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ひぐらしのなく頃に Part.4



1 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/03(日) 21:18:55 ID:YaWgwyr2]
『ひぐらしのなく頃に』のエロパロスレですよぉ。ぬっふっふ。

☆過去スレ
【ひぐらしのなく頃に Part.3】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156953323/
【ひぐらしのなく頃に Part.2】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1137410049/
【ひぐらしのなく頃に】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108430147/

☆まとめサイト
【エロパロ板 ひぐらしのなく頃に 保管庫】(現保管庫。誰か更新お願いします)
ttp://www16.atwiki.jp/when_they_cry/
【エロパロ板「ひぐらしのなく頃に」保管庫】(旧保管庫)
ttp://custody.hp.infoseek.co.jp/when_they_cry.html

567 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/07(日) 23:57:30 ID:xMkeKxKz]
質問なんだが、エロなしですごく軽いキスありの小説はどこに投下すればいいんだろう。
賽殺し編の梨花沙都子を書いたんだが、どうしたものか迷ってる。
公式?それとも、ここに投下してもいい?

568 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 00:02:03 ID:GeaiTCsG]
エロ無しもいくつかあったし、いいと思う。

569 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 00:02:34 ID:b5UA4ZMz]
>>567
ここで全然おkだと思われ

570 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 00:02:46 ID:w9tz4xa1]
どっちでもいいんじゃね?

職人本人がどういう反応もらいたいのか、にもよるかもな。
公式とここじゃ感想のノリも違うし。

あちらは割りとオブラートに包んだ感想、こちらは堂々と(*´д`*)ハァハァな感想・・・。や、勝手なイメージだけど。

571 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 00:06:50 ID:cZ7bYlnC]
公式は見る気がしない

572 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 00:08:08 ID:PGIn03nG]
公式お絵かき流れ早過ぎ

573 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 00:10:01 ID:b5UA4ZMz]
公式ほとんど見たことないんだけど百合キスとかってアリなもんなのか?

574 名前:567 mailto:sage [2007/01/08(月) 00:12:27 ID:6EfvkkC0]
じゃあこっちに投下します。
賽殺し編の梨花沙都子。沙都子の一人称です。
けっこう長いと思われます。本当すいませんorz

575 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 00:13:37 ID:tSL3syyI]
>>573
過去倉庫見てみたらどうです?
梨花と沙都子で百合キスやってるからアリだと思うよ?



576 名前:567 mailto:sage [2007/01/08(月) 00:14:12 ID:6EfvkkC0]
古手さんのことは、はっきり言って好きじゃなかった。それどころか、嫌いの部類に入るぐらい、私は古手さんとは仲良くなかった。
いつもお姫様みたいにちやほやされて、憎たらしくなるほど愛らしい笑顔を浮かべながら、富田や岡村とかをまるで家来のように扱って。
ずるい子。いやな子。私はそう思っていた。
だから彼女をちやほやもてはやしていた男子どもが雛見沢の学校から転校していったときは、胸がすっとした。ざまあみろと思った。
だから私は、彼女に意地悪をするようになった。
お昼ご飯を一緒に食べる相手がいなくなってしまった彼女を、私とにーにー、それから他の友だちがいるグループに誘うようなことはもちろんしなかったし、
今まで古手さんのことを良く思っていなかった子たちと一緒になって、友だちがいなくなった古手さんをからかってはやしたてた。
体育でのペアでやる準備体操は古手さんだけが余るように。ドッジボールのときはもちろん集中攻撃。古手さんの教科書やノートを取り上げて、返してあげなかったりもした。
にーにーや竜宮さんは、皆の先頭を切って彼女に意地悪する私を止めようとしていたが、そんなのは大したことじゃない。
だから私は彼女に意地悪し続けていた。

577 名前:567 mailto:sage [2007/01/08(月) 00:15:01 ID:6EfvkkC0]
違和感があったのは、ぼんやりとひとりぼっちで校庭の脇を歩いている古手さんに、ボールをぶつけたときだ。
そんなに強く投げたつもりじゃない。ただ、彼女の、歪んだ表情が見たくて投げただけだ。いつも私に意地悪をされると、彼女は怒りと軽蔑の眼差しで私を睨んだ。
だから彼女が、まるで糸の切れた操り人形のように、ぱたん、と倒れたとき、私はぎょっとした。本当に、そんな強い球ではなかったのだ。
事を大袈裟にするために、わざと倒れたのかと疑ったほどだ。
だから、彼女が目覚めたとき、私に向けた視線に、私はさらに驚いた。
ボールをわざとぶつけた私を先生に訴えるどころか、彼女はきょとんと、私を見つめたのだ。
その私を見る目には、いつもの怒りとか、憎しみとか、そういうものが一切なかった。
何だか、気味が悪かった。

578 名前:567 mailto:sage [2007/01/08(月) 00:15:54 ID:6EfvkkC0]
そしてその気味の悪さは、次の日の昼休みにも起こった。
お昼を私とにーにーたちが一緒に食べているとき、彼女は私をじっと見つめていた。
それは怒りや憎しみからではない、まるで自分を誘ってくることを待つかのような、まっさらな期待と親しみ、そして悲しみがあった。
妙な気分だった。頭の中が、変にスースーして、身体中の血液が、まるでそのまっさらな視線を求めて逆流するかのような、
自分じゃない自分が叫び出す、そんな違和感。私はそれから逃れるかのように、彼女に言い放った。
「ジロジロ見ないでよ」
すると彼女はひどく傷ついたかのように瞳を揺らがせて、謝罪の言葉を口にした。
私はもう二、三言、きつい言葉を投げ付けた。
けれどその違和感は、膨らむばかりで、落ち着く気配などまるでなかった。

579 名前:567 mailto:sage [2007/01/08(月) 00:17:42 ID:6EfvkkC0]
その日から、その妙な感覚は、私の中に住み着いた。
古手さんの寂しげな姿が目に入る度に、自分じゃない自分が、身体の内側で叫びだす、今まで味わったことのない感覚。
ある日、古手さんが本を読んでいた。まるで縋りつくかのように、本のページをめくっている。
それは見ていて気味が悪かった。彼女を見つけるたびに反射的に湧き出すようになったあの感覚を振り払うべく、私は彼女の本を取り上げた。
「ネクラな顔して何読んでんの」
そして、その本を汚い、やだー、と叫んで他の子にパスする。その子もまた私と同じようにきゃあきゃあと声を上げて、それを別の子にパスする。
古手さんは返して、返して、と叫びながら、皆の手の上で好き勝手にパスされている本に向かって手を伸ばす。届くはずもないのに。
きゃはははは。あはははは。
皆が笑う。みじめでかわいそうな古手さんは、手が届かないことを悟ったのか、呆然と立ち尽くす。
竜宮さんがやめなよ、と言っている。かまうもんか。
私は愉快な気分で、他の子たちの手の上を一周してきた本を受け取る。
古手さんが、私の方へ向かってくる。
私はもちろん、古手さんが来る前に他の子にパスする。そして笑う。
あれ、様子がおかしい。もう本は私の手にないのだから、こちらに来る必要は無いはずなのに。
なのに古手さんは、私の方に向けて歩く足を止めない。あれ…?
古手さんの、白く細い華奢な腕が、軽やかな動きで私に向かって伸びて、
古手さんのきれいな顔が、息がかかるぐらいに近く、あれ?
一瞬、何が起こったのか分からなかった。
顔の前で、とても痛いものが、ぱあん、とはじけて。
殴られた、と気付く頃には、すでに彼女は私の髪の毛を掴んでいて。
いたいいたい、ちぎれる、髪が抜ける、痛い。そう叫ぼうとしたら、そのままひきずって、倒されて。
ばしっ、ばしっ、と何度も叩かれて、何かを投げられて、いた、いたいよ、やだやめてよ!
いつの間にか椅子が私の上にある。
そして、古手さんが、見たことのない、無機質な、それはまるで冷え切った怒り、ううん憎しみ?とにかく訳の分からない、けどとても恐ろしい表情を浮かべている。こいつ、こんな奴だったっけ?
お人形さんのような大きな瞳が、じいっと私を見つめる。何か呟く。親友?顔を借りてる?なにそれ…
やだ、いたい!痛いってば!冷たい、凍るような恐怖が脳みそを支配する。
身体が反抗するのを忘れる。声も出ない。古手さんは容赦無く、私に暴行を加え続ける。
ううん、違う。こいつは古手さんじゃない。じゃあ、誰。この恐い顔をしたこいつは、一体誰。
こんな奴知らない。こんな恐くて強い奴、私は知らない!

580 名前:567 mailto:sage [2007/01/08(月) 00:19:45 ID:6EfvkkC0]
やがて、竜宮さんが間に入って、本を古手さんに返させた。
古手さんは本を取り戻すと、ようやく私を解放した。
恐怖に硬直して、されるがままだった身体の緊張が、徐々に解けていく。
次の瞬間、私は爆発したかのように大声で泣き出した。顔や、腕や、脚、身体のあちこちが、じんじんと痛んでいる。
それは私のみじめさをいっそう引き立てた。
悔しくて、悲しくて、恐くて、古手さんに当てつけるように、私はにーにーの名を呼んでわんわんと泣いた。
にーにーがすぐに来て、私を保健室に運んでくれた。教室を出る前に、一瞬ちらっと古手さんが見えた。
彼女は席に座って、既に本の続きを読み出していた。それは私の神経をさらに逆撫でした。

保健室で手当てをされていると、途中で古手さんがやって来た。
そして、先生が私たちふたりに謝れと言う。
私は納得がいかなかった。確かにちょっかいを出したのは私だが、散々傷だらけにされたのも私の方だ。
ちょっとからかっただけでこんなことされるなんて、割に合わない。
もちろん先に謝る気など無く、私は敵意を発しながら、黙って古手さんを睨んだ。
すると彼女は、まるで謝ることを渋る私を馬鹿にするかのように、さらりと謝罪の言葉を口にしてみせた。
もちろん心など込められていない、棒読みの言葉だ。私も同じように返した。それだけだ。
保健室の、消毒液に浸した脱脂綿が、私の血が滲んだ傷を、ちょいちょい、と刺激する。
傷はその度に痛み、私にあの殴られたときの感覚を思い出させた。
あんなふうに、容赦なく、叩き潰されたのは初めてだった。にーにーも、お父さんもお母さんも、私を大切にしてくれたからだ。
そりゃあ小突かれたことぐらいならあるけど、まるで配慮の感じられない、純粋な暴力はあれが初めてだ。
痛かった。恐かった。思い出すたびに、ぞっと背筋が寒くなる。悔しさや苛立ちよりも、恐怖の方が強いのだ。
あの子は、古手さんじゃない。古手さんはあんなに恐くもないし、強くもない。だから今まで意地悪してきたんだ。
じゃあ、あの子は誰。

581 名前:567 mailto:sage [2007/01/08(月) 00:20:55 ID:6EfvkkC0]
その日の夕方、予想外のことが起こった。
家に帰ってきたにーにーが、部活を作るかもしれないと言ったのだ。
何でも、クラスで浮いてる古手さんをクラスに馴染ませたいらしく、
園崎さんの妹さんが持ってる色んなゲームを使って遊ぶ部活を作りたいらしい。
そしてその部活には沙都子も入って欲しい、と言うのだ。
私はもちろんそっぽを向いた。
「そんなの、古手さんが嫌だって言うでしょ。
それに私はあの子の顔見るよりも、他の子と校庭で遊ぶ方がいいもん」
すると、にーにーが内緒の話を打ち明けるかのように、にこにこ笑いながら言った。
「あのね、実はこれ、秘密なんだけど……梨花ちゃんね、山本先生に、元の世界に戻りたいって言ってたんだよ」
「元の世界?」
私が怪訝そうに聞き返すと、にーにーは頷いた。
「そう。ほら、富田くんと岡村くんっていたろ?引っ越していっちゃった子たち。
あの子たちがいる前の世界、ってことらしいんだけど」
「ああ、あいつらのこと」
私は苦い表情でそれを聞いた。

582 名前:567 mailto:sage [2007/01/08(月) 00:22:04 ID:6EfvkkC0]
本当は昔、古手さんよりも、あいつらは私と仲が良かったのだ。
というより、もっと小さい頃、富田さんと岡村さんは私を好きだった。
皆のリーダー的存在だった私を崇拝して、私の言うことをよく聞いた。まるで私の家来みたいに。
私たちは、よく外で一緒に遊んでいた。それがある日、ぱったりと、遊びに来なくなった。
どういうことかと聞くと、あいつらはおどおどして答えた。
古手神社の梨花ちゃんと遊ぶようになったんだ。ぼくたち、あの子が好きなんだ。
次の日、私はこっそりと古手神社の梨花ちゃんとやらを見に行った。神社の境内に、その子はいた。
お人形さんのように可愛らしい子だった。長い黒髪がとてもきれいで、肌がミルクみたいに白くて、華奢な身体をしていて。
笑うとまるで、花がぱっと開くみたいで、私と同じくらい、もしくは私よりも、可愛かった。
そしてそこには富田さんと岡村さんもいて、今まで私に向けていた、
うっとりしたような表情を、その子に向けて、まるで家来のようにその子をちやほやしていた。
その子は当然のように、お姫様みたいに、ゆったりと構えていた。
腹が立った。屈辱だった。
本当はあそこにいるのは私のはずなのに、と、私は古手梨花を憎んだ。
だから私は古手梨花が嫌いなのだ。昔からずっと。

583 名前:567 mailto:sage [2007/01/08(月) 00:23:32 ID:6EfvkkC0]
私はそのことを考えていて、にーにーの話を聞き流していた。
だから、その言葉を耳にしたとき、私は驚いた。
「沙都子は梨花ちゃんにとって、親友なんだって」
「……はあ?」
私は目を見開いてにーにーを見た。にーにーはくすくすと笑って、繰り返す。
「その元の世界ではね、沙都子は梨花ちゃんにとって、大切な親友なんだって。
 そう梨花ちゃんが言ったんだよ」
そんなこと、ありえない。私はうわずった声で言う。
「嘘でしょ?だって私、あんなに意地悪して……」
「本当だよ。つまり梨花ちゃんは、沙都子と友だちになりたいんだよ」
胸の中で、ふわ、と温かいものが広がる。
だって私、いつもあの子に意地悪した。無視したし、仲間外れにした。
だからあの子も私を嫌いなはず。
でも、にーにーは嘘をつかない。だから、本当なのだ。
私は頭の中で、今までの彼女の行動を思い返す。
ボールをぶつけられて、気絶して、そして起きたときのあの表情。
古手さんを除け者にして、ご飯を食べたときの、あの視線。
それに、朝。そうだ、いつだったか、彼女は私に「おはよう」と言っていた。
聞こえないフリをしたけど、確かに聞いた。
そうだ、古手さんはずっと、ずっと前から、私を見ていたじゃないか。
悲しそうな、それでいて温かい、優しい眼差しで。
とたんに、あの感覚が蘇る。
身体中の血液が逆流する、自分じゃない自分が騒ぎ出す、そんな感覚。
それは私を不快にさせるものではない。むしろ、私はその感覚と仲良くできる気さえしていた。
「私と、古手さんが友だち……」
そっと口に出してみると、それは驚くほど甘い響きを持った言葉だった。

584 名前:567 mailto:sage [2007/01/08(月) 00:24:16 ID:6EfvkkC0]
次の日、私はぎくしゃくしながら学校に行った。
もちろん古手さんも教室にいた。席に座っている。いつも読んでいる本は無い。
古手さんは、私を見ると、微かに瞳を揺らがせて、言った。
「おはよう」
一瞬、身体が緊張した。その挨拶が聞こえなかったフリをするか、それとも挨拶に応えるか、迷う。
けれど私は口を開いていた。そしてその言葉を、声にしようとした瞬間、
「おっはよー沙都子!」
「沙都子ちゃん、おはよう」
ばしん、と背中を叩かれる。振り返るとそこには園崎さんと竜宮さんがいた。
「お、おはよう」
「悟史もおはよ。今日もいい天気だねー」
「おはよう、魅音、それから礼奈」
「おはよ」
ふたりは明るい笑い声を上げながら、通り過ぎていく。
もう一度古手さんの方を見たとき、すでに古手さんは黒板の方を見つめて、じっと座っていた。
「しょうがないよ、沙都子。挨拶はいつでもできる」
にーにーが私の頭を撫でる。どうやら私の失敗を分かってくれたようだった。
だから私もそのにーにーの優しさを受け取って、また挨拶をする機会を待つことにした。

585 名前:567 mailto:sage [2007/01/08(月) 00:25:25 ID:6EfvkkC0]
その日の昼休み、ご飯を皆で広げていると、古手さんがお弁当箱を持ってやって来た。そして言った。
「ボクも仲間に入れてほしいのです」
それは、一生懸命さに溢れた、とても健気な申し出だった。顔が少し赤い。
他の子たちは嫌そうな顔をした。けれど私は言った。
「別にいいよ。椅子持ってきて座れば?」
我ながら、素直じゃない、意地っ張りな言葉だ。
けれど古手さんはとても嬉しそうに、ぱっと笑顔になった。
「ありがとうなのです。椅子持ってくるのです」
こうして、初めて私は古手さんと一緒にご飯を食べた。
普段なら昼休みは饒舌になるはずだったけれど、やはり私は緊張して上手く話せなかった。
しょうがない。まだ最初だから。
隣でご飯を食べるにーにーが、そう言うかのように微笑んだ。
落ち込みかけたそのとき、古手さんが言った。
「沙都子のクリームコロッケ、美味しそうなのです」
それはお母さんが作った、こんがりと揚がったきつね色のクリームコロッケだった。
思わず私は、食べる?と聞いていた。
古手さんは驚いたように目を見開いて、そして笑顔で頷いた。
私はそれが大好物だったのだけれど、でもそのときばかりは、惜しいとは思わなかった。
だって、クリームコロッケを食べる古手さんの笑顔は、本当に幸せそうだったから。
だから、何だか私まで嬉しくなってしまったのだ。それはどこか懐かしい感覚だった。
そして古手さんは言った。
「沙都子のお母さんのご飯を食べるのは、初めてなのです」
妙な言い方だった。



586 名前:567 mailto:sage [2007/01/08(月) 00:26:41 ID:6EfvkkC0]
その日の帰り、古手さんがにーにーと園崎さんと竜宮さんに、何か言っていた。
三人は少し残念そうな表情をしてから、頷いていた。
そしてその後、にーにーが私の方にやって来て言った。
「今日は梨花ちゃんとふたりで帰ってくれるかな。話したいことがあるんだって」
私は頷いた。

そしてその数分後、私は他の子たちとの遊びの約束を断り、古手さんと帰路を共にしていた。
のどかな田んぼに囲まれた道を、てくてくとふたりで歩く。
いつも一緒に歩くにーにーとは違う、古手さんの軽い足音が、耳に心地よい。
あの感覚がますます強くなる。こういうの、何て言うんだっけ。そうだ、デジャヴ。
「沙都子、わざわざごめんなさいなのです」
気付くと、古手さんに声をかけられていた。
「別にいいよ。話したいことって何?」
古手さんは首を振った。長い髪が、さらさらと揺れる。それは陽の光を受けてきらめいていた。
「ただ、沙都子とこうやって、一緒にいたかっただけなのです。いけませんか?」
「そんなことないけど」
私はぶっきらぼうに答えた。セミの声が遠くで聞こえる。
古手さんはそのセミの声に、思いを馳せるかのように目を細めた。
そして、彼女の唇が、震えるように動く。
「昨日は、暴力をふるってごめんなさい」
「……うん」
私も、ずっと意地悪してごめん。そう言おうと口を開く。
けれどそれは、古手さんの言葉によって遮られた。
「部活の話、悟史から聞きましたか?」
「え、あ、うん」
「多分その話は、なかったことになると思います」
思いがけない言葉に私は驚く。てっきり、彼女は部活の創設を喜んでいるかと思っていた。
「もっとも、私がやり遂げることができたら、の話ですけど」
「何言ってるの?全然分かんない」
彼女の言葉の意味がよく理解できない。私は強い口調で彼女の言葉を遮る。

587 名前:567 mailto:sage [2007/01/08(月) 00:29:39 ID:6EfvkkC0]
彼女は足を止めた。私も足を止めた。私たちは丁度、分かれ道に差し掛かっていた。
片方の道は古手神社の方向に通じ、もう片方は私の家の方向に通じている。
ああ、お別れだ。彼女がふっと呟いた。その瞬間、強い風がざあっと吹いて、セミの声が止まった。
古手さんの長い髪と、黒いスカートが、ふわりと風に舞い上がり、彼女の姿を大きく見せた。
古手さんは、無表情だった。
「でも、こうやって最後に、この世界でも沙都子と一緒に帰ることができてよかった。
 この世界はあまりにも、不思議なことが多すぎたから」
「え……」
最後?この世界?何を言ってるんだろう。
訳が分からず、私は彼女を見つめた。すると彼女はゆっくりと、手を伸ばした。
白い華奢な手。かつてこの手は私を殴った。けれど不思議と、私は怯えなかった。
当然のように私は、その手が私の頬に触れるのを受け入れた。
「殴っちゃって、本当にごめんね、沙都子」
それは、今にも泣き出しそうな、細い声だった。
古手さんのきれいな顔が、息がかかるぐらいに近くなる。自然と私は目を閉じる。
柔らかい感触が、唇に降りる。キスと呼んでもいいのか戸惑う、それは本当にささやかな温もりだった。
それはとても心地よい感覚。自分じゃない自分が、自分に重なる。
久々に自分がひとつになったかのような、優しい感覚を、そのとき私は感じた。

次に目を開けたときには、すでに古手さんは顔を離していた。
そしてふわりと、風のように微笑んで、彼女はぱっと駆け出した。
古手神社の方に向かって、一目散に。
私は思わず叫んだ。
「ねえ、明日も学校来るんでしょ!?」
あの感覚が強くなる。彼女を求めて、身体中の血液が騒ぎ出す。
そうだ、古手さんは学校に来る。
おはよう、って言い合って、お昼は一緒にご飯を食べて、放課後は部活をして。
いっぱい話して、いっぱい笑って、いっぱい遊んで、そしてその後は、バイバイ、また明日って言い合って。
まだまだしたことのないことを、いっぱいするんだ。
だって私たち、友だちになるんでしょ?親友になるんでしょ?
けれど彼女は答えない。黙って走り続ける。私から遠のく。黒い髪が揺れているのが微かに分かる。
やがて彼女の背中は、道の向こうに消えた。私はそれをずっと見ていた。
いつの間にか、セミに代わって、ひぐらしが合唱を始めている。
カナカナカナ、と、それはひどく懐かしく、心地よく、そして寂しい旋律だった。

588 名前:567 mailto:sage [2007/01/08(月) 00:33:00 ID:6EfvkkC0]
私は信じていた。必ず彼女は学校に来ると。そう信じることで、不安を打ち消そうとしていた。
次の日私は学校にいつもより早く行った。私に付き合って早く来たにーにーは、不思議そうにしていたが、私が「ちゃんと挨拶したいから」と言うと、どうやら納得してくれたようだった。
私はじっと教室のドアをうかがっていた。古手さんが来たら、真っ先におはようと言うと決めたからだ。
今か今かと待ち焦がれる。けれど、古手さんはなかなか来ない。
いつもなら来ているはずの時間を時計の針が回っても、まだ来ない。
これじゃあ、遅刻しちゃうじゃない。私ははらはらしながら、時計と教室のドアを交互に見つめた。
来ない。来ない。まだ来ない。
不安が胸の中で広がる。何でよりによって、今日、遅いのか。
昨日の「最後」という言葉が頭の中に残っている。
まさか。ありえない。私は不安を打ち消す。
そして古手さんが来ることを信じる。というより、もはや私は願っていた。
時計の針がどんどん進む。もうクラスメイトは古手さん以外全員来た。
めったに遅刻なんかしないのにね、と竜宮さんが園崎さんに言っている。
園崎さんは、どこか固い表情で頷く。まるで、何か知っているかのような表情だ。
不安が増す。まさか本当に、古手さんに何かあったのだろうか。
そのとき、ガラッとドアが開く音がした。ああ、よかった、やっと来た、と思ってドアの方を見る。
けれどそれは違った。入ってきたのは、知恵先生だった。
落胆して、知恵先生を見つめる。けれど、私は気付いた。知恵先生の顔が青ざめている。ただならない様子だ。
先生が教壇に立つ。園崎さんが号令をかける。皆が挨拶をして、座るのを確認すると、先生は俯きながら口を開いた。
「もう、知っている人も何人かいるかもしれないけど……昨日の夜、古手さんと、古手さんのお母さんが亡くなりました」
……え?

589 名前:567 mailto:sage [2007/01/08(月) 00:34:06 ID:6EfvkkC0]
耳を疑った。何?古手さんが、どうしたって?
誰かが囁いているのが聞こえた。
「古手さんが、お母さんを包丁で刺して殺したんだって。部屋が血だらけだったらしいよ」
「やだ、こわい……」
「前からちょっと変だったもんね、古手さん。誰ともあんまり話さないしさ…」
何?何それ?知らない、知らないよ。
だって、私まだ、何もしてないよ。古手さんと、何も話してないよ。
「沙都子、沙都子、大丈夫?」
にーにーが私の肩を揺さぶる。心配そうな、焦った声が耳を素通りする。
そしてその代わりに、古手さんの、私を呼ぶ声が蘇る。
『沙都子のお母さんのご飯を食べるのは、初めてなのです』
『沙都子、わざわざごめんなさいなのです』
『沙都子と一緒に帰ることができてよかった』
『殴っちゃって、本当にごめんね、沙都子』

590 名前:567 mailto:sage [2007/01/08(月) 00:35:49 ID:6EfvkkC0]
私は悲鳴を上げていた。
身体中の細胞が泣き叫ぶ。ぐるぐると頭の中が回りだす。
私はまだ何もしていない。おはようも言ってないし、さよならも言ってない。ああ、ごめんねも言っていなかった。
後悔が悲しみに変わって、胸の中に溢れ出す。止めることができない。涙がぼたぼたと零れる。
ああ、どうして。どうして忘れてたんだろう。
あの感覚が、今まで以上に、はっきりと私に訴える。
私と梨花は友だちだった。親友だった。お互いが大切な存在だった。
確かに私たちが助け合って生きていた、その世界は存在していたのに。
梨花は覚えていたんだ。けれど私は忘れていた。大好きだったのに忘れていた。けれど梨花は、大好きのままでいてくれていた。
私は梨花に何をしたの。最後の瞬間、一体何を言ったの。
梨花は私にごめんねと言った。けれど私は、分からないと言ったのだ。
「いやああああああああああああああああ」
梨花、梨花。私は絶叫する。喉が張り裂けそうなほどに。いっそ張り裂けろと思う。
周りの子たちが、驚いた目で私を見つめる。にーにーが何か言いながら私を抱き締める。
私はにーにーのシャツを握り締めながら、叫び続ける。もう二度と会うことのできない大好きな親友を思って、叫び続ける。
忘れてしまってごめんなさいと、もう何もかも手遅れの謝罪を繰り返すように、ただ叫び続ける。
かつて、私が梨花に意地悪したとき、梨花は取り上げられた本に向かって、届くはずもないのに手を伸ばした。
今度は私が手を伸ばす。ごめんなさい、ごめんなさい。
久々に知る我が身の罪を泣き叫んで詫びながら、私の手は空を掻き毟る。
そこには手は届かないと知っていても、それでも。

591 名前:567 mailto:sage [2007/01/08(月) 00:39:42 ID:6EfvkkC0]
以上です。
賽殺し編であの梨花があの選択をしたとしたら、
もしかして沙都子が覚醒したりしないかな〜と妄想して書きました。


592 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 00:40:46 ID:zLcb3j6y]
>>591
超GJ
切ねぇ・・・orz

593 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 00:41:50 ID:4tXnHY7Z]
乙!!
いい感じに補完されてて感動した

>体育でのペアでやる準備体操は古手さんだけが余るように
なんでだろう、ここで泣いちゃったよ‥‥

594 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 00:43:40 ID:F3E3gHB3]
なんというGJ・・・
カプを見ただけでワクワクしてしまった
このssは間違いなく傑作

595 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 00:55:17 ID:f5HIRq88]
あうあう・・・公式にも投下してやれば。



596 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 01:18:58 ID:tSL3syyI]
GJです。本当に胸が締め付けられます。

>>573
あと、こんなときになんだけれど、よく考えたら公式で百合キスを
出してどうかっていう事なんだですよね? ここで百合キス出して
いいのか訊いてるのかと勘違いしてました。
ちなみに自分も公式のSSは読まないので分からないです。
本当の本当にごめんなさい。


597 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 01:51:54 ID:m9E3RRtw]
>>596
百合キスは分からんがディープキス程度は公式にもザラにある

以前はやる寸前の奴もあった

598 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 02:22:11 ID:A8quW17M]
メジャーになるにつれ、自由度は減るからな

599 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 04:17:16 ID:6j8/Lx+c]
圭「レナ…ありがとう…」
レ「圭一くんこそ…ごめんね…」
そして2人は引き合うように抱かれ…
圭「…もう離さない…」
レ「圭一くんっ…!」
圭「むぐっ」
魅「おーっと、レナの先制攻撃!圭ちゃんの唇をうばったぁ!
レナの舌が圭ちゃんの舌に絡み合いこの上ないエロスを…」
レ「(圭一くんとひとつになりたいのに…ああ、肉体が邪魔だ!)」
圭「(俺はキスをしているのか!?え?あれ?)」
魅「写真撮っとこう」
レ「(もう2人だけの世界なんだよ…)」
圭「(レナ…)」
魅「さて。レナ、なにやってんの。罰ゲーム?」
レ「…魅ぃちゃん…何の用かな、かな」
魅「え?」
レ「邪魔しにきたのかな」
魅「いや、私は邪魔しにきたわけじゃ…」
レ「嘘だっ!…圭一くんは私のもの…魅ぃちゃんにはあげないよ」
圭「レナ、それは…」
レ「もう一回しよ?今度はもっと情熱的に…涎でどろどろになるまで、ね?」
魅「それは汚いよ、やめておいた方が…」
レ「そうだ、このまま私たちの愛を刻んじゃおうか」
圭「え?まさかそれは」
レ「圭一くん…お外でするの好きだよね。最近買ってるHな本は露出モノ。」
圭「どうしてそれを?」
レ「私…圭一くんとなら町中だろうと水中だろうとへっちゃらだよ…」
魅「猥褻物陳列罪で」
レ「魅ぃちゃんはそこで黙って私たちの愛し合う姿を見ていればいいんだよ」
圭「レナ…」
レ「圭一くん…はじめてがお外の…それも通学路なんて…刺激的だね」
魅「だれか…だれか…赤坂さぁーん!ぐげっ」
レ「黙って見てろと言ったはずだけど。お耳が悪いのかな、かな?」
魅「痛…い…」
レ「しばっておこう…よし。圭一くん…服、脱がせて欲しいな」
圭「は、はい…」

600 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 09:55:19 ID:A1pCVmh1]
( ・3・)みおーん

601 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 12:12:37 ID:5Dsp1BF6]
みおんwww

602 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 12:32:19 ID:LbYChxfH]
>>591
感動した。泣けた。GJ。
こういう補完を望んでた。
俺の想像(≒妄想)を完全にしてくれてサンクス。
>599
みおんwのからけ度最高潮だなwwwww


603 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 13:04:00 ID:TU9ft5M+]
>>599
出来れば続きが読みたいです。

604 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 15:24:18 ID:nIcvW04i]
ちょwwwみおんwww

605 名前:(・3・) mailto:sage [2007/01/08(月) 15:53:38 ID:rhu/Q4lI]
酷いなー。おじさん幾らなんでもそこまで空気よめなくないぞー。



606 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 16:26:52 ID:LbYChxfH]
嘘だっっっ!!

607 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 17:46:32 ID:Kx30FP1k]
>>606
嘘じゃないよ。
確信犯でやってるだけさ。
みおんしおんの鬼姉妹はレナに負けず劣らず頭が回るかんね。

608 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 17:50:59 ID:A1pCVmh1]
>>599
なんという野外プレイ・・・・・・
レナの思考を見ただけで溜まっているとわかってしまった。
これは間違いなく村中に噂が広まり、誰もが見守るカップルに

  / ̄\
  |  ^o^| 
  \_/



609 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 18:09:57 ID:rAtwZL27]
>>591
乙!
本当に切ないな・・・


610 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 22:40:53 ID:UH/8sXcJ]
>>591
すげえいい・・・GJ!!
you聞きながら読んでたんだけどなんか切なさが増した気がする
「私はまだ何もしていない」の辺りとかホントやばかった

611 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 23:04:11 ID:DkrZMnaq]
昼壊し編で思い付いたネタ其の一
ただし、羽入の存在がみんなに知られているということにして下さい。

羽入「ぎぃやああああぁああああぁあっ!! 鬼、鬼、鬼畜、人で
なしぃいぃ!! やめてやめてあぅあぅあぅあぅあぅあぅ!!」
梨花「くすくす、くーっくっくっく!! 泣いて謝っても容赦しな 
いわよー!?」
羽入「い〜や〜ああああぁぁぁぁっ!! やめてやめてそんなの中に
入れないでえええぇぇぇぇっ!!」
梨花「あ〜いい顔よ羽入。もっともっと悶えなさいいいっ!!」
羽入「あ〜う〜〜っ!! 梨花の意地悪うううっっっ!!」
梨花「ふふふふふっ。更にこうしてあげるわ〜〜っ!!」
羽入「あぅあぅあぅあぅあぅううぅっ!! やめてやめて掻き回さな
いでえええぇぇっ!!」
梨花「ほ〜ら中はこんなにぐちゅぐちゅになってるわよ〜っ!?」
羽入「や〜め〜て〜っ!! そんなの僕に見せないでええぇぇっ。痛
い痛い、痛いのですうぅ〜〜っ!!」
梨花「だめよ。ちゃんと目を開いて見なさいっ!!」
羽入「やだやだやだやだ。もうこんなのは嫌なのですうぅぅっ〜!!。
お願いですから堪忍して下さいなのです」
梨花「くーっくっくっくっ。さあ、この特大のをくらわせてあげる
わーっ!!。天国まで逝っちゃいなさいいいっ!!」
羽入「あぅあぅあぅあぅあぅあぅうううううぅぅぅぅっ!!」
レナ「あれ、超罰用って書いてあるけど……なんで羽入ちゃんが泣いて
るの?」
沙都子「それが、他にも色々混ぜたものがあるんですけど、私にもその
理由がさっぱりなんですのよ……。なんでも、羽入さんから借りた道具
でひどい目にあったとか言ってましたけど」
圭一「…………………………はうっ」
魅音「…………どしたの圭ちゃんうずくまって? おなかでも痛いの?」
圭一「いや……なんでもない……(羽入の声でおっきしたなんで言える
かよ)」

ゴメン。我ながらオチが見え見えだと思ったけど、書かずにいられなくて……。

612 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 23:06:39 ID:DkrZMnaq]
ネタ其の二

梨花「ねぇ羽入。他に何か、もうちょっと気の利いた恋のアイテムは無
いの?」
羽入「いちおう、あるにはあるのですが……みんな封印されてしまった
のです」
梨花「そうなの? まあいいわ。ちょっと見せてみなさいよ」
羽入「あぅあぅ。例えばこのお酒なのですが……」
梨花「どれどれ? どのページ?」
羽入「意中の男の人に呑ませると、相手が眠ってしまうのです。そして
一晩裸になってその人の隣で寝ると、不思議なことに数日後には結ばれ
ているのです」
梨花「馬鹿あああぁぁ〜〜っ!! もっと別のは無いの別のはっ!?」
羽入「も……もちろんあるのですよ。あぅあぅ。僕は神様なのです。これ
なんかは、凄いのですよ?」
梨花「なにこれ? ただの石にしか見えないけど……?」
羽入「それを股に仕込むとですね、なんと意中の人の前で自然と艶っぽい
仕草が出来るようになるのです。微弱な振動が堪らない優れものなのです」
梨花「あ、ん、たって奴わあああっ!! 次よ。次っ!!」
羽入「あ……あぅあぅあぅあぅ。他にも、こんなのもあるのですよ」
梨花「何これ……お饅頭のレシピ? これにどういう効果あるの?」
羽入「そのレシピでつくったお饅頭はですね。僕の大好物なのです」
梨花「………………それで?」
羽入「それがつくられると、僕は雛身沢のどこにいてもその場所が分かる
のです。それを二人っきりのときに意中の相手に食べさせると、姿の見え
ない僕が相手の***や*****を刺激してあげて…………梨花?」
梨花「つくづく何考えてるのよあんたはああああぁぁぁっ!! あ〜もう、
仲良くしないと祟られるっていう本当の意味がようやく分かった気がする
わ。こんなのがご先祖だなんて、情けないったらないわよっ!!」
羽入「そ……それはあまりにも不敬なのです。あぅあぅ。僕は神様なので
すよ〜っ?」
梨花「あんたに少しでも期待した私が馬鹿だったわ〜っ!! げしげし」
羽入「あぅあぅあぅあぅううううぅぅぅぅっっ〜〜!!」

それでも何かいいアイテムが無いか、祭具殿に忍び込むのをやめない梨花
ちゃんなのでした。ちゃんちゃん☆

ネタは以上です。お目汚し失礼しました。

613 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 23:15:06 ID:V/2PcRj/]
レナ×鳳
魅音×白鷺
詩音×鶯
沙都子×雲雀
梨花×鷹野
これで誰か話を書いてください。

614 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 23:23:39 ID:LbYChxfH]
>>612
…いい。こんな小ネタもいいな。

615 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/08(月) 23:31:24 ID:MeoSTgvC]
>>591
ソフガレにでも送ったら?
できよすぎw

>公式?それとも、ここに投下してもいい?

つttp://game11.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1158158723/
あまり知られて無いが、こういうスレがある



616 名前:名無しさん@ピンキー [2007/01/08(月) 23:39:36 ID:gax1und5]
>>613
圭一×小此木

617 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 00:05:29 ID:SoO9U5Kj]
>>616
アッー!

618 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 00:13:03 ID:2vVK+F2s]
>>613
何その超鬱になるカップリング

そんなことより鉄平レナ圭一のSSの続きまだー?

619 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 00:15:47 ID:SoO9U5Kj]
>>618
忙しいらしいから気長に待とう
途中で終わらせるような事はしたくないといってるし

620 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 00:26:13 ID:mTttSozx]
>>591
GJ
まさかエロパロ板で泣くとは思わなかったよ…

621 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 02:30:29 ID:OO9+iVtu]
魅「パーティやろうよ!」
圭「賛成!みんな呼ぼうぜ!」

レ「はい圭一くん、あ〜んして」
圭「あ〜ん…」
詩「私がナンパされると、悟史君が叔父様仕込みの恐喝術で追い払ってくれるんです!」
悟「し、詩音…恥ずかしいよ…」
梨「キスしてくれなきゃ今日は泊めてあげないです」
ペ「しょうがないなぁ梨花ちゃんは…」
み「いやーん、ジロウさんってばぁ〜!」
富「ほらほら、そんなにくっつかないで…」
茜「葛西ぃ…飲み過ぎちゃったよ…」
葛「仕方ありませんね…」

魅「圭ちゃんもみんなもべたべたして…!」
羽「惨めですwww」
魅「うっさい牛女、ユッケにすんぞ」

622 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 02:38:08 ID:zN+EEd9n]
( ;ワ;)……。

623 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 02:47:47 ID:XL50XiDd]
スレ違いなのは重々承知なんだがここしか頼るところが無いので訊かせてくれ

バレンタインのたぶん非エロの話で圭一に年下のクラスメイト?の名無し女の子がチョコ渡す話なんだが
どこにあるか分かる人がいるなら教えてもらえないだろうか

624 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 02:50:08 ID:zN+EEd9n]
朱空のこれかねぇ……?
ttp://www.vipper.org/vip418268.jpg

625 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 02:56:36 ID:XL50XiDd]
>>624
そう、それを見ててSSの事を思い出したんだよ。当主のバレンタインだったよな。たしか。
それのオマージュなのか偶然なのか分からんけど上で尋ねたような内容のSSがどこかにあったはずなんだ。



626 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 02:57:02 ID:cju0F1G3]
みおーんww

ところで、ペド坂の「ぺ」を見たときに
ピンクのカメラマンが先に浮かんできたのだが何故だろう……。

627 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 02:59:48 ID:OO9+iVtu]
圭「何をするつもりだ、魅音…!」
魅「圭ちゃん、この拷問はね…射精したくてもできないっていうものなんだよ」
圭「ぐっ…」
魅「毎日デートして夜も一緒で、ゆくゆくは結婚…なんて約束するなら出させてあげる」
圭「お断りだね、だって毎日同じ人がそばにいたら、大切さが薄らぐ気が…」
魅「造反決定、拷問開始…あれ?ねぇ詩音!これどうやって使うのぉー?」
圭「…出てっちゃったよ…」

悟「詩音!僕、もう…」
詩「悟史君っ…!最後は、一緒に…!」
魅「ねぇ詩音!あ…」
詩「お姉!?」
悟「魅音!」
魅「ごめんね…ごゆっくり」
詩「…仕切り直しですね」
悟「空気読んでほしいよね…」

628 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 03:08:49 ID:RreRg1di]
空気デストロイヤー(・З・)

629 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 04:32:22 ID:wGPdaeVe]
  / ̄\   私は可愛くて活発だし    / ̄\
  |/ ̄ ̄ ̄ ̄\           / ̄ ̄ ̄ ̄\|
 |   /V\\\          |  /V\\\ 人気だって
 | / /||  || |           | //|   || |あるし夢もある
 | | |(゚)   (゚)| |           | | (゚)   (゚) /|
ノ\|\| ( _●_) |/           \| ( _●_) |/|/\ 
 彡、   |∪|  、` ̄ ̄ヽ    /彡、   |∪|  ミ  \
/ __  ヽノ   Y ̄)  |   (  (/     ヽノ_  |\_>
(___)       Y_ノ    ヽ/     (___ノ
     \      |       |      /
      |  /\ \     / /\  |
      | /    )  )    (  (    ヽ |
      ∪    (  \   /  )    ∪
            \_)  (_/


     / ̄\
     |/ ̄ ̄ ̄ ̄\
   (ヽノ// //V\\ |/)
  (((i )// (゜)  (゜)| |( i)))   でも**ちゃんにはな・い・NE☆
 /∠彡\|  ( _●_)||_ゝ \
( ___、    |∪|    ,__ )

630 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 12:05:09 ID:y5DUzt/1]
これは殺したいww

631 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 16:05:01 ID:DML0p2xk]
俺は前原圭一、オナペットは俺の仲間だ。
今日はレナ様に置いてイかれたので一人でオットセイを弄りながら登校する。
途中で草むらからカメラのフラッシュが見えたような気がしたが気にしない。
学校に到着して扉を開けると上からバケツと大量の水が降ってきた。
こんなことをするのはあの野郎に違いない。
K「おい!沙都子!何しやがる」
沙「( ´,_ゝ`)プッ」
K「プッってなんだよ、プッって」
なんてこった・・・こんな幼稚な罠に引っ掛かるなんて
レ「下僕君大丈夫かな?かな?」
(( ゚,_ゝ゚)バカジャネーノ)
沙都子の眉間にデコピンをお見舞いしてやろうと近づくと
沙「キャー、ケダモノ、近寄らないでえ!」
周囲の冷たい視線が一斉に俺に降り注がれた。
K「ちょっwwwおまっwwwwww」
梨「圭一キメェwwwwwwwww」
魅「圭ちゃん見損なったよ・・・」
皆に軽蔑された。
もう終わりだ。
こうなったら壊れてやる!
K「いやあwwwwごめんねwwww沙都子タソのエロイ泣き顔でオナりたくてさあwwwwww」
沙都子はビビって泣き出した。
ザマアミロ
その日は部活もやらなかった。
当然だがレナ様は追いかけてこなかった。残念だ。
明日に備えて今日は早寝しよう。


632 名前:名無しさん@ピンキー [2007/01/09(火) 16:11:24 ID:HQmAbWUO]
>>631
????????????????????????

633 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 16:12:56 ID:HQmAbWUO]
ageちまった…スマソ

634 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 18:56:55 ID:AnZdcXTN]
だれかあぅ淫についてkwsk

635 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 20:30:43 ID:iKUjscuZ]
羽入スレで訊いてみ。



636 名前:510 ◆Jx7kndDbOU mailto:sage [2007/01/09(火) 21:10:00 ID:vLE3NvZY]
すみません。質問なんですが、過去にあったネタや同人で既に取り上げられ
てそうな(それも何度も)シチュエーションで書いたものでも出していいも
のなんでしょうか?
それとも、やっぱりネタがカブるとよくないのでしょうか?
今書いてるのもそうなんですが、今後ネタ出しするときはそういったものは
自粛すべきなのかどうか迷っているもので……。
祭具殿で富竹×鷹野なんてベタもの出しといて今さらと言えば今さらなんで
すが……。
よければ、誰か意見を聞かせて頂けないでしょうか?

637 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 21:16:24 ID:ach5IXrQ]
ネタが被っても書き手によって違ってくるからいいんじゃね

638 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 21:17:06 ID:SiafiEEJ]
>>636
俺はあまり気にしないけど。
その、過去に出たネタや同人で取り上げられたシチュのssを、
俺たち読み手が必ずしも既に読んでいるというわけでもないので・・・

書き手がシチュやネタを思いつく→「あれ?コレ過去にも見たようなネタだな」って思って書いても、
それはやっぱり似て非なるモノになると思うし。

ていうか「祭具殿で富竹×鷹野」なんて、ベタとは思えんし、読んでみてーってのが正直なところ。

639 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/09(火) 21:52:43 ID:mNi9XhsI]
なんか泣けてきたw
普通の魅音エロが読みたい・・・

640 名前: ◆Jx7kndDbOU mailto:sage [2007/01/09(火) 22:23:50 ID:vLE3NvZY]
>>637
>>638
なるほど、ネタが被ってもそういう風に楽しんでもらえるものなんですね。
ありがとうございました。自分がいいと思えるネタを書くことにします。

641 名前: ◆T2gba4XHVE mailto:sage [2007/01/09(火) 22:32:09 ID:V9qIRPKa]
>>618
お待たせしてすみません…
年末年始が修羅場でしたので、明けた今、ぼちぼち再開しようと思ってます!^^

642 名前: ◆Jx7kndDbOU mailto:sage [2007/01/09(火) 23:24:56 ID:vLE3NvZY]
>>641
お疲れ様です。圭一とレナの幸せな結末を期待しています。

643 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 00:40:57 ID:CNZ+rFPz]
>>641
ふぁいと、お〜なんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!!!!!!!!!!

644 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 01:27:14 ID:ZNhsPaiO]
>>641
待ってました!

645 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 01:31:45 ID:szRFoK2D]
868 :くそ ◆KUSO/jxIy2 [] :2007/01/10(水) 01:17:41.01 ID:AqeKPljGO
僕の名前は前原圭一
この雛見沢に最近越してきたごく普通の男の子
強いて他人と違うところをあげるとしたらL5ってとこかナー
そんなわけで診療所に注射を取りに行くところに通りかかった坂道で彼女に出会った
「ウホッ!いいスリット」

『殺らないか?』

そんなわけで僕はホイホイとついていってしまったのダ!

『いいの?圭一くん、レナはてっぺい☆だって殺っちゃうような女の子なんだよ?…だよ?』

「いいんだよ…、俺、レナみたいな女の子好きだから」

『は、はぅぅ〜〜!!!圭一くんお持ち帰りぃ〜〜!!!』

省略されました、続きが読みたければ自分で書いてください



646 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 01:53:44 ID:d2ouQgSQ]
圭「魅音、好きだーっ!」
魅「け、圭ちゃん…」
圭「…これでいいか?」
魅「圭ちゃぁん!好き!大好き!」
圭「お、おいおい…」
魅「圭ちゃん!圭ちゃん!」
圭「そんなに呼ばなくても、俺はここにいるよ」
魅「園崎を背負わせることになっちゃうんだよ?」
圭「魅音の支えになれるのなら別にいい」
魅「おじさんの方が先におばちゃんになっちゃうよ?」
圭「たかが一歳違いだよ」
魅「おじさん、からけ読めないんだよ?」
圭「それは困るがいいじゃないか、それも立派な個性さ」
魅「…うわぁぁぁん!」
圭「お、おい泣くなよ…」
魅「夢じゃない?」
圭「現実だよ、俺は会ったときから魅音が少し気になっていたんだ…
そろそろ帰ろう、もう日も暮れてきたよ」
魅「いやだ…離れたくないよ!」
圭「ったく…甘えん坊だな魅音は。今日一日付き合うよ」

圭「…だからといって風呂まで一緒ってどうなんだろう…」
魅「だって私長風呂だし…その間に圭ちゃんどこか行っちゃいそうで」
圭「行かねーよ」
魅「…それに遅かれ早かれ…背中のことは話しておかなきゃいけないだろうしね」
圭「!」
魅「すっごく嫌だったんだよ。今も嫌だ。でも…
圭ちゃんを成行きで風呂に入れてしまった今が一番のタイミングだと思った。
ごめんね…なんか…本当に…ごめん」
圭「刺青があっても、魅音は魅音だよ。なんか複雑な事情があるのは知ってる。
だが、刺青があるから嫌いになるほど俺の心はヘラヘラしちゃいないよ
俺が好きなのは、空気の読めない溌剌とした乙女だよ、スタンガン振り回す方じゃない」
魅「け、いちゃん…!わぁぁぁ!」
圭「む、胸!胸が…」
魅「私…嬉しいよぉ…!」
圭「…体洗っちまおうぜ。」

圭「まさか布団の中までつきあわされるとはな…」
魅「すー…」
圭「ま、魅音が幸せならそろでいいや。それにしても…あの胸…柔らかかった…
触っても大丈夫、だよな…」
ふにふに
魅「…すー…」
圭「…も、もう少しだけ…」
魅「…すー…」
圭「…誰も来てないよな…も、もう少し…」
魅「…すー…」
ふにふにふにふに

魅「おはよう圭ちゃん。…どしたの?」
圭「…眠れなかった」
魅「そっかぁ…おじさんのおっぱいはそんなに魅力的だったか
一晩中触り続けてたんだねぇ?」
圭「!?」
魅「でも圭ちゃんなら…いいよ。私のすべてを受け入れてくれる人だし」
圭「じゃあ今からまた!」
魅「ちょ、ちょっと圭ちゃん、朝ご飯!」

647 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 02:00:18 ID:guog+Slc]
>>646
いい、すごくいい
こんな感じで乳繰り合いながら末永くやって欲しいなw

648 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 16:59:27 ID:ac7IdD73]
>>646
みおんみおんみおーん
みおんみおんみおーん
みおんみおんみおーん
みお━━━━━━━━━━━━━ん!!!

649 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 17:02:25 ID:3KqiE5ho]
>>646
すごく(・∀・)イイ!!

650 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 20:23:07 ID:oqYSGWLY]
俺も魅音のおっぱいふにふにしたい

651 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 20:37:03 ID:d2ouQgSQ]
詩「圭ちゃん、こっちが魅音だよ」
魅「こっちが私!魅音!」
圭「混乱して来た…だが見分ける方法があるんだよなぁ」
詩「大岡裁きの真似は無駄だよ?」
圭「もっと簡単だよ」

み「ジロウさぁん♪」
富「そんなにくっついたらあるきづらいって」
み「もう!そんなこと言って…嬉しくないの?」
富「いや、そういうわけじゃ…」
圭「いたいた…」
詩「うわぁ…さすがに邪魔するのは悪いなぁ…」
魅「あ、富竹のおじさまと鷹野さんじゃん。お〜い!」
圭「はい、わかった。…魅音はあっちだ」
詩「なんでよ!あっちは詩…」
圭「詩音はちゃんと空気を読むが、魅音には無理だ」
詩「なるほど。これはまんまとしてやられました」
圭「あとは悟史の話を切り出す。詩音が少し動揺するはずだから見分けられる。」
詩「圭ちゃんには勝てなかったか。
あ〜あ、必死になるお姉をもっと見たかったのに…」

富「魅音ちゃん?あの、僕たちそろそろ…」
魅「まぁまぁいいじゃないですか!」
み「(漢字より空気の読み方を覚えるべきね…)」
魅「圭ちゃんってばもう一緒に寝たら胸ばっか触って…」
み「(どうでもいいわよ…)」

652 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 20:39:20 ID:oqYSGWLY]
双子はどっちも空気読めない
読むでも読まないでもなく読めない
だがそれがいい

653 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 21:47:45 ID:CNZ+rFPz]
正にみおん
魅音より( ・3・)がかわいく見えてくるから困る

654 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 22:25:46 ID:g6eA8IAF]
詩音も魅音もかわいいから
空気読めるとか読めないとか
そんなことはどうでもいい

魅音かわいいよ魅音

655 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 22:30:32 ID:oqYSGWLY]
>>654が真理を突いた
ネタと萌えは別だよな

というわけで夜犯し編の続きが楽しみですよ



656 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 22:36:00 ID:Nqxgsm8Q]
ただごく個人的な意見を言わせてもらえば巨乳で一個上なら
レナ以上にく空気読めるおとなーなお姉さんキャラも欲しかった。
園崎姉妹はどっちも大人になりきれてないからな。
そこが萌えポイントでもあるが。

657 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 22:43:43 ID:FRCcxtfF]
>>656
一応魅音は良い意味で空気が読めないっていうか、つまりは空気読めるんだよw
反対にレナにも空気読めない時がある

658 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 23:06:13 ID:oqYSGWLY]
魅音の空気嫁ネタは他にいじりようがないってのもあるから。
本来の意味でいえばちゃんと読めてるのなんて物語にはほとんど絡まない、
ごくわずかの脇役一派ぐらいだよ。

659 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/11(木) 04:47:57 ID:s4kQtMIi]
これは・・・リセットがない世界だからサトコトラウマだな

660 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/11(木) 15:41:40 ID:rlsT8S06]
>>534続き
『せ、先生…!』

ドウスル……コロスカ………

俺の最悪の想像とは裏腹に、先生は予想外の行動に出た。

『前原くん……』
傘を放り、涙を流しながら俺に近寄ってくる知恵先生。

『ありがとう……前原くん…』

そう言って知恵先生は、俺の両頬に手を添え……
唇を重ねてきた…。

『せ、先生…』


『十字架を一人で背負う必要はありません。
私たちは……共犯です』

その言葉で、俺は……今まで目を背けてきた、人を殺すという大きな罪に気がついた。
そして同時に…もう、独りじゃないんだという不思議な安堵感に包まれた。

『…これまで前原くんには独りで頑張ってくれましたね…
もう独りじゃないんです……私も、一緒です…』

『先生……』

3度目の同じコトバ……だがそれはどれも意味合いが異なる。

『…ひとつになりましょう……前原くん……』

『…そ、それって!?』

『もう恐れる必要はありません…』
先生は、自分の衣服を脱ぎ始めた。

『まっ、待ってくださいよ!?そんな…』

静止する俺の声を聞かず、
全裸になった知恵先生は、俺の服を無理矢理脱がせた。

『…や、やめてください…知恵先生』

抵抗しようとしたが、疲弊しきった体では思うように体が動かせない。

661 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/11(木) 15:42:24 ID:rlsT8S06]
『…大丈夫です、前原くん』

知恵先生は、身動きとれない俺の体を可憐な舌で舐め始めた。

『…あ…ち……知恵先生…っ……』

『…前原くんのおちんちん、もうこんなになってる』

冷たい手を孤立するそれに添える先生。

『…そ、それは……』

『…前原くんのここ、可愛いですね』
知恵先生は、俺のモノを頬張った。

『…せ…んせい……』

『うっ、うんっ、…あむっんっ…』

俺のを口でしごき始める知恵先生。

俺はたまらず、自分のモノに脈を打ち合わせた。

『うっ…んっ…むっ……』
知恵先生の動きが早くなったと思うと、

『…せ…先生……もう……』
たゆたう快感に、俺は早くも射精を迎えそうになっていた。

と千恵先生は動きを止め、俺のモノの裏筋を舌で這わせた。

『…あっ……知恵先生……』
ドクンと大きく脈打ち、ドロドロとした白い液体が流れ出る。
ゴクリと全てを受け入れる知恵先生。

『…前原くん、早いですよ』

微笑む先生が無性に愛しく思えた。

『…す、すいません』

『…前原くんも、女の子をリードさせるくらい立派にならないと……』

先生は、俺の口元に自分の股間を押し付けた。
『さあ、前原くん…今度は私のもやってください……』

『…先生!』

俺は、先生の花びらをむさぼるように舐め始めた。

『…あっ…んっ……前原くん……』

舌を、先生の中に潜り込ませる。

『あんっ…前原くん……もっとぉ……んっ…』
先生の中から蜜が溢れてくる。

662 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/11(木) 15:42:55 ID:rlsT8S06]
『…前原くんも……一緒に気持ち良くなりましょう』

『…え?』

と知恵先生は、自分の股間を今度は俺のモノに移動させた。

『先生……』

『いきますよ、前原くん……』

先生は、ゆっくりと腰を降ろした。

『前原くん…あっ!』

『知恵先生の中……暖かい…』

『前原くんこそ、私の中でビクビクってなってますよ…』

知恵先生は、馬乗りのような状態で自分の中で俺のモノをこすりつけ始めた。
『…んあっ、あっ、…あんん…ま、前原くんん…!』

『せ、先生!』

俺のモノを締め付けてくる、智恵先生の中。

『…前原くん……いっ……いっちゃ……』

『…もう…だめ……先生!』

『…あはぁあああっ!!!』


俺は、ドクドクっと知恵先生の中で果てた。


『…はぁ…はぁ……これで……罪は二人のものです』

気付けば、雨は上がり、ひぐらしたちがなきはじめていた。

「知恵先生…ありがとう……」

663 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/11(木) 19:07:14 ID:bR3x5R7z]
圭「ネタにカレーや教会を使うのは知恵先生の専売特許だ
しかし尻ネタも忘れないでほしい!」

レ「かぁいい騎士像お持ち帰り〜!」
知「ぎゃっ!」
レ「ごめんなさい先生!騎士像の剣が…」
知「…お尻が痛いです…竜宮さん覚悟してもらいます!
いくらなんでもこれはあんまりです!目には目を!お尻にはお尻を!
さぁ尻を出しなさい!」
レ「(圭一くん…私…汚されちゃうよ…)」

圭「とかそういうのも個人的にはありだと思う」
知「前原君、コンパスで開通式でもしてあげましょう。それとも浣腸ですか?」
圭「そうそうこういう…知恵先生!?」
知「許しませんっ!」
圭「アッー!!」

664 名前:名無し@ピンキー mailto:age [2007/01/11(木) 20:44:55 ID:+Fsz4HHm]
ここでナッパ

665 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/11(木) 21:27:19 ID:arQGpLUe]
小此木「徹甲弾アッー!!」



666 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/11(木) 23:32:08 ID:p4nw8G6D]
鷹野×魅音キボンヌ。
刺青云々ってのに激しく萌えたのでどなたかお願いします

667 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/12(金) 01:29:04 ID:OHK0A/Xm]
>ID:rlsT8S06
乙。誤字、もったいない。
メモ帳の置換機能(Ctrl+H)を利用すると修正が楽だよ






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