- 194 名前:名無しさん@そうだドライブへ行こう mailto:sage [2008/01/05(土) 19:24:14 ID:TJp4+vzq0]
- 日本車の輸出の歴史を振り返ってみる。
日産はアメリカ市場で、「ミスターK」片山氏の指揮の下、西海岸に重点を置き、 当時欧州メーカー中最強だったVWに倣ってサービス網の質的向上に努力し、 510ブルーバードや初代Zのような魅力あるモデルを安く提供したことで大成功した。 トヨタは最初の海外進出の際、クラウンやコロナで痛い目にあったが、 ランクルというニッチ商品(競合するジープやランドローバーより大排気量で、かつ頑丈)を売り込むことで アメリカ市場にも食い込んだ。そしてRT40以降の強化されたコロナで、地道に市場を固めた。 さていまのヒュンダイはと言うと、日本市場に食い込むための確実な戦略がまったく見えない。 マツダやスズキはその気になればヒュンダイに対抗できるぐらいの値引きを平気でしてみせる。 そしてヒュンダイにあるような車種は、日本メーカーが自国で全てカバーしている。 1950年代~60年代のアメリカのようにニッチだらけ、という状況にない。 最近話題になってる、インドのタタが超激安車を発売、というほどのインパクトは、 ああまで経済成長してしまった韓国ではコスト面で真似できまい。 韓国が日本向けにそんなことを目論んだところで、おそらくスズキと(トヨタの意を受けた)ダイハツが先に動いてしまう。 韓国の自動車メーカーが将来どんなに伸びたとしても、日本の自動車市場は 「まともに開拓不可能」な市場として最後まで残るだろう。 沖縄のレンタカーとしての普及が関の山だと思う。
|

|