- 163 名前:名無し物書き@推敲中? [2020/10/27(火) 08:28:07.20 .net]
- 10月27日読売新聞朝刊の文芸月評。
かなりの行数を使い、真っ先に取り上げられているのは、新胡桃の優秀賞『星に帰れよ』。 村田沙耶香ら、選考委員にはかなり厳しい評を書かれていたが、ここでは絶賛。 文藝賞の藤原無雨の作品には一言も触れていないのに。 新潮新人賞作品も取り上げられていたが、その3倍以上のスペースを使って 称賛されている。 なにかの忖度か? それとも評者が単なる「女子校生好き」なのか。 はたまた、親戚の子かなんかか、と思わず勘ぐってしまった。 実際、ほかの方も書いていたが、それほどの作品じゃない。 そんなに素晴らしければ、「優秀賞」ではなく「文藝賞」を取っていただろう。 村田沙耶香の評が特に的確だったと思う。 小説を書かないくせに、偉そうに評する「文芸評論家」より、やはり小説を書いている人の方が 作品の本質を正確に捉える、見抜くものだと、改めて思った。 時々「ん?」と思うような評を書く作家もいるが、それでも「文芸評論家」と称するやつらよりは マシだ。
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