- 136 名前:名無しのコレクター mailto:sage [2012/05/03(木) 20:35:08.20 .net]
- >>135
うーん、自分も詳しくないんですが。 本金めっきじゃないかもしれないというのは、余計な混乱を産むかと思いますので、撤回します。 その上で以下。 基本的に日本の勲章が金メッキなのは承知しています。 水銀メッキから電気メッキへの移行も仰せの通りだと思います。 明治29年に鍍金協会が設立されていますので、電気メッキへの移行が進んでいる証左です。 自然に見えるものとしてあげたのは、なにも銀の硫化を例にするものではなく、純粋に金の色味やメッキの感じとしての例示です。 逆に言えば、この硫化錆が全く見えないのは、余程の保存状態か銀錆に手を加えたかです。 確かに金は磨くと摩滅しますが、金は仕上げに磨きをかけると本当の鏡面に輝きます。 例示したものでも、カメラが写り込んでいるでしょう。 現在でも造幣局では最後に専用のクロスで磨きをかけて仕上げとしていたはずです。 それと地金を磨かないとメッキはうまく乗らないと思います。 私は貴見とは違って、この勲章の場合再メッキにあたって、少し地金磨きをかけたのではないかと思います。 裏面から見たエッジ部分みますと少し甘くなっています。 モールドも甘く、最初は複製を疑った位です。 厚くメッキかけるとお金もかかりますから、それなら本物買った方が手っ取り早いと思います。 表の左下の盾の隅部分に不自然な歪みがありますが、もとは相当状態悪かったのではないかと思います。 功七級をベースにした可能性もあります。 なお、私も売り手に悪意あるかはわからないと書いておりますが、どうお読みになって売り手に悪意ありとの解釈に達せられたのでしょうか。 とまれ、再メッキした人には悪意が濃厚に疑われるのではないですか。 貴方もそうでしょうが、本当の収集家は歴史資料に不必要な手を加えません。 故人収集家の処分をうけおった業者のようですが、収集家の手に入る前になされていた場合、悪意が疑われるということです。
|
|