- 305 名前:名無しの笛の踊り mailto:sage [2010/02/23(火) 13:38:21 ID:AdgXvFf2]
- 協奏曲は、名曲の仲間入りをしているものでも確かに多くの曲がその作曲家
の最高傑作とまでいえるような隙のない作品ってのは少ないですよね。 例外は、まずモーツァルト。彼の数多くのジャンルに渡る作品のうち、傑作 が多いといわれているのがオペラとピアノ協奏曲。 その後、ベートーヴェンだって協奏曲に比べたらやはりピアノソナタや交響曲、 弦楽四重奏のほうがさらに上。 ロマン派にはいると、華麗な協奏曲に対する人気や需要は高まるけれど、 ショパン、シューマン、ブラームス、リスト、チャイコフスキーなど、いずれ もどこかに無理があるように思う。この時代の例外はメンデルスゾーンの ヴァイオリン協奏曲とドヴォルザークのチェロ協奏曲だと思う。 ドヴォルザークの作品なんて、ほとんど綱渡りのような奇跡的な作品だと 感じる。 で、>>304ではあまり評価の高くないラフマニノフだけど、私見では モーツァルトのピアノ協奏曲以降でははじめて作品として完全に近い仕上がり を見せている協奏曲の代表選手だと思う。「ピアノガンガン弾いてても聞こえない」 というけれど、むしろ彼の協奏曲は非常にピアノソロと管弦楽部分とのバランス を計算して書いていると思うな。そこがブラームスやシューマンのピアノ協奏曲 とはちょっと違うところだ。
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