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【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合36



1 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/12/25(木) 20:48:28 ID:ol7HP6U2]
     _      ここは「ゼロの使い魔」「グリーングリーン」に代表される
    〃 ` ヽ    ヤマグチノボル氏の作品のエロパロを書くスレよ。
    l lf小从} l  / 荒らし、それに反応する輩はあたしの虚無で一発なんだから!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ /  ご・・ご・・・ご主人様が好きならSSを書いてみなさい!
  ((/} )犬({つ′  あと、次スレは480KBか、970レスを過ぎたら立ててね。
   / '"/_jl〉` j    立てないとお仕置きだかんね!
.  ヽ_/ノヘ.)〜′   分かったら返事するのよっ!犬!

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yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1220775967/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合33
yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1219056639/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合32
yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216435364/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合31
yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1212010317/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合30
yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1208101783/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合29
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【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合28
yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1203164640/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合27
yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1201174846/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合26
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199213475/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合25
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197993274/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合24
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1195488562/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合23
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193840986/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合22
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1191862054/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合21
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1190655203/

まとめサイト ゼロの保管庫wiki
zerokan.g.ribbon.to/

過去スレ(20スレ以前)については、上記のまとめサイトを参照なさいっ!


301 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/19(月) 01:56:21 ID:TVePc4ov]
>>296
GJ!



だが、言っただろう。イザベラにふさわしい運命は

  _   ∩
( ゚∀゚)彡 斬首!斬首!
 ⊂彡


302 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/19(月) 02:28:55 ID:ufJNkp33]
イザベラ可愛すぎだろJK

もっといちゃいちゃしろ!
コレめーれーだから!


303 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/19(月) 06:29:15 ID:PU0Q7LIo]
>>274及びへんたいさんもGJ!でした

304 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/19(月) 10:29:33 ID:DjnHwOT4]
>>296GJ
これで終了じゃないですよね?どうせならシリーズ化希望です。
これで終わるには勿体なさすぎ。

305 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/19(月) 23:40:13 ID:8UsE0lsF]
せんたいさんも>>274さんもGJでした
ナース服キュルケ読みたいです。

306 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/20(火) 03:15:16 ID:4iBFCQSt]
>>274GJ!
良かった

307 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/20(火) 19:00:34 ID:OOdIt5Hv]
イザベラ本来なら憎まれ役なんだろうけど本人が劣等感やら孤独を抱えてるせいであまり嫌いになれないんだよな

原作でも何らかの形で救いがあるといいなあ

308 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/20(火) 20:43:06 ID:zNyy97eD]
ジョゼフの娘なんだから実はスゲー天才かもよ?

309 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/20(火) 23:25:49 ID:SWhDTDMI]
血統的には頭脳派でもおかしくないんだが、半端に魔法が使えたのが不幸だった。
ジョゼフは魔法が全く使えなかったから、知略に力を注ぎ込ざるをえなかったし、
シャルルが常に競争相手として存在したからな。
イザベラは最低ランクとはいえ魔法が使えるし、立場上シャルロットは競争相手に
なりえない。



310 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/21(水) 00:41:11 ID:e/CIROEW]
四暗刻。一発。裏ドラ

311 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/21(水) 00:43:49 ID:9bmOUWCN]
四暗刻の時点で役満だから一発とか裏ドラは関係ないだろ

312 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/21(水) 00:45:27 ID:WeE9Kd8+]
とりあえず、ライジングサンで

313 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/21(水) 01:36:15 ID:ExnEW/DR]
四暗刻単騎、大四喜、字一色

314 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/21(水) 01:58:22 ID:MbGIZh1a]
>>312
石狩湾新港今年も楽しみだよな

315 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/22(木) 16:44:10 ID:FJUAKMSt]
>>256
キュルケ×サイト続きワクテカ

316 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/24(土) 02:55:54 ID:ayJ2DpDC]
それは蒼から〜
で妊娠ネタがないと言うことは…サイトは実は種なsh…ゲフンゲフン

317 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/24(土) 14:38:50 ID:7T0WiY/n]
よくあることじゃないか。エロゲでもマンガでも同人誌でもエロパロでも
むしろ妊娠云々言うことのほうがあまり無いような

318 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/24(土) 18:03:44 ID:7Sl08mSE]
そうか?

「孕ませて〜」「に、妊娠しちゃう〜」あたりは、よくあるシーンだと思うが。

319 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/24(土) 19:36:59 ID:J9ZVBmC1]
>>318
や、そういう意味じゃないだろうw
むしろ口ではそう言ってても本当にデキちゃうことはまずないっていうか



320 名前:名無しさん@ピンキー [2009/01/24(土) 20:06:32 ID:HlychHEA]
早くアン様とシエシエとテファを補給したい・・・

ぶっちゃけルイズは無理だ。
小学生には興味ない。

321 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/24(土) 20:13:32 ID:ufmypn25]
ルイズには興味ないが
ルイズの持ってる地位とカネには興味がある

322 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/24(土) 20:30:31 ID:YAHvnVr2]
>>320
>>321
ルイズは僕が死ぬまで面倒みます。

323 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/24(土) 20:52:58 ID:dU62p/68]
ほんとルイズルイズうっせぇよなw
いっぺん死んでみればいいのに…

324 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/25(日) 01:36:05 ID:Dr+ZAUw/]
胸より脚線美や尻な俺としては断然ありだがなぁ ルイズ
胸だけが女の子じゃないんだぜ

小学生に興味はないがな

325 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/25(日) 02:20:57 ID:n2Huq5dt]
ルイズは敏感そうな気がする

326 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/25(日) 02:44:20 ID:ZybhDcOc]
だよなだよな!

327 名前:名無しさん@ピンキー [2009/01/25(日) 17:18:24 ID:S8ogJ/1E]
保管庫が見れなくなったようだな。




328 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/25(日) 18:35:15 ID:pfwODDWY]
普通に見れるぞ

329 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/25(日) 22:06:44 ID:KIq3MwKu]
ギーシュの目の前でサイトがモンモン犯すとか
鬼畜系サイトで一本お願いします



330 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/25(日) 23:36:51 ID:aGQPERaQ]
サイトを人間いす扱いする超度Sなアン様&アニエスコンビ・・・

331 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/26(月) 08:01:25 ID:UVAx1+7z]
明らかなキャラ崩壊は見たくないと思う俺が居る
友情を反故にするサイトはなぁ・・

332 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/26(月) 08:31:45 ID:onsfaLES]
愛情の無い行為はサンドバッグ叩いてるような一方的作業だから飽きるの早いんだよな
相手の反応を引き出すのが良い、極上の食材を手間ひま掛けて調理して最後にいただく様なもんだ

333 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/29(木) 00:22:17 ID:jJ2u0SDd]
せんたいさんまだかな

334 名前:X42 mailto:sage [2009/01/29(木) 01:32:48 ID:mMoLP5Rx]
これから投下します。
せんたいさんじゃなくてごめんね。

335 名前:16巻への願望3 mailto:sage [2009/01/29(木) 01:33:42 ID:mMoLP5Rx]
暫く時間が経った貴賓室
 男女の秘め事を行った2人が目を覚ました。
「あ、起きられました?サイト殿…申し訳有りませぬ…その…何と言いますか…」
「もう良いですよ、ひ…アン。それよりも降りてくれませんか?」
「申し訳有りませぬ、私とした事が…え?…これは…どうしたことでしょう…」
 アンリエッタは騎乗位の体勢から降りようとしていたが、降りられなかった。

「どうしたんです?アン」
「抜けぬのです。サイト殿の…その…」
 アンリエッタは、困ったような、恥じらう様な顔であった。
「抜けない?そんな馬鹿な!」
そう言って才人は起き上がり騎乗位→座位→正常位の体勢になって抜こうとした、が
「ウソだろ?マジ抜けねぇ!これって一体?」
 アンリエッタの言う通り抜けなかった。理由は分からないが、アンリエッタの膣壁が
 才人のペニスをしっかり握り締めているかの様だった。

 アンリエッタは、得意の水魔法で隙間を開けようとした。しかし無駄だった。
 アンリエッタの膣壁は、そんなものではどうしようもない程締まっていた。
「困りましたわね。これでは私とサイト殿は、一生繋がったまま?」
 と言いながら頬を軽く染めていた。

「アンの魔法で駄目だとすると誰かに頼むしかないけど…誰かに頼める状況じゃねぇし」
 その通りであった。誰かに頼む=今のこの状況を見せる=アンリエッタと男女の仲に
 成った事を公言するに等しい行為であった。
 絶対にバラさない人物…アニエスさん…駄目だ、あの人何の躊躇いもなく俺の一物斬り
 裂くに違いない。となるとルイズ…死ぬな、俺。タバサ…絶対喋らないだろうし、頭
 いいからこんな状況でも何とかしてくれるかも。後はどうやって呼ぶかだが…

 同じ頃、貴賓室のドアの前
 そこにルイズ、テファ、タバサがやって来た。
「アニエス、中に入れて」
 ルイズは、扉の前で警備しているアニエスに申し出た。
「今、中に入れる訳にはいかぬ。今扉にはロックが掛っている。なれば解除されるまで
 何人たりとも中に入れる訳にはいかぬ。例え新ガリア王、貴女でもだ」
 アニエスは、鋭い視線で3人を貫いた。誰かがアンロックでも掛けようものなら躊躇
 無く剣を突き立てるであろう。正に鬼気迫る迫力であった。


336 名前:16巻への願望3 mailto:sage [2009/01/29(木) 01:34:43 ID:mMoLP5Rx]
「一寸待ってアニエス。部屋の中は今姫様とサイト2人きりじゃあ…」
「その通りだ」
「そんな事したら姫様がサイトに襲われるじゃない。早く退いて」
「落ち着きたまえ、ミス・ヴァリエール。サイトは自分から襲う度胸は無い。それに
 奴は魔法は使えん」
「そうだけど…」

「逆なら有り得る」
 タバサが2人の間に入った。
「えっ?」
「2人きりでロックが掛っている。それにサイレントも掛っているみたい。となれば女王は、
 覚悟を決めたという事。貴女はそれが分かっているから私達を入れさせない」
「その通りだ」
「一寸アニエス、貴女自分が何しているのか分かっているの?姫様の純潔をお守りする
のが貴女の役目でしょ」

「其れは違うぞ!ミス・ヴァリエール。私は陛下の剣だ。陛下に仇なす者を斬るのが私の
 役目だ。陛下の決めた事に口出し出来ぬ」
「何言っているのよ。そもそも貴女がサイトを…って貴女まさか姫様が…」
「ああ、大分前からな。以前ははっきり分かる程だったが、最近は無理に押し殺すように
 なされていたな。その為今日限界に達した様だ。ああなっては最早サイト以外どうし
ようも無い状態になられたのだ。だから私は、私に出来る事をしたまでだ」

「だからって何も2人きりにすること無いでしょ?こうなる事は予測出来た筈。貴女の
 した事は、姫様の為かも知れないけどやって良い事では無い筈よ」
「国益の為ならそうかも知れぬ。だがミス・ヴァリエール、貴女が私と同じ立場ならどう
 為されていた?」
「そ、それは…」
 ルイズは返答に窮した。自分もアニエスと同じ立場ならやはり同じ事をしたに違いない。
 あーだこーだ言ったところで結局は、嫉妬なのだ。そしてアンリエッタが覚悟を決めた
 と言う事は、もう後戻りはしないという事、後は張り合うか諦めるか二つに一つである。
 はっきり言えば分が悪い。このまま結婚という事だってあり得る。重婚は重罪、残され
 た道は妾であろうか?だがそんな事公爵たる父、規律に厳しい母が許すとは到底思え
ない。じゃあ諦める?…そんな事…出来る訳無い!サイトが側からいなくなったら…私
耐えられない。サイトが姫様と幸せそうにしていたら…私…巨大エクスプロージョン
撃っちゃうかも…(おいおい)


337 名前:16巻への願望3 mailto:sage [2009/01/29(木) 01:35:18 ID:mMoLP5Rx]
 その時、扉に内側からアンロックが掛り、ロックが解除された。
「ロックが解除されたわ。中に入っても良いでしょ?アニエス」
「ああ、だが部屋の中で暴れるなよ。もっとも暴れそうになったら私が止めるがな」
 そう言ってルイズ達は部屋の中に入って行った。

 ルイズ達が部屋の奥まで行くとベットの上でシーツに包まれた才人とアンリエッタが
 向き合って座っていた。
「サ、サイトーーーーーあんた何時まで姫様にくっ付いているのよ!さっさと離れなさい」
「ル、ルイズ?!あのなその、何て言うか、離れられないんだよ。お前には説明しづらい
 というか見せたくないんだよな…」
「あんた、それどういう意味?姫様と一線越えたから私なんか如何でも良いって訳?そ、 
 そう。私ってその程度だったんだ。も、妄想の中じゃ色々してたくせに、こじんまり
した家に一緒に住もうって言ったくせに」
ルイズは泣き出した。

「そうじゃねぇよ。全くいつも早とちりなんだから…あのな抜けなくなったの。だから
 困ってるの」
「え?」4人の美女軍団が声をハモらせた。
「つまりだな…まだ繋がったままなの…魔法使っても駄目なんだよ。だからアニエスさん
 にタ…シャルロットを呼んでもらおうと言う事になってだな…」

「見せて」
 タバサは、いつもと変わらぬ口調で話した。
「いや…でも…」
「見てみない事には分からない」
「アン?」
「分かりましたわ、シャルロット殿。それでは宜しくお願い致しますね」
「一寸サイト、あんた今姫様をアンって…ふ、不敬にも」
「ルイズ、私がそう呼ぶ様にお願い…いえ命令したのです。いつ、如何なる時も、王宮
 であろうとも…そうサイト殿に命令したのです」

「姫様…」
「早く見せて」
「あ、申し訳有りませぬ」
そう言ってアンリエッタは、シーツを取り除いた。


338 名前:16巻への願望3 mailto:sage [2009/01/29(木) 01:35:59 ID:mMoLP5Rx]
2人は、座位の体勢のまま繋がっていた。
傍から見れば、浮気現場を押さえられたように見えるだろう。
その2人を見てルイズは沸々と怒りが込み上げてくる。
しかし先程アニエスと約束したばかりなので無理やり我慢した。
「ま、先ずは皆で引っ張ってみましょ。そうすれば抜けるかも…」

「それは駄目」
 ルイズの提案をタバサは一言で却下した。
「それをやれば抜ける可能性は有る。でもそれ以上にサイトの一物が使い物にならなく
なる可能性の方が遥かに高い」
「そんなのヤダぜ俺。この年で不能になるの」
「じゃあ如何するのよ?他に何か良い方法があるの?」

「あのー、サイトと女王陛下がもう一度アレすれば抜けるんじゃないでしょうか?」
 今まで蚊帳の外だったティファニアが提案した。
「テ、テファ?なんちゅう事を…けどここまで締まっていると一寸難しいような…」
「と、取り敢えずやってみるべきね。うまくいかなかったら次また考えれば良いし…口論
 しても状況は良くならないでしょ?」
「まあ、その通りかもしれないけど…だったら外に出てくれねぇか?見られてると
恥ずかしいからさ」
本当はルイズを怒らせたくないのと悲しませたくない為なのだが…

「私は残る。不測の事態に備えなければならない」
「当然私も残る。陛下の御身にもしもの事が有ってはならないからな」
「なっ、も、もちろん私も残るわ。しゅ、主人としての責任が有るもの」
「皆さんが残るなら私も残ります」
 結局誰も出て行かなかった。

 仕方なく才人はそのままの体勢で少しづつ突き上げ始めた。
 美女4人に見つめられているのと、強力な締め付けで気分があまり乗らなかった。
 て言うか痛い。その為才人はゆっくり小さく突いていた。
「サイト、もう少し速く大きく動かせないか?其れでは陛下が感じられるとは思えぬが」
 実際アンリエッタは喘ぎ声を出していなかった。
「無茶言わないで下さいよ。今は此れで精一杯です。此れ以上は皮が破けますよ」
 愛液が無くなった上、強烈な締め付けでは、実際問題此れ以上は無理があった。


339 名前:16巻への願望3 mailto:sage [2009/01/29(木) 01:36:43 ID:mMoLP5Rx]
(ヤベェな、このままじゃ駄目だ。かと言って如何すればいいのか分かんねえし…)
 そこに状況を見つめていたタバサが才人に耳打ちした。
「今この状況で其れを言えと?」
「そう」
「いや、しかし」
「このまま続けても抜けそうもない。ならば試す価値はある。いずれにせよ貴方はもう
逃げる事は出来ない」
 
 その通りであった。最早才人は逃げも隠れも出来なかった。
 才人は意を決してアンリエッタに告げた。
「アン、俺と結婚してくれ」
「サイト殿!」
「ちょっと、あんた…」
 すかさずタバサがルイズの前に杖を差し出す。
「今は見てて」

「ただ俺は、ルイズと分かれる事は出来ない。其れでも良いと言う事であれば、だ。アン
 は女王だ。立場的に大問題だと思う。それに俺は国政の事なんて全然分かんねえ。
 枢機卿あたりが聞いたら猛反対だろう。冷静に考えて決めてくれ」
 才人はアンリエッタの目を真摯に見つめた。

「……お受けしますわ、才人殿。私を貴方の妃にして下さいまし。無論ルイズの事も承知
 の上で、です。ルイズにはすまないのですが妾という形でお願いいたしますわ。公爵が
 納得しないかと存じますが最後には折れると思いますわ。あの方はとてもルイズを大事
 に想っていられますから」
 アンリエッタは、一片の迷いの無い目で答えた。と同時に今まできつく締まっていた
 膣壁が緩んだ。

「緩んだ!これで抜けるぞ、アン」
「まだ抜かないで下さいまし。最後までお勤めを果たしてからにして下さい」
「えっ?でも…」
 当初の目的は達成した。後は引き抜けば無事解決なのに…と才人は思った。

「サイト、貴様まさか今抜こうとしたのか?正真正銘伝説級の鈍感男だな…今の言葉が
 ウソでないなら最後まで責任を持て」




340 名前:16巻への願望3 mailto:sage [2009/01/29(木) 01:37:29 ID:mMoLP5Rx]
「それなら皆出て行って下さいよ。やっぱ見られながらというのは…」
「同じ事をもう一度言わせたいのか?」
「同じく」
「途中何が起こるか、わ、分からないものねぇ」
「そうですよ」
 やはり誰も出て行かない。
 単に見たいだけなんじゃねぇかと思ったがさすがに口には出さない。
 仕方ないと割り切った。

 そうなると問題はこっちだ。緩んだとはいえ愛液が切れた状態には変わりない。
 このままやれば、お互い痛くてしょうがない。先ずは性感帯を刺激して濡れて
 貰わないと…。
 最初に才人はキスをしながら胸を揉みまくった。
 固くなってきた乳首を摘まんだり、指を高速振動させて刺激を与え続けた。
 そして性感の高まって来たアンリエッタは、才人の口の中に下を入れ蹂躙しまくった。
 暫く胸を揉み続けた才人は、右手でずっと肥大したままのクリトリスを刺激した。
「フグューーーー」と喘ぎながらもアンリエッタは、唇を離さない。
 やがて愛液が奥から沁み出してきたのがはっきり分かった。

 才人は体位を正常位に変え、ゆっくりとしかし大きなストロークを行い、愛液を膣に
 満遍なく行きわたらせた。
 そしてピストン運動を速くし、膣奥をガンガン叩いた。
「アッーーーーーーーーーーーーー、きております…きておりますわ。奥まで…サイト殿
 が…ま…また…イキ…そうです…アーーーーーーーーーーーーー」
 ずっと身体がデキあがった状態だったアンリエッタは、すぐに絶頂を迎えた。
「アン、大丈夫?」
「え…ええ…このまま…続けて下さいまし…」
 再び才人は高速ピストンを行い、射精感が高まって来た。
「ア…アン…俺…もう…」
「きて…サイト殿…一緒にイキましょう…アッーーーーーーーーーーーーーーーー」
 限界に達した才人は野生の本能の赴くまま激しいピストン運動を行い射精し果てた。

 アンリエッタは、満足そうな笑みを浮かべて才人を見つめていた。
 才人も笑顔で見つめ返したが、不意に悪寒が走った。
「何時まで入れているのよ!又抜けなくなったら大変でしょ。さっさと抜きなさい」


341 名前:16巻への願望3 mailto:sage [2009/01/29(木) 01:38:05 ID:mMoLP5Rx]
嫉妬混じりの怒声でルイズが叫ぶ。
 反射的に引き抜く才人。
「アンッ」
 アンリエッタは、急に引き抜かれた為小さな喘ぎ声を出す。
「まっ、全くあんたときたら、わ、私が見ているにも関わらず、あ、あんな情熱的に…
 その…するなんて」
「俺は外に出ろって言ったろ。見せたくなかったんだから」
「で、でも…」

 その時タバサが杖をふるい、アンリエッタに魔法を掛けた。
「どうしたのよ?タバサ」
「女王はサイトの精を受け妊娠した」
「えっ?」
 タバサ以外の全員が声をハモらせた。

「アンリエッタ女王陛下、貴女にお願いが有る。先程の件に私も加えて欲しい。サイト
 以外の子を産むつもりはない」
「ちょっとタバサ、貴女も女王でしょ。女王が妾なんて聞いた事もないわ」
「あのー、私も加えて頂けませんか?理由は一緒です」
「テファ、貴女も王族でしょ。何言ってんのよ、もう」
「ふむ、どうやら此処に居る女性は、私以外はサイトと結ばれたいようだ。大したもんだ
 サイト、聞いたこと無いぞ、複数の王侯貴族と結ばれるなんて」
「いや一寸、それって凄く不味く無い?」
「普通ならな。しかし貴様は普通ではない。まあ決めるのは陛下だ。貴様は大人しく
それに従えばいいんだ」

「ではこうしましょう。重婚は本来重罪ですが、この件に関しましては聖下の許可を頂き
 ましょう。サイト殿の報酬と言えば聖下も無碍には出来ない筈」
「それは如何かと…」
「アニエス、早速枢機卿に報告に行って下さい。私達が国に帰り次第すぐ式が挙げられる
 ように。頼みましたよ」
「御意」
「アニエスさん、今の報告するの?」
「当たり前だ、陛下の命令だぞ。それも国の一大事だ。報告しなくてどうする」
「いや、でも…」
「言ったろ?貴様にはとてつもなく大きい女難の相が有ると。死ぬなよ」
 そういってアニエスは部屋を出て行った。

「そう言えば如何して抜けるようになったの?」
「原因は女王の不安。抱かれてもサイトに捨てられるという気持ちであのようになった。
だから不安を取り除けば治ると判断した」
「なるほど。サ、サイト姫様だけじゃなく私にも子種よこしなさいよ。び、平等にね」
「私にも、プラス成功報酬も」
「わ、私もその…お願いね、サイト」
「一寸待て、あ、後にしろ。今は疲れて…」
 全部言い終わる前に野獣と化した彼女達に貪られるサイトであった。

「本当に死ぬなよ、サイト」
 アニエスはそう言ってトリステインに帰って行った。
    ―FIN―


342 名前:X42 mailto:sage [2009/01/29(木) 01:43:16 ID:mMoLP5Rx]
これでこのシリーズは終了です。
行きづまって他のスレに散弾してたら遅くなりました。
皆さんもモニター見る時は、飲み物は飲み込んだ後見て下さい。
パソコンが壊れたり、気管に入りかけても此方は如何し様も有りませんから。


343 名前:名無しさん@ピンキー [2009/01/29(木) 03:04:17 ID:uV8RVgiT]
バーレーン戦見ていろいろスレ廻ってたら
投下されてた。


344 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/29(木) 13:56:18 ID:/1ojVtR1]

姫さま視姦プレイGJ

345 名前:アニエスは競泳水着も良く似合う mailto:sage [2009/01/29(木) 16:19:01 ID:hoJbV7+p]
「よし!今日の訓練は終わりだ!各自解散!!」

トリステインの花、女性衛士隊の隊員達は訓練地であるラグドリアン湖から続々と這い上がってくる。
その身に包むのは重厚感溢れる騎士鎧ではなく背中のX字のラインとピッチリとした太股がなんともたまらない
いわゆるスクール水着(競泳タイプ)だ。現在のトリステイン軍にはすでに才人考案の体操服にブルマが採用
されてあるが、水練時においてはこれも才人考案のスク水が採用されている。
評判の方は上々であり、とても泳ぎやすい、体操服の代わりとしてもいける、日焼けした際にくっきり浮き出る
背中のX字が旦那に好評で夫婦生活が充実するなどが挙げられていた。

「隊長は、あがられないんですか?」
「ああ、もう少し泳いでから行くよ」

スク水の上から鎧を着込んだ隊員とのやり取りを終え、アニエスは一人となった。今日のこの後は完全な自由時間だ。
それならば少しは一人の時間を楽しみたい、とひとしきりに泳いだ後にアニエスは岸から出た。するとそこには。

「よぉ」
「なんだ、サイトか。どうしたんだ、今日は」

才人が現われた。

「いや、なんか賑やかだったからさ」
「そうか、それよりそこをどけ。これから帰るところだ」
「この後自由なんだろ?だったらさ…」
「いっておくがふむ!?」

茂みにある鎧を纏おうと進むも才人に止められてそのまま唇を奪われてしまった。
才人は慣れたようにアニエスを木の方に押さえつけるように押し進みながらアニエスの舌を絡めとっていく。
ぴちゃぴちゃとお互いの舌が絡み合い、唾液を交換する音を響かせる。

「ここに来てるってことはさ、わかってだろ」
「………馬鹿」

ニュルっと才人の指がアニエスの下腹部を這い、水着の裾から指を秘肉へと突き入れる。すでにそこはじっとりと蜜をしたたわせ
始め、次なる行為を待ち望んでいるかのようだった。一方のアニエスはそんな才人を拒む事なく、逆にその胸にすがりつき顔を紅潮
させながら才人の耳元でそう呟いた。

「ッハァ!奥がぁっ、ゴリゴリされてっ!」
「やっぱり、アニエス。いい締め付けだ」

二人は、目立たぬ様さらに奥の茂みに入ると。前戯もわずかにそのまま本番に突入した。
現在、アニエスは才人に後ろから突かれる形になっている。着ている水着も上半身だけ脱ぎ、下は裾だけずらして一つになり、より才人
と一緒になれるように片足をあげている。そして、しっかり木にしがみつき、才人から与えられる快楽に耐えていた。
才人の腰が前後する度、その形の良い胸がふるふると振るえた。横から見ればその光景はさぞや眼服であるであろう。
しかし、競泳水着といえばその背中のX字。それを見せずしてなんの後背位か、X字の見えぬ競泳水着の後背位のSEXはただの水着
でのSEXだ。とはいうものの、今日の才人の気分はアニエスの振るえる美乳を見つつ犯したい。そんな気分であった為このような形であるのだ。
もちろん、背中のX字を残しつつ突いた時もあれば。そのまま全て脱がし羞恥プレイに羞恥プレイを重ね、中だけでなく髪から顔から腹に
かけて全身に精液をぶっかけアニエスを屈服させる擬似女騎士レイププレイもする時もある。そう、今日はたまたま美乳を楽しみたいそういう
気分だったのである。

346 名前:アニエスは競泳水着も良く似合う mailto:sage [2009/01/29(木) 16:19:34 ID:hoJbV7+p]
「んん、深いぃっ」
「その顔…すっごいいやらしいぜアニエス」

すっかり、才人に抱かれる事を受け入れてしまったアニエスはまるで生娘のような声をあげる。すでにその顔には衛士隊隊長としての顔はない。
才人はあげられている片足の膝に腕を挟み、そのままその腕をアニエスの美乳へと伸ばしていく。
才人の手がアニエスの美乳を捕らえ、人差し指で乳首をコリッと捏ねるとあうっとアニエスが小さく呻いた。

「ち、乳首を捏ねるなぁ…」
「だって、アニエスのおっぱいって気持ち良いんだもの」

そういうと才人は人差し指から親指を加えて乳首をコロコロと弄ぶ動作に切り替える。そうすると乳首を弄るたびにアニエスの表情はいやらしく
歪んでいった。アニエスの乳を弄ぶ時、才人は決まってこう思う。『アニエスのおっぱいって貪りがいがあるな』と。
ルイズ・シャルロット・エレオノールの貧乳組も決まって弄り倒しているが、これはどちらかというと感度と彼女達のコンプレックスを刺激する
事による屈辱的な表情を楽しむ事を目的としている。変わってアンリエッタ・シエスタ・テファ・カトレアなどといった巨乳組は胸に顔を埋める、
吸うなど甘える事を主目的としている。純粋におっぱいの感触、感度を楽しんでいるのはアニエスのような美乳組だけだ。

「さ、サイト…も、もう…」
「ああ、俺も、そろそろ」
「中に…中に…全部っ!!」

アニエスがそう言った直後、才人はアニエスの腰を掴むと一気にラストスパートをかけた。パンパンと勢いのよい音があたりに聞こえる。

「ふっ、はぁぁっ、あぁぁぁぁっ!!」
「ほら、イクぞ、アニエス。くっ!」

ビュビュッと中で勢い良く出される精液の感触を感じるとアニエスは意識を失った。


「…うっ、こ、こは…」
「あ、アニエス。起きたか」

全身に伝わる暖かいお湯の感触を感じアニエスは目を覚ました。あたりを見渡すと小さな山小屋と目の前に才人がいた。
そうこうするとちゃぷんと音がした。そう、あの後才人は気絶したアニエスとアニエスの鎧を抱えて密かに建造していた山小屋
に移動したのだ。そして、その後。楽しみの一つとして容易した一際大きい縦長の調理鍋で風呂を焚いてそれにアニエスを抱え
一緒に入ったのだ。

「私は…気絶していたのか」
「あぁ、ぐったりとな」

ふぅっとアニエスはため息をついた。溜まっていたせいもあるが、どうも最近才人と性行為をするとがっつきすぎてしまう。
嵌りすぎだ、とアニエスは自嘲した。

「ん、それじゃ。アニエスも起きたし」
「ん?なんだ、才人…ひゃっ」

下腹部から再び肉が突き上げられる悦びを感じ、アニエスは声をあげた。
そう、今二人が入っているのは縦長の料理鍋。とても二人分のスペースはそうない。という事はとどのつまり、現在のアニエスは
未だ才人と一つに、体面座位の体勢で繫がっているのである。

「ぃや、サイト。私、まだ、起きたばか…」
「風呂から上がった後、小屋の方でもじっくり可愛がってやるよ。アニエス」
「ふぁぁぁっ!」

才人から再び与えられる快楽にアニエスは思わず背筋をそらして可愛い声をあげた。
形の整った胸にはお湯の水滴が、そらされた背中には競泳水着のX字型の日焼け、通称スク水焼けがよく映えていた。

347 名前:アトピック ◆Xz18YlHQYY mailto:sage [2009/01/29(木) 16:23:43 ID:hoJbV7+p]
エロパロ板に久しぶりに復帰、ゼロ魔でのリハビリもかねて書いてみました。

なんだろうか、最近草むらで全裸に精液どろどろというシチュがツボにはまって
しかたなくなってきた。何故なんでしょう?

348 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/29(木) 17:29:28 ID:mMoLP5Rx]
>>347
GJ
最近投下が無いんで如何したのかと思ってましたよ。
早く他の職人さん達も復帰しないかな。

349 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/29(木) 23:23:44 ID:s0Jjyu5G]
X42氏 乙です 
アトピック氏 お久しぶりです GJでした



350 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/30(金) 10:20:57 ID:mOd8Y94b]
>>347
アトッピクさん乙です

351 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/30(金) 14:05:32 ID:mAaQhmIA]
>>347
GJです
ゼロ魔は乳のバリエーションが素晴らしいですね

352 名前:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM mailto:sage [2009/02/01(日) 21:44:31 ID:X5vryCPM]
月をまたいでしまった…まじすまそ
そして月末が忙しすぎて途中までしか書けていない…続きはまた今度になるけど。

それでは『ぼくらの七日間戦争〜最終日〜』いきます

353 名前:ぼくらの七日間戦争〜最終日〜 ◆mQKcT9WQPM mailto:sage [2009/02/01(日) 21:45:11 ID:X5vryCPM]
今日で、七日間の期限が終わる。
そう思うと、なんだか今日の朝日も妙に清清しく思える。
才人は重い頭を振り振り、ベッドから起き上がる。
昨日は昨日でアンリエッタとタバサの二人を相手にするハメになったのだが。
昨晩、アンリエッタの供してくれたやたらスタミナのつく料理と彼女のかけてくれた魔法のおかげで、才人の体力はすっかり元通りだった。
むしろ、料理のせいか下腹部にやたら熱を感じる。今ならアニエスのパンチラでもフルボッキできそうだった。

…つーか『絶対に近衛の任を勤めていただきます』とか言ってたわりに、スル気満々じゃねえか…。

だがしかしそれは仕事が終わってからのことだろう、と才人は考え、そしてげんなりする。
女王の近衛の仕事はけして楽な仕事ではない。
女王の傍に控え、その身を守るのが勤めであるがゆえ、謁見の最中はトイレに立つこともできない。
もちろん女王とて人間であるので、謁見の途中で休憩も挟むのだが、この時間がまた短いのだ。
せいぜい、一回につき5分程度の休憩を、三回も取ればいいほう。
その間に、才人はトイレを済まし、握りこぶし程度のパン一個の食事を採り、再び近衛の任に就くのだ。
もちろん、アンリエッタがその程度の休憩で済んでいるのは、きちんと管理された食事と、水魔法のおかげなのである。
まあ、そのへんは尊敬に値する、と才人は思っている。
しかし。

…なんとかしないとだよなあ。ひめさまの色ボケっぷりも…。

その最たる原因が自分であるのは棚の上に置いておく。
そして、どうやって調教しなおせば真っ当な女王様に戻ってくれるか考えて。

「…後で考えよう」

公務まで時間がないことに気づいて、才人は慌てて部屋を出たのだった。

朝早いこともあってか、謁見の間には誰もいなかった。
才人はとりあえず、教えられたとおりに謁見の間の検分を始める。
今日も異常なし。

「…まあ、王宮の中心だしなあ。そうそうなんかあるわけないか」
「そうですわね」

ぽそりと呟いた一言に、聞きなれた声が相槌を打つ。
この、トリステイン王宮に来てからさんざん聞かされた声は。

「…早いですね女王陛下」

いつの間にか、才人の背後に正装の白いドレス姿のアンリエッタが立っていた。
彼女以外に人影は無い。こんな時間から女王が一人でこんな場所にいるとは。
才人が軽く驚いていると、アンリエッタは彼の言葉に応える形で喋りだす。

「あら。だってサイト様が近衛として仕えてくれる、最後の日ですもの。
 一分一秒でも惜しくって」

言いながら、頬を染めて上目遣いに才人を見上げる。
ちょっと前なら、くぁ、可愛いこと言ってくれんじゃないのこのオヒメサマ、なんて思ったものだが。

「…今度は何企んでんすか」

この七日間で、才人はすっかり女王に対して疑心暗鬼を抱くようになってしまっていた。
散々焦らされた上、魔法で射精まで止められては疑い深くもなろうというもの。
だが、才人がアンリエッタを嫌いになったわけではなかった。
ただ、彼の中でアンリエッタの立ち位置が『清純系雌奴隷』から『腹黒系淫乱女王』に変わっただけで。

354 名前:ぼくらの七日間戦争〜最終日〜 ◆mQKcT9WQPM mailto:sage [2009/02/01(日) 21:46:10 ID:X5vryCPM]
女王は猜疑心でいっぱいの才人に、しれっと応える。

「あら。企むなどとは人聞きの悪い。
 …まあ確かに、ここ数日サイト様には申し訳ないことを致しましたけれども」

ほんとだよ、と心の中で呟く才人の方は向かず、アンリエッタは彼に背を向けて続ける。

「…お詫びといってはなんですけれども。
 この王宮の秘密を少し、教えて差し上げます」

言って、才人の手を引く。
まあどうせまた何か企んでいるのだろうが、王宮の秘密とやらも気にかかる。
才人は大人しく、アンリエッタに手を引かれるまま着いていく。
そして、アンリエッタは謁見の間の奥、ちょうど玉座の後ろ側まで来ると、才人に尋ねた。

「サイト様、もし、謁見中に狼藉者が現れたら、どうなさいます?」
「へ?どういう意味です?」

質問の意図がわからず、才人は思わず聞き返してしまう。
もちろん、近衛騎士である才人はその狼藉者を一撃のもとに撃退するのが役目なのだが。

「狼藉者が現れた場合には、どう対処しますか、と尋ねました」
「えーと。とりあえずその狼藉者を倒して捕まえます」

至極当然の回答であったが、女王の質問には続きがあった。

「では、その狼藉者の数が多かった場合は?例えば十人とか」
「え?ええっと」

回答に窮する才人を、女王はさらに畳み掛ける。

「王宮に火を放たれた場合は?王宮の外からの魔法による連続砲撃にはどう対処なさいます?」
「そ、そんな急に言われても」

困った顔の才人に、アンリエッタは逆に満足そうな笑顔になる。
そして、玉座のちょうど真後ろ、ブリミルのレリーフの彫られた壁面に手を当て。

「疾く開け」

一言、呟いた。
すると。
レリーフのちょうど両足の間が音も無く、大理石の白い壁がまるで布の緞帳を開くように開いていった。
そして、女王は数瞬、壁が開ききるのを待って、言葉を続けた。

「そういった、『人の力ではどうしようもないこと』から王の身を守るため…この部屋があるのです」

その部屋は、多重の結界で守られた、いわばトリステイン王族専用のパニック・ルーム。
王家の血筋でなくば開くことの適わない魔法の扉で閉ざされた、王宮で最も安全な場所。この部屋の結界を解くには、伝説の虚無を以ってするしか術は無い。
もちろん、その場所は。

「な、なんでそんな大事な場所を俺に」

王と、それに連なる一族にしか、場所を明かされない。
それはもちろん保安のため。ここにそのような部屋があると王族以外に知られては、意味が無い。
才人の疑問は当然だった、そして余りにもその疑問は間抜けに過ぎた。

355 名前:ぼくらの七日間戦争〜最終日〜 ◆mQKcT9WQPM mailto:sage [2009/02/01(日) 21:47:18 ID:X5vryCPM]
今まで笑顔だったアンリエッタの顔が、一瞬にしてむくれ顔になる。

あ、ヤヴェ。

思ったときには遅かった。

「…何を今更…。
 この場所をお教えすることの意味、わからないほど愚鈍ですか?シュヴァリエ」

むくれ顔のまま、才人に詰め寄る。

「え?いやえっとあの」

もちろん才人にだってその意味くらい分かる。
王族にしか伝わらない場所を、才人に教える。それはつまり。

『俺が王家に入る』=『ひめさまとケコーン』っつーことっすか!

いよいよもってアンリエッタの『王になって頂きます』が本気なのだと分かると、才人の背中を、冷や汗と己が主人の罵声が撫で回す。

「い、いや俺今まで冗談だと思っ」
「冗談や酔狂で平民風情を『我が王』などとは呼びません。
 サイト様私をナメてますか?いつだって私は本気ですよ」

いやまてちょっと待てアンタ雌奴隷とかさんざアレな発言しといてソレは!?
あせる才人。追い詰めるアンリエッタ。
たじたじと後ずさるしかない伝説の使い魔の胸倉を、不意に細い白い手が掴んだ。

がし。

「えいっ」
「え?わ、ったたたたたた?」

それは数秒のうちに行われた。
ダンスのターンの要領で、アンリエッタはそのまま華麗にステップを踏む。
いきなり回転させられた才人はバランスを崩し蹈鞴を踏む。
くるり、と二人の位置が入れ替わった。
そのまま、アンリエッタは才人の胸倉をどんと勢いよく突き押す。
バランスを崩したままの才人はそのまま勢いよくパニック・ルームへと転がり込み、尻餅をついてしまう。
アンリエッタはそのままの勢いでパニック・ルームに飛び込み、そして。

「封じよ」

女王の言葉を受け、音すら立てず、大理石の白い壁がまるで終演を告げる緞帳のように、閉じていった。
そして、謁見の間には誰もいなくなった。

しばらくして。
誰もいなくなった謁見の間に、女王と近衛騎士が宰相と銃士隊隊長を伴って、現れる。

「それでは、最後の公務よろしくお願いしますね、シュヴァリエ」
「分かりました、陛下。身命を賭してお守りいたします」

すっかり似合いの二人になったな、と宰相と隊長は二人を見つめる。
もちろん、その二人は魔法人形スキルニル。
才人とパニック・ルームに一日しけこむため、事前にアンリエッタが仕込んだのであった。

356 名前:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM mailto:sage [2009/02/01(日) 21:48:59 ID:X5vryCPM]
そしてここでつづくです。
パニック・ルームの中では一体何が!チャンネルはそのまま!

んじゃねゆノシ

357 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/01(日) 21:49:12 ID:W91E3kZC]
支援

してもしなくてもこの国は滅びるけど www

358 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/01(日) 21:50:07 ID:W91E3kZC]
うっは〜〜〜〜〜。・゚・(ノД`)・゚・。

またやられた〜〜

>>356
GJ!です。
怒っちゃダメ…いつもこといつもこと w

359 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/01(日) 22:36:51 ID:u0+9gdhL]
>>356
ちょwww
全裸でいつまで待てば良いんっすかwww



360 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/01(日) 23:56:58 ID:0OCEcDyd]
畜生!また寸止めか!!!

へんたいさんはファン殺しだなおい

361 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/02(月) 00:33:43 ID:0CqR+MGg]
パニックルームは俺のトラウマ

362 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/02(月) 00:48:43 ID:YEcfLDXE]
「いったい何が」って、ナニに決まってるくせにw

363 名前:X42 mailto:sage [2009/02/02(月) 01:21:39 ID:3n4BF9wJ]
せんたいさんGJ
いじり小ネタ投下します。
職人の皆さますいません。
決して怒らないで下さい。


364 名前:トリステイン魔法商会 mailto:sage [2009/02/02(月) 01:24:09 ID:3n4BF9wJ]
朝早くルイズとシエスタはトリスタニアに買い物に出掛けた。
「あんたメイジじゃないくせになんでマジックアイテムなんて買いに行くの?」
「あらミス・ヴァリエール、メイジじゃ無いからこそですわ。平民にも使えるマジック
 アイテム結構有るんですよ。それをこれから有名な店に買いに行くんですよ」
「ふーん、そうなの。私授業で使う物しか知らないけど一体何を買うつもり?」
「内緒です…まあ、とても良い物ですよ。きっとミス・ヴァリエールも気に入ると思い
 ますわ。あ、それから値段はピンキリですから注意して下さいね」
「あんた、誰に物を言ってるの?私がその気になれば店ごと買い取ってみせるわよ!」
「流石ですわ、ミス・ヴァリエール。それなら私達がとても手が出ない物も買えますわ」
「当然でしょ。さ、早く案内しなさいよ。その店を」
「あ、でも一つじゃないですよ」
「へっ?如何言う事?」
「店によってそれぞれ個性が有るんですよ。ですから何軒も回るんです」
「あ、そう言う事」
 そう言って2人は大きな店の前にやって来た。

「ここがハルケギニア一と誉れが高い『せんたいさん商会』ですわ。幼女から熟女に至る
 まで幅広い年齢層に対応し、ゲルマニアさえ手中にすればハルケギニア制覇ですわね。
品質もどれも最高級ですわ。時々おふざけも有りますけど…とことんまで突き詰めた
その手腕はズバラシーの一言です。正に質、量ともハルケギニア一です。将来は全世界
制覇も夢では無いですね。
ただ寸止めと言う殺人技を使って客を飢えさせますね。その技の為に店の前で悶える人
が後を絶たないとか…」
「あんた何のマジックアイテム買いにきたの?」
「そんなの人前じゃ言えませんわ」
「あんたねぇ…まさかそれでサイトを誘惑するつもりね?」
「誘惑だなんて…そんな夜を楽しむ為ですわ、ミス・ヴァリエール」
「同じ事でしょ!全く何考えてんだか……で、あんたのお勧めの品は?」
「ふふふふっ、やはり乗って来ましたねミス・ヴァリエール。まあ論より証拠、中に
入ってじっーくり拝見しましょ」
そう言って2人は店内に入って行く。そして暫くして笑顔のシエスタと顔を真っ赤に
したルイズが出て来た。

「どうですか?ミス・ヴァリエール。凄かったでしょう?」
「ななななななななんて物売ってるのよ。は、恥ずかしいでしょ。全く」
 と言いつつその手の中にはせんたいさん商会謹製超強力強精剤「オーガの血」を握り
 締めていた。これで今夜は…と妄想モードに突入していた。


365 名前:トリステイン魔法商会 mailto:sage [2009/02/02(月) 01:24:52 ID:3n4BF9wJ]
「次行きますよ!ミス・ヴァリエール」
 シエスタは含み笑いをしつつ次の店に向かった。

「ここがトリステイン王宮御用達のボルボX商会です。特に女王陛下の為のアイテム
では右に出る物はいませんわ。それこそ究極の品質と言っても過言では無いですね。
一度目にすればたちまち虜になる事請け合いですわ。虜になった人達は「信者」と
呼ばれるそうです。ただ品質が高すぎる為1つのアイテムが完成するには大変時間が
掛りますわ。その為「信者」の方々が「マダー・マダー」とお店の前にやって来るそう
です。それももうこの辺りの名物とさえ言われるほどなりましたね」
「そう…まっ、論より証拠よね。よーく品定めしなきゃね」
 そう言って興味津々で入って行った。
 暫くして。

「ず、ずるいわ姫さま。あんな強烈なアイテム使ってサイト誘惑してたなんて。あんなの
 使われたら勝ち目なんかないじゃ無い。あ、あんな身も心も溶かすような…艶やかで
 ねっとりとした…物を使うなんて反則だわ」
 と言いつつシエスタに山の様に買い込んだ物を持たせていた。
「ミ、ミス・ヴァリエール。ちょっと買い過ぎじゃないですか?このままじゃ持って
帰れなくなりますよ」
「馬で来たんだから大丈夫よ…多分。それで後何軒行くの?」

「後はガリア王宮御用達のバレット商会、涙を誘うアイテムでは右に出る物はいない205
商会、最近復活したアトピック商会。それから最近店を閉じたままのツンデレ王子商会、
純愛センター商会ですね。早く再開しないか待ち遠しいですね」
「閉まっている店にも?」
「もしかしたら再開してるかもって期待してるんです」
「それじゃ早く行きましょ。……今夜はサイトを…ふふふふふっ」
「声出てますよ。ミス・ヴァリエール」
「い、良いでしょ別に…そんな事言うなら今夜メイド寮で寝なさいよ」
「ず、ずるいですー。ミス・ヴァリエール。私もご一緒します。私が教えたんですからね」
「ったくがっついて…分かったわよ。但し私が先よ、構わないわね?」
「有難うございます!ミス・ヴァリエール」
 サイトは果たして明日の陽を拝む事が出来るのであろうか?
      ―FIN―


366 名前:X42 mailto:sage [2009/02/02(月) 01:26:55 ID:3n4BF9wJ]
以上です。
本当に怒らないで下さいね。
では失礼します。

367 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/02(月) 01:29:05 ID:tCt0Lylu]
ああ、川澄声の姫と言えば
パニックルームだな

368 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/02(月) 02:14:08 ID:0lEQ6F2y]
>>366
ワロス

X42商会じゃどんなエロスなアイテムを売ってるんだい?

369 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/02(月) 02:24:44 ID:+RYgeWU8]
せんたいさん及びX42氏乙!



370 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/02(月) 02:45:17 ID:+h497d+R]
>>366
吹いたわっ www GJ!!
このスレは「オーガの血」使いすぎですよねっっ www

371 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/02(月) 07:32:42 ID:ig41NA7+]
>>366
乙ですww

372 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/03(火) 00:12:54 ID:nK8DncD9]
>>366
乙です。
純愛センター氏どうしてるのかなあ。
あの人の書くルイズとサイトの話、とても好きなんだが。

373 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/03(火) 20:21:19 ID:BKZV9Gj4]
アメリカンジョーク風ゼロの使い魔


ここはヴェストリの広場。今日も水精霊騎士団の特訓が続いている。

ギーシュ「160番!動きが遅いぞ! 55番!よそ見をするな!」

ルイズ「あれは一体何をやっているの?」
サイト「ああ、これからは極秘の任務が増えそうだからな。団員を番号で呼ぶことにしたんだ」

ギーシュ「よし10番!その調子だ!」

ルイズ「え!?マリコルヌが10番なの?意外に優秀なのね」
サイト「いや、簡単にばれないように番号は各人の好みのタイプを数字で表してるんだ。
    ほら、さっき呼んでたギムリは身長で、レイナールは体重なんだ」
ルイズ「・・・・・・マリコルヌは?」
サイト「・・・と、歳・・・」

次第に冷たくなってきたルイズの口調にサイトは背筋を凍らせた。
その時、ギーシュがサイトに向かって叫んだ。

ギーシュ「おーい85番!整列だぞ!」

374 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/03(火) 22:02:49 ID:nK8DncD9]
Bかw GJ。

375 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/03(火) 22:05:02 ID:baOcGBun]
あとどれくらい必要なんだろうなw

376 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/03(火) 23:01:40 ID:ybK9eVCn]
>>373
気に入った、厩舎でルイズをファックしていいぞ

377 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/04(水) 01:08:54 ID:CVJgN/JD]
規制が解除されたからやっと」GJできるお

378 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/04(水) 10:24:50 ID:PIvQCa5f]
俺は14番がいいな

379 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/04(水) 17:46:47 ID:gp+pmvZs]
>>373
GJ! サイトは次の瞬間にボコボコだな



380 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/04(水) 20:28:06 ID:azMRnlLu]
「胸」という言葉なんか一言も使ってないのに、
85番→ルイズにボコボコ、を連想させてくのはすごいな。

381 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/04(水) 20:30:39 ID:QsVl/xkX]
サイト×モンモンはまだですか?

382 名前:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM mailto:sage [2009/02/05(木) 00:39:31 ID:pQ18gqig]
、、さて、>>353の続き。

『ぼくらの七日間戦争〜最終日〜』final phase

れでぃ〜・ごう!

383 名前:ぼくらの七日間戦争〜最終日〜 ◆mQKcT9WQPM mailto:sage [2009/02/05(木) 00:40:31 ID:pQ18gqig]
「いててて…」

才人が転倒してすぐ、周囲は闇に包まれた。
それはアンリエッタがパニック・ルームの入り口を閉じたのが原因だった。
すぐに、才人は今の状況を思い出す。

「ちょ、姫さま何しめてんすか!公務とかどうすんです!?」

慌てて声を上げるが、暗闇から返ってきた言葉は。

「もちろんサイト様を逃がさないためですよ。当然、ここの扉は私の命令なしに開くことはありません。
 公務はいつもどおりスキルニルでなんとかしてますのでご心配なく」

もうやだこの国。

「いやあんた一応王様でしょーよ!ちょっとは真面目に公務しようよ!」

とりあえず正論など吐いてみる。

「いやです」

一蹴である。

「いやですってあーた!」

才人がさらに反論しようとした瞬間。
視界が急に開けた。
闇がまるで虫の群体のように引いて行き、部屋に光が満ちる。
一瞬で切り替わった光の世界の眩しさに、才人は思わず目を閉じてしまう。
そして、数秒して光に慣れると。

「な」

周囲の状況に呆気に取られてしまう。

「なんじゃこりゃあああああああああ!?」

それはどこか見慣れた光景だったが、才人の度肝を抜くには十分すぎた。
まず目に付くのは白い壁。ただし大理石でもなんでもなく、コンクリの上に樹脂の合板を張り合わせた、人工の壁。その一面には大きな窓があり、外の青空から空気と太陽の光を取り込んでいる。
そして床は、きれいに裁断され、ぎっちりと並べられた、これまた合板の木の床。その床にはワックスでも塗られているのか、日の光を反射してぎらぎらと光っている。
その部屋の中には、鉄パイプと木の板で構成された学習椅子や、折りたたみ式のテーブルがいくつも並べられている。壁際にはグレーの掃除用具入れや、鉄製のラックがある。
そう、そこはハルケギニアの光景ではなかった。
才人のいた、現代日本、それも、才人のいた学校の、教室の一室であった。
そして、驚きに声を上げた才人の後ろから、声をかける者がいた。
もちろん、この部屋の主である、アンリエッタ女王その人である。

「驚きました?この部屋は、何日いても飽きが来ないよう、中心として設定した人物の望みの光景を幻覚として映し出すんです。せっかくですので、サイト様を『中心』に設定させていただきました。
 …でも変わった光景ですね。ひょっとしてサイト様の故郷ってこんな所なんですか?」

声に振り向いた才人は、再び呆気にとられた。

「って姫さままでなんつーカッコを!」
「あら、似合ってませんか?」

言って、その場でくるりとターンしてみせるアンリエッタ。
すると、水色の短いプリーツスカートが、ふわりと円を描いた。
アンリエッタも、その姿を変えていた。
いつもの白いドレス姿ではなく、襟や袖口を水色に染めた、セーラー服を着ていた。
以前シエスタの着ていたものとは若干仕様が違っていた。

384 名前:ぼくらの七日間戦争〜最終日〜 ◆mQKcT9WQPM mailto:sage [2009/02/05(木) 00:41:51 ID:pQ18gqig]

「サイト様の故郷の服だという話ですので、一着買い求めたのですけども」

そして、「似合いませんか?」と少し悲しそうな顔で才人の顔を下から覗き込む。

「いや似合って無いわけじゃなくて、いやむしろ似合ってますけど!」
「あら嬉しい」

言ってアンリエッタは、混乱のキワミの才人の胸に飛び込む。
そして、ネコがじゃれ付くように、才人の胸板に頬を摺り寄せる。
才人はそんなアンリエッタを抱きしめたい衝動にかられたが。
ここで負けたらダメな気がして、手を必死にワキワキするほかに道は無かった。

「サイト様」

葛藤の渦の中心にいる才人に、アンリエッタは声を掛ける。

「サイト様との逢瀬も、今日で最後なのです。だから、今日という日を特別なものにしたい。
 そんな乙女心、理解してはいただけませんか?」

いやちょっとまて乙女心とか関係ないだろう、と突っ込もうとした才人だったが、アンリエッタはそこへ先手を打った。
上目遣いに才人を見上げ、目にいっぱい涙を溜めて。

「…満足したら、公務に戻りますから。
 ですから、お願い。私に、思い出をください…」

いやちょっとまてその格好で上目遣いで思い出をくださいは反則だろう、と、一撃で才人の理性はバッキバキに折れてしまった。

「しょ、しょうがないなあ。
 満足したら、公務に戻るんですよ?約束ですからね?」
「はい♪」

嬉しそうに微笑むアンリエッタを、今度は遠慮なく抱きしめる才人だった。


才人が懸念したのはもちろん、その条件。
『アンリエッタが満足したら』の部分である。
普通に考えて、アンリエッタが満足するまで相手をしていたら、明日の朝までかかる。
それをなんとかしないと、と才人は考えていたが。
もぞもぞと、腕の中でアンリエッタが動くのに気づいて、彼女に声を掛ける。

「どうしたんです?」

才人の疑問に、アンリエッタは答える。

「ええ。できるだけ早く満足させていただくために、サイト様に魔法をかけてさしあげようかと」

言ってアンリエッタは、ガーターベルトに挿していた、予備の細い魔法の杖を取り出した。
才人の背中を、いやな予感が駆け抜ける。

「い、いやちょっと待って!どういう魔法をかけるつもりなんすか!」

この七日で、女王が才人にかけた魔法はろくなものがない。
やれ眠りの魔法だ、射精を止める魔法だと、いい思い出など一つも無い。
しかし、アンリエッタは続ける。

「大丈夫です。…えっと、その、ですね」

急に赤くなって、もじもじし始める。

385 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/05(木) 00:42:02 ID:7aH7WfI3]
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386 名前:ぼくらの七日間戦争〜最終日〜 ◆mQKcT9WQPM mailto:sage [2009/02/05(木) 00:43:14 ID:pQ18gqig]
その様子が気になって、才人はアンリエッタに先を促す。

「…言ってみてください」
「えと。その。サイト様の、ですね。精液を。
 ちょっと、その、濃くしてさしあげようかと」

確かにそれなら、時間を短縮できるだろう。
しかし、安心するより先に才人は呆れた。そして言った。

普段からこーゆー魔法開発してんのかこのわたあめわ。

「…いー加減、そーゆーことに才能の無駄遣いするのやめなさいね?」
「…は、反省します…」

真っ赤になって、もじもじと杖をいじくるアンリエッタの頭を、才人はくしゃくしゃと撫でた。

「ま、今回はいいでしょ。濃い方が姫さまも早く満足できそうなんでしょ?」
「…は、はい…」

赤い顔のまま、アンリエッタは詠唱を始めた。
すぐに呪は成り、杖に桃色の光が宿る。
その光を、アンリエッタは才人の下腹部に押し当てた。

「『圧縮』…かかりました」

それは、水溶液の濃度を上げる魔法だった。
本来は、実験用の薬品の濃度を増すために、アカデミーで使われていた魔法を、アンリエッタが改変し、人体に作用するように作り変えたのである。
才人は下腹部が急に重くなったような感触を覚えた。
その感覚に、少し不安になる。

「あの、これ副作用とか大丈夫なんすか?」

もし血液を間違って圧縮されてしまったらどうなるのだろう、そんなことを考えていた。

「大丈夫ですわ。…精液以外が濃くなったりはしません。ちゃんと、ルーンで限定しましたし」

アンリエッタもこう見えてれっきとしたトライアングルメイジである。
ことスキルニルの扱いとこのテの魔法に於いては伝説級ではあるが。

「ためして、みます…?」

言って、既にズボンの前を押し上げ始めている才人自身を、ズボンの布の上から撫で上げる。
才人の下半身は、濃度を増した精液に反応するように、熱くたぎっていた。
才人は、手近にあった椅子の上に股を開いて腰掛け、言った。

「そうですね。それじゃ、姫さまのクチで」
「はい…」

才人の足元に跪き、ズボンのジッパーをその細い指で下ろしていく。
半分ほど下ろした時点で、びん!と勢いよく布を押しのけ、才人の一物が露になる。
そのまま、アンリエッタは才人のズボンとパンツに手をかけ、下ろしていく。
アンリエッタの動きにあわせ、才人は軽く腰を浮かせ、ズボンを脱がせやすくする。
ズボンが完全に脱がされると、嫌でも屹立した才人自身が目に付いた。
アンリエッタはその根元の袋を優しく右手で捧げ持ち、左手を竿に添えて、先端に優しく口付ける。
才人が小さくうめき声を漏らすのを確認し、感じているのを確信すると、先走りの漏れ始めた先端を口に含む。
そして、才人が気持ちよくなるよう、全体を舌で優しく包み込み、やわらかく吸い上げ、陰嚢をふわふわと繊細に揉みあげる。
やがて唾液と先走りの混合物がじゅるり、と音を立て、アンリエッタの口の端から溢れる。それは才人の竿を伝い、陰嚢を濡らし、間接的にアンリエッタの白魚のような指を汚す。
それでも女王は奉仕を止めず、小さなあえぎを漏らしながら、大きな吸引音をたてながら、才人を高めていく。

387 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/05(木) 00:43:42 ID:7aH7WfI3]
゚ | ・  | .+o   | |\    o。 |  *。 |
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 *o゚ |!   | ヽ┌==┐ ノ ̄ {  +   *|
。 | ・   o  ゚l  ヽ`二 イ    l  *゚・ +゚ |
 |o   |・゚ ,.‐- .._ -‐}!    ヽ   |  ゚  .|
* ゚  l| /旦旦旦|      ∠\   o+| ・
 |l + ゚o i旦旦旦|     /旦旦旦\○・ |o゚
 o○ |  | ヽ旦旦\__/旦旦旦旦旦ヽ  *。
・| + ゚ o }  }旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦ヽ O。
 O。 |  | リ旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦l 。
 o+ |!*。| / `旦旦旦旦旦旦旦 , ヘ 旦旦| *
 |・   | ゚・ |/   /  :::... ..   /:::/ |旦旦 { |
    _|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_
    >                  <
 |   ──┐| | \     ヽ|  |ヽ ム ヒ | |
 ̄| ̄フ    /      /  | ̄| ̄ 月 ヒ | |
  |__   _ノ   _/   / | ノ \ ノ L_い o o
   >                   <

388 名前:ぼくらの七日間戦争〜最終日〜 ◆mQKcT9WQPM mailto:sage [2009/02/05(木) 00:44:08 ID:pQ18gqig]
「くっ…ひめさまっ…!」

才人の耐えるような声。限界のようだ。
アンリエッタはいつもとは違い、喉の奥ではなく、口の中、ちょうど舌の真ん中に亀頭を乗せ、才人の射精を促すべく、陰嚢そ刺激し、竿をしごく。
すると。
ひときわ大きく才人が口の中で脈動し、一瞬、竿が太くなる。
才人の管の中を、いつもの数倍に濃度を増した精液が、上ってきていた。
ごぷん、と異質な音を立て、アンリエッタの口の中で才人が弾けた。
『圧縮』の魔法によって濃度を増した才人の精液は、もはや液体ではなかった。
アンリエッタの舌の上で、ぷるぷると震えるソレは、ゼリーのように固まり、口の中でプチプチと噛めるほどになっていた。
ソレは一度では飲み込みきれず、仕方なしにアンリエッタは口の中で才人の精液を反芻していた。
口の中に広がる、濃度を増した雄の臭いと味に、アンリエッタの理性が溶かされていく。
射精が終わり、才人が口の中から出て行くと、それにつられるように一部の精液がぷるん、とアンリエッタの口から溢れる。
それをアンリエッタは両手を捧げて受け止め、そのままずるりずるりと口の中へ吸い込んでいく。
重い、濃いゼリー状の精液が喉の中をまるで陵辱するように通過するたび、アンリエッタの官能を灼く。

「ん…く…は。はぁ…あたま、クラクラします…」

陶然とした表情で、腰をぺたんと床に下ろした格好で、そうのたまう女王。
桃色に染まったその姿は酷く淫靡で、才人の雄は再び滾り始める。
天を衝き始めた才人を見て、アンリエッタはすく、と立ち上がる。

「姫さま?」
「サイト様はそのまま。今日は私が上になります…」

言って、たくしあげたスカートの中には。
ひくひくと蠢くアンリエッタの雌が、涎でべとべとに濡れているのが見えた。

「今日ははいてないっすか」
「ふふ。サイト様、こういうの好きでしょう?」

そう言って才人を跨ぐと、アンリエッタは右手を才人の竿に沿え、固定する。
そして、ひたり、と愛液で濡れそぼった女陰を押し当てて。
そのまま、体重を掛けて、己を貫いた。
愛液が淫靡な音を奏で、その伴奏にアンリエッタは喘ぎを合わせる。

「あっあっあっあっあっ…おく、おくまできましたぁ…」

そしてそのままぎゅ、と才人に抱きついて動きを止める。

「…今日も、コレなんすか?」

アンリエッタは、抱き合ったまま動かず、腰を捻るだけで高めあうセックスが大好きだった。
才人もそれを承知しており、女王の機嫌をとる時や、気分の乗ったときは、アンリエッタの好きなこのやり方で彼女を抱いていた。

「はいぃ…。コレ、すき…。おなかのなか、サイトさまでいっぱいで…しあわせなのぉ…」

涎を垂らしながら、淫欲に曇った瞳で才人を見つめながら、アンリエッタは嬉しそうに微笑む。
しかし、才人はそこまでこのやり方が好きなわけではない。
時間もかかるし。

「んー、でもコレ俺はそんなでもないかなあ」

と、正直な感想が口を衝いて出る。
その言葉に、アンリエッタは少し不機嫌な顔になるが。
何かを思いついたのか、脇のテーブルに置いてあった杖を手に取り、呪文を唱え始める。

「え?ま、また魔法っすか?」

今度は何をされるのか、と不安になる才人。

389 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/05(木) 00:44:27 ID:7aH7WfI3]
             _
          _二ー-゙ヽ/_
         -= ´      ` ミ、
         /,         ヽ
        / i |ー|-|i | i l . i |
         !|{ヽ{<●> |i iト、 l |
         |ソ_` "" リ!ノ /|  < 何が?
          ヽ'-   ノi| {
           ` イ  jハ l
       ,.‐- .._ -‐}!    ヽ!
      /    、  i  }  \
      i     ` -、{! /_   \
       | ヽ.     ヾ´    ̄  `ヽ
      }  }                ヽ
      | リ、  ..:::        ..   l
        | / `ー::::       , ヘ:::::..  |
       |/   /  :::... ..   /:::/ | ::..... {
    _|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_
    >                  <
     三|三        ヽ|  |ヽ  ム ヒ | |
      <ム  /´ |`ヽ   | ̄| ̄ 月 ヒ | |
      フ| ヽ ヽ_ノ ノ / | ノ \ ノ L_い o o



390 名前:ぼくらの七日間戦争〜最終日〜 ◆mQKcT9WQPM mailto:sage [2009/02/05(木) 00:45:01 ID:pQ18gqig]
それを感じ取ったのか、すぐにアンリエッタは応える。

「大丈夫。今度は私にかけます。私の…おなかに…」

おなかに?中の動きをよくしてカンジさせようっていうのか?

しかし、才人の予想は外れることになる。
アンリエッタの呪文は直ぐに完成し、そして、杖に宿った光を、アンリエッタは自分の下腹部に当てる。

「『透過』せよ」

すると、アンリエッタのセーラー服の下腹部の直ぐ上に、円形の穴が開いた、ように見えた。
そこからは、アンリエッタの『中身』が丸見えだった。
ぎゅうぎゅうと才人の茎を締め付ける膣道、亀頭に口づけをする子宮顎、ふるふると震えながら、射精の奔流を待ち焦がれる子宮。
それらが、セーラー服とアンリエッタの肉体を透過し、丸見えになっていた。
余りにも現実離れした淫靡な光景に、才人の喉がごくりと鳴る。

「みえますか?サイトさま…」
「あ、ああ。こんなんなってんだな」
「見えますでしょう?私の中、嬉しそうにサイトさまをぎゅうぎゅう抱きしめてます…。
 あっ…わ、わかるでしょう?私のおく、サイトさまのさきっぽを、ちゅうちゅうしてますぅ…!」

アンリエッタの言葉どおり、彼女の肉襞はぐにぐにと蠢きながら、才人の竿を揉み上げている。そして子宮顎がもの欲しそうにずるずると降りてきて、才人の鈴口に何度もキスをしていた。
二人はまるで別のイキモノのように蠢く自分たちを眺めながら、非現実的な快感に酔いしれていく。

「すげっ、姫さまの中、こんなっ、ヤらしい動きっ…!」
「あ、く、かってに、かってに動きますっ、動いてますぅ…!」

やがて、互いに耐えられなくなり、二人は抱き合う。

「くぁ、いく、も、出るっ…!」
「あ、は、私もっ、もうっ、だめぇぇぇぇぇぇ!」

きつく結ばれあった二人の結合部で、雄が吼えた。
ごぷん、と異質な音をたて、精『液』がアンリエッタの開ききった子宮口から流れ込む。
熱くたぎるゼリー状の生命の塊は、そのままアンリエッタの子宮の襞の隅の隅まで絡まり、留まる。

「あ、や、おなか、なか、いっぱいぃ…。あぁぁぁぁ…」

そして、アンリエッタはくたん、と才人の肩に頭を預けたのだった。

391 名前:ぼくらの七日間戦争〜最終日〜 ◆mQKcT9WQPM mailto:sage [2009/02/05(木) 00:45:24 ID:pQ18gqig]
「サイトさま?これから、どうなさいますか…?」

二人は椅子の上でまだ繋がっていた。
アンリエッタの下腹部から覗く、二人の器官の結合を見せられ、才人の滾りはまだ納まらなかった。
ああいうことを言った手前、早く終わらせるべきなのだが。

「…姫さま、満足しました…?」

含みを持たせたその言葉に、アンリエッタは心の中だけでほくそ笑む。

…それでこそ。私の愛した、愛しい我が王…。

「…申し訳ありません…実は、その、まだ…」

申し訳なさそうな顔の演技で、アンリエッタはそう言ってのけた。
そして当然、才人は。

「い、いや!実は俺もまだしたいなーって思ってたから!
 …いい?」
「ふふ。こちらこそお願いいたします。ほんと、しょうがないひと…♪」
「姫さまに言われたくないなあ…」

そして、アンリエッタは再び才人を、遠慮なく抱きしめたのだった。

…今日は、あなたは私だけの玉座です…。


そしてそのころ、謁見の間では、スキルニルのアンリエッタが、集まった諸侯にとんでもない発表をかましていた。
シュヴァリエ・サイトの伯爵への抜擢。そして、自分との婚約。
今までの数々の功績と、伝説を担う者としての肩書きを、知らぬ諸侯はおらず。
枢機卿と諸大臣たち、さらには銃士隊隊長のお墨付きまであっては、反対するものはいなかった。
もちろん、それはアンリエッタによる策略であった。
もちろんその事を知った、某虚無の担い手は己が使い魔を取り戻そうと画策するのであるが。
その、トリステイン全土を揺るがした大事件が起きるのは、もう少し先の話。

白百合の女王アンリエッタと、トリステインの盾、英雄サイト・シュヴァリエ・ド・ヒラガの成婚の儀式の真っ最中のことである。〜fin

392 名前:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM mailto:sage [2009/02/05(木) 00:48:39 ID:pQ18gqig]
以上。ついにつづきものシリーズもクライマックスの気配。
それ以前にちゃんとオチはつくのか!?

ルイズのお仕置きは?タバサのガリアのっとり計画は?
シエスタハブられてねーか?ティファニアは最後までアホの子のままなのか?

広げた風呂敷は最後まで開いたままのヨカン。伏線?なにそれくいもんすか?

まあそんなわけで今日はねゆ。ノシ

393 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/05(木) 00:51:22 ID:MDA5h0zi]
へんたいさんのド変態!!

394 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/05(木) 00:54:45 ID:P0kLBRBo]
>>392
せんたいさんGJ!
いやあ流石ですね。無論つづき期待してます。

395 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/05(木) 02:52:00 ID:EtuAV+xZ]
>>392
透視なんて!!!
畜生!
へんたいさんはやっぱへんたいだった!GJ!!

396 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/05(木) 02:58:04 ID:JstFeokN]
まさか文章で膣内断面射精を読むことになろうとはw
GJですへんたいさん。

397 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/05(木) 03:01:56 ID:MDA5h0zi]
シュヴァリエ・ド・ヘンタイも爵位を与えてもいい気がする

398 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/05(木) 04:46:49 ID:bAxj/KFA]
断面マニアにはたまらない展開でしたwwwwww

399 名前:名無しさん@ピンキー [2009/02/05(木) 08:28:20 ID:NdGto7sC]




400 名前:名無しさん@ピンキー [2009/02/05(木) 13:53:24 ID:TDq1kaKa]
ヒャッハー!こいつはいいへんたい野郎だぜ!






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