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【下腹がキュンとする】うずまきナルトアンチスレ12【NARUTO発情伝】



1 名前:名無しかわいいよ名無し mailto:sage [2007/05/09(水) 23:04:23 ID:ARalSTcv]
ジャンプ一のDQN主人公、うずまきナルトのアンチスレです。
ナルポ教信者の書き込みはお断り。
書き込まれても放置する事。
前スレ
【恐怖の16連弾】NARUTOうずまきナルトアンチスレ11【そう来たかァァ-ッ!】
anime2.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1176913277/

373 名前:名無しかわいいよ名無し mailto:sage [2007/05/16(水) 00:50:52 ID:unJFJFEH]
353 :決意、新たに!!
扉絵、イタチ。後ろに鬼鮫の後姿。

ナルトとサスケ──。二人の想いが交錯する一点に、この男が立つ!!


いつものように賑やかな“蛇”小隊ですが・・・。



森の中を流れる川の上を歩いているサスケ一行。

水月「ねぇ、まだ歩くのかい・・・?」
香燐「うるせーな! いやならひとりで死ぬまで座ってろタコ」
水月「・・・・・」
   「でもさ、相当強いんだろ、そのうちはイタチってのは」
   「あの大蛇丸が手も足も出ないほどに・・・」
   「勝算はあるわけ?」
香燐・重吾、無言。
サスケ「切り札はオレの中にある」
重吾「・・・切り札?」
香燐「それはいったい・・・?」
サスケ「・・・・・」
    「オレの中には」
水月「よし、じゃあその話はそこらへんに座ってゆっくり聞こうよ!」
香燐「あ、こいつ、休憩取らせるために話を振ったな・・・」
サスケ「・・・・・」


岩に座る重吾・水月・香燐。その前に立つサスケ。

サスケ「お前たちには、蛇の頭になってもらいたい」
重吾「?」
水月「蛇の・・・頭?」
サスケ「オレの中には、五つの蛇の頭がある」
    「あと三つ揃うことで、それは完全となる」
香燐「・・・何を言っているんだ、サスケ・・・?」

サスケ、目を閉じる。
重吾・水月・香燐、無言。
サスケ、目を開ける。写輪眼になっている。



木の葉の里。火影の居る建物。

火影の部屋。綱手とサクラが居る。
綱手「サクラ、ナルトを知らないか?」
サクラ「ナルトですか?」
綱手「うむ、自来也がナルトに伝えたいことがあると言っていたのでな」
サクラ「自来也様が・・・」
    「分かりました、探してきます!」
綱手「頼んだぞ」



374 名前:名無しかわいいよ名無し mailto:sage [2007/05/16(水) 00:51:51 ID:unJFJFEH]
建物の壁に立ち、窓の中を覗き込んでいるサクラ。
サクラ「部屋には居ないわね」
    「あら・・・意外とキレイにしてるのね、あいつ・・・」


建物の屋上。給水塔の上にサクラがしゃがみこんでいる。
サクラ「うーん」
    「ここにも居ないか」
    「まだ探してないところは・・・」
    「あそこね」


森の中の開けたところ。杭が立っていて、その前にナルトが居る。

木の上を跳んでいるサクラ。
サクラ「居た居た」

真剣な表情のナルト。

ナルトの後ろにサクラが飛び降りてくる。
サクラ「ナルト!」
    「何考えてたの?」
ナルト「サクラちゃん!」
サクラ「またサスケ君のことでしょ」
ナルト「・・・・・」

ナルト、包帯を巻いた右手を握る。

ナルト「サクラちゃん・・・オレさ」
サクラ「何?」

ナルト「サスケ追いかけんの、やめるってばよ」

サクラ「!」

ナルト「オレさ、オレさ」「今までずっと勘違いしてたんだってばよ」
    「サスケが大蛇丸を必要としたのは、大蛇丸がサスケよりも強いからで・・・」
    「だからオレがサスケよりも強くなったら、サスケがオレを必要としてくれるって思ってた」
    「だけどさ」
    「アイツは大蛇丸よりも・・・誰よりも強くなりたかったんだ」
    「あの・・・“暁”の・・・うちはイタチよりも」
サクラ「・・・・・」

ナルト、握っていた右手を開く。
影分身。螺旋丸を作り始める。

ナルト「アイツは今、アイツがやんなきゃならねー事をやってんだ」
    「オレが今、やんなきゃならねー事は・・・」
故人も含めた暁メンバーの姿。
ナルト「“暁”を・・・ぶっ潰すことだってばよ!!」


風遁・螺旋丸!!


ナルト、地面に大穴を開ける。右腕の包帯が吹っ飛んでいる。

ナルト、右手を握り締めて「“暁”を潰したら・・・ゆっくりサスケと決着を付けてやるってばよ!!」
サクラ、困ったように笑う。

375 名前:名無しかわいいよ名無し mailto:sage [2007/05/16(水) 00:53:35 ID:unJFJFEH]
樹の上からふたりを見ている自来也。
自来也「ほほぅ・・・」
     「ワシが言おうとしておったことを、全部自分で言ってしまいおった」
     「アイツもアイツなりに考えておるようじゃのォ・・・」
     「・・・・・」
     「こりゃあそろそろ、あの術を解禁してやっても良さそうじゃのォ」


ナルト「なぁっ、サクラちゃん」
    「照れくさいんだけどもよ・・・」
    「オレの小隊に・・・入ってくんねえかな」
サクラ、頬を赤らめて「うん!」

キバ「おいおい、ナルト。小隊なんてお前にしちゃケチくせえこと言ってんなぁ」
ナルト世代のメンバー、背後に勢揃い。
シカマル「相手はあの“暁”だ。オメーらだけじゃ無理だって」
リー「君たちばかりにいい格好はさせませんよ!」
サイ「困っているときに力になってあげられる人が本物の友達だ・・・」
   「って、本に書いてありましたからね」

ナルト「お前ら・・・!!」


綱手「第一小隊 ロック・リー テンテン 小隊長・日向ネジ」
   「第二小隊 山中いの 秋道チョウジ 小隊長・奈良シカマル」
   「第一中隊長 マイト・ガイ」

   「第三小隊 犬塚キバ 日向ヒナタ 小隊長・油女シノ」
   「第四小隊 サイ うずまきナルト 小隊長・春野サクラ」
   「第二中隊長 ヤマト」

   「大隊長 はたけカカシ」

   「お前たちを、対“暁”スペシャル・タスク・フォース・・・」
   「“風牙(ふうが)”大隊と呼ぶ!!」
綱手の部屋。全員が整列。



塔のようなものがそびえ立っている。

水月、たじろぎながら「これが・・・サスケの中の世界!?」
溶岩のようなもので一面が覆われている。
手前に重吾・水月・香燐の後姿。
奥にサスケが立っている。

地平線の向こうに、塔のような巨大な影が四つ並んでいる。



逆襲が始まる!!


次号へ続く。






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