- 186 名前:名無しの笛の踊り mailto:sage [2009/04/19(日) 04:31:18 ID:4Lx7Wsqo]
- >>185
作曲者自身の演奏でも、日によって解釈を変えて来る場合もあるよ。 だから作曲者自身の演奏でも、本当の姿かどうかなんて、怪しいものです。 本当の姿や偽物の姿なんて、最終的には聴く人の判断に委ねられるんじゃないかなあ。 // ストラヴィンスキーがオケ曲を自演した際に、 「あの!?テンポが楽譜とまるで違うんですけど…」と団員に質問され、 「とにかく今振ってる速さに合わせなさい」と、サラッと続けた話とか。 // ルトスワフスキは自作曲を演奏する予定の奏者には、極力会わないように努力してました。 藤岡幸夫も彼のオケコンの練習期間中に面会を断られてる。 (いや、嫌われてたわけではなく…終演後、ニコニコ話かけてきたそうです) 会わなかった理由は「自分が言ったことに、あなたが影響を受け、縛られてしまうから」だと。 「作曲者の手から離れた作品は、演奏者に委ねられるべきだ」という立場の主張ね。 // 別の角度から見ると、作曲者にそもそも演奏技術がない時もあるしさ。 マタチッチが自作自演をした時に、本番直前になっても上手く振れない箇所があって、 コンマスが「ここは私たちに任せて、マエストロは泳ぐように振る舞って下さい」と言ったら、 マタチッチは本番の該当箇所ではクロールや平泳ぎをしてたって話も。 // 楽譜を書いただけで、実際にどう響くか、把握出来てない場合もあるし。 マーラーなんて、とにかく練習でいろいろ演ってみて、楽譜は変えるわ、 解釈をゴチャゴチャ付け足してみるわ…。 ↑作曲者じゃなかったら、「神聖な楽譜を勝手に変更」「独り善がりな暴挙」と 言われかねないようなことをやってるわけだ。
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