- 368 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ! mailto:sage [2010/05/11(火) 21:56:09 ID:UNYlb5vj]
- >>356
原作の美羽は「ある意味で被害者」でもある。 竹田と流人の被害者と言うわけな? でも映画版の美羽には被害者の側面がほとんどない。 「自分自身の弱さと甘え」に負けた人に過ぎない。 だから「原作よりも悪役っぽくなってる」のは「倫理的に当然」。 原作は、いろいろな人間の思惑が錯綜して、連鎖反応で最悪の結果が生まれた、というストーリーが多い。 誰が一番悪いともいえない、善悪の構図が混沌とした世界観。 よく言えば「深遠」。 映画版はもっと単純にしている。 でも単純だから原作よりすっきりしている、という解釈もある。 深遠と消化不良は紙一重なんだよ。 俺は原作も読んでるし好きだけど、美羽の扱いに限って言えば「映画のほうが良かった、泣けた」と思うよ。 映画の不満点は「美羽の物語」「先輩の物語」をいっぺんにやってることかな。 終盤でコノハは先輩にキスしちゃうのは、 「え? この時点で先輩にそんな感情もっちゃうの変じゃない?」と思った。
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