- 254 名前:名無しの笛の踊り [2007/07/05(木) 17:53:38 ID:SXv7ycCm]
- >>230
19世紀のフランス楽壇というのは オペラ一色だったみたいですね サンサーンス、ラロ、フランクなど器楽、室内楽を書こうとした人達には 世に出るのが大変だったでしょう。 自作を演奏してもらえる機会は、あまりなかったでしょうから。 今でこそ、サンサーンスの代表作であり、演奏会で取り上げられることも 多い「第3交響曲(オルガン)」も イギリスのロイヤルフィルハーモニー の委嘱で書かれ、ロンドンで初演されていますね。 ただ不思議に思うのは、当時、最も人気のあったマイアベアーなどのオペラが、 現在は見向きもされないことです。 それほど音楽的にはレベルが低いものだったのでしょうか? それとも 時代に合わない何かがあって、今は上演もされない、CDにも出ないということ? オペラ作家としては不遇だったサンサーンスやラロの作品の方が、皮肉なことに 残っているのは、何か理由があるのでしょうか?
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