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ひぐらしのなく頃に Part.4



1 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/03(日) 21:18:55 ID:YaWgwyr2]
『ひぐらしのなく頃に』のエロパロスレですよぉ。ぬっふっふ。

☆過去スレ
【ひぐらしのなく頃に Part.3】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156953323/
【ひぐらしのなく頃に Part.2】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1137410049/
【ひぐらしのなく頃に】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108430147/

☆まとめサイト
【エロパロ板 ひぐらしのなく頃に 保管庫】(現保管庫。誰か更新お願いします)
ttp://www16.atwiki.jp/when_they_cry/
【エロパロ板「ひぐらしのなく頃に」保管庫】(旧保管庫)
ttp://custody.hp.infoseek.co.jp/when_they_cry.html

200 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/17(日) 22:41:35 ID:fkueQYOZ]
・・・・・・。

201 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/18(月) 03:18:49 ID:vOhgolQa]
漫画最萌 二次予選03組
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202 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/18(月) 03:52:04 ID:v1c/bRUP]
夜犯し編……

203 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/18(月) 05:56:05 ID:oM8d32S4]
舌で目に入った異物取るのって良く聞くけど実際にやっているところ見た事ないよなぁ。
他人に訊いても知らんて言うし。どうなのエロイ人!

204 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/18(月) 07:16:54 ID:YbPLFnpc]
>>203
少なくとも知恵先生にはやってもらいたくないな。
カレーが目に染みそうだ。

205 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/18(月) 08:10:08 ID:eNeRnRlw]
>>203
少なくともてっぺい☆にはやってもらいたくないな。
ウ○コが目に染みそうだ。

206 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/18(月) 09:32:07 ID:ZTPfK9Ya]
ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d166565.jpg
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誰かこれでたのむ

207 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/18(月) 15:04:42 ID:oG8dYrQ3]
>>206
どうでもいいが沙都子と梨花ちゃまのおっぱい大きすぎるのが許せない

208 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/18(月) 16:10:34 ID:M4CbRJME]
でもKを美味しく頂く三四たんやカレー先生は見てみたいかもだ。



209 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/18(月) 19:53:41 ID:YbPLFnpc]
知恵先生だけは無理がありそうな気がする。


210 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/18(月) 20:09:10 ID:IrHXwlsm]
誰もエンゼルには突っ込まないのな

211 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/18(月) 23:04:00 ID:tIzBwC9O]
魅音が大石にパイズリさせられる・・・そんなSSが見たい

212 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/18(月) 23:05:49 ID:wnE4Vcx1]
俺はその逆のほうがいい

213 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/18(月) 23:09:01 ID:tIzBwC9O]
>>212
石「んっふっふ、私の乳は牛並みですよぉ〜!」
魅「やだっ、上半身裸で擦り寄らないでよ!」
石「おーっと、挟むべきモノがないですねぇ」

214 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/18(月) 23:09:17 ID:LK4SzL3f]
大石が魅音にパイズリするのか?

215 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/18(月) 23:14:02 ID:FcAx/rjR]
つまりおおいし☆♀×みおんw♂ということか

216 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/18(月) 23:16:42 ID:wnE4Vcx1]
>>213-215
すごく、大きいです。

217 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/19(火) 01:47:33 ID:0kelMkry]
もう、おおいしは、やめてくれ

218 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/19(火) 02:40:29 ID:3QwOElWJ]
俺はおおいしたん(♀)×みおんw(♀)を選ぶぜ!



219 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/19(火) 04:05:36 ID:kk6wWing]
>>217の切実さに吹いた

220 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/19(火) 06:06:52 ID:8F6MYrf3]
漫画最萌 二次予選04組
{{園崎詩音@ひぐらしのなく頃にシリーズ}} に投票おねがいします

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   i:.:./i:.:.:.:i:.:.:_i l:.:.:l   l:.:./ l:.:il:.:.:.:.:.:リ: :l
   l:./ l:.:.:.:.:i.:.:,lニ;;-、l_ Lム斗/l:.:.:.:.:.l:. : l
   l/ l:.:.:i:.:.ヾ:.i弋フ、l l/弋_フ'>/:.:.:.i:. :i
      l:.:l、:.:.:.iヾ   ,   ̄ //:./l:/: :i
      ヽl ヽ:.:.ト、  ー  イ:.:.:.:/:.!:.: :i  はろろ〜ん♪
       `  ヽ:ト:.:`i -- ''i´i.:,イ/:.:.:.: : i
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       ,, ィ ' ´i '- 、  , - 冫丶、: : : l
     / l  i      ./  } ` 、l
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221 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/19(火) 16:36:03 ID:r/GshVGQ]
じゃあ大高×大石なら

222 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/19(火) 18:23:32 ID:W1DpfAlb]
ここで富竹

223 名前:76 ◆T2gba4XHVE mailto:sage [2006/12/19(火) 21:30:58 ID:HNui0rnl]
>>110の続きを投下します。
前回ご迷惑をかけた方はスミマセン。猛省。

今回は圭×レナで、陵辱はありませんが、全体的に暗いです。

224 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/19(火) 21:31:47 ID:fj3IaLaR]
ワッフルワッフル

225 名前:ONE STEP×STEP TWO ◆T2gba4XHVE mailto:sage [2006/12/19(火) 21:33:13 ID:HNui0rnl]
 レナは今日欠席だった。

 なんか朝から違和感を感じると思ったら、既に遅刻しそうな時間になっても、レナが迎えに来なかったのだ。

「あれ?レナはどしたの?……ふぇ?迎えに来ない?ん〜……圭ちゃん、何も聞いてない?……最近のレナ……」
「ああ。何か悩み事はあるんだろうと思う。んで、昨日帰りに聞いたんだよ。そしたら本人は無いって。でも、明らかにおかしかった。」

 だって、レナがあんな発言をするとは到底思えない。絶対に辛いはずなんだ……なのにどうしてそれを教えてくれないんだよ!?
 学校に着くと、沙都子はレナの不在に驚き、「風邪でもひいたんではございませんの?」などと心配そうではあるが気楽な様子で、梨花ちゃんは「みー……レナはかあいそかあいそなのです。」と、よくわからない表情で小首を傾げていた。
 そうしている内に先生が来た。まぁ、先生に休みの理由を聞けばいい、と思っていた矢先に、

「あら?竜宮さんは、お休みですか?」
「……学校に連絡はなかったんですか?」
「ええ。ありませんよ。風邪で寝込んでいて忘れているだけかもしれませんね。後でお家の方に電話してみます。」

言いようのない不安。

 それからレナのいない一日を、ぼーっと過ごした。そして最後に聞いた言葉は、

「お家に電話してみたんですが……誰も出なくて……」

  ………………。

 その日は結局部活も流れ、レナは風邪で電話に気付かなかった、ということで明日まで様子を見ることになった。
 魅音と帰路につく。昨日はレナと二人だったんだな……

「レナ、どうしちまったんだよ……」
「……わかんない。おじさんの知る限りでは不審な情報はないけど……」

ぼそりと、「まだ綿流し前だし……」と呟いたのは気付かないフリをする。

「……実は風邪なんかじゃなくて、家に居ないんじゃないか?ていうか居ないと思う。レナなら電話を忘れたり、かかってきたのに気付かないなんて……あるか?」
「うん、あたしもそう思う。だとしても、どこにいるんだろうね」

  ………………。

魅音が不意に空を見上げる。昼過ぎから灰色の雲が青空を侵食し始めていた。

「こりゃ、雨、降るかな……。」

――――――――――――

226 名前:*2 ◆T2gba4XHVE mailto:sage [2006/12/19(火) 21:34:01 ID:HNui0rnl]

 夕飯を食べ終えてから、レナの行きそうな所を考え、頭の中でしらみ潰す。

外は土砂降り。しばらくは止まないだろう。
――――あのね、見つけたの!ケンタ君!
「……あ」
そういえば、ゴミ山はどうだろう?しょっちゅう行ってるじゃないか。何でもっと早く気付かなかったんだ!
 居るんじゃないか?いや、居る!きっと雨の中で震えてる。なぜかはわからないけど……
 見たことのないはずの、ぼろぼろになったレナが思い浮かぶ。

  行かないと!

いても立ってもいられず、裏口から出て、懐中電灯をひっかけ、傘をさし、走った。両親は仕事の話し合い中。ちょうど良かった。

「はぁ、はぁ……はぁ!」

暗い湿った砂利道。雨の音がうるさいはずなのに、自分の上がった息はよく聞こえた。
 たとえ行っても、レナは居ないかもしれない。それでも「居ない」とわかるまでは足を止めるつもりなんてなかった。
 思えば今日は、いや、昨日の帰り、レナが走り去ってからずっとレナの事ばかり考えてる。今までずっと一緒にいたから気付かなかった。レナがいなかった今日一日、どうだった?一日いないだけで、もう全く何も手につかない。

「レナぁ!いるか――!いるなら返事しろぉ!」

自分の息はよく聞こえるのに雨の音は俺の声を掻き消して、まるで届いちゃいない。
でもここは広い。今出した声が届いてなくても次は届くかもしれない。そう思って叫び続けた。すると明かりの灯った廃車が。

人影!あれはもしかして……レナか!?

「圭一……くん?」
「レナ……!はぁ!はあ!」

廃車の中から傘をささずに制服姿のレナが出てきた。
 間髪入れずに雨はレナを叩く。それでもレナは気にする様子もなく、ぼうっと俺を見つめるだけ。

「お前……何やってんだよ、こんなトコで。風邪ひ――――」
「来ないで」

一歩足を出した状態から動けない。レナはそのまま続けた。

「レナはね、汚されちゃったの。もう幸せな日常に戻れない……だから、圭一くんはそれ以上こっちに来ないで?」
「な……何言って……るんだよ……」

何があったんだ。昨日別れてから今までの約一日の間に何があったんだ!?

227 名前:*3 ◆T2gba4XHVE mailto:sage [2006/12/19(火) 21:34:39 ID:HNui0rnl]
「私ね、もう駄目なの。戦ったけど、全然叶わなかった。」

少しづつレナは自分に起きた事を話し出す。父親と付き合っていた女が美人局だったこと、父親には信じてもらえず、一人でこの場所で問い詰めたが、失敗し、明日にも家の全財産は無くなってもおかしくない状態だということ……
 突然聞かされる事実に俺はただ呆然とするしかなかった。まさか、そんなことが……いや、最近のレナの思い詰めた様子を思い出せば、それも納得できた。
 でも、それで幸せな日常は消えた?なんでだよ?
俺は一歩踏み出す。レナは一歩後ずさった。

「こ、来ないで……」

 今までずっと毎日楽しくしてたんじゃないかよ?そんな突然消えてたまるか。これからも部活メンバー一同笑いあって幸せに過ごすんだよ!レナ込みで!
さらにもう一歩。傘はもう邪魔だ。

「聞いてたでしょ?レナはもう戻れないんだよッ!来ないで!」
「じゃあレナは俺から逃げればいいだろ?何で逃げない?」
「ッ!…………ぁ……」
「レナは誰かが気付いて助けてくれるのをここで待ってたんだろ?そうだろ?まだ幸せは消えてない!そんな簡単に人間不幸になったりしねぇよ!」

レナは後退りも出来ず、固まった。

  汚れた?どこが?お前は逃げずに戦ったんだろ?
  何でそんな顔をするんだよ?胸を張れよ。
  見てられないんだよ、そんなお前は!

 がばっと、手を回す。レナはびくりと震えて逃げようとする。そんなレナの弱気ごと潰すように、ぎゅっと抱き寄せる。

「もし、それでもレナが幸せじゃないって言うならな、俺が幸せにする!」
「なんで……?どうしてそんなにレナのこと心配してくれるのかな?」

なぜって?なんでだろうな?自分にもわからない。なんでレナがいないだけでこんなに焦って、雨に打たれてまでレナに会いに行くんだろうか?
    わからない?わかってるだろ、前原圭一!

「……俺はレナがいないとダメなんだ。俺の幸せな日常には隣にレナがいるんだよ。そう決まってる。」

レナの目を見る。顔を手の平で挟んで俺を見させる。虚ろだったが、逸らさず、俺を見ていた。

「…………でもそれはレナじゃなくても、魅ぃちゃんでも、沙都子ちゃんや梨花ちゃんでも……」
「違う!違う違う!そんな簡単にすげ替え出来るもんじゃないだろ!俺はな……」

頭が真っ白になる。自分で次に何を言うのかわかっていないのに、わかってる。あえて止めなかった。
多分、足は震えてる。胸が熱くて、心臓が飛び出しそうだ。

「俺は……お前がッ…………!……ぅ……」
「圭一くん?」
「だから……だああぁぁ!だからっ!俺は!」
「…………だから?圭一くんは?」

ああぁぁあ!なんてこった!なんで俺はこんな時にまで!ここ一番でヘマを!
 こ こ は 男 ら し く 言 い 切 る 場 面 だ ろ !
一度失敗したその言葉はもう口から出そうになかった……はぁ……
 その時、くすっ、とレナが笑った。

「あは、あはははは!圭一くん、変だよ、変!」
「言うなぁ!……うぅ……ははは、あははははは!」
「あははははは!圭一くん、落ち込んだり笑ったり!あははは!」

雨の中ずぶ濡れで二人で笑いあう。
ぼとぼとになったレナの頭を撫でると、レナは俺にしがみつき、俺も抱きしめ、冷えた体を温めあう。お互いの体温を感じあい、しばらくそのままだった。

――――――――――――

228 名前:*4 ◆T2gba4XHVE mailto:sage [2006/12/19(火) 21:35:28 ID:HNui0rnl]
 廃車の中は雨の音の反響で、すごい音だったが、雨を凌げるならと、レナと二人で車のシートに座っていた。
 少しだけだがタオルもあって、濡れた頭だけ簡単に拭いたが、服はどうしようもなく、少しずつ冷えてきた。俺はまだしも、レナはずっとこんな所にいて、指先から冷たくなって震えている。
 明かりもあるとはいえ、暗かった廃車の中にも目が慣れてきて、ふとレナを見ると、ぎょっとする。レナが朦朧としている!

「おい、レナ!大丈夫か!?……熱出てるんじゃないか!?」
「…………寒い……」
「家に一旦帰らないか?こんなトコじゃ悪化するぞ!?」
「……家は……いや、いやなの……帰りたくない……」
「……う。」

ここには暖房器具などない。火を起こすにも土砂降りだ。くそ……どうすりゃ……。とりあえずタオルやブランケットで包むが、あまり効果は期待できない。
  こうなりゃ……これしかない……!

「圭一くん……?……ぁ……」
「ちょっとガマンしててくれよ?」

俺は上半身を脱ぎ、ちょっと躊躇してからレナを背中から抱いた。これで少しはマシだろうか。
 冷え切った柔らかな身体に纏わり付く濡れた生地。って、うあぁ……白い下着が透けて……あんまり見えないけど、上品そうなレースが未発達な膨らみを柔らかく包んでいる。
  ……………………。

「なぁ、レナ、この服も脱いだ方がいいと思う。びしょ濡れだし。」
「……?……ん……」

意識が飛びかけのレナの耳には入っていない。俺は半ば強引に服を脱がせる。あぁ、くそ!脱がしにくい!

    どくん、どくん、どくん、どくん……

頭が脈打つ。身体は冷えてるはずなのに何故か熱い……なのに指先は不安定にガタつく。
 制服を腕から引っこ抜いて、一息つく。
……って。あ……。俺はぐったりとしてびしょ濡れのレナを膝立ちで跨いで見下ろす体勢だった。

  レナの苦しそうな火照り顔
  レナが譫言を漏らす唇。
  レナのなまめかしい首筋、胸、肢体、そして……

    どくん、どくん、ドクン、ドクン……!

「……ん……ッ!」

 本能に任せるまま俺はレナの唇に自分の唇を重ねていた。
 レナはそれに気付くと、驚いて顔を赤らめて離れようとしたが、俺はそう簡単には離さない。さらに抱き寄せ、貧るように舌を入れる。

    ぴちゅ……くちゅ……っちゅ……

レナは抵抗できず、俺のものが混じった蜜が滴る顎をわなわなと震わせながら、俺の侵略を赦した。
 首筋に指を這わせると、レナは一気に鳥肌を立たせ、腕が頼りなく虚空を探る。やがて行き着いた場所は、俺の頭と背中。髪を掻き交ぜられ、背中を冷たい指が走る。
  ……軽い酸欠。一度唇を離す。
銀糸が俺達を名残惜しそうに繋ぐが、俺はそれすら浅ましく舌で掬いとる。

「……ッはァ!は……はあッ!」
「ケホ……はぁ、はぁ……ゲホ……」

お互いの息を吸いあうような至近距離。レナの瞳が潤む。
 息が整う前にもう一度強引に唇を奪う。レナはふらつき、そのまま後ろへ倒れる。俺はレナをシートに押さえ付け、足を絡ませると、何度も角度を変えながら、レナの味をむしゃぶり尽くす。今度はレナも俺の動きに合わせ、舌を絡ませてくる。

    ずちゅ……ぬちゅ、ぴちゃ、ちゅ……ぐちゅ……

夢中になればなるほど雨の音は消え、頭の中には淫靡な水音が刻み込まれる。



229 名前:*5 ◆T2gba4XHVE mailto:sage [2006/12/19(火) 21:36:43 ID:HNui0rnl]
  俺は一体何してんだ……。

少しだけ沸き上がる罪悪感。だが、誰もいないという安心感と、淫らな感触、音、視覚。罪悪感など最早問題にならない。

  レナと結ばれたい欲望でいっぱいだった。
    いや、違う。そんな綺麗な欲じゃない。
    普段はぽーっとしつつ、実はしっかりしてるレナ。
    そんな彼女が弱り切っているのをいいことに、好きなだけ汚して、自分の匂いを擦り付けたいだけだった。

 俺は、自分の中にこんな乱れた感情があったことに今更驚く。

乱暴な愛撫を止め、レナを見る。レナは俺の考えてることがどれ位分かったのか分からないが、懇願するような目で俺を見て、

「……は……はぁ……圭一くん……私達、まだ子供……なんだよ?」
「レナは嫌……なのか?」
「だってッ……!だって……怖いよ……。」
「俺だってすげえ怖いよ。でもな、それよりも……」

  さっき言えなかった言葉が蘇る。

 これは大人の行為だ。まだ一人前にもなれない子供がやすやすと「する」事じゃない。
 キスでさえ、取り返せないんだ。これ以上進むと、きっとこれまでとは別のモノになってしまうんだろう。それは今までの時間との決別。しかも普通ならレナの言う通り、一人前になって初めて「して」もいいことだ。
 膝はがくがくと震え、奥歯はかちかちかち……と脳に響く。その脳はじぃんと痛み、良心と愛欲の間で揺れ動く。
  怖い……怖い怖い怖いこわいコワイ……
「……それでも……それでも俺はレナが好きだッ!」
「…………え……?あっ……」

    最後の理性も吹き飛ぶ。

 欲望のままに獣と化した俺は、再度唇を吸い、レナの下着を引き剥がす。片手で双丘を同時に弄り、もう片手でガチャガチャと騒々しくズボンを下ろす。
 レナは胸の刺激に腰をよじらせ、甘い声をあげた。そのレナの右手を引っつかみ、俺の手を上から被せて、肉棒を握らせる。その間多分、一分にも満たない。
 レナの指先の冷たい感触。それに対する熱い肉棒は自分でも驚くほどガチガチに硬い。

「くッ……は!レナぁ!あっ……冷て……も、もっと……キツく……握ってくれ……」
「うあぁ……圭一く……いや……こんなの……」

俺は無理矢理に強弱をつけて握らせ、胸の先端を思い切り吸う。空いた片手はレナの叢を撫で、その中に咲いた花をなぞる。

「んッ……け、圭一……く……ん。そこは……ッ……」
「はぁ、はあ……ぃい……うぁ…………来るッ……来たッ来た来た……あ、ぁぁああ……」

ぼたぼたと俺の涎がレナの胸元を汚す。凄まじい快感で口が閉じられない。
 レナは俺に恥部を刺激される度に相手を探すようにギュッと俺を握る。俺はその度にレナにあてた手を申し訳なさそうにびくびくと動かす。
 つまり、俺が声を出す度にレナが声を出し、レナが声を出す度に俺が声を出す。そしてその感覚は段々短くなってきた。俺もレナさえも次へ次へと快感を求めるからだ。

 喘ぎ声がほぼ同時になった頃、レナのそこはぐちょぐちょに濡れていて、俺ももう激しいトランス状態から抜け出したい一心だった。

「レナッ……俺……うッ……もう……」
「私も……ああああッ!……ダメ……あッ……」
「いいか?いいかレナ?いくぞ?イくぞ?……ッが……ぁあぁぁああああッ!」

耐え切れず、獣のように絶叫する。


230 名前:*6 ◆T2gba4XHVE mailto:sage [2006/12/19(火) 21:37:23 ID:HNui0rnl]
 熱く濃い白濁がレナの腹から顔までをびしゃあッと叩く。
 レナは口をぱくぱくとさせながら全身を痙攣させていた。静かにイっているらしい。
 幼い好奇心からすかさず、重い身体に鞭打ち、レナの濡れた中を指で開き、遠慮もなく覗き込み、視姦する。

    びゅくっ、びゅくっ……びゅくっ……

    ………………。
 俺はまだ治まらないレナを引き寄せると、酸素を求める唇を無理矢理塞ぎ、たっぷりとお互いの唇を潤わせてから離れる。

「レナ……………………入れたい。」
「は……はぁッ……けい……いちくん?」
「嫌か?」
「………………痛くしないで……レナにやさしくして……ね?」
「ん。わかってるよ」

レナはついに俺との行為を許した。きゅっと目をつむり、俺を迎える体勢。
 慎重にレナのそこを探る。でも、イマイチわからない。あれ?えーと、俺も初めてな訳で……

「そこじゃないよ。…………ここ。」
「うぁ……」

レナのひんやりとした手が俺を優しく掴み、誘導した。ここは大人しくレナに任せるべきだろう。先端が温かいものに触れた。

「……このままで行くのか?」
「ん、ゆっくり……ね」

言われた通り、少しずつ腰を下ろす。速くなりそうな自分をセーブするのはなかなか難しかった。
 どこまで入れられるんだ?この辺か?いや、もうちょい?

「あ、あぁぁ…………圭一くん……あつい……あ……」
「え……おい、レナ、まだ入る……のか?」
「んッ…………もうちょっとッ……かな……」

深く入るほどに増すレナの生きた温かさと、引っ掛かるように絡み付く生々しい肉襞の感触。……これが挿入感ってヤツなのか……。
 最初で最後の「初めて」の緊張感、異常なまでの熱さ。限界まで入れ終わる頃には、レナも俺も脂汗でべとべとだった。

「大丈夫か?痛くない……か?」
「う……圭一くんは……痛くないよ……」

  え……?俺「は」?………………?

理解する。「汚された」の意味を。

    レナ……お前……まさか……

それ以上は想像したくなかった。必死に抵抗しても、為す術なく汚されるレナなど。
 顔も知らない、俺よりも先に自分の肉欲の為にレナを汚した男。許せない。もしこの場にいたなら即、殺す。

231 名前:*7 ◆T2gba4XHVE mailto:sage [2006/12/19(火) 21:38:00 ID:HNui0rnl]
「圭一くんと……今、ひとつ……レナの中に圭一くん……感じるよ。」
「ああ、俺もレナの、感じる。」
「圭一くん…………来て。」

 粘つく音を立てながら身体を気持ちいいほうへ動かす。温かく、吸い付くような襞に自身を擦りつける。強く擦るほどレナは生めかしい喘ぎ声をあげて、自分から動き、俺を強く締め付ける。
 ずっと夢中でお互い言葉も出ない。うなじに軽く唇を触れさせると、レナは足を絡め、抱き合いながら深いキスをする。快感に支配された脳がそうさせたのか、とろりとした蜜は、恐ろしいほどに甘い。
 上と下の結合はお互いの露に濡れ、さらに奥へ、奥へと……

    ずちゅッ……ぴちゃ、ちゅく……じゅぷッ……ぐちゅ、ぐちゅ……

レナが喉の奥から酸素を求めて喘ぎ、んく……んく……と悶えるが、俺はそれでも唇を離さない。離したくない。

    雨の中、廃車の中は濃密な愛欲の空間になっていた。

絶えず獣と化していた下腹部が……熱い。
 レナがふは、と口を離す。甘い吐息が顔をくすぐる。快楽に溺れて乱れた目で見つめてくる。

  欲しい、もっと欲しい。まだまだ足りない。と、そう語りかけてくるんだよ……

後はもう何も示す必要などない。俺は最奥のカベを引っ掻く。レナに自身を刻み付けるために、自身にレナを刻み付けるため。
 込み上げてくるような熱さと、登り詰めるぎりぎりの焦燥感。本能を剥き出して悶え、発情期の猫のように必死に求めるレナの姿が、一層俺を燃え上がらせた。

あ……もう……来る。

登り詰めたい。欲望をブチ撒けて。

「あっ……ッ……ぁんッ……けぃ……いちく……!……激し……ぁ……」
「……はッ……はぁっ……はあ!……」

    パン!パン!パン!パチュ!パチュ!

「お、奥にね、ぶつかって……うああッ!押してる!……そんな……深いッ……!」
「レナッ……レナぁ!は……はぁッ……」
「圭一くん……*****ッ!」

…………え?今、なんて……?

  びゅくッ……びゅく!びゅく……びゅくッ

ぎうぅ……と互いを砕かんばかりにしがみつく。結合部からは、納まりきらなかった俺の愛液が、だくだくと流れ出す。

232 名前:*8 ◆T2gba4XHVE mailto:sage [2006/12/19(火) 21:38:33 ID:HNui0rnl]
「はぁッ……はあッ……はあっ……はあッ……」

ザアアァァ……と雨の音が鳴り出した。いや、ずっと鳴っていたのに、聞こえていなかった。

目下には雨水や汗や体液か、区別がつかないほどにぐちゃぐちゃに濡れ、ぐったりとしたレナ。

「レナ……大丈夫か?」
「…………もだよ……」
「え?」
「レナも圭一くんのこと、大好きだよ」

ちゅ……

レナが半身を起こし、俺の唇に触れた。

 レナの現実は暗い。何も解決していない。でも、それでも天の神様、俺達は幸せだと思う。

俺は裸のままでレナをきゅっ、と抱きしめた。レナが頭を髪ごと甘えるように擦りつける。

    ずっとこうしていられたなら、どんなに良かっただろうか。

            でも子供の俺達にとって、現実は、そう甘くはなかった。

233 名前: ◆T2gba4XHVE mailto:sage [2006/12/19(火) 21:40:26 ID:HNui0rnl]
今回はここまでです。

オチは思いついているんですが、時間が無いので、しばらく投下できないかもしれません…orz
ほったらかしにだけはしないようにぼちぼち頑張りたいです…

234 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/19(火) 22:04:24 ID:r/GshVGQ]
ワッフルワッフルワッフルワッフル

235 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/19(火) 22:12:09 ID:kzIqAlf3]
>>233
gj!
続きが気になる
てっぺい☆SATSUGAIwktk

236 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/19(火) 22:17:38 ID:4rUnPK0C]
乙です
何とか幸せになってほしいもんだが厳しそうだ

237 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/19(火) 22:40:51 ID:aEgsgzhM]
魅音祭りの次はレナ祭りか!
いい流れだ

そして>>56の続きを早く

238 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/19(火) 22:43:49 ID:5bte95RJ]
GJです。
>>223
少なくとも鉄平憎しのあまり、勢い余ってゴミ山シリーズを投稿して
職人デビューを果たしてしまった自分にとっては、きっかけが得られ
て感謝です。
今後の展開も楽しみにしています。

>>190更新って保管庫のことだったんですか? 勘違いしてました。
教えてくれて有り難う御座います。

夜犯し編も期待してます。





239 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/19(火) 22:56:38 ID:8SFKig/G]
俺も>>56の続きを待ってるんだがなぁ…
パワーうpして帰ってくる事を祈る

240 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/19(火) 23:20:24 ID:r/GshVGQ]
>>56が投下されてもう10日も経ったのかよ……
俺も歳老いたな

241 名前:魅×圭一(夜犯し編) mailto:sage [2006/12/19(火) 23:58:31 ID:wJm5GNuh]
―魅音サイド―


 私は圭ちゃんの言うとおりに、ゆっくりと湯船につかっていく。バスタオルが体に張り付く。正直脱ぎたい…。

 それにしても危なかった。自分で言うのもなんだけど…今のは失神五秒前くらいだったかなぁ!あはははは!
 まさか圭ちゃんから、あんな言葉を聞くとは思ってなかったから、油断してた。
 でもでも、よく考えてみると、さっきのって事実上の告白じゃ…!!



 え〜と、圭ちゃんって本当は私の事好きなんじゃないかなぁ。あれ?これは自意識過剰?

「どうした?魅音。さっきから黙りこくって」
 気まずいから、そっぽを向いていた体を圭ちゃんの方へ向ける。そこには大事なところにタオルを巻いた圭ちゃんの肢体が!…眩しい。
「ふぇ?…ううん!なんでもないよー!圭ちゃんこそ、黙っちゃってどうしたのさ?」
「いや、正直なところさ、これまで魅音のこと女の子だって意識しなかったけど、それは俺の間違いだったってことを考えててさー」
 なんてことを言うのだ、この男は。
「あはははは。ひどいなー圭ちゃん!この完璧なボディを備えたおじさんをオンナノコだって
見れなかったんなら、圭ちゃんの目はすごい節穴だよー!」
 私は圭ちゃんの前に立ち、胸を強調してみた。我ながらいやらしい…。
「ほらほら、どうー?レナよりは大きいと思うよー?」
「…ぐっ!そんなもん見せながら近寄るなよー!俺だって男なんだぞ!」
 見れば圭ちゃんは…その、タオルに隠れたオトコノコの大事なところを抑えながら、口だけが抵抗していた。
「ほっほー!さては圭ちゃん…おじさんの体見て、興奮しちゃったんだー!…あははは!圭ちゃんってば意外とウブだったんだねぇ!」
「ええい、うるさいなー!都会じゃ、勉強とかが忙しくてそれどころじゃなかったんだよ…」
 そっか…圭ちゃん、こっちにくるまでは結構辛い目にあってたんだっけ。
「あ…お、おじさんなんか悪いこと聞いちゃったかな…?」
「いんや、別に…それに、もう終わったことだしな!」

 再び続く意図せぬ沈黙。雰囲気を変えようと思った私は
「あ、そうだ!圭ちゃん!背中流してあげるよ!こういうのは初めてでしょ?雛見沢式の背中流し方を教えてあげるからさ!」と嘯いた。
 もちろん、雛見沢式なんてない。ちょっとした口実がほしかっただけ。
「ん?あぁ、悪いな!魅音。それじゃ、その言葉に甘えるとするか!」
 圭ちゃんと並んで湯船から出ようとしたそのとき。
「うわっ!?」
 圭ちゃんが足を滑らせ、体勢を崩してこっちに倒れてきた。
「えっ!?」
 足元は水で濡れてる洗い場なので、身動きが取れない私。

 ビチャッ

「「・・・」」
 ハッとしたとき、私は自分の胸に圭ちゃんの顔が埋まっているのに気がついた。
 そして、無意識のうちだろうけど、抱きしめていた。きっとこれが私の本当の気持ち…。
「あ、魅音…」
 慌てて手を離す私。なにやってんだろ…。圭ちゃんなら、このままでもよかったのに…。
「その…わるい。足が滑っちゃってさ、はは」
 もう我慢できないよ…。
「…圭ちゃん、私の事好き?」



忙しくてごめんなさいごめんなさいごめんなさいごm(ry 
前の投稿からめっちゃ時間たってますよね…orz
そのせいか、微妙に変かも知れませんが勘弁したってください。

242 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 00:06:55 ID:RQMv927A]
>>241
 ゚        (_ヽ      +
 ' *  ∧_∧| |  +
   . (´∀` / /       イヤッッホォォォオオォオウ!
  +  y'_    イ    *
   〈_,)l   | *      。
ガタン lll./ /l | lll    +

よっしゃ圭一、そのまま突っ走れ!
忙しい中超GJ!

243 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 00:10:19 ID:PNVHA9Uk]
とりあえずGJ! 圭魅好きとしてはお預け状態だがw
無理しない程度に続きをお願いするぜ

244 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 00:22:05 ID:VnEgzZnS]
>>241
この焦らし上手め!

245 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 04:18:02 ID:jpm2Qubm]
なんといじらしい!
焦らされる!

246 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/20(水) 04:36:23 ID:mA2L54H5]
魅音のおっぱい揉みたい

247 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 05:01:06 ID:RKZ0nXS4]
魅音のおっぱいが大きいのは知ってるがっ!
ぜひ乳輪の大きさについても言及していただきたいっ!

248 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 05:38:20 ID:jpm2Qubm]
小さくはないと思うんだ
かといってでかいというのも違う
しかし大きめではありそうだな



249 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 08:07:33 ID:s3RtsFZk]
↓ifモノ:鉄平が沙都子を溺愛していたら

250 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 08:39:08 ID:VyNMDNTA]
鉄平が沙都子のすじを日々溺愛していたのですね?


>241
待ってたGJ
相変わらずの焦らし上手めwww

251 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 19:14:41 ID:DgYA7zDr]
>>249
溺愛じゃないけど、鉄平はホントは沙都子に叔父としての愛情があったと思ってたんだよ。
でも嫁の件があるのと、沙都子が懐かない苛立ちと,、そもそもの粗暴な性格から
ついつい辛く当たっちゃって、その事を内心苦にして悩んでたんだよ。
それが誤解を呼んで祟り殺しの悲劇に…

なんて考えてた時代が俺にも(ry
罪滅ぼし&皆殺しではっきりクズ野郎だと判明したわけですがorz

252 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 19:35:39 ID:b1KP0Afm]
>>249
こんなん見つけた

580 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて :2006/11/08(水) 23:30:23 ID:LEkXniea
-北条家の真実-
沙「もう…いやです!毎朝!毎晩!喉に絡み付いて…味も…匂いもいやぁぁ!嫌い!恐い!」
鉄「沙っちゃん…北条家特性かぼちゃプリンを食べられなくてどうするねん!食べないともったいないオバケが!」
沙「いやややぁぁ、おぼぇぇぇぇぇぇ!」
鉄「うぁ、すまん、ちょっと無理矢理食べさせてしまったのう。近所に「かぼちゃ食わせすぎて病気した」って知られたら北条家の恥じ!今日は学校休め。俺が風引いたとでも言っとくから」
沙「あ、ありがとうございますですわ」
(…数時間後…)
鉄「ほら、元気をだせや。友達を呼んだから仲良くマージャンしようか?」
沙「ほっほっほ、皆様のおこづかい全部奪い取って差し上げますわ」
友達「く…。もう一回!もう一回勝負や!」 な、なんでこんなに強いんや?!?」
沙「おっほっほ、何回やっても無理ですわよ!」
知「(ドンドン)すみません!沙都子の担任の知恵留美子です!沙都子さんと話を…」
沙「ち…いい所を…」
鉄「俺にまかせろ!(怒鳴り散らす)ほら、もう引返したぜ!」
(…次の日…)
沙「うぅ、気分悪いですわ。さすがに徹夜でマージャンは辛かったですわ」
電話「(リーン、リーン)児童相談所です。沙都子さんと話を…」
鉄「(やべ、沙っちゃん学校サボらせて徹夜でマージャンで気分が悪いなんて知られたら…)ああぁぁん?顔洗って出直せや、くそがあぁぁぁあ!(ガチャン!)」
沙「叔父さん…わたしの為に…ポッ」
鉄「がっはっは、俺は沙っちゃんの味方だぜ!」


253 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 19:44:40 ID:c/ADL4yT]
>>252
鉄ちゃん、いいひとや…

254 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 20:08:07 ID:HSzG/nvY]
>>252
沙都子が悪い子になってしまうのですよ。

255 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 20:50:06 ID:7QvuffZz]
てっぺい☆の人気に嫉妬

256 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 20:52:57 ID:s3RtsFZk]
「ただいま゛ぁ〜っ!沙都子おんのか?お土産買って来たぞお」

まったくこの人は。この歳でこの手の着せ替え人形なんて別に欲しくもない。
もちろんこれが不器用ながらも彼なりの愛情表現なのだろう。
だから、私も不器用ながら感謝の気持ちを……

「またですの? 大してお金があるわけでもないのに見栄を張らないで欲しいものですわ」

……またやってしまった。心とは反対の言葉がつい出てしまうのだ。

「つれないこと言うなや。 いつも世話になってるからすこしでもお礼をだなぁ」
「それはもういいからさっさとお風呂に入ってくださいまし」

一度やってしまうと、もう後は素直な気持ちなんて言えっこない。

「そんならたまには沙都子も風呂一緒に入らんかい。我慢勝負や。」
「なにをバカなことをおっしゃってるんですの。いいからさっさと済ませてくださいな。私もまだなんですわよ」
「あいあい。まーさすがに沙都子もそんな歳じゃないわな。がはははは。じゃあお先に入らせてもらうとすっかね。」

それでも彼は何時までも私を見捨てないでくれる。そんな私を分かってくれる。
……そういう甘えた気持ちがあるのも事実だ。
その傲慢でにーにーを追い詰めてしまった失敗を、まったく生かせずにいる。
にーにーが戻らなくなって、この人もいなくなってしまえば、私はホンモノの一人になる。
そんな恐怖をかき消すように風呂場から響いてくる下手な歌が、頼もしかった。
だから今日は少しだけ。ほんの少しだけ素直になろう。

「あんまりかわいそうだから、今日は特別にお背中くらい流して差し上げますわー」

257 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 20:56:35 ID:8/ma5NFH]
>>256
これはいい鉄平弾
ロリ坂なんて目じゃないな

258 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/20(水) 23:03:12 ID:pziLUd/k]
>>241
濡れて張り付いたタオル一枚の魅音の胸に倒れこむとは
羨ましいにも程があるぞK
ははは早く本番ににに

てっぺい☆シリーズ和んだ



259 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/21(木) 01:25:43 ID:GBQZhyp2]
ここでてっぺい☆×K1を(ry

260 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/21(木) 01:27:17 ID:GZ94QpTT]
鉄「さっさとブツ出すんね」
圭「は、はい…」
鉄「がははっそんな震えんでもええって。優しくしちゃる!」
圭「う、うあ、気持ち……いい」

261 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/21(木) 01:34:42 ID:6UgYYOBV]
( ゚ω゚)注意報発令ー

262 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/21(木) 02:52:57 ID:9Lox5bsL]
これを読んだあなた、ロリ坂×梨花を書いてください
それだけが私の望みです

263 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/21(木) 17:14:56 ID:8xFl9NyT]
少し早いが、
メリークリスマスじゃけんのぅ…

264 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/21(木) 17:48:13 ID:3rVT4Bo6]
鉄平がいいやつに思えてきた。

265 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/21(木) 17:55:23 ID:gQsow/NE]
これがインターネットの印象操作というやつか‥‥オソロシス

266 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/21(木) 18:34:46 ID:oxd7Hg9j]
>>260
やめてくれよ……。( ゚ω゚)がてっぺい(♀)を書いてきたのかと
一瞬、恐ろしい想像しちゃったじゃないか……。

267 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/21(木) 18:45:21 ID:3rVT4Bo6]
( ゚ω゚)か、少し懐かしいな。

268 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/21(木) 19:03:43 ID:2gGgKMLm]
一瞬でスレが消費されてしまったな
皆殺し編だった



269 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/21(木) 23:21:55 ID:Dfg5Y7bA]
みー。てっぺい☆とせっくすたくさんしたいのですよ。にぱ〜☆

270 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/22(金) 00:03:44 ID:aQGj5kVJ]
てっぺい☆「これを……咥えるのか?」
梨花「そうよ。グダグダ言ってないでさっさと咥えなさい」

271 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/22(金) 00:08:01 ID:E0h6OKSY]
>>270
その発想はなかった

272 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/22(金) 00:24:19 ID:nfvpsuwt]
>>270
てっぺいは何に躊躇しているのですか?
でかいのですか?太いのですか?

273 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/22(金) 00:25:10 ID:2GCyTOYH]
>>270
ハミをくわえるてっぺい☆トナカイに乗って、サンタ梨花が部活メンバーに
プレゼントを届けるのですか?

ごめん。カマトトぶりました。

274 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/22(金) 00:26:36 ID:wcgUGfqU]
鉄平モテモテやw

275 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/22(金) 00:28:35 ID:n26ZCOro]
一瞬トナカイがキチガイ、サンタがケンタに見えた
紅茶飲んできますね

276 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/22(金) 01:22:58 ID:dOeAvXGH]
てっぺい、ハジマリスギだwwm

277 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/22(金) 01:46:28 ID:D8hh+AqZ]
>>171らへんの話題
今このスレ見つけてものすごい亀レス…
セリフなどでお前それでも受験生かよ
といった感じのセリフを鬼隠し編にて
圭一が魅音に言っているので魅音は中3
一個下という設定の圭一と、その同級生
という設定のレナは中2
沙都子・梨花ちゃまは小4と推定
既出ならすま

278 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/22(金) 01:51:02 ID:lQniis09]
お前それでも受験生かよ

これ、魅音が高校生でも成り立つんちゃうの?



279 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/22(金) 01:57:53 ID:E0h6OKSY]
年齢は作者自らグレーにしている

注・荒れやすい話題

280 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/22(金) 02:12:26 ID:nfvpsuwt]
「ちょっと圭ちゃん、4本も絶対はいないってば!、あっ..うっく...」
「はぅレナには入ったんだよ?だよ?」

281 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/22(金) 04:19:48 ID:OVpUDouj]
梨花ちゃーん!リァーッ!リァーッ!

282 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/22(金) 09:37:42 ID:laTUDQeQ]
漫画最萌 二次予選06組
{{知恵留美子@ひぐらしのなく頃にシリーズ}}
{{鷹野三四@ひぐらしのなく頃にシリーズ}} に投票おねがいします
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
. l/ i: : : : : : .l :.:.ムゝ-..l    _l..../ i:.: : l: : : : : : :l
  l: : :.l: : :.:.:l:.´l,,=ヽ:.l    /∠_` ト:.:/: : : : : : :.l
   、: :.:i: : :.:.:lx'l 0`iヾ     'o¨ヽヽl:./:.: : : : : :./
.   ヽ :.ト、:.:.:.:l` ヒ_ソ     ト-,:} ム/:. : : .:.: .:/
    \、ヽ、ヘ    '    `ー' /: : .:.:.:.:.:./
      `/: .:i`     _    /_... - ':.:/  カレー
      i: .:.:.ヽ、  ー'   ー7:.:.:.:.://
      l: :.:.:.//ヽ、   _.. /:.:.:.:./,イ/
      l: :.:〃'   ` r ''  ,':.:.:./ '
{{知恵留美子@ひぐらしのなく頃にシリーズ}} CV:折笠富美子

.:.:.:.:.|  l    !,.lィ'゙/ __,. -  / / -- 、,__ ヽ |     ! !.:.:!.:.:.
.:.:.:.:l  l     | /二ェ=ー、 //  ィ==ミ、 \!    l .l.:.:|.:.:.
.:.:.:.:|  |     |メ<イ r:'::ノ:iノ/     、f:Y::ハ `>|   |  |  !.:.|.:.:
.:.:.:.:| i !     !  ` ̄´    ,      ̄´  |   |  !  |.:.:|.:.:
.:.:.:.:| | ',    ト,        !         |   |  !  |.:.:.|.:. くすくすくす
.:.:.:.:| |  ',     ト、               l   l  l  イ.:.:.|.:.
.:.:.:.:| |ヽ i    ゞヽ    ー──,.ァ     ,イ   l  !  |.:.:.:!.:.
.:.:.:.:| | |  ',    |  \           //   l /   |.:.:.:|.
{{鷹野三四@ひぐらしのなく頃にシリーズ}} CV:伊藤美紀

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漫画最萌投票スレ
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283 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/23(土) 01:44:54 ID:fS9NQ4pv]
鷹野さんのドMっぷりは異常

284 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/23(土) 02:02:12 ID:XHntiOq7]
祭囃し編の唯一の収穫は
鷹野がドMだったことだな

285 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/23(土) 04:11:12 ID:DAMMTSpR]
梨「そう、あなたが赤坂の元から少し離れるだけでいい…
入院患者との面会時間は限られている。あなたが入院すれば、
私が赤坂と二人きりで過ごす時間は必然的に長くなるってわけ
その間に…ふふっ…」
雪「私と衛さんを引き裂くなんて、とんだ笑い話ね。
それに、たかだか小学生に病院送りにされては人妻の名折れよ。」
梨「じゃあ…こんなのはどうかしら」
雪「醤油の瓶…あなた正気!?」
梨「しばらく眠っていなさい!」
ヒュッ がしっ
梨「ちっ…手首を…あうっ!」
雪「これは物騒だから、少し預からせてもらうわよ」
梨「ちっ…!だけど…!
みぃぃぃぃぃぃ!赤坂ぁぁぁぁぁぁ!」
ドタドタ
ロ「どうしたんだい、梨花ちゃん!」
梨「雪絵が!雪絵がボクを…」
ロ「…雪絵…やっていいことと悪いことがあるぞ」
雪「(そんな…衛さん!先に仕掛けて来たのは…)」
ロ「行こうか、梨花ちゃん」
梨「ありがとうです、赤坂。にぱ〜☆」

雪「くっ…あの女…*してヤる…!」
レ「まぁまぁ落ち着いて…」
( ・3・)「雪絵さん、私思うんだけどさ。」
雪「何?」
( ・3・)「このシチュってなんかドラマっぽくない?おじさんどうなるのか楽しみで…」

286 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/23(土) 06:12:02 ID:rnuQYAIE]
>>285
梨花ちゃまマジ策士(w

287 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/23(土) 09:58:57 ID:lK05NFsz]
なんで赤坂じゃなくてロwwww

288 名前:名無しさん@ピンキー [2006/12/23(土) 10:39:06 ID:qLNs4TXL]
>>287
ロリ坂だからじゃない?

L5悟史×沙都子もの、富竹×鷹野(+羽入)ものを書いてみました。
色々手直ししたら、近いうちに投稿しようと思います。



289 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/23(土) 12:02:54 ID:gmHNFE4J]
おお!期待してます!

290 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/23(土) 19:18:54 ID:qHCtRd5e]
>>288
ナンダッテーーーーーーーーーーーーーーーー!
どっちも読みたくてたまらんよ
パンツ脱いで待ってる

291 名前:288 ◆Jx7kndDbOU [2006/12/23(土) 21:00:39 ID:bWczK67G]
>>290
風邪ひいちゃイヤだよ? 寒いんだから。

とりあえずL5悟史×沙都子は、悟史が難しかったですが、これで
納得することにしました。これから投稿します。
エグさはないと思いますが陵辱ものなので、苦手は人は気を付けて
下さい。

富竹×鷹野はもう少し粘って書き直してみます。
鷹野をもう少しエロく、羽入をもう少しらしく(どうしても翆星石が
混じる気がするので)なるようにしたいので……。

292 名前:悟史の涙(1) ◆Jx7kndDbOU [2006/12/23(土) 21:02:40 ID:bWczK67G]
「にーにー、にーにー、にーにー……」
ああ、また沙都子が泣いている。
また叔母のヒステリックな声が家に響いている。
僕は宿題の手を止め、ノートに鉛筆を挟んで……。
椅子から立ち上がって。
立ち上がろうとして……。
手が震える。口の中が急速に乾いていく。体が重い。体が、叔母のところに行くのを拒否しているかのように動こうとしてくれない。
いや、そんなわけはない。そんなのは錯覚にすぎない。
体が動かないなんて、そんなことはない。
ただ、本当に動かなければいいななんて……そんなことを……。
それ以上は、思っちゃいけない。
結局のところ、そんな迷いはほんの数秒もなかったと思う。
僕は立ち上がり、部屋の出口へと向かった。
でも、最近はその躊躇する数秒が、とても辛い。
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい」
「ああ〜、っとにほんったらこつうるっさかねぇ。んなこと言えったら誰が言うたっとん」がしゃん
叔母が食器棚を叩き、中の食器が台所に鳴り響く。
その音にびくりと沙都子が体を震わせ、より大きな声で泣き叫ぶ。
「にーにーっ。にーにーっ。にーにーっ。にーにーっ」
僕がゆっくりとその場に近づくと、ぐしゃぐしゃの顔で沙都子は僕の胸の中にしがみついてきた。
僕の胸の中で響く嗚咽。
涙と鼻水でたちまち僕の服は濡れて、服に染み込んで……汚れる。
僕の胸が濡れる感触。
僕は沙都子の頭に手をやる。
耳障りな泣き声。
沙都子の頭を撫でてやりながら、その実この髪を掴み投げ飛ばしたいと思う。床に叩き付けたい衝動を抑え込む。
「ああ〜ん。悟史かぁ」
叔母が僕のところに近寄ってくる。
僕は顔を上げた。
怒りに狂った、理性の無い歪んだ顔。いつものことだが、その喚く内容にも中身はない。ただ、些末なことが気に障った。ただそれだけ。
それからはもう、叔母が結局何を怒っていたのかも分からないまま、僕は三時間、叔母の怒りにさらされ続けた。


293 名前:悟史の涙(2) ◆Jx7kndDbOU [2006/12/23(土) 21:04:20 ID:bWczK67G]
真夜中になり、叔母ももう寝た。
沙都子も……もう寝た。
布団に入ると、沙都子はものの数十秒もたたないうちに寝息を立て始めた。
その姿を見ながら、僕は。
心が、空っぽになっていくのを感じた。
これがあと何年続くのだろう。
なんで僕は北条家だというだけで、こんな目に遭うのだろう。
園崎は……。
いや、魅音は敵じゃない。けど味方でもない。
何とかして欲しいけど、魅音には何も出来ない。魅音にだって立場がある。
梨花ちゃんも何も出来ない。彼女もただの子供だ。
レナは、オヤシロ様の祟りのことは相談に乗ってくれたけど、でもそれだけだ。
みんな僕たちのことを心配してくれるのは分かるしそれは有り難いけど、でもだからといってそれがいったい何の救いになるっていうんだ。
ああ、せめてこんな時涙を流せれば少しは楽になるのかな。
でも、僕にはもうそんなの分からない。
沙都子の寝顔。
せめて、沙都子がもう少し。
僕はいつまで沙都子の面倒を。
いっそのこと、沙都子が大けがでもしてくれないだろうか。
そうすれば、監督のところに入院して、僕は。
もう、自分が何を考えているのかもよく分からない。
沙都子を大事にしないといけない思う。
沙都子を****してしまいたいと思う。
そんな思いがごちゃごちゃになりながら、僕は沙都子の布団をめくった。
沙都子のその白い首筋に手を伸ばす。
首に指が触れて、僕はゆっくりと、猫をあやすように撫でる。
我知らずするすると、徐々に指先は首の下の方に移動して……。
沙都子のパジャマのボタンに行き着く。
暗がりの中でゆったりと上下する沙都子の胸、そして育ち始めたばかりの淡い双丘。
びくりと、一瞬僕は躊躇したけど、それは本当に一瞬でしかなくて……。
僕は無言のまま、ボタンを外し始めた。


294 名前:悟史の涙(2) ◆Jx7kndDbOU [2006/12/23(土) 21:06:54 ID:bWczK67G]
プツリ プツリとボタンを外すたび、沙都子の肌が露わになってくる。
僕は沙都子のヘソのあたりまでボタンを外して、パジャマの中に手を入れた。
沙都子を撫でながら手のひらを胸へを移動させ、ゆっくりと沙都子のパジャマをはだけさせていく。
そして、ふにっとした感触と中央の固い芯の感触が両手の中にきたところで、 僕は完全に沙都子のパジャマをまくった。
「んんっ」
沙都子の声が漏れる。
僕は一瞬、びくりと体を震わせた。
だけど、どうやら沙都子は起きたわけではないようだった。
いや、もう沙都子が起きようと起きまいと構うものか。
暗くて、冷たくて、空っぽで、そんな僕の心の中から、何かがもう沙都子を****してしまえと言っていて。僕は裸になった沙都子の上半身を眺めた。
魅音やレナほどには膨らんでいないけど、確かに育ちつつある沙都子の女としての部分。僕はゆっくりと、沙都子の右胸に唇を近づけていった。
その乳首に吸い付く。
舌で転がし、つつき、軽く吸う。
右手は、沙都子の左胸に置く。
ふにふにと揉みしだき、人差し指でしたと同様に乳首を転がす。
「ん……んんっ」
沙都子の息が荒くなる。
僕はそんなことには構わず、愛撫を続けた。
「にーにー?」
寝ぼけた声が聞こえたのは、僕が愛撫を初めて数十秒後のことだった。
ひっ
短く息をのむ音。
「にーにー。いったい何をしているんでござ――」
僕は空いていた左手で沙都子の口を塞いだ。
む〜む〜と、息を吐きながら、必死に僕の顔と右手を胸からどかそうと、沙都子はもがいた。
僕は、そんな沙都子には構わず、一旦沙都子の胸から顔を離し、ゆっくりと沙都子により体を重ねる感じで上乗りになっていった。
もごもごと蠢く僕の左手の中。その感触が心地いい。
完全に沙都子に覆い被さる形になったところで、僕は沙都子の顔から左手を離した。
「んぐぅっ」
間髪入れず、今度は沙都子の唇に吸い付く。
柔らかい唇を貪り、吸い、舌で舐め回してから無理矢理割って口腔へと舌と侵入させる。クチクチとした音が頭蓋に響く。
「ん〜っ。んん〜っ」
沙都子の叫びを口で塞ぎながら、僕は沙都子の唇を思う存分味わった。


295 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/12/23(土) 21:07:06 ID:mwvQycYQ]
ウホッ

296 名前:悟史の涙(3) ◆Jx7kndDbOU [2006/12/23(土) 21:09:45 ID:bWczK67G]
…………そして、次第に沙都子の抵抗も弱々しいものになってきた。
もうその力が残っていないのか、それとも観念したのか。
まあそのどちらだろうと、そんなことは僕にとってはどうでもいいのだけれど。
胸と口だけじゃ物足りない。
当然、さっきから僕の下半身は固くいきり立っていて……。
僕は沙都子の唇から離れた。
「にーにー?」
不安げな沙都子の声。
しかしそれは、今の僕にとっては嗜虐心をそそる効果しかないわけで。
僕は立ち上がった。
「沙都子」
「はい。……なんですの?」
僕は黙ってズボンを下ろし、男性器を取り出した。
「舐めてくれないかな?」
「そんなこと……わたくし。にーにー」
懇願の眼差し。
だけど僕は目を細めて。
「沙都子」
優しく呼びかけた。
「はい…………分かりましたわ」
僕の眼差しに短い悲鳴を上げた気もするが、沙都子は大人しく言うことをきいてくれた。
くちゅ ぴちゃ ぴちゃ くちゅ
沙都子は膝をついた形で、僕のものを舐めている。
僕のものをくわえ込むことは出来ないが、ちろちろと舐める沙都子の舌、そして小さな唇が亀頭にぷにぷにと当たる感触が心地いい。
「はぷっ んふぅ んっ ふふぅ」
苦しげに喘ぎながら、それでも僕のものに懸命に奉仕する沙都子。
実のところ、手を使うこともなく単調に亀頭を舐め続けるだけ、しかも何度も歯を当てる沙都子のフェラは稚拙で、無理もないことだとは思うが、正直言ってイクには物足りない。
それこそ、無理矢理に沙都子の口の中に押し込み、何度も突き入れて犯したい衝動に駆られる。
だが、それはそれで、じわじわと性欲を高ぶらせてくれるという意味では、都合がいい。


297 名前:悟史の涙(4) ◆Jx7kndDbOU [2006/12/23(土) 21:11:28 ID:bWczK67G]
「沙都子。もういいよ」
そう僕が言うと沙都子は、奉仕を止め、これで終わりなのかと期待するような目を向ける。しかし当然、僕にそんな気は無い。
無感情に言い放つ。
「次は、下を脱ぐんだ」
沙都子はくしゃくしゃの表情で、黙って頷いた。
立ち上がって、パジャマのズボンに手をかけて……そこで沙都子の腕が止まる。
「にーにー。あの、見ないで下さいまし」
小さく震えた声。
「ダメだよ。ちゃんと脱ぐところも見せるんだ」
「はい…………分かりましたわ」
沙都子は目をつむって、ゆっくりとズボンを下ろす。
あと残っているのは、半脱ぎになった上着と、パンツのみ。
「沙都子」
「はい」
「…………何しているんだよ。パンツも脱ぐんだよ」
「そんな。……それだけは……」
「出来ないって言うのかい?」
沙都子の返答は無い。
僕のものをしゃぶっておきながら、今更何を言うんだか。
「じゃあ、仕方ないね」
僕は沙都子の前に座った。
「にーにー?」
そして、一気に沙都子のパンツを掴み、引きずり下ろす。
ヒッ と沙都子の小さな悲鳴が聞こえた。
見上げると、沙都子は自分の股間を両手で隠していた。
「沙都子。隠しちゃダメだよ」
僕は優しく沙都子の両手を掴み、股間から手を離させた。
沙都子は、何も抵抗しなかった。
そしてもう、沙都子のスジを隠すものは何もない。
沙都子は小刻みにふるえていた。
僕は未だ毛も生え始めていない沙都子のスジを中指でなぞった。
ぴったりと合わさった沙都子のスジは柔らかく、それでいてその中はまだ堅い蕾だった。
「あっ はあっ あうぅ うううぅ」
丹念にスジをなぞり、そして親指でスジの上部をこねるたびに、沙都子の口から押し殺した息が漏れる。


298 名前:悟史の涙(5) ◆Jx7kndDbOU [2006/12/23(土) 21:15:10 ID:bWczK67G]
そして、幾度と無く刺激を与え、沙都子の息に甘いものが混じり始めた頃、スジから露が滲み始めていた。
「沙都子。……感じているのか?」
「知りません。そんなの分かりませんですわ」
何かに怯えるように、イヤイヤと沙都子は首を振った。
顔を両手で覆い隠す。
どうやらこの様子では本当に何も分からないようだ。
僕は、沙都子のスジに顔を近づけた。
今度は指ではなく、舌でスジを愛撫する。
「ひううっっ」
量こそ少ないものの、とろとろとした液体がスジから溢れている。
舌で拭っても拭っても、沙都子のスジが乾くことはない。
「にーにーっ。にーにーっ。にーにーっ。にーにーっ」
沙都子は堪えきれなくなったのか、僕の頭に手を置いて前屈みになっていた。
それに構わず、僕は舌をスジの中へと挿入した。
「ああっ はあああっ あうっ あああうっ うっ うっ」
沙都子の腰が逃げようとするが、僕はそれを許さない。
がっちりと沙都子の腰に手を回し、そのまま何度か舌を出し入れして――
そこで、顔を沙都子の股間から離した。
はぁ はぁ はぁ はぁ はぁ はぁ
沙都子はくったりと肩で息をしていた。
その姿が妙に艶めかしい。
僕が沙都子の腰を引くと、すとんと沙都子はその場にへたり込んだ。
僕は沙都子の両脇に手を差し込み、躰を持ち上げ、僕の膝の上に沙都子を置いた。
沙都子の熱い息が僕の胸に当たっている。
僕は無言のまま、沙都子のスジに僕のものをあてがった。
「に、にーにーっ?」
そこで沙都子は僕が何をしようとしているのか気づいたようだけど、もう遅い。
「ぎっぐうっ うううぅ」
苦悶の声の中、僕は一気に沙都子を貫いた。
「うっ うっ」
沙都子の顔を僕の胸に押しつけながら、僕は結合部に熱いものが流れているのを感じた。
ぎちぎちと締め付ける沙都子の膣。
奥まで届いているのに、僕のすべては収まりきっていない。
僕の腕の中、胸の中で震える沙都子。
その温もりが、何よりも心地いい。




299 名前:悟史の涙(6) ◆Jx7kndDbOU [2006/12/23(土) 21:16:28 ID:bWczK67G]
僕は、その温もりを抱きしめたまま、何度も沙都子の膣に僕のものを出し入れした。
「にーにーっ、にーにーっ」
ぬるぬるとして、それでいてきつく締め付ける沙都子の膣が、たまらなく僕のものをしごいて。僕の亀頭にひだひだが絡んで、貪欲に僕のものを飲み込もうと蠢く。
僕は沙都子の胸に顔を埋めた。
腰を動かすたびに、沙都子のコリコリと固くなった乳首が僕の唇に当たる。
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい」
沙都子の喘ぎ声が、僕の頭上で繰り返される。
はぁ はぁ と僕の息が荒くなっていくのを感じる。
挿入する前から、僕はとっくに限界だった。
沙都子のスジを舐めているうちにイクなんてのは嫌だった。
沙都子もまた、必死に僕にしがみつく。
そして、沙都子の息もどんどん荒いものになっていって。
僕は、ついに沙都子の膣に、精液をぶちまけた。


300 名前:悟史の涙(7) ◆Jx7kndDbOU [2006/12/23(土) 21:18:37 ID:bWczK67G]
僕達はそれから無言で、ティッシュで互いの体についた精液や唾液をぬぐい取った。
僕はズボンを穿いて、そしてその場に座り込んでいた。
動く気力は無かった。
僕は、いったい何で、何てことをしてしまったのか。
兄として、いや一人の男としても、こんなの最低だ。
申し訳なさで、沙都子に目を向けることが出来ない。
どうしてこんなことに。
どうしてって……こんなことやっておいて何を僕は言い訳を探しているんだよ。
まぶたを閉じる。
でも、泣きたいのに泣けない。
いや、泣いていいわけがない。泣きたいのは沙都子の方なんだから。
「にーにー」
僕は、ぎゅっと歯を食いしばった。
相変わらず、沙都子の顔も見ることが出来ないままで。
「…………ごめんなさい」
え?
沙都子は、今何て?
「にーにーも、こんなになるまで追い詰められていましたのね。わたくし、いつも甘えるばかりで……本当にごめんなさい」
僕は顔を上げた。
沙都子は泣いていた。
「魅音さんも、あんたさえしっかりしていればって……。その通りですわ。わたくしが、もっとしっかりしてさえいれば、に〜に〜はこんな……こんな……」
両手でまぶたを覆い。それでもまだ涙が溢れていた。
気が付けば僕は、僕にはそんな資格は無いのに、沙都子を抱きしめていた。
「ひっく ひっく」
沙都子の嗚咽が聞こえる。
それは耳障りなものなんかじゃなかった。
「にーにー。わたくし、強くなります。強くなりますから……」
「うっ うっ ううっ」
僕の目も熱い。
それは、涙だった。
「ごめん。本当にごめんよ。沙都子」
「にーにーっ。にーにーっ」
そして、僕らはいつまでも抱き合って、二人で泣き続けた。

僕達には救いは無いかもしれない。
でも、少なくとも僕には沙都子がいる。
僕は心から沙都子を守りたいと思う、兄としての義務なんかじゃなくて。
この想いさえあれば、僕達はまだ生きていける。
いつかきっと、本当の救いがくるまで。
僕達が二人で暮らせるその日まで。

―HAPPY END?―







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