- 61 名前:マスター ◆PRRCNhfL5s mailto:sage [2010/06/05(土) 00:03:38 ID:???]
- わたしのせいじゃ、ないもの……。ルカが可愛いのが、悪いんだから……。
私をこんな気持ちにさせる、ルカが悪いのっ……ちゅ、ちゅふ……ぅ。 ルカの、かわいいおくち……。私の、唇つけて……私のに、する……。 (彼女が未知の感覚に戸惑いながらも、胸に渦巻く思いの丈を自分にぶつけてくる) (しかし、その思いに答えることは出来ない。なぜなら彼女と同じような、身体の奥を焦がすような愛を感じているから) (言葉にしにくく、もどかしい胸の内を震える声と共に吐露し、ルカの開きかけた唇を唇で塞ぐ) (ふっと目を細め、閉じた瞼の端から熱い涙を零しながら、夢中になってルカの唇をしゃぶり、貪って) ……ルカも、どきどきしてるんでしょ? 身体が熱くって、息が上がって……頭が、ぼーってなって……。 私も同じよ、ルカと同じなの。今のあなたと、同じ気持ち……。 (中途半端にはだけられたシャツから覗く胸元は谷間をくっきりと映し出し、息をするたびに胸が上下する) (彼女に比べればいささか小ぶりの乳房は、身をせり出すと彼女の身体に触れて潰れ) (胸元をじっと見つめるルカの顔を見下ろすと、くすっと目を細めて大人びた色気のある表情を作って笑った) 無理に歌わなくていいじゃない。これからは愛の歌だけを……私のためだけに、歌って? 調教できなくなっても、歌を歌えなくなっても、私はあなたを手放したりはしない。 あなたがVOCALOIDでなくなっても、あなたは私だけのルカなんだから……。 (ぎゅうっと身体の触れる面積を増やすように密着すると、彼女はようやく落ち着いた笑みを見せた) (しかし、それでもなお不安げな顔をするので、それ以上言わなくてもいいとばかりに耳に唇を寄せて) (甘く、それでいて凛々しく、強気に彼女に囁き、無防備な耳たぶに舌先をつけると、くちゅ……と押し付けて舐め) (彼女の弱点のひとつである耳をさらに弱くしようと、舌を耳の形に合わせてちろちろと這わせる) 私も、ルカを愛してる。 私には、あなただけしかいないの……。 あなたを愛せるのは私だけ。でも、私を愛せるのは……ンッ。 (腕を掴まれるとようやく耳への攻撃を止めるが、首にがっちり抱きついたまま離れようとせず) (さらに愛の言葉を紡ごうと口を開いた瞬間、ルカの唇が剥き出しの肩を舐め、鎖骨を甘く噛まれた) (反射的に背中を反るも、しっかりとお互いを抱いた身体は離れることなく、ベッドの上で少々揺れただけで) ……だけど、その前に服を脱がなきゃ。 私も、ルカも、まだ服を着たままだなんて……。 私達の時間を、服なんかに邪魔されたくないのに……。 (はぁ、はぁと荒く息を吐きながら、前のめりになる姿勢でルカの身体に抱き付いて) (胸元に熱く注がれる、ルカの視線に窮するように身をよじり、恥ずかしそうに頬を赤く染める) (しかし、それでも身体はルカを欲していて、肌を焦がす熱が理性すらもぐずぐずに煮溶かしてゆく) ルカ、私の服を脱がせて。 そしてあなたも裸になるの……。 あなたの熱い身体、直に触れて、感じたい……。 ルカ、私からも……お願い……。 (そして、そっと唇を開いて囁いた言葉は、妖しい色気と威圧感に満ち満ちていた) (目はとろんと潤みながらも、瞳は熱を孕んでぎらついた輝きを放っていて、冷たさすら感じる微笑を見せながら) (ルカに迫るように体を強く重ね合わせ、胸が零れ落ちそうなくらいにぎゅうぎゅうと抱き付いて) (ルカに向かって、こくりと首を縦に振って頷いた)
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