけど、いつも思うんだけどね。
アレンは道を選ぶときにいっつも一人で勝手に行っちゃうよね。
たまには、というかわたしたち仲間なんだから少しくらい話してくれても良いでしょ。
もー、そんなに信用ならない?そうじゃないなら……
……!か、か、か、かわいいって、それ、しんようと、か、かんけいないっ、じゃない………

でも、最下層がこんな作りだったなんて。
洞窟の中と云うより、立派な宮殿のような……
わ、わかってるよ!普通の宮殿の中にバリアなんて無い事くらいっ!
揚げ足とらなくてもいいでしょ……
それに、もしかしたらバリアのある宮殿だってあるかもだし………
あったらどうする?なんでも云うこと、聞く?
あれ……もーっ!ズンズン先行く………あてっ。
急に立ち止まらな、い…………で…………

440 名前:見切り発車 米 mailto:sage [2006/03/15(水) 21:39:28 ID:xSoDX6DM0]
ボーイ!おとなをからかっちゃいけないよ!

>>434-435
ありがとう。ケーキんまかったです。

>>436
>>438の云うとおりです。
コメントなのに付いていない時が多いのは、わたしが直ぐに忘れるからだ。
……あんまし意味無いですね。



441 名前:見切り発車 米 mailto:sage [2006/03/15(水) 21:42:24 ID:xSoDX6DM0]
アンカーがずれまくりorz
バリアに突進して棺桶に入ってくるノシ






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