- 77 名前:名無す mailto:sage [2010/07/08(木) 22:47:32 ID:ZSHre5NU]
- >>74
それほど強い法則ではないと思うが、近年の東京方言と首都圏方言には、 「−2忌避」という法則があるのかなあと、思うことがある。 伝統的な「LHL忌避」に通じるものであるが、 要するに、−2という目立つ位置で音程を下げるのは居心地が悪く、 滝を前倒しするか、ゼロにしてしまいたいということ。 これは、乙種方言の中でも、かなり特殊な嗜好だ。 さらにいえば、これは体言に限定されるものではない。 用言でも−2は、決定的例外(形容詞起伏型連用形)はあるが、あまり好まれない。 形容詞終止形をはじめ、体言終止形が「起伏統合1型化している」 というのは、明らかな名古屋人の妄想で、 実際には、名古屋人が、特殊拍の微妙な音程変化を聴き取れないだけの話。 首都圏方言というのは、ある種モテモテ(爆笑)なところがあって、 地方民が、「オラが方言が波及した」と勝手に思い込むところがある。 結局、 茨城人が「首都圏方言はついに平板化してっぺ?誇らしいべ?」 名古屋人が「首都圏方言の形容詞アクセントは名古屋化しとるぎゃー」 どちらも妄想なんだろう。
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