- 1 名前:名無しになりきれ [2006/12/01(金) 12:29:23 ]
- 【参加者】
マーチン(ファリスの神官戦士、堅物でファラリスを許さない性格) ゲイリー(貧乏ドワーフ。デュダに自慢話を聞かされる……orz) D(オランに住むシティーシーフ。ファラリス神官の情報を握っているようだが……) オーガス(自称皇帝騎士。実際は自慢したがり&高笑いのしがない傭兵) 【NPC】 デュダ&リューク(ドワーフとエルフの探偵コンビ) ルッカー(おかまのグラスランナー) ヒ・マン(身長が異様に長い突然変異のドワーフ) 【参加要項】 参加者は↓ ttp://www.officezero.co.jp/purin_aae/orz333/sw_bbs/dicebbs.cgi でキャラを自動作成してくれ。 出来れば、生い立ちなんかも書いてくれるとパパは嬉しいぞ。
- 19 名前:491 [2006/12/02(土) 15:53:01 ]
- 「俺はパダで、盗賊ギルドの下っ端で働いていた………」
Dは話し始めた。その時、「竜殺しの勇者亭」に背の高い男と、腰元に立派な剣を下げたポニーテールの若い女性が入って来た。 マーチンはその二人を観察した。男は立派な髭を生やしている。 ドワーフのようだが、その割には背が高すぎる。 女の方は見た事もない、ゆったりした服を着ていた。腰の帯でその服を縛っている。 女の方はDの方を向くと近寄ってきた。眼光が鋭い。そして、Dの近くのカウンターに座った。 男の方はこちらに意を介する風でもなく、奥の席に座った。 Dは話を中断して、女の方を向いた。 「名は?」 「聖良紅牙」女はぶっきらぼうにそう一言だけ答えた。Dは更に問う。 「ファラリスの話だが、聞きたいか?」 「ああ」紅牙と名乗った女はそう言うと、Dの瞳を鋭く見つめた。 Dは話を続けた。 「俺はそこで、『黒き太陽』という集団が最近パダの俺たちのシャバを荒らしていることを知った………」 「ファンドリアのファラリスの信者集団のことじゃないか!」 イブリースが口を挟む。それに大様にDは頷いた。 「それは許せぬ! ファンドリアは暗黒と混沌の国だ! 絶対に許せぬ!」 ファリス神官のマーチンが拳に力を込めて唸る。Dの話は続く。 「そして、『黒き太陽』は多量の阿片を密輸していることを俺は知った。 パダではその阿片欲しさにファラリス教団に入信する奴も出てきたそうだ。 そして、それはこの都オランでも、例外ではないと聞く………」
- 20 名前:491 mailto:sage [2006/12/02(土) 16:07:53 ]
- 「ガハハハ! まだ噂の段階だろう! そんなデカイ話お上が黙っていないって!」
オーガスがそう言って空笑いをした。しかし、彼も只事ではないことを感じ取っている様子だった。 その時、黒いフードを被った使者らしき男が酒場に駆け込んできた。 「デュダ様、リューク様、マナ・ライ様の直々のお呼びです。至急魔術師ギルドにお越しください!」 「ゲイリーとやら、長話すまんかった。あとDとやら、詳しくその話聞きたいのだが、マナ・ライ様のお呼びだからな……。すまぬ」 こうして、デュダとリュークは「竜殺しの勇者亭」を後にした。 駆け出しの冒険者だけとなった。Dは「俺の話はこれだけだ」と言うと口を閉ざした。 沈黙が場を支配した。それを破ったのは、イブリースの一言だった。 彼は紅牙に向かって言った。 「よう、そこのお嬢ちゃん」 ※紅牙さんを勝手にいじってしまいました(汗) あんなもので良かったでしょうか……。 あと、イブリースさん、こんなもので良かったでしょうか? 最後に、ヒ・マン作成の方、スマンかった! 通りすがりのNPCにしてしもうた……。
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