- 1 名前:ひよこ ★ mailto:sage [2020/02/27(木) 12:59:07.05 ID:CAP_USER9.net]
- https://www.sankei.com/life/news/200227/lif2002270023-n1.html
2020.2.27 11:20 https://www.sankei.com/images/news/200227/lif2002270023-p1.jpg 作家の古井由吉さん(早坂洋祐撮影) 芥川賞受賞作「杳子(ようこ)」などで知られる「内向の世代」を代表する作家の一人、古井由吉(ふるい・よしきち)さんが18日、肝細胞がんのため東京都内の自宅で死去したことがわかった。82歳だった。 昭和12年、東京生まれ。東京大学大学院独文学専攻修士課程を修了し、金沢大や立教大の教員に。独作家ロベルト・ムージルらの翻訳を手がける傍ら、同人誌に小説を発表する。神経を病んだ女子大学生らの姿を通して現代の孤独を描いた「杳子」で46年に芥川賞を受賞。個人の内面を徹底して掘り下げる作風で、同時代の後藤明生、高井有一の各氏らとともに「内向の世代」と称された。 52年には「内向の世代」の作家らで同人誌「文体」を創刊し表現の可能性を模索。55年には「栖(すみか)」で日本文学大賞。中年男と女性たちのエロスの光景を描く「槿(あさがお)」で58年に谷崎潤一郎賞。62年には「中山坂」で川端康成文学賞を受けた。平成2年に「仮往生伝試文」で読売文学賞、9年に「白髪の唄」で毎日芸術賞。 昭和61年から平成17年までの19年間、芥川賞の選考委員を務めた。ほかの著書に「野川」「蜩(ひぐらし)の声」など。 ■別ソース 見つめた現代人の内面、又吉さん見いだす 作家の古井由吉さん死去 www.iza.ne.jp/kiji/life/news/200227/lif20022712100012-n1.html
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