- 253 名前:名無しのコレクター [2013/03/20(水) 07:51:24.83 .net]
- >>251
ピンク線の瑞宝章は明治期の物しか見たことがありません。 政令の文書で指定された「橙黄色」の規定が曖昧だったため 黄綬褒章は本来意味する橙黄色にほぼ近いのですが、 瑞宝章はほとんどピンクになったのではないかと考えています。 あと瑞宝章の地色の「淡藍」についてですが、あれの一番正確な色味は円形略綬でと思われます 瑞宝章の地色はほぼ白→極々薄い灰緑→大正中期〜太平洋戦争末期までかなり濃い灰緑→戦後になってから 小泉内閣の改正まで白〜極々薄い灰緑と推移しているようにこれまでのデータ蓄積から分析していますが このなかで一番安定した色味を出し続けているのが円形略綬なのです、 ピンク線も濃い灰緑もの綬の時期もありましたが、殆どの時期にそうであった瑞宝章の地色が ほとんど白の時でも、略綬だけは明らかに勲章の綬より緑がかっていました。 これは推測ですが、戦時などで綬の生産体制に問題が出た時にこの略綬を作っていた業者が 染料を提供したか綬の製造も請け負ったのではないかと考えています。 >>184 宝冠章の素材の件、明かなソースが英国の王室勲章コレクションで裏とれました 比重や現物サンプルから割り出したデータが詳細に乗っている本で確認しましたが、 ジョージ5世妃メアリーとエリザベス皇太后の宝冠章は間違いなく金製ですね。
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