- 185 名前:鼓吹士、リーブ=トゥエスティU(6) mailto:sage [2006/02/25(土) 01:14:09 ID:MohZOVm80]
- まるでアバランチとして活動していた頃の様に、壱番魔晄炉を破壊した当時の自分と同じ
事を今になって口にしたリーブの言葉と、その声を聞いた自身の耳を疑った。 「星のために、もう一度いっしょに戦ってもらえませんか? ……具体的な内容はまた後ほど。お引き受けして頂けると信じています」 その後リーブは自らの連絡先を告げた後、通話を終えた。ランプの消えた携帯をぼんやりと 見つめながら、バレットは大きく息をはき出した。 なぜ、今頃になって魔晄炉を? 魔晄炉はおろか、ミッドガルそのものが機能を停止してから数年が経つと言うのに。今さら? 疑問は頭の中をぐるぐると回るだけで、答えが出てくる気配はなかった。 それが癖なのか、バレットは無意識のうちに頭を掻いていた。しばらく考え込んだ末、意を決した ように再び携帯の発信履歴を呼び出すと、通話ボタンを必要以上に力一杯押したのだった。 「おう、バレットだ!」 5回のコールでつながった相手に、これまた必要以上の大声で呼びかける。 もちろん、彼がこの申し出を断る理由はなかった。 彼らがミッドガルへと続く荒野に立ったのは、それから間もなくのことである。 鼓吹士、リーブ=トゥエスティU<終> -------------------- 舞台:FF7AC〜DCFF7第2章 備考:FF7の飛空艇イベント(ウェポン近辺)を見てから、 DC12章のムービーを見ると、こんな展開を期待でき…なくもないかなと。
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