- 1 名前:名無しさん@ピンキー [2010/11/30(火) 05:56:28 ID:v7yY0ObF0]
- 女の子を徹底的に拘束して調教しちゃう。
そんな妄想を語るスレです。 小説・イラスト作品も大歓迎!! ・作品を投下する人は気軽にどうぞ。ただし空気は読みましょう。 ・過度の人体改造やグロネタは控えましょう。 ・作者のやる気はレスに大きく左右されます。感想≠中傷。リクエストは程々に。 気に入らないならスルー。目ざわりならなら専ブラでNG登録をどうぞ。 ・基本的にsage進行で。 ・荒らしは放置プレイで。無駄なレスを与えないのがいい奴隷に調教する秘訣ですよ。 Q.Cってなに? A.支援のことです。 同じ回線から3回連続でレスをすると、連投規制が掛かってしまいます。 この規制は3レス分投下された後、他の誰かがレスを書くことで解除されます。 その結果、作者を助ける事になります。 前スレ 完全拘束・超拘束に萌える 4 set.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1265965419/ 過去スレ 完全拘束・超拘束に萌える set.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1186862248/ 完全拘束・超拘束に萌える 2 set.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1225200618/ 完全拘束・超拘束に萌える 3 set.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1238672896/
- 201 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/11(火) 23:23:59 ID:va/b9n/H0]
- これで解けるのか
くそ、頑張って調べるか・・・
- 202 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/12(水) 00:09:47 ID:AIGO9EHF0]
- なんか糞サイトの話題ばかりだな。
これってジサクジエン? そうまでして話題になりたいのか。 そんな時間があったらここに何か書けよ。 そろそろ元に戻してくれ。
- 203 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/12(水) 01:04:39 ID:VirF2gYn0]
- お前が書け。
- 204 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/12(水) 02:53:54 ID:dxSheQXw0]
- 俺は書庫にいた作者の名前総当たりしたらいけたけど
- 205 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/12(水) 18:38:48 ID:hXpjX5Le0]
- w
- 206 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/12(水) 20:26:42 ID:KpnYdu900]
- >>202
自作自演とか・・・どこまでわいてるのやら もしかしてお前って、同時通訳乙とか言ってSS作者を叩くヤツと同一人物か? お前の要求するレベルのSSは投稿されないから自分で書きな アイゴーアイゴー言ってないで頑張れよ、期待してる 202は釣りでした?それだったら尚更救いようがない程わいてるな。可哀想に
- 207 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/13(木) 00:13:06 ID:8vqhi1Wg0]
- けっこうこのスレ古参だと思っていたのに作者名もわからないようじゃまだまだだった
精進しないとね
- 208 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/13(木) 00:19:56 ID:QJHxehQI0]
- むしろ絶望的超拘束を読んでみたいんだけど
- 209 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/13(木) 04:14:35 ID:AQ/sLALC0]
- ほれ、
Sc_193666.txt パスは作者名。 最近の作品は巫女シリーズ、固められたOL、マシュマロ風呂、女装徘徊者の末路など。
- 210 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/13(木) 18:54:19 ID:QJHxehQI0]
- >>209
おぉ、ありがとうございます ご飯を食べた後にでも読んでみます
- 211 名前: [―{}@{}@{}-] 名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/13(木) 19:59:34 ID:Cls2RIz8P]
- 最近見に来るようになった自分にはさっぱりだ
作品名で検索してもアルファベット1文字(イニシャル?)の作者名しか書いてないし
- 212 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/13(木) 20:39:15 ID:jPnltyNn0]
- 俺も
Qさんじゃないのかな
- 213 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/13(木) 21:05:15 ID:RJt0g2nt0]
- >180
- 214 名前:211 [2011/01/14(金) 10:50:33 ID:NZmFaUeo0]
- ようやくDLできた
最後の一文字が違ってたらしい てっきりあっちの字だと思ってた……orz >>209 >>213 ありがとうごぜぇます m(_ _)m あとで読んでみます
- 215 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/14(金) 19:07:17 ID:23WsMo0e0]
- 藤林丈司
- 216 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/15(土) 17:41:04 ID:UFksY+x60]
- これでおかず一年は困らないな
こういうの実写化されないかなー
- 217 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/15(土) 19:49:28 ID:dK+XAMDK0]
- Qさんの別名義で片仮名までは解っても先が解けない。
作品名でググっても全く出てこないのにどうやって解いてるんだ?w
- 218 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/15(土) 22:01:25 ID:hmq1ZkiK0]
- Hint:最後の一文字が違ってたらしい
何種類か試してみた? 例えば、Hは「エッチ」「エイチ」とか・・・
- 219 名前:キュー mailto:sage [2011/01/15(土) 23:20:53 ID:E6WFjvno0]
- もう・・・、勘弁してよ・・・。
そんな大したもんじゃないんだから・・・。
- 220 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/16(日) 00:41:43 ID:LaDrA/IS0]
- >>217
ググってすらいないよ。 >>170で「私のもう一方の文章も」って書いてあるんだから 少なくとももう1個は投稿してるのは確定なんだから、妖しい書庫のファイル詰め合わせから 投稿作品の名前を片っ端から入れただけで解けた。
- 221 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/16(日) 01:07:15 ID:g5vGzZQ7O]
- 難しく考えすぎて雁字搦めになってる奴がいるな
思考を雁字搦めにするプレイか・・・惹かれるな
- 222 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/16(日) 02:12:15 ID:rUFLNuvAP]
- 思考回路を完全拘束、だと……?
って書くと中二病っぽいねw
- 223 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/16(日) 13:10:04 ID:V9g3d4sZ0]
- ショート寸前
- 224 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/16(日) 17:10:40 ID:HLXKnSqE0]
- むしろ思考は出来るけど、体のいう事が利かないお人形さんプレイに惹かれる。
かつてSM板に↓のスレもあったのだが・・・。 【生きた】DOLLで遊びましょう【お人形】 set.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1108296293/l50
- 225 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/19(水) 21:37:14 ID:+8dXt/f50]
- 思考させるってのは案外難しいかもしれない
長時間拘束してるとほとんどが考えるのをやめそうだから、定期的に話しかけると良くね? 例えばあとちょっとで解放してやる、とか1時間経ったらバイブ止めるとか
- 226 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/20(木) 05:15:57 ID:pngYTvYPP]
- アメコミだが、こういうのってこのスレ的にはどうなんだろう
↓ ttp://bbs9.fc2.com//bbs/img/_539800/539792/full/539792_1295468050.jpg もがけばもがくほど収縮するラップに包まれたワンダーウーマン
- 227 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/21(金) 23:45:16 ID:Uh+4qObb0]
-
拘堂束子(くどうよりこ)はドアの前に立つと、少しためらってからノブに手をかけた。 この学園の寄宿舎で同室の立華智逗瑠(たちばなちずる)が先に部屋に戻っていたら、 束子のささやかな楽しみが奪われてしまうからだ。 「ただいま」 口には出してみたものの、最初からその言葉に返事が来ないことを期待している。 古い木造の寄宿舎は年月の重みをそこかしこに感じさせてはいたが、元の造りと管理の 良さのせいか、束子がドアを後ろ手に雑に閉めても、まるで新築の高級ホテルのように 厳かに閉じた。 二人部屋の室内の智逗瑠の椅子もベッドも、朝に部屋を出た時のまま、制作物置き場の 無数の革製品も相変わらずだった。 束子は着替えるのももどかしく鞄をベッドに投げ出すと、自分のクローゼットから スーツケースを取り出し、わざと全開にしてドアの前に置いた。 寄宿舎は学生管理の点から基本的に各個室のドアは施錠しない。 スーツケースは、同室のちずるが急に帰って来た時にドアが開きにくくなるようにするためだった。 束子は制服のままパンツを脱いで自分の椅子に腰掛け、つたない手つきで自慰を始めた。 それは家に縛られ、大した趣味もなく、悶々とここでの生活を過ごす束子が、自分に一番正直に なれる時間だった。
- 228 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/21(金) 23:46:26 ID:Uh+4qObb0]
-
私立藝華学院は、著名な芸術家の子弟が集まることでその名が知られている。 絵画、陶芸、彫刻その他のあらゆる分野で、特に外からの弟子による継承をよしとしない作家が、 我が子をここに預け、芸術の基礎と学問を学ばせるのだ。 また、特異な才能を持ちながらも受験という壁のために、芸術における国立の最高学府に入れずに 泣く人間の多い藝大に対し、ハイレベルな勉強を叩き込むことで、非常に高い合格率を誇っていた。 一子相伝の技と言えど、学術的裏打ちが求められる昨今、我が子をここに入れる親たちは、 最高学府で他の様々な匠に師事する事により、伝統の技により磨きがかかることを望んでいる。 またその実績が太いパイプとなり、すでにこの学園在学中にも多くの著名な講師による講義を受け られるようになっている。 束子の家は父親が華道の小さな家元、母親は著名なホテルの玄関を一手に引き受けるフラワー アレンジメントの大家であった。 束子がこの学院に入ったのも母親の希望によるところが大きい。 しかしその束子は他の大多数の生徒同様、親の目論見とは遠い所で、家の重圧に四苦八苦していた。 「くうゥン!」 寄宿舎の二階の、窓から差し込む木漏れ陽を背に浴び、束子は抑えた声で短い絶頂を極め、がっくりと 脱力して荒い息を弾ませた。 やや置いてから、けだるい身体を椅子から起こして、下着を戻し、スーツケースを片づけた。 そして学校指定の室内着に着替えると、先程まで淫らな行為に興じた椅子に座り直し、机に向かって 課題に鉛筆を走らせた。
- 229 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/21(金) 23:47:49 ID:Uh+4qObb0]
-
「……ただいま……」 ドアが開き、低く、か細い声がした。 智逗瑠が部屋に戻って来たのは、もう陽がとっぷりと暮れた頃だった。 「おかえり」 智逗瑠と同室になって久しい束子は、それ以上声をかけない。 華奢な体つき、透けるような白い肌、濡れたような光沢の長い黒髪の智逗瑠は、寡黙なまま黒い革の リュックサックをポンと制作物置き場に投げ込むと、鞄を机に掛けて束子と同じように課題を始めた。 先に課題を終えた束子は、自分の制作物置き場に置いてある大きな花瓶に生けた花をいじり始めた。 「お父さんの具合どうなの?」 「……」 智逗瑠は聞こえないのか無視しているのか、しばらく答えない。 しかし束子はいつものことのように、あまり気にしていない様子だった。 「……悪い……」 ぼそり、とつぶやくように言った。 そして自ら付け加えた。 「早くしろ、と言ってくる……」 「大変だね」 智逗瑠の父は幼いころイタリアで革職人の技を学び、パリで永いこと工房を開いていた。 その後仕事を後輩に譲って日本に戻り、細々と革工房を営み、馴染みの客だけを相手に商売していたが、 時折、国外からの仕事も舞い込むようだった。
- 230 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/21(金) 23:48:06 ID:6LU2BfIr0]
- C
- 231 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/21(金) 23:49:35 ID:Uh+4qObb0]
-
「『早くしろ』って、やっぱり外国からの仕事の事?」 「……そう…… ……父には、もう荷が重い……」 「現地にだって優秀な職人さんいっぱい居そうなのにねぇ」 「……ブランドに耐えうる人は……いない…… 束子なら、わかるでしょ……」 「ま、まぁねぇ」 「……現地で手に負えないから……父に仕事が来る…… 外国の富豪は……私たちの想像を超えた 生活を……している人も居る…… そこで働く女性に着ける……装具…… それにブランドのロゴを 求める富豪も……いる……」 「ま、まさか、馬具で有名なH……」 「……そう……」 「革じゃないけど、Lのモノグラム柄なんてのも……?」 「……そう……」 「靴なんてFだったり?」 「……そう…… 素材だけ送られてきて……ブランドが違っても……全部……父の作……」 「うわああ、そんな裏事情があるなんて……」 「……ブランドそれぞれのの癖も……全部作り分けられるのは……父だけ……だから……」 「それを継ぐとなると大変だね。って、それ今日作ってたの?」 「……そう……」 「かわいいリュック! このなめし革の具合……ロゴ無いけど、あのブランドじゃん! いらないの? もらっていい?」 「……うん……」 束子はアレンジの手を止め、智逗瑠の制作物置き場に先程置かれた小振りのリュックを肩に掛けた。 部屋の姿見で見て嬉しそうに笑う。 「あたしも頑張らないとダメだなぁ……」 急に自分の事を思い出し、リュックをベッドに置くとフラワーアレンジの作業に戻った。
- 232 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/21(金) 23:57:43 ID:Uh+4qObb0]
-
束子は智逗瑠と対照的に、どちらかと言えば快活な性格で、髪の毛はショート、それがあまり丁寧な ブローをしなくても程良いウエーブが掛かっているのが密かな自慢だった。 勉強好きな方ではないが、広めの額が理知的な印象を与えていて、そこに柔らかく掛かる前髪がその知的イメージを 程良く抑え気味にしていた。 本人自身が望む通り、運動も勉強も中の上くらいで、クラスでも目立つ部分は全くなく、束子もそれに満足していた。 しかしそれが裏目となり、自分が継ぐべき工芸の世界ではいつも面白みに欠け、その事が日常の悩みともなっていた。 大きな悩みは無い。 だがいつも満たされず、突破口となるべき劇的な出来事も、この寄宿生活の学園では起きようもなかった。 クラスには当然男子も居て、むしろ比率では男子の方が多い位だが、男子は男子で日常の生活を管理されているので、 恋愛などはそれこそウワサ程度で終わってしまうことが多かった。 束子にとって、悶々と満たされぬ日々を、隠れて自慰をすることで、一瞬だけ忘れては淡々と暮らす日々が続いていた。 今日、授業中にぼーっと板書しながら、智逗瑠の姿が目に留まった。 自分は漫然と悩んでいるが、智逗瑠は具体的な悩みがあって大変だなと思った。 漠然とした悩みと具体的な重圧ではどちらが苦しいんだろう。 突然、昨日の智逗瑠の言葉が頭に浮かんで来た。 花をいじりながら、リュックに気を取られながらの会話だったので、あまり深く意味を考えずに応対していたが、 智逗瑠の悩みは、これから自分が有名ブランドの裏外商の製作に携わる、ということではなかったか。
- 233 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/22(土) 00:25:05 ID:5m67yb5J0]
-
あれだけの品質の革製品をすでに作れるまでに、幼いころから父親の手ほどきを受け、ここで研鑽している智逗瑠に、 これ以上一体何を求めているのだろう。 昨日のリュックだって、そのままブランドのバッグとして高額で販売できるほどの仕上がりで、既に商品としての レベルに達している。 その品質で、富豪の奴隷の女性の装具を作る。 束子には至極簡単なことのように思えた。 だが当の束子も、他分野の子が絶賛してくれる自分の作品、先生に頼まれて廊下の端の花台にまで置かせてもらえ ている自分の作品に、母親がダメ出しをしつづけている理由がわからないでいた。 きっとそこに共通の悩みがあるのかも、と漠然と考えていた。 智逗瑠がコツコツと革を縫い合わせる姿を想像し、その手の中にあるものが、人を犬や馬の如く扱うための拘束具 であると想像した瞬間、急に束子の胸中に不思議な感情が沸き起こった。 それはどこか遠い懐かしさを伴った、不思議な感覚だった。 自分が手足を畳み、胎児に戻って、羊水の中に浮いているような感覚。 それは現実の悩みからの逃避を意味していたのかもしれない。 しかしそれほどの後ろめたさや嫌悪感はなかった。 そして遠い異国で閉鎖された空間で暮らす人の身に纏う物が、委託とはいえ、この先自分の身近な子の手で創り出 されることに不思議な興奮を覚えた。
- 234 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/22(土) 00:26:24 ID:5m67yb5J0]
-
今日も束子は自慰をした。 しかし、今日の自慰は違っていた。 拘束具など、具体的に細かい部品を想像することなどはもちろん出来なかったが、智逗瑠の華奢な指が、一針一針 黒い革を縫い合わせて行く様子を想像しただけで、束子のそこは激しく蜜を吐いた。 膣口、尿道口、クリトリスの三点を同時に押さえる中指の腹が、濃厚な蜜に浮いて恐ろしく滑る。 スーツケースなど置いていない部屋の入り口に向かって股を広げ、万一の時には言い訳の全く出来ない姿のまま、 なぜか絶対扉は開かないと信じて激しいオナニーを続けた。 やがて、かつてないほど激しく昇りつめ、食い縛っても口から漏れる声に恥入りながらぐったりと身体を傾けた。 いつものようにまた課題に向かっていると、いつにも増してやつれた智逗瑠が部屋に戻って来た。 「……」 束子は声すら掛けられなかった。 智逗瑠は手にした小さなものを制作物置き場にポンと放ると、そのままベッドに突っ伏した。 束子はその制作物を見てギョッとした。 それは黒革の首輪だった。 胸が理由もなくキュゥゥと締めつけられ、満足したはずの股間に再び蜜が溢れた。
- 235 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/22(土) 02:12:16 ID:ZW8h3TBC0]
- なんかキター
- 236 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/22(土) 23:05:15 ID:5m67yb5J0]
-
「大丈夫……?」 「……」 智逗瑠はベッドに突っ伏したままモソモソと喋りはじめた。 「……もう……具体的に……作らないと……いけないのに…… これじゃ……誰が作っても…… 同じ……」 「これって……首輪? 良く出来てると思うけどなぁ」 「……自分でも……わかる…… ……これでは……ブランドの名は……付けられない……」 「何が違うんだろうね」 「……技術は…… ……もう限界……」 「そうだろうね。これ、このままでも買う人いるよ、きっと」 「……」 智逗瑠はベッドから起き上がり、室内着に着替えると、拳でぐいっと涙を拭い、机で課題を始めた。 夕食になるまでのしばらくの間、二人は黙々と学科の課題を解いていた。 しばらくすると、天井のスピーカーから夕食の合図のチャイムが流れた。 二人ともちょうど解き終わったので、机を片づけた。 「悶々としてても始まらないよ。行こ?」 「……」 智逗瑠は束子に従って部屋を出た。
- 237 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/22(土) 23:06:10 ID:5m67yb5J0]
-
「でもすごいね。あんなもの作るんだ」 「……あれはまだ…… 本当に作るものの……一部にも……なっていない……」 食事をしながら束子は智逗瑠に聞いて驚いた。 首輪ですら日常あり得ない物なのに、それが一部にすらならないその本体とはどんなものなのか、想像もつかなかった。 「どこがダメなの?」 「……首に巻けば……すぐわかる…… 余所余所しい……ただの……革ベルト……。 顧客は……そんなもの…… 求めて……いない……」 首に巻く、と聞いて、また束子は心臓を掴まれたような気分になった。 (そうか……やっぱり自分で試すんだ……) (こんな真っ白な首に、黒いベルトを巻きつけて……) 向かい合った智逗瑠の首をじっと見つめると、その視線に気付いたのか、智逗瑠は赤くなって俯(うつむ)いた。 食事を終えて部屋に戻ると、束子はその黒革の首輪をじっと見つめた。 首輪を手に取って、もっと良く見てみたかった。 しかし積極的に手に取ると、自分のわけのわからない心の興奮に気付かれてしまいそうで怖かった。 「……お願いが……あるんだけど……」 「え?」 首輪を見つめている時に智逗瑠から発せられた言葉に、束子は本当に心を読まれた気がしてギクリとした。
- 238 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/22(土) 23:06:46 ID:5m67yb5J0]
-
「お願いって?」 「……それ……着けてみて……ほしい……」 自分の心そのままの智逗瑠の要求に、底知れぬ恐怖を感じながらも、束子は顔だけ取り繕ってニッコリ笑った。 「そ、そうだよね、い、いろいろな人の、意見って、大事だよね」 束子は笑いながらジットリ汗の浮いた手でその首輪を掴んだ。 それはまさに首輪の形をしているというだけで、あの有名女優の名を冠したバッグを生みだしたブランドの革製品 そのものだった。 どうやって部品の供給を受けているのか、留め金に至るまで見たことのある形で、この道具の機能を無視すれば 本当に銀座のショーウインドーにそのまま並んでいてもおかしくなかった。 束子は恐る恐る留め金を外し、自分の首に当てた。 うなじから前に回し、金具にベルトを通し、留め金を留めた。 「……もう1コマ……締めて…… ……でないと……わからないはず……」 「あ、うん……」 束子は素直にもう一コマ締め込んだ。 最初は首輪というイメージに身構えた束子だったが、いざ見に着けてみると感覚として幅広で分厚いチョーカーだった。 「別に、苦しくも痛くもない、かな? どうしてこれがダメなのかわからない」 「……ありがとう…… ……少し……触らせて……」 「いいよ」 智逗瑠は束子の首に巻かれたベルトを、左右に揺すったり、ベルトの下に指を突っ込んだりしばらく調べてから、 留め金を外して束子の首から取り去った。
- 239 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/22(土) 23:07:15 ID:Gs4rzqUT0]
- C
- 240 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/23(日) 13:08:47 ID:VdCmK6an0]
-
翌日、同じように一日が始まり、夕方束子は部屋に戻って来た。 束子も自分のことで多少は悩んでいたので、今日はあまり自慰する気にもならず、普通に課題を終わらせ、 美術雑誌を読み漁っていた。 そこへ智逗瑠が戻って来た。 今日は大きめの塊を抱えて来て、ドサリと制作物置き場に置いた。 それを見て束子はまたギョッとした。 それは人間の頭全体をすっぽりと覆うようなマスクだった。 しかも、柔らかいクタッとした革ではなく、硬めの革を成型し縫製して作った硬そうな物だった。 バッグや財布、手帳カバーなどが雑然と置かれた智逗瑠の制作物置き場に、昨日の首輪といっしょに置かれた、この あからさまに非日常的な革製品から束子は目が離せなかった。 それは良く見ると頭の後ろ半分を覆うパーツに前半分をお面のように被せて、左右何か所もあるベルトで調整しながら 締め込むようになっているようだった。 前を覆うパーツにはちゃんと目と鼻と口の穴が明いていたが、その周囲もなんだかゴテゴテしていた。 智逗瑠は相変わらず寡黙なまま、悶々とした表情で課題を始め、その黒いマスクのことについては何も話さなかった。
- 241 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/23(日) 13:09:36 ID:VdCmK6an0]
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その夜、束子は眠れなかった。 手が股間に伸びて、クチュクチュとそこを弄っていた。 首輪のことや黒革のマスクのことが頭に渦巻いて、興奮が止まらなかった。 奴隷やSMといった、今まで絵空事やネットの中の世界だと思っていた事が、具体的なイメージを全く伴わないまま、 すぐ身近に来てしまった。 そして何故その事に興奮するのか分からないまま、次第に自分がそこに嵌まって行くような気がした。 淫らな水音が、低く微かに室内に響く。 自分の身体の一部であるにもかかわらず、つい先日まではどこを効果的に刺激すれば良いかわからず、つたない指遣い だった自慰が、この数日で急速にコツを極めてしまった。 最初に指で遠巻きに刺激したあとで、むっくり勃起した陰核に濃厚な蜜を絡ませて軽く速く擦ると、飛翔するような 快感が連続して走る。 そして浮き上がりそうになる身体を、イメージとしての黒革に、覆うように抑え込まれる妄想に浸る。 とたん、何も考えられなくなるほどの興奮に腰が跳ね、腹奥も、頭も、肩も、指も、つま先まで、均等に高熱に火照る。 溶けそうな淫部を、指の限界まで激しく擦る。 やがて、頭まで掛け布団の中に埋めた身体を、くねるように引き攣らせ、束子は激しく果てて、そのまま眠り込んだ。 智逗瑠は隣のベッドで束子に背を向け、暗闇で眼を見開いたまま、その束子の気配を感じていた。
- 242 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/23(日) 13:10:30 ID:VdCmK6an0]
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翌日、智逗瑠はその全頭マスクを持って出て行き、いつも通り放課後になると工房に詰めてそのオプションを作っていた。 放課後、束子はいつも通り智逗瑠より先に部屋に戻ったが、今日は自分の人生が大きく変わるような胸騒ぎを覚えていて 落ち着かなかった。 しばらくすると智逗瑠がいつもよりかなり早めに戻ってきた。 手にはあの全頭マスクが握られていたが、そのマスクの穴はオプション品で全て塞がれていた。 鼻の穴までもチューブのようなものが差し込まれる構造になっていた。 智逗瑠はそれを握りしめたまま、束子のそばに来て、思い詰めたような表情で口を開いた。 「……束子……お願いが……ある……」 「え、何?」 「……首輪……して……」 束子は全身の血が沸騰するのを覚えた。 「え! ああ、ああ、ま、また、試着ね?」 「……そう……。……だけど……今度は……ずっと……」 一瞬うまく切り返したつもりだったが、すぐに予想外の反撃を食らって束子はうろたえた。 手にはビッシリと冷たい汗が浮いていた。 「ずっと……って、そんな……」 「……学園長にも……許可……もらった……」 「へ?」 「……知ってる…… …………わ、…… ……私の革に……感じて……くれたこと……」 「え?」 「……夕方、部屋に籠る……えっちな……匂いも……、 ……夜の……蠢きも……、 ……同室の……人間に…… ……わからないわけ……ない……」 恥ずかしさと罪悪感と、そして半ば脅迫されているような恐怖に、束子の耳はカアッと熱くなった。
- 243 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/23(日) 20:22:00 ID:O70ZVbrN0]
- つC
- 244 名前:(:.;゚;∀;゚;.:) mailto:sage [2011/01/23(日) 20:38:39 ID:edga81PU0]
- (:.;゚;∀;゚;.:)ハァハァ つC
- 245 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/23(日) 21:50:38 ID:n0Nlx7PR0]
- C
これは大作の予感!!
- 246 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/23(日) 22:36:36 ID:VdCmK6an0]
-
「……ずっと……父に……言われていた……『革に感じろ』と……でも……意味が……わからなかった……」 言いながら智逗瑠は全頭マスクを制作物置き場に置き、代わりに黒革の首輪を手に取った。 「……それが……束子なら……わかる……かも……」 形はほぼ大型犬用のそれとそっくりな首輪、縫製や仕上がりはまんまブランド品、その留め金を革の穴から抜き、 開いて束子に近づく智逗瑠。 犬用と違うのは、留め金の脇にもう一つU字の金具が突き出ていて、そこに留め金から余った穴を重ね、南京錠で 施錠できるようになっている点だ。 金具はすべて金メッキされていて、金具のデザインも同社のそれとそっくり、また南京錠も同社の鞄用のものだった。 束子は椅子に座って鉛筆を握ったまま、やや首を捻って 智逗瑠の方を向き、耳を真っ赤にして身動きできなくなっていた。 智逗瑠は束子の歪んで震える瞳を無視するように、束子の首に首輪を巻き付け、向きを調整して締め込み、南京錠で施錠した。 ――カチリ―― 施錠の音が響くと、智逗瑠を見つめている束子の目に、うっすらと涙が滲んだ。 「こ、これを嵌めて、暮らすの?」 「……そう……」 「わ、わかった。 と、とりあえず、そ、そう、い、今は、宿題、よね」 ギギギという音が聞こえてきそうなぎこちない動作で机に向き直り、今すぐにでも股間をいじり倒したい興奮を抑えて、 束子は鉛筆を走らせ始めた。 しかし、問題のうわべだけが目に入るが、ちっとも思考して解くことはできなかった。
- 247 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/23(日) 22:37:06 ID:VdCmK6an0]
-
「えっと……さ、これ」 首を捻って智逗瑠を振り返った時、南京錠が揺れてカチカチと軽い音を立てた。 とたん、束子は今のパニックじみた緊張の中から、自分の首をぐるりと圧迫するテンションの正体を実感した。 「う……」 発するつもりだった言葉を呑み込む。 しかしここで押し黙っては、緊張に負けそうだった。 「こ、これ、さ、お風呂とか、どうするの?」 「……そのまま……入れる……加工済みの……革……」 「し、絞まって死んだりしない?」 「……大丈夫……。……金具……メッキの下は……真鍮……。……錆も出ない……」 「あ、そ、そう」 またギギギと首を戻して、もう正解も何も考えずただ空欄を埋めて課題帳を閉じた。 夕飯のチャイムが流れた。 束子は早速晒し物になる覚悟を決めて、智逗瑠と共に部屋を出た。
- 248 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/23(日) 22:38:04 ID:VdCmK6an0]
-
この学園の寄宿舎では室内着は指定されている。 ほぼ体操着と同じ素材や形のそれは、Tシャツ、短パン、ジャージの上下で、組み合わせ方は各人の自由だ。 Tシャツの束子の首は当然剥き出しで、束子のショートヘアと相まって、そこに食い込む黒い首輪を はっきりと人目に晒している。 驚きの目、奇異の目、嘲笑の目、無関心、皆それぞれの反応だが、敢えて直接口に出す者はいない。 なぜなら、こういったことはこの学園ではさほど珍しいことでもなかったからだ。 ヘアデザイナーを目指す子が、同室の子や親友に頼んでカットさせてもらう。 メイクアップアーティストを目指す子が、同様に友人に頼んでメイクする。 和装などもそうだ。 先生ももちろん理解しているので、申告さえしてあれば、被験者は何日か普段を逸脱した格好でも許される。 束子自身も自分の作品を教室や廊下に飾らせてもらっているので、もちろん彼女の覚悟はそれを差し引いた上でのものだ。 智逗瑠の頼みでやっているのだから、別に恥ずかしくない。 だがそれは奇しくも自分の性癖を体現している。 その『性癖を晒す』、という部分が束子の覚悟なのだった。
- 249 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/23(日) 22:59:03 ID:n0Nlx7PR0]
- Cです
- 250 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/24(月) 01:12:02 ID:m92CHr4u0]
- 完結祈願C
- 251 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/24(月) 01:54:47 ID:pmv0j9rt0]
- つC
- 252 名前:名無しさん@ピンキー [2011/01/24(月) 06:34:49 ID:maIWfnPaO]
- トルソーってイタリー語のマネキンだっけ?
- 253 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/24(月) 06:50:38 ID:JfjDONn20]
- イタリア語で「茎」
胸像みたいな奴
- 254 名前:名無しさん@ピンキー [2011/01/24(月) 11:04:34 ID:UrYJ20AN0]
- 革人形になるかなぁ?
全身レザースーツを一度着たら背中から縫い合わせてしまうような感じ。 もちろん全頭マスク、手袋もブーツも一体化。 楽しみにしています。
- 255 名前:名無しさん@ピンキー [2011/01/24(月) 16:05:53 ID:aqpNOBwa0]
- 今度の作品は革オンリーかな?
できればラバースーツや貞操帯とかも出て来て欲しいが・・・
- 256 名前:(:.;゚;∀;゚;.:) mailto:sage [2011/01/24(月) 20:38:27 ID:PndNLaQa0]
- (:.;゚;∀;゚;.:)つCCCハァハァ
- 257 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/24(月) 20:41:29 ID:rd6H4Oi/0]
- C(´Д` )革最高
- 258 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/24(月) 23:01:34 ID:Av+NCgQ20]
-
「……どう……?」 部屋に戻った智逗瑠が神妙な面持ちで尋ねた。 この時には束子は既に随分と落ち着いていた。 「そうねぇ。まだぜんぜんわからないけど、智逗瑠の言ってた『余所余所しい』っていうのが少しわかったかな。 なんかこう、当たりが硬いというか…… いや、でも、本来そういった道具なんだろうけどね」 「……なるほど……」 智逗瑠はまた首輪の下に指を突っ込んでまさぐり、鎖を繋げるべきD字金具を掴んで左右に揺すった。 「……じゃ……、……しばらく……お願い……」 「うん、わかった。あーでも今日はお風呂もシャワーもやめとくかな」 裸に首輪だけ嵌めた自分の姿を想像して、それを人目に晒されたら、そのままパンと全身破裂してしまいそうに思えた。 「寝るのも最初は慣れないかもだから、もう寝るね」 夕食が終わったばかりだというのに、束子はさっさと歯磨きをしてベッドに入った。 首の向きによって、南京錠が、コトリ、コトリと位置を変える。 革だから切れば切れるのだろうけど、やはりこの南京錠の存在が自分の自由がほんの一部でも奪われていることを 意識させる。 股間に手が伸びる。 智逗瑠は部屋の灯りを落とし、机のスタンドだけで課題をやっているようだ。
- 259 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/24(月) 23:02:10 ID:Av+NCgQ20]
-
これでオナニーしたら、また智逗瑠にバレる。 いやもうバレてるのだから、今更……。 束子は逡巡した。 結局、束子は背後に勉強する智逗瑠の気配を感じながら、股間をいじりはじめた。 ありえない経験をたった今している自分に感じてしまい、大した刺激をしなくてもどんどん昇り詰める。 首周りのテンションがその加速剤だ。 しかし、どんどん昇っていって、ふとある所で止まってしまった。 どうにも首周りが苦しい。 それは多分これを装着させられる人なら我慢すべき不快感なはず。 それを甘んじて受け入れられないのは自分がまだまだ慣れが足りないからだと束子は思った。 しかしどうしてもその息苦しさが気になって、想い半ばに股間から指を抜いた。 その後はすぐに寝入ってしまった。
- 260 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/24(月) 23:03:35 ID:Av+NCgQ20]
-
翌朝、起きて真っ先に首輪を意識した。 指で南京錠に触れると、それは厳然とそこにあった。 昨晩イケなかったのに、やはりこの状況にはドキドキしてしまう。 強引に平静を装い、制服に着替えた。 制服に着替えてみると、リボンタイは無理だった。 開いた襟の正面から覗く金の南京錠とD字金具が、やや華美な装飾品に見えてしまうだけで、首輪本体は その厚みさえ気にしなければ、異様に目立つというほどではなかった。 「おはよー。おーそれかぁ、ウワサの首輪!」 束子の首輪に気付いた、華道の大きな家元の子、見根岸 肇女(みねぎし はじめ)が声を掛けて来た。 分野が近いせいか、彼女とは仲がいい。 「エヘヘ、智逗瑠が煮詰まってて、それでね。」 「ふーん、彼女も大変なんだぁ。でもすごいなぁ、そんなの作れて。アタシもがんばろっと」 「あたしもだよー。人のモデルになってる場合じゃないって感じ」 「宿題やったぁ? ちょっと難しいのあったよね。見せて?」 「あー、うー、あー、きっと間違ってるからダメ」 「けちい」 他愛ない会話をしている時は、首輪は完全に意識から外れていた。
- 261 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/24(月) 23:08:10 ID:CMCKEckU0]
- 超C
- 262 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/24(月) 23:09:47 ID:Av+NCgQ20]
-
授業中に智逗瑠の方を見る。 外見通りに至極真面目な智逗瑠は、黙々と板書をしながら真剣な表情で授業を聞いている。 束子は智逗瑠の真っ黒な髪に、自分の首に巻かれた首輪のイメージを重ねた。 その上に、智逗瑠の華奢な指が生み出す黒い芸術品が、人間を犬や馬として扱う製品だというイメージを、 そしてまた自慰のベッドで感じた包まれるイメージを重なると、再びキュゥゥと心臓が締め付けられた。 どこか遠くの国の、想像もできない、奴隷という立場の人が嵌められるべき首輪を、今自分が嵌めている。 数日前に、単なる想像だったことが、たった今、現実になっている。 その事実にトリハダが立つのと同時に、束子は智逗瑠に対して友達以上の不思議な感情を抱いていることに気付いた。 好き…… とは少し違う。 自分が、智逗瑠に自由自在に取り扱われたい、と思ったのだ。 ――――― (明日)
- 263 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/24(月) 23:37:31 ID:rd6H4Oi/0]
- 44444OOOOO
- 264 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/25(火) 00:03:00 ID:ztZqiz8Y0]
- 支援です。
- 265 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/25(火) 22:38:30 ID:a5PHiw3K0]
-
その日の夕方、智逗瑠宛てに大きな荷物が送られてきた。 智逗瑠は学園の受付でそれを受け取ると、台車を借りて工房に運び込んだ。 梱包を解くと、中からはおびただしい量の革素材と金具が出て来た。 いずれも色は黒だが、それぞれどこかで見たような表面加工、光沢、質感を持っていた。 「おかえりー。なんかすごい荷物だったね」 束子は戻った智逗瑠に声を掛けた。 「……束子…… ……また……お願いが……ある……」 智逗瑠は思い詰めたような表情で口を開いた。 「あ、改まって何?」 「……脱いで……」 「ひ!」 裸になることとその先に待ち構えることが束子の頭ではすぐに結び付かなかったが、自分の状況がまた一歩、暗闇へ 進んでしまうような気がして悲鳴を上げた。 「……サイズを……測るの…… ……脱いで……」 「な、なあんだ! あはは、そんだけかぁ!」 明るく言って、気分を軽くしてはみたが、いざ脱ぐとなると本当に恥ずかしかった。
- 266 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/25(火) 22:39:06 ID:a5PHiw3K0]
-
椅子から立って、その場でジャージの下とTシャツを脱ぐ。 標準よりやや大きめの束子の形の良いバストを包む、素っ気ない白いブラと、白い下着が現れた。 「下着……も?」 「……そう……」 こんなとき智逗瑠の無表情は怖い。 束子は覚悟を決めてブラを取り、目を瞑って弾みをつけて、パンツを脱いだ。 「あ!」 ネットリした股間から、間を置いて布の剥がれる違和感に目を開けると、膝まで下したパンツの股布まで 銀色の糸が垂れていた。 「あ、や、嫌あぁ! 見ないで……」 急いでパンツを戻そうとした腕を、智逗瑠がガシッと掴んだ。 「ひっ! は、離して!」 華奢な智逗瑠からは想像できないほど強い力だった。 「……脱いで……」 有無を言わさぬ表情で同じ単語を繰り返す智逗瑠に、束子は涙を浮かべてパンツを脱ぎ去った。 智逗瑠は束子を真っ直ぐ立たせると、涙をポロポロこぼす束子を無視するように、頭、首、肩、胸、腰、腕、足と、 あらゆる部分のサイズを計測し、用意した紙に書き込んで行った。
- 267 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/25(火) 22:39:46 ID:a5PHiw3K0]
-
最初は布製の巻尺の冷たさにまだ怯えていた束子も、やがて涙も止まり、計測が進むに従って次第にドキドキしてきた。 裸に首輪だけ嵌められた自分が、智逗瑠のいいなりに扱われているのが、とてつもなく気持ち良かった。 最後に股を開かされ、既に恥ずかしい程濡れているソコにメジャーを当てられた時、ゴボリと音のしそうなほど蜜が溢れた。 「ひっ! いやぁ!」 叫んだのは怖かったからではなく、当てられたメジャーが擦れて淫らな声を上げそうになったからだ。 束子の愛液で滑る指でペンを握り、最後の数値を書き込み終えた智逗瑠は、その指を目の前の束子のソコに押し付けた。 「……嬉しい……」 「ひ!?」 智逗瑠が微笑みながら発した意外な言葉に、束子は一瞬恐怖を忘れて戸惑いを覚えた。 「……やっぱり……私ので……感じて……くれたんだ……」 「え?」 「……決めた……絶対……束子を……私の……トルソーに……する……!」 「ンーっ!……?」 智逗瑠の言葉の意味も理解できないまま、なぞるように動かされる指の刺激に、束子は身体を激しくのけ反らせた。
- 268 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/25(火) 23:04:11 ID:2ZK32Ywh0]
- 44444444oooooo!!!
- 269 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/25(火) 23:21:09 ID:hhLsgeE40]
- GJすぎる
- 270 名前:名無しさん@ピンキー [2011/01/26(水) 00:46:34 ID:7/wSnxo/O]
- ちょっとトルソー買ってくる
- 271 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/26(水) 04:54:04 ID:5/8bSPRyP]
- トルソーってことは腕とか下半身の拘束はしないってことなのかな?
- 272 名前:(:.;゚;∀;゚;.:) mailto:sage [2011/01/26(水) 06:56:05 ID:jN0Z1xgb0]
- (:.;゚;∀;゚;.:)つCハァハァ
- 273 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/27(木) 01:55:34 ID:cHYv8Dlf0]
- つC
- 274 名前:名無しさん@ピンキー [2011/01/28(金) 16:22:31 ID:y/73p8mn0]
- 一鬼のこ の動画見ていると、俺も大衆の目前で縛られたくなってきた
- 275 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/29(土) 19:38:27 ID:ANJXYuG50]
- test
- 276 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/29(土) 19:46:08 ID:ANJXYuG50]
-
智逗瑠は立ち上がると束子の唇に自分の唇を押しあてた。 束子の視界の中、白い背景に真っ赤なつぼみが残像のように尾を曳き、そのつぼみが自分の口元に熱く当たった。 それが智逗瑠の唇だと認識する間もなく、ドロ熱い塊が唇の間から侵入してきた。 瞬間拒み、そして諦め、脱力すると、その熱い塊は遠慮なく分け入り、上下左右の内側を蹂躙した。 そしてゴボリと更に熱いモノが流れ込んできた。 いやおうなく智逗瑠の唾液をゴクリと呑み込まされると、完全に『犯された』という気分になった。 もう一度口内をたっぷりと舐めまわされ、口が離れていった。 束子の瞳は完全に濁り、智逗瑠のなすがままだった。 智逗瑠は束子の肩を抱えるようにしてベッドに連れて行き、押し倒すように寝かせた。 ポーッとしたまま頤(おとがい)を突き上げるようにしている束子の、首筋に巻かれた黒い首輪を指でなぞり、 その指をつっと胸に移し、つつましい乳輪を持つピンクの乳首を、指先でそっと持ち上げた。 「はうっ!」 微かな指の動きにも反応して、束子が身体を震わせる。 その動きを確かめるように、愛おしそうに乳首を弄り続けた。 そして、へそをなぞり、蜜の溢れる股間へと指を沈め、あろうことか、その奥にある穴にまで指先を這わせた。 「や! 嫌あああ!」 急に状況を把握して、束子が跳ね起きようとした。
- 277 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/29(土) 19:46:43 ID:ANJXYuG50]
-
智逗瑠はまたすごい力で束子を抑えつけ、ソコにそっと指を入れた。 「ひいい!」 「……大丈夫……だから…… ……まだ……経験……無い……のね……? ……傷はつけないから……安心……して……」 智逗瑠の華奢な指が幸いしたのか、束子の処女膜が少なめなのか、指は簡単に奥まで滑り込み、智逗瑠が先を曲げて手前に 引くと少しざらつく天井の膨らみに触れた。 その位置を確かめるように智逗瑠が何度か指を前後させると、束子は目をカッと見開いて猛烈に仰け反った。 束子の耳は付け根まで真っ赤になっていて、頭の中も思考が弱くなるほど赤熱していた。 智逗瑠は突っ込んだ中指の動きをそのままに、余った親指を繊細に動かして束子の淫らな赤芽を押し上げた。 「ふわッ!!」 それまでのドロドロした赤熱感に、新たに爽快な飛翔感を加えられ、束子はもうわけがわからなくなっていた。 口も、胸も、性器も、もう自分のものでなくなってしまったように感じた。 (ちずる、智逗瑠、智逗瑠に任せてしまう、智逗瑠、智逗瑠、ちずる……) そう頭の中で唱えた時、一生のうちで初めての、意識喪失を伴う制御不能の快感に襲われた。 「出ちゃ……ぅ……」 かぼそく呟いたあと、広大な穴に落ちながら、その上空へ跳ばされるような、名状し難い快感の波に襲われた。 智逗瑠はわかっていたのか、空いた左手で束子の顔に枕をボフッと被せて軽く押さえた。 「イ!! ク!!」 予測していた智逗瑠ですら驚くほど大きな声で短い絶叫を喉から絞り出し、束子は滅茶苦茶に身体を跳ねさせて、 股間からピュピュっと無色透明な液を吹いた。 「アァ…」 ピクピクと間歇的な痙攣を繰り返しながら、激しい高みから降りてくる束子を見ながら、智逗瑠はゆっくりと指を抜いた。
- 278 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/29(土) 19:48:45 ID:ANJXYuG50]
-
しばらくして気付いた束子はグスグスと泣いていた。 「おしっこ漏れた……」 「……それ……おしっこと……違う…… ……もう……乾いた……」 「ほんとだ」 智逗瑠の示す所を触って納得した束子だったが、その手前の愛液の大きな染みを見て真っ赤になった。 けだるい身体を起こし、裸に首輪のまま、シーツを交換する。 「ああ、全身ぐっちゃぐちゃ。 もう……服着てもいい?」 「……いい……」 今日はすでにほぼ全員に首輪のことが知れているので、束子は全裸に首輪でも風呂場でなんとかなりそうな気がして、 夕食のあと、一応説明係として智逗瑠を付き添わせて風呂に向かった。 湯船の裸身にやはり黒革の首輪が映える。 「すっごーい! 拘堂さんて、立華さんの奴隷? ねぇ、奴隷?」 「ちがうわよ。そーなったら面白いかもだけど、アハハハ。 あ、尾是原さんも着けてみる?」 「あたし遠慮するー。ていうかぁ、これ、まんまHブランドだよね? この鍵はロゴ入ってるじゃん」 尾是原が遠慮なく束子の首輪の南京錠を引っ張る。 「ねぇねぇ、立華さぁん、なんかお財布とかバッグとか、いらないの無いの?」 「……場所……邪魔だから……ちょうど……よかった…… 失敗作で……良ければ……」 それを聞いた風呂場中の女子が全員色めき立った。 「あたしも!」 「あたしポーチ!」 「あたしなんでもいい!」 束子は首輪から話題が逸れて心底ホッとした。 風呂上がりにそこにいた女子が全員ついてきて、あれだけゴチャゴチャしていた智逗瑠の制作物置き場が一瞬でカラになった。 智逗瑠はどこからか全頭マスクを持って来て、改めて制作物置き場に戻した。 その黒い塊に、束子はまた新たな不安と恐怖を感じるのだった。
- 279 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/29(土) 19:50:29 ID:l6otAAtY0]
- 444000!!!!!!
- 280 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/29(土) 20:49:16 ID:vjI2btLp0]
- 支援です。
- 281 名前:名無しさん@ピンキー [2011/01/30(日) 17:52:46 ID:vJIBwfdU0]
- 四円
- 282 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/30(日) 19:29:19 ID:oBE3CnBJ0]
- C
- 283 名前:(:.;゚;∀;゚;.:) mailto:sage [2011/01/30(日) 19:39:04 ID:NiKoFHYn0]
- (:.;゚;∀;゚;.:)つCハァハァ
- 284 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/30(日) 21:34:40 ID:JW7VNg0n0]
-
それから一週間ほどは何も変化が無かった。 智逗瑠は相変わらず遅くまで工房に詰めていたが、ずっと完成しないのか、部屋の制作物置き場には黒い全頭マスク以外 の物は増えなかった。 束子は束子で、首輪にも慣れ、友達も全くそのことには触れなくなった。 しかし束子は最初に感じた首輪の不快感をまだ感じていた。 夕方。 「おかえりー。今日も遅かったね」 「……ただいま……」 「あのさ、この首輪して随分経つけど、この違和感ていつか慣れるものなの?」 とたんに智逗瑠の表情が強張った。 「……見せて……!」 智逗瑠は机から小さな鍵を出すと、束子の首輪の鍵を解錠し、久しぶりに首輪を外した。 「ハアー! すっきりしたー! ……あれ? ここ、ちくっとする」 智逗瑠は束子の首と首輪を代わる代わる食い入るように見つめていた。 「アハハ、ちゃんと首輪の下も洗ってるんだけど、けっこう垢が溜まるね。 あ、……いててて」 束子は首をさすりながら、首輪の痕の赤くなっている部分に触れて痛がった。 「……今日は……首輪……なし……」 「え? いいけど……」 智逗瑠は束子の首に薬を塗ると、首輪を布で拭き上げて引き出しに仕舞った。
- 285 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/30(日) 21:36:54 ID:JW7VNg0n0]
-
翌日の夕方、智逗瑠の手にはまたあの首輪が握られていた。 「……束子……ありがとう……」 「へ? 何が?」 「……もう……傷は……平気……?」 「ああ、薬塗ってもらったら一日で、ほら」 うっすらと首輪の痕はあるものの、赤い傷はすっかり消えていた。 「……してみて……」 智逗瑠は首輪をずいっと差し出す。 「あ、うん……」 束子は首輪を手に取ると、少し驚いた顔をした。 「これ…… 同じ首輪?」 「……すこし……改良した……」 「なんていうか、同じ硬さのはずなのに、手にしっくりするね。それと、どこにもザラつきが無い。あと、穴にガタが無い感じ?」 「……すごい……束子……ちゃんと……わかるの……」 「あ! 曲げた時、内側に細かいシワができない! これ、革が変わってるよね?」 「……仕上げを……変えた……」 ドキドキしながら束子は首輪をうなじに回し、自ら首に巻き付けた。 「ふあっ!」 思わず声が出た。 最初に感じた違和感が全く無く、それどころか、まるで生きた猫の柔らかい毛皮にそっと触れているような、いつまでも触感を 楽しみたいような感覚に囚われたのだ。 恐る恐るぐるりと一周巻き付け、前で金具に通して締め込むと、ねっとりと柔らかく首を包み、そのテンションはまるで首筋を 愛撫されているようだった。 (これを…… このまま…… 施錠…… される……?) 束子は最初とは全く別の意味で、首輪を外す自由を奪われることに恐怖した。
- 286 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/30(日) 21:37:36 ID:JW7VNg0n0]
-
「……どう……?」 「い、いいんじゃない? 最初と、全然違う、……よ……」 事務的に返事をしたはずの束子は、声が震え、目が潤んでいた。 「……鍵……かけてみて……」 「へ?」 「……はい……これ……」 智逗瑠に南京錠を手渡された。 「い、……いや……!」 束子は思わず拒否した。 それを聞いて智逗瑠はこの学園に来て初めてパアッと明るい表情を見せた。 「……あ……あ…… ……嬉しい…… ……やっと……掴めた……!」 智逗瑠は涙を浮かべていた。 「……ありがとう……束子……一生……私の……トルソーに……なって……」 「ちょ、何それ」 「……鍵……かけて……。 ……どのみち……束子は……逃げられ……ない……。……潮まで……吹いた……」 「え……?」 束子は智逗瑠の少し脅迫じみた言い方に戸惑いながらも、昨晩のことを持ち出され、カアッと真っ赤になった。 この首を優しく愛撫するようなテンション、軽い呼吸制限、そして誰かの所有物であることを常に思い知らせる存在感が 性刺激に直結していることが怖かった。 このまま施錠されてしまうと、ずっと性的に興奮したままになりそうで。
- 287 名前:名無しさん@ピンキー [2011/01/30(日) 21:42:04 ID:73enlzNU0]
- 支援
- 288 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/30(日) 21:52:21 ID:JW7VNg0n0]
-
拒もうと思えば、この場で暴れ、智逗瑠の想いを滅茶苦茶に壊して拒めないこともない。 しかし、もう拒めない。 本当に妄想通りに智逗瑠の手に墜ちたのだと悟った。 ゾクゾクする快感に全身の産毛を総毛立たせながら、束子は少し目を伏せ、そして決意した。 「もう、なんだかわからないけど、智逗瑠のモノでいい。あたし」 束子は渡された南京錠を自ら留め金に通し、カチリと施錠した。 その股間は、室内着に暗いシミを作るほどに濡れていた。 「ぐすっ……智逗瑠ゥ……! あたし……もうオカシクなりそう……」 「……ありがとう……」 智逗瑠はまた礼を言うと束子にキスをしてベッドに押し倒した。 智逗瑠は、指を差し込んだら溶かされそうなほど熱くなったそこを探り、再び位置を確かめるように奥へと中指を沈めた。 これも一種の計測行為であるとは知らない束子は、智逗瑠の指に身を任せ、自在に操られ、跳ねさせられるままに次第に 昇りつめてゆく。 今度は意識ある中で絶頂に近づいたので、束子は自ら口を押さえた。 内部から外に向かって蜜を掻きだされるたび、尿道の裏が外向きに熱くなる。 天井のコブを撫でられると、ガクンと快感が加速する。 ついに目玉が反転するほどの絶頂を極めさせられ、必死で口を押さえてイッた。 果てたあとも火照りが残り、束子はもうこの首輪から、智逗瑠の革から、一生逃れられないと思った。 (続)
- 289 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/30(日) 23:14:33 ID:41z8e28Z0]
- 444444000000!!!!!!
- 290 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/31(月) 00:19:19 ID:Zsr3Dvf/0]
- 支援です。
あと、俺にもトルソーください。
- 291 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/31(月) 01:50:04 ID:5g0l+dJF0]
- つC
- 292 名前:(:.;゚;∀;゚;.:) mailto:sage [2011/01/31(月) 07:28:58 ID:d33NYnLK0]
- (:.;゚;∀;゚;.:)つCCCハァハァ
- 293 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/31(月) 23:23:12 ID:d59bNj420]
- ずっとマスクを置いてるのは自分で被った現場を押さえて
「そんなに被りたいのなら・・・」みたいな展開?
- 294 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/31(月) 23:37:08 ID:M22c2tFk0]
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束子の生活は完全に智逗瑠に支配されてしまった。 二人は努めて表面上は今まで通りを装っていたが、束子は一日中軽い発情状態になっていて、夜に必ず智逗瑠に慰めて もらわないとおかしくなりそうだった。 今の束子には智逗瑠なしの生活は考えられなかった。 これが、この完成された革首輪の威力なのだとはっきりわかった。 何かを掴んだらしい智逗瑠は、毎日嬉々として工房での作業に打ち込んでいた。 いつのまにか制作物置き場にあった全頭マスクは姿を消し、そこはフェルトの床材そのままのガランとした空間になっていた。 束子が智逗瑠のトルソーとやらに堕ちてから、二週間程が経ったある日、束子が図書館に寄ってから部屋に戻ると、 既に智逗瑠がベッドに突っ伏して寝ていたのでギョッとした。 しかし何より驚いたのは、制作物置き場に置いてある黒い塊だった。 それは、バイクに乗る人が着るような革ツナギで、ブーツや手袋まで一緒になっていた。 しかもあの全頭マスクまでが一体となっていた。 束子は首輪の出来に悩んでいた頃の、智逗瑠が言った言葉を思い出した。 『……あれはまだ…… 本当に作るものの……一部にも……なっていない……』 「本当に作るもの」が何だったのか、今、束子にもはっきりと分かった。
- 295 名前:トルソー mailto:sage [2011/01/31(月) 23:38:18 ID:M22c2tFk0]
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ベッドで寝息を立てている智逗瑠の傍に立ち、束子はその黒い革の塊を見ながらガクガクと震えていた。 そして智逗瑠の言った、『トルソー』の意味を今はっきりと理解した。 智逗瑠はあえて全身モデルを現す『マネキン』より、更に道具としての意味合いが強い『トルソー』という 言葉を使ったのだ。 全身のサイズを計測され、目の前にソレがあるということは、当然、あの人型の暗闇に入るのは、自分…… 首周りだけを拘束された今の状態でも、ここまで発情させられてしまう魔の匠の技を、既に何週間も思い知ら されているのに、その技で全身をギチギチに締め上げられたら、一体どんなことになってしまうのか。 そして毎晩与えられるご褒美も、執拗に深さを確認しながら、何かを確かめるような指遣いで行われている。 智逗瑠がただ束子を鎮めるためだけに、毎晩ご褒美をくれているとは思えなかった。 もし、予想通りにあの中に一生閉じ込められてしまったら、自分は家のことなど一体どうすればいいのだろう。 周期的に解放されるのだろうか。 それともその海外の富豪の奴隷のように、それをシミュレートする意味で、全く同じに扱われてしまうのか。 底知れぬ恐怖に手が小刻みに震え、掌にはまたジットリと汗が浮いた。 しかし、ともすれば、あの中に身を投じて、家のことなど全て捨てしまうことの方が、何倍もすばらしいことのように 思えて怖かった。 (続)
- 296 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/31(月) 23:39:45 ID:jjMcVdOl0]
- 44444400000000!!!!!
- 297 名前:(:.;゚;∀;゚;.:) mailto:sage [2011/01/31(月) 23:42:55 ID:d33NYnLK0]
- (:.;゚;∀;゚;.:)つCCCCハァハァハァハァ
- 298 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/31(月) 23:43:04 ID:anDXnLgV0]
- つCCC
トルソーっていうからダ○マ展開なのかと思ったけど そうじゃないみたいで良かった・・
- 299 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/01/31(月) 23:47:09 ID:daI3xBGD0]
- 早くいれてくれ・・・!!
- 300 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2011/02/01(火) 00:24:46 ID:OP/IsuJn0]
- ほいさ!ぬぷり!
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