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大藪春彦(5)



1 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/04/20(金) 12:44:51 ]
通は「ヘッドハンター」を好む。

493 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 20:42:48 ]
コッペパンに納豆は無理だなあ、、、考えただけでゾッとする
でも食欲が失せるつう点ではいいかもしんない・・・食費が浮くし

494 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/07/24(火) 22:24:51 ]
>>493
アイドルの上戸彩が納豆トーストを
大好物だと云ってますね。
美味しいのだろうか(^_^;)

なんかの作品でイワシのマリネを
パンに挟んだのもありましたね。

495 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 22:43:43 ]
先生の年代はご飯よりパン党みたいですね。
アメリカへの憧れでしょうか・・

496 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 23:02:52 ]
>>492
金本シャーリングの記憶はあるが作品名が思い出せない。
西城シリーズだった?
5年ほど前の引越の時に30冊ほど紛失してしまった。
今考えると惜しいことしたもんだ。
せめて「ウィンチェスターM70」だけでも残しておきたかった。

497 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/07/24(火) 23:16:58 ]
>>496
「狼は曉を駆ける」です。西城でも持ち上げるのに苦労しそうな鉄材を一気に担ぎ上げる男たち。
しかし実戦に関しては西城の方が上で、彼らが束になってもかないませんでした。

498 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 23:50:34 ]
ここのところ新宿鮫に浮気してた

499 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/25(水) 00:04:06 ]
現在、大藪継承者って作家、誰かいます?  匂いを感じさせるような作家でもいいですが

500 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/25(水) 02:03:00 ]
楡 周平 Cの福音 なんてどうでしょう?

帯文に野獣の嫡男にして新宿鮫のライバル登場
なんて煽りが書いてありましたね

読んだ感想は野獣がパソコン弄うのか…だったけど


501 名前:無名草子さん [2007/07/25(水) 05:22:27 ]
>>499 夢枕獏なんかどう。一時先生も推奨されてたよ。作品にもよるけど。



502 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/25(水) 08:21:17 ]
>>499
時代背景からしても作家というのは家元と違い、一代限りだと思いますね

503 名前:無名草子さん [2007/07/25(水) 10:23:00 ]
大藪の後に大藪なし

504 名前:無名草子さん [2007/07/26(木) 14:31:55 ]
大藪の前に大藪なし

505 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/26(木) 14:51:41 ]
大藪の上にいっぱい人がいる

506 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/26(木) 16:26:38 ]
>>504
ロス・マクドナルドって知ってる?

507 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/26(木) 16:39:12 ]
>>506
マクドナルドの代用が大藪でできるか? 大藪の代用がマクドナルドでできるか?

そう考えてるなら何も言わんが。

508 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/26(木) 22:27:05 ]
>>502 >一代限りだと思いますね

もはや大藪ジャンルと言うべきだが後にも先にも誰もいないつうのは寂しいもんだな
こういう作家、他にいるか?

509 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/28(土) 00:42:20 ]
代用つかマックバーガーよりオーヤブバーガーのほうが食べごたえがあることだけは確か

510 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/28(土) 02:40:40 ]
実は私、西村寿行って人の話は読んだ事が無い

511 名前:無名草子さん [2007/07/28(土) 06:48:22 ]
オーヤブに比べると少なくとも作品においては西村は体制に阿る雰囲気があるな。



512 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/28(土) 13:10:53 ]
俺は大薮も寿行も両方読む。
主人公が刑事や検事という設定が多いから、そういう印象はあるかもだけど、西村寿行の主人公も体制や政治の巨悪に対する復讐譚が中心だから、おもねるというのはちょっと違うような‥‥
むしろ体制におもねらない無頼な雰囲気というのは、共通していると思う。
ただ、大薮の方がマシーン的というか、先鋭的というか、目的にまっしぐらな雰囲気はある。
まあ、どっちもオンリーワンの作家だと思うし、作家としては、それが理想の姿なんじゃないの?
「衣鉢を継ぐ」とか「正統なる後継者」とか出版社はよく使いたがるけど、セールスのためのキャッチフレーズであって、継ぐ方も継がれる方もそんな呼ばれ方は望んじゃいないだろうし‥‥‥

513 名前:無名草子さん [2007/07/28(土) 15:34:02 ]
最初のサイコダイバーの帯に「大藪春彦激賞!」と書いてあったので
獏が誰だか知らなかったが、とりあえず買って読んだ


514 名前:無名草子さん [2007/07/28(土) 21:52:14 ]
実は大藪的な小説ってあんまりない。
あってもあまりにも現実離れしたヒーローとか。
大藪の場合大体において主人公は一般人で腹に一物持ってて目的を実行するっていうのが
いいんだよ。「蘇る金狼」は国産ハードボイルドの金字塔だと思うよ

515 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/29(日) 00:24:24 ]
>>514
ホントのところは知らないけど、どちらかというと大藪さんは群れで行動するのが
苦手のように思われます。
集団のルールに縛られるのが嫌いと言ったほうが当たってるのかもしれません。
他人に命令されて行動するのが嫌なんでしょう。
だから孤狼であり普段は羊の皮を被った狼たるわけです。
金狼に限らず集団の力に頼らず己の力だけで事を成し遂げる一匹狼を描いた作品が特に
躍動感と生命力に溢れているのは大藪さんが多くを地で書いてるためかもしれませんね。
マアほとんどの作品がそんなんではありますけど・・

516 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう mailto:sage [2007/07/29(日) 16:56:01 ]
みんな選挙の投票は済ませてきたかい?
俺は一週間も前に済ませてきたよ。

しっかしこうも糞暑いと(西日本だが)出て行く気も失せてしまうよな。
思った以上に投票率が上がらんのじゃあるまいか。
ここら辺り与党が投票日を延ばした狙いだったんだろうか・・・・

しっかし、このままじゃ依然沖の末裔が政権の座に君臨する事になる。
大藪先生の出番だなw

それにしても大きい一票とは言うが上手い事国民が欺かれてるような気がするな。
やはり投票の仕組みそのものを変えないと大きな変化は得られないだろうな。
以上チラシの裏ですたw

517 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/29(日) 20:59:12 ]
沖こと岸信介は、良くも悪くも昭和の大久保利通。満州って実は国家社会主義を中心とした左系の人材の巣窟だった。
関東軍は、実は赤い陸軍だったし、現に志位正二(終戦時の関東軍情報参謀、現在の日本共産党書記局長・志位和夫の
叔父)、平沢道則(関東軍第三軍参謀長)、種村佐孝(参謀本部戦争指導班長)など、大戦後に相次いで日本共産党に入
党している。ロシア革命が起きたとき世界中のインテリはこれを歓迎した。理由は従来の資本主義体制に行き詰まりを感
じ、それに変わる新たな体制が出現したと期待したからだ。しかしスターリン時代になって絶望に変わる。
そりゃそうだ。私有財産制×だし、農業政策で派手に失敗して数百万人が飢餓状態に陥ったりと散々。さらにツァーリズム
以上の搾取構造だってバレてからは、それなりにまともな奴は現実的な修正資本主義を選択するようになる。

で、満州で全くゼロから国づくりを始めることとなった戦前の大日本帝国は、その満州の地において壮大な実験をやった。
ある種の国家社会主義を基盤とした国つくりだ。そこに投入された人材も資本もなにもかも空前絶後のレベル。何せ満州
って何も無い只の広大な大地だったからね。日本人はこういう大陸への幻想を持ちやすかったんだな。この満州問題が
引き金になって第二次世界大戦に引きずられていったってのに。
岸信介はその国づくりを任されたスーパーエリート一人、弟の佐橋こと佐藤栄作(運輸官僚)とは比べ物にならないレベル
の大物農林官僚エリートだった。統制経済や国家社会主義的な(この呼称は使われず、あくまで帝国主義という建前では
あったけど)新国家設立の壮大な実験場で、沖こと岸信介は多分誰よりも国づくりについて学んだのだと思う。
ただ、この大陸への夢(海洋国家日本にとってはある意味鬼門)は、もっとマクロな世界情勢のなかで潰える。現在の貨幣
価値でみれば百兆円を超える日本人の血税が大陸に残されたまま日本は負けたのだ。そこの取り残された一人(朝鮮半
島の平壌だっけか?)が大藪だったんだね。

518 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/29(日) 21:02:03 ]
戦後、A級戦犯で告発され、公職追放に憂き目にあった岸はしかし、かなり早くに公の場に復帰する。理由は、今度は逆
に日本の赤化を警戒したアメリカサイドの意向だろう。のちに日米安保に連なる流れはこの時期に出来たと思われる。ほ
ぼ同時期に公職追放措置を解かれた正力松太郎がCIAに関わっていたことは最近になってわかった(読売新聞の労働
争議を治めるため。これにより赤化せずに済んだが、朝日や毎日は結局幹部クラスにソビエト共産党系の人材、後に中
国共産党繋がりの人材が巣食うことになった)ように、完全にアメリカの肝煎り。ただし岸などの戦前のシビリアンエリート
はその辺はクセ者。彼らはアメリカを牽制しつつ、満州でやろうとしていた国づくりを戦後の日本で為そうとし、それをやっ
てのけた。
勝算はあったろう。まず、間もなく始まった朝鮮戦争や冷戦により、アメリカとしても日本の早期の経済復興を必要として
いたのだし、自衛隊は出来たもののハイ・ポリティクスたる安全保障については完全にアメリカまかせ(ただしここで60年
安保闘争で大騒ぎ)。産業経済の再興や金融の保護政策など、文字通り修正資本主義以上に社会主義的なスタイルで
見事に戦後復興をやってのけた。当時為替の固定相場性制(71年まで続いた)の恩恵を受けに受けまくったのも日本だ
し、多分これに関しては確信犯だったろうね。まあ、現在ではアメリカの財政赤字を買い支えるまでになったんだから。

519 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/29(日) 21:03:41 ]
さて一方で当時、武力闘争至上主義を掲げた共産党や、その他武闘派左翼ゲリラを抑える必要性が生ずる。そもそも第
二次世界大戦でのソビエトの狙いの一つが「資本主義国同士を暴走させ、衝突」させ。「負けて崩壊した国から順に共産
革命を」引き起こすという、とんでもないものでもあった。しかし日ソ中立条約やゾルゲ事件、そのゾルゲ事件の尾崎秀実
が近衛内閣の「昭和研究会」や「朝飯会」の常任メンバーで近衛のブレイン(しかも近衛は社会主義シンパの過去あり)だ
ったことや、アメリカのハルノートを起草した財務省次官のホワイトが共産スパイだったことが戦後に明らかになったこと
など、あながち嘘ではなかったのだ。彼らは本気で二段階革命を実施しようとしていた節があり、尾崎自身の獄中での著
述は明らかにそれを示唆している(彼は日本の敗北を完全に予見し、戦後の共産革命を夢見ながら悔いなく死刑台の露
と消えた)。

520 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/29(日) 21:04:40 ]
戦後こうした連中(何せ共産党は一時武力闘争至上主義を掲げていたため、未だに公安調査庁の要監視団体指定が解
けてない)を抑える必要が高まった。そこで児”島”や、その師匠筋の笹”山”(だったか?)あたりのフィクサーが動き出す。
朝鮮進駐軍と自称し暴れまくっていた在日愚連隊を次々と右翼団体へと放り込んだり、やはり在日系暴力団(関東会w)
への資金提供したりしたのもこの時代。大陸系の人脈を持つ彼らならではといえる。何せ彼ら朝鮮系は「戦勝国民」、当
時内務省が崩壊し、日本の治安を担う組織が崩壊しており、警察活動も一々GHQのお伺いを立てなければならなかった
ため、彼らはやりたい放題だった。さらに「反共」の旗印の下、統一教会へのパイプを繋げたのも児”島”や笹”山”などの
大陸系フィクサー(満州アヘン王の里●については大藪は書いてなかったような…)。見返りは戦後賠償ビジネス。安倍
晋三が未だに統一教会との繋がりを揶揄されるのはこのときの名残り、つまり反共。敵の敵は見方だっていう理屈。しか
しこうした在日の裏社会人脈や裏社会利権が今、日本を蝕んでいるのはかなりキツイ。

こうして戦後の日本には、朝鮮系高級ヤクザが誕生した。沖こと岸は別に朝鮮系ではないが、こうした在日を使って左翼
叩きをやってたわけだ。まあ、大藪氏にとってはそんなことよりもむしろ、自分達高級官僚だけがとっとと祖国に引き返し
多くの日本人が大陸棄民となったあたりが、その後の創作の原動力になったのかもしれんね。

521 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/30(月) 13:49:04 ]
締まりはマァマァだが、お汁が多過ぎて



522 名前:無名草子さん [2007/07/30(月) 17:11:23 ]
>>521 処刑軍団か? カモメと港を絶唱する演歌のプリンセスW

523 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/30(月) 17:49:53 ]
耳元でフランス語を囁くと塩もみしたアワビのようにしまる女

524 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/30(月) 19:38:36 ]
確かサル顔の小男の芸達者とはサミー・デービス・ジュニアですね

525 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/30(月) 20:49:40 ]
>523
なにその清清しいほどのバカ女

526 名前:無名草子さん [2007/07/30(月) 21:03:27 ]
黒豹の鎮魂歌のなかに出てくる女優の女じゃなかったか?

527 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/31(火) 07:11:03 ]
上の方で誰かが言ってたが、ヴァヴィヴヴェヴォだな、大藪クオリティ

528 名前:無名草子さん [2007/07/31(火) 13:47:29 ]
>>523 悪魔教の黒ミサで惨殺される松平純子?だったか。

529 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/01(水) 07:03:25 ]
淳子な

530 名前:無名草子さん [2007/08/02(木) 00:23:13 ]
>>513
>「大藪春彦激賞!」

俺のは新聞の広告欄だったが、これはキクよな

即、本屋に買いに行ったぜ!


531 名前:無名草子さん [2007/08/07(火) 09:55:45 ]
大藪春彦の作品はすべて頭に入っているオマイラに出題だ!


「かつてのセクシーな外観を取り戻していた」


この作品名を答えよ!



532 名前:無名草子さん [2007/08/07(火) 12:31:16 ]
食糧難の時代に親がいない主人公たちはいかにして栄養をとりタフな肉体を手に入れたんですか?

533 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/07(火) 12:45:56 ]
>>532
生い立ちが書いてある作品を嫁。「汚れた英雄」とか「処刑の掟」とか「非常の標的」とか

534 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/07(火) 16:18:20 ]
>>531
優雅なる野獣

535 名前:無名草子さん [2007/08/07(火) 16:34:40 ]
>>531
そりゃ原作・監修 大藪春彦作品だ


536 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/07(火) 17:17:33 ]
>>535
知ったかぶりするのは作品名を書いてからにしろ

537 名前:無名草子さん [2007/08/07(火) 19:11:24 ]
>>534
ハズレ

538 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/07(火) 23:07:52 ]
クイズはもういいや

539 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/08/07(火) 23:19:24 ]
>>531
「傭兵たちの挽歌」

>>532
すでに>>533氏が書いている作品の他、「孤狼は挫けず」もけっこう詳細に書いてありますよ。


540 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/08(水) 08:52:32 ]
やっぱ「汚れた英雄」の少年時代がいちばん分かりやすいな

541 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/08(水) 22:59:42 ]
黒ビールにクラッカー&チーズって意外と合いますね

普段は発泡酒に冷や奴専門なんですが・・

それにしてもポンドでチーズは差し歯が取れそうです



542 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/08(水) 23:46:40 ]
洋子は恐ろしい女だなー これエミーの原型?

543 名前:無名草子さん [2007/08/09(木) 22:53:42 ]
強盗に等しい金額を花屋がふんだくったランの花束AGE

544 名前:無名草子さん [2007/08/12(日) 12:54:57 ]
人生七転び八起きage

545 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/12(日) 15:58:35 ]
高見沢乙

546 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/08/12(日) 23:32:41 ]
オデン屋台のオヤジGJ(o^−’)b!


547 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/12(日) 23:46:32 ]

ショーユ ギョーザ ショーガ 等々、『ウ』 → 『ー』変換は先生の得意技。

微かだがバカっぽさが漂うので、余りいい印象がないのだが、何かこだわりが
あったのだろうか?


548 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/13(月) 09:43:47 ]
俺はバカっぽいとは思わないな。むしろ大好きな表記だ

549 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/13(月) 12:00:32 ]
たしかにバカっぽいなw
まあ、あまり気になるようなことでもないが

550 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/13(月) 12:36:50 ]
ベテランをヴェテランとかバラエティーをヴァラエティーサバイバルをサヴァイバルなんて
書くこともあるけど、これもある意味バカっぽいなあ

551 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/14(火) 01:44:05 ]
高見沢が発音すると「キャリフォーニア」、スポンサーの誰かだと「カリフォルニア」と
区別して書いてあるケースもあったような。もしかすると高見沢じゃなかったかも。



552 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/08/14(火) 06:43:51 ]
>>551
「アスファルトの虎」で間違いないです。ブリジストン・タイアから誘われてウナギ屋で
話をするシーンですね。

553 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/08/14(火) 07:39:59 ]
ちなみに、この時点で高見沢が契約していたタイア・メーカーの名前は
“トーキョー・タイア”です。“トウキョウ・タイア”でなく。
“ショーユ”とか“ギョーザ”もそうですが、「外国人の発音を表記すると
こういう感じになる」という書き方をしていたんだと思います。その他、
“ヴェテラン”や“サヴァイバル”も要は“V”と“B”の違いに対する
こだわりですね。“ヴァレンチノのコート”なら本物ということになりますが
これが“バレンチノのコート”だと“V”ではなく“B”なので韓国製の
ニセモノです。わかる人だけわかってください。

語学に堪能な者からすれば正しくない部分も多々あると思いますが、私は
こういうこだわりこそ大藪春彦の文体の魅力のひとつだと考えています。

554 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/14(火) 09:38:33 ]
>>553
どうでしょうといえばオーストラリア縦断で「カレー・グレーヴィー」を大泉が「カレー・グラビー」
と発音してたな。DVDの副音声でヒゲが「肉汁という意味らしい」と言っていたこともあって俺は
すぐに大藪の「長く熱い復讐」や「処刑の掟」を連想したW

555 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 12:19:55 ]
『エレヴェーター』は判るけど、『ショーユ』は如何なものか。

日本人である主人公が、イリコぶっかけご飯を喰うときに、
外国人風もないように思うのだが・・・


556 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 18:26:58 ]
文字にしたときにどうか、という問題はあるんだろうけど、発音するときは
私は「ショーユ」と言いますね。「ショウユ」ではなく。
前にここか別スレで話題に出てた「何ぼ何でも」のように、ある種の方言と
して、明確に「ー」で発音する地方があるのかもしれません。

で、大藪氏は近代文学の基本である「文言一致」を突き詰めるべく、あえて
発音どおりに書いたと(わからんけど)。

557 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 19:36:04 ]
案外、元植民地の半島から引き揚げて来た
オーヤブ先生にとっては、「醤油」も「豆腐」も
イマイチ馴染みの無いモノだったのかも…

558 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 22:33:27 ]
醤油だと何となく繊細さを連想させてしまうからな。やはり大藪作品ではショーユでしょう。

559 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 22:52:45 ]
大藪春彦のこだわり・・・  文字のほかに何かある?

560 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 23:40:04 ]
>>558
>醤油だと何となく繊細さを連想させてしまうからな。
ないないw

561 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 00:03:03 ]
深い意味はなさそうだなあ
殺伐とした大藪作品にちょっと軽妙な感じを出したかったとか、その程度のものじゃないんですか




562 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 00:39:02 ]
>>561
でも終始一貫して「ショーユ」だからなぁ・・・

563 名前:無名草子さん [2007/08/16(木) 01:07:48 ]
そのショーユにそっくりなアフリカのソースの名前は何だったけ?
アス虎で出て来た記憶が…

564 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 08:10:29 ]
あえてカタカナを使う事でハードっぽさを出してる

ハードボイルドだからw

565 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 08:59:08 ]
>>563
X巻の88ページに、「ショーユそっくりの
マギー・アロマ・ソース」をシャケ缶にかけて
パンに挟んで食べるシーンを見つけた!
.300ウィンチェスターマグナム口径のM70を
背負って捜し回った甲斐があったぜ…

566 名前:無名草子さん [2007/08/16(木) 11:21:09 ]
ヤブ先生は、クリスチャン・カレッジ以来、英語にはこだわりがあったんだろうな。
最初は東京外語大を受けたみたいだし。

567 名前:名無しは、死なず mailto:sage [2007/08/16(木) 15:51:09 ]
>「文言一致」を突き詰めるべく、あえて発音どおりに書いたと

私は、これだと思う。

568 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 20:12:41 ]
>あえてカタカナを使う事でハードっぽさを出してる

なるほどね。

ハマーはバーボン、スペンサーはインスタントコーヒー、ボンドはマティーニ。

『邦彦は熱燗をちびりと啜った』では絵にならない。
コニャックを生のままで煽らなければ。
『醤油』や『しょうゆ』は小道具として格好良くないよね。

しかし、イリコかけご飯にソースをかけることは、先生の原体験が許さない。
『ショーユ』表現は、和風臭をギリギリまで削ぎ落とし、しかし我々が
親近感を抱けるヒーロー演出のための妥協点だったのではないかしら。

ま、真実は先生のみぞ知るだが。


569 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 20:48:30 ]
イリコかけご飯(ごはん)なら醤油、イリコぶっかけ飯(めし)ならシューユ
文壇から追放された格好の先生にとっては「てめえら、お品ぶりやがって」つうところか・・・

570 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 21:29:07 ]
ウン。

『卵5個をブチ込んだスクランブルエッグ』
『鶏卵5つを用いた炒り卵』

似たようなものでも、勢いが違う。
改めて考えてみると、随分端々まで気を配ってたんだね。


571 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 23:25:22 ]
ブチ込んで貪り食う      瞬時に食ってる奴の表情までアリアリでし



572 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/17(金) 21:30:11 ]
大藪作品は即物的な表現が多い代わりに心理描写が極端に少ないですね

573 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/08/18(土) 00:08:57 ]
>>565
おぉ!
正にセレクティブ・ハンターですね( ´¬`)

574 名前:565 mailto:sage [2007/08/18(土) 06:33:02 ]
>>573
長い夏休みの間に「ザ・ビッグ・ゲーム」と
「ヘッド・ハンター」、「孤高の狙撃手」を再読した挙句に
この暴挙(笑)
無可動のウィンM70背負ってサファリの疑似体験してましたねぇ。

>>572
日本のブンガクに付き物のウェットで
時に病的な心理描写や、
書き手の身辺にのみ範を採った様な
矮小なテーマ性、
男女の痴情のもつれから心中したり相手を
殺してしまうような「恋愛小説」
これらに対するアンチテーゼなのですよ。
大藪作品と、その文体は。
(まだまだ敵は居るンですがね・・・)

575 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/18(土) 06:45:23 ]
>>574
>これらに対するアンチテーゼなのですよ。
考えすぎじゃね?
ハードボイルドとしては普通なことだし

「まだまだ敵は居る」ってまたおおげさな…
趣味の違いでウェットだろうが心中しようが
別に小説として悪いことじゃないだろ

576 名前:無名草子さん [2007/08/18(土) 10:20:45 ]
なんにせよ大藪氏の感性はやたら暴力的で日本人に珍しい野獣作家で
本当に貴重だった。

577 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/18(土) 10:34:36 ]
初期はけっこうあるんだけどね。くどくど書くよりも、例えば家族との日々を思い出しながら
眠って目覚めると頬が涙で濡れていたとか、そういう表現の方が大藪らしくて好きだ。

578 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/18(土) 14:06:14 ]
「陸送屋稼業」という短編を読んだ記憶があるけど内容を忘れてしまった
事件性のある作品だったのかな?
よかったら教えて

579 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/18(土) 17:27:38 ]
「児童拳銃としては珍しいダブル・アクション〜」という文章が微笑ましい。今は
少なくとも軍隊や法執行機関で採用されている自動拳銃のほとんどがダブルアクシ
ョンだ。

まぁ、シングルアクションはメカが単純なので、故障も少なく手入れも楽。これか
ら先もなくなる事はないだろう。

580 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/08/18(土) 18:58:32 ]
>>578
ちょっとトボケた感じの陸送屋が
麻薬と拳銃を入手して小遣い稼ぎを企む話です。
元自衛隊員だったような?

581 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/18(土) 20:56:53 ]
>>580
サンクス。
確か一人称で語られる作品でした。
車を運び終えた後は電車で帰るんでしたね。
大藪氏の場合、長編ばかりに目がいきがちだけど
短編もなかなか趣があって捨てがたいです。



582 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/18(土) 23:17:30 ]
>>581
一人称が「オレ」でした。
陸送屋の稼ぎは安く,帰りの電車代は同僚から
日付を改ざんした切符を150円?で買ってあるので助かる。
という箇所がありましたね。

583 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/19(日) 02:31:23 ]
『獣を見る目で俺を見るな』も少し変った描き方をしてる。
一人称になったり三人称になったりする。

584 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/19(日) 03:39:18 ]
酔っ払ってたんだろうな

585 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/22(水) 23:13:44 ]
以前ここで「汚れた肛門」という臭作が連載されてたのですが再開はしないのですか?
確かエレヴェーターの前で撃たれたところで終わったはず。

586 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/23(木) 08:02:58 ]
数人のコテさんがリレーで書いてたやつだろ? ウザくなる前に切り上げて「ここまで」とか
書いてたから、気になるなら自分で続きを書けば?

587 名前:野獣死すべし新潮文庫版表4あらすじ紹介 mailto:sage [2007/08/25(土) 19:18:23 ]
敗戦で満州から引揚げた伊達邦彦少
年は、大戦の惨害に人間性の根底ま
で蹂躙され、大学生の頃には計算し
つくされた完全犯罪を夢見るように
なる。大学入学金の強奪に成功した
彼は、戦時中父の会社を乗っ取った
京急コンツェルンに対し、執拗な復讐
を開始する。怜悧な頭脳、端正な容
貌と猛獣のような体躯を持つ非情の
男伊達邦彦を描くハードボイルド小
説の傑作。正編・復讐編を収める。

588 名前:野獣死すべし角川文庫版表紙折返しあらすじ mailto:sage [2007/08/25(土) 19:26:45 ]
そのとき夢見るような瞳は冷やかに
冴え、唇は挑むような不適な微笑にゆ
がむ…。若き伊達邦彦が計画するのは
完璧に計算し尽くした美しいまでの完
全犯罪だ。そして狙う獲物は千数百万
円もの大学入学金!
 −−彼の胸に秘めるのは、殺人の美学
への憧憬、耐えて耐え抜くストイシズ
ムの詩、己れの能力の最後のひとしず
くまで傾けて目的に執着する強烈な決
意と戦うニヒリズム…。そこには生命
の充足感がある。−−決行の日は迫り
つゝあった!
 大藪春彦が、若きローン・ウルフの
生き様を描き、“非情美の世界”を確立
した名作! 父の会社を乗っ取った男
への復讐を描く「復讐編」を併録。

589 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/25(土) 19:31:46 ]
新潮社ハードカバー版野獣死すべし 復讐編
巻末内容紹介(宣伝ページですね)

人間の血がかよっているだろうか−−綿密
に計画された予定通り着実に復讐していく
男。悪の天才青年が、大京急コンツェルン
を相手どって行う完全犯罪の物語二五〇円

590 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/08/25(土) 19:39:21 ]
盗作疑惑にまつわる騒動などがなければ、作家大藪春彦は
大衆雑誌のカラーにマッチングした作品を量産することはなかったかもしれない
高度経済成長と安保挫折までに大量産されたエージェント・ヒーロー群
権力は腐敗し、謀略と欲望の汚れに満ちているという社会を敵とするワンマン・アーミー達が
大藪の筆によって出現してくることもなかったかもしれない


591 名前:無名草子さん [2007/08/26(日) 12:32:54 ]
ブクオフで「復讐の弾道・前編」影丸丈也というコミックを見つけて
買ったんだけど、意外とよかったので、続きを探したけど全く見つからない。
たまに前編はヒットするけど、中篇後編はまったく出てこない。
もしかして、中後編って出版されてないの?




592 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/08/26(日) 13:46:26 ]
出てたはずやで…とはいっても、交通タイムスの広告で見たきりですが…


593 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/26(日) 14:41:41 ]
「復讐の弾道」映画化しても面白そうだ

仮に映画化するとしたらどんな配役がいいと思います?

594 名前:無名草子さん [2007/08/26(日) 19:50:11 ]
悪徳弁護士役に北村弁護士。

595 名前:無名草子さん [2007/08/27(月) 15:45:18 ]
「戦士の挽歌」はおもしろい。
大藪作品の中でも題材が異色だが、氏はこういう社会派路線に行ってもよかったような気がする。
まあ今となってはどうにもならんが・・

596 名前:無名草子さん [2007/08/27(月) 15:49:18 ]
私も大好きです。ベスト3に入るな。
読み返した回数では最多。
ただし社会派路線でも、結局最後は元傭兵が暴れまくって大量殺戮及び処刑ってのが大藪流だと思う。

597 名前:無名草子さん [2007/08/27(月) 16:01:03 ]
>>596
おぉ!俺は勤労の次に好きだ。
まぁ最後の大爆発はなきゃ大藪作品じゃないけどなぜかよんでてワロタw

こういう半分タブーな世界のリアルな話は大藪氏クラスの作家じゃないとなかなか扱えないのもあるけど
薬価基準云々とか興味深かったな。

598 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/27(月) 16:20:17 ]
蘇る金狼の映画版に触発されたんだろうけど
石川克也のキャラクターは、明るくて面白いですね。

599 名前:無名草子さん [2007/08/28(火) 09:45:36 ]
「蘇る金狼の映画版に触発されたんだろうけど」

オーヤブ先生はそんなモンに触発されないって(笑)

600 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/28(火) 14:19:33 ]
>>598
別に石川は特別明るいわけじゃないよ

601 名前:無名草子さん [2007/08/28(火) 15:51:17 ]
>>598
石川の内面は主人公の中でも「暗い」よ。




602 名前:無名草子さん [2007/08/28(火) 16:23:24 ]
私は大藪ヒーローの中では明るい方かなと思うけど。
ピッピーの群れに混じってエレキギターを弾きながら歌う西城と並んで。

603 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/28(火) 17:18:35 ]
プロパーやっている時に医者の足元にすがって薬の売り込みやる主人公だよ
明るい部類に入るんじゃない
内面の暗さは大藪ヒーローに共通のもんだって事は判り切ってるよ
作風全体もコミカルだしね
ああいった石川のキャラとかM60マシンガンぶっ放すとかやっぱり「映画の蘇る金狼」の影響はあると思うけど

604 名前:無名草子さん [2007/08/28(火) 20:22:38 ]
映画の影響を大藪が受ける?
あんまりイタイこと言わないでね。


605 名前:無名草子さん [2007/08/28(火) 21:22:58 ]
>>603
オートマチックの拳銃を打ち尽くした後、ガチャガチャとスライド
を前後させて排莢させる映画に大藪春彦が影響されるのか?

大藪を舐めるな。

606 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/28(火) 21:44:36 ]
>>603
家族を皆殺しにされて仇討ちもできず、さらに愛する妻も事故で失った主人公が明るいわけないじゃん。
あまりにも表層的な部分に目を奪われすぎ。

607 名前:無名草子さん [2007/08/28(火) 22:16:30 ]
>>603
「男芸者も真っ青であろう」
声を出して読んでみよ。

605じゃないが

石川を舐めるな




608 名前:無名草子さん [2007/08/28(火) 22:20:54 ]
「ハレハレ天国」の鷹見(「俺に墓はいらない」時の)なんかは
例外的に陽性だと思うが、石川は正反対だ。
まあ鷹見は「平凡パンチ」の読者層に敢えて合わせたのかもしれないが・・・

609 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/28(火) 23:16:55 ]
>>604>>605
このへんはもう少し論理的に頼むよ


610 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/28(火) 23:19:26 ]
>>606
内面の暗さは大藪ヒーローに共通のもんだって事は判り切ってるよ
って書いてあるよ

611 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/28(火) 23:21:50 ]
>>607
悪い、現在本持ってないんだよ
その辺コピペしてくれない?
本も持ってないくせに大藪語るなとか言わずに



612 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/28(火) 23:26:29 ]
>>609
> ああいった石川のキャラとかM60マシンガンぶっ放すとかやっぱり「映画の蘇る金狼」の影響はあると思うけど

この文章の論理的説明が先だな

>>610
元の>>598
> 石川克也のキャラクターは、明るくて面白いですね。

これはどう考えても分かってなさすぎだろう。あの明るい振る舞いは、営業職の辛さを
知っている者ならとても笑えないぞ

613 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 00:00:05 ]
映画版蘇る金狼の朝倉の3枚目っぷりとか、海神組との銃撃戦のシーンとかを
戦士の晩歌にも取り入れたんだろうなという事

> 石川克也のキャラクターは、明るくて面白いですね。
石川克也のキャラクターは、表面的には明るくて面白い2枚目半という色付けがされてますね。と言い直すよ

614 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 00:17:55 ]
>>613
┐(´ー`)┌

615 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 01:50:02 ]
おれは映画の影響受けたとは考えないが
別に映画の影響受けてたと考える603みたいな人間がいてもいいんじゃないの
「舐めるな」とか過剰反応しすぎでは

616 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 04:00:30 ]
603は世間の狭さから中学生とかだと思うし、暖かく見守ってやればいいとおもう。


617 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 06:36:08 ]
角川映画・松田優作主演の大藪作品は、大藪的ではない。
角川の制作サイドが散々改変して、さらに松田優作が主人公のキャラを随分変えてる。
狂気に取り付かれて破滅したり、女が死んで呆けたりなんか大藪版ではなかったろ
あれは松田優作の趣味。エキセントリックで破滅志向の狂気がお好みみたいだったからw
角川春樹も当時は(ヤクで?)ぶっ飛んでたし、原作なんか元ネタぐらいにしか見てなかったんじゃね?

男芸者っぷりなら例えば新城彰なんかも結構がんばってないか?
オランダだったか?の貴族の城で、政治家の秘書だかに金髪淫売抱かせるところなんか、
石川が欧州の学会に同伴して教授に女を抱かせたのと似てないか?
心にもないおべんちゃらを言ったり、都合よく嘘の通訳したり
まさに表面的には明るくて面白い二枚目半の男に思える
その後キッチリと殺してるけど

銃撃戦シーンなんか珍しくもない
M60ぶっ放す程度ならしょっちゅうだろ
日銀にヘリコから爆弾落としてミサイル撃ったチーム・パラダイスの若林誠は元・プレハブ販売会社のサラリーマン
これは「甦る金狼」のパロディか?
他にもウラン基地を襲撃してアサルトライフルを散々ぶっ放した挙句に核爆発まで引き起こす杉田淳なんかもいるね

石川のランボーっぷりは描写はゴツイけど、荒唐無稽さという点では大人しいほう

618 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 06:57:08 ]
>>615
もちろんどんな意見を書こうが自由だよ。だけどそれが的外れならこうなるのも当たり前

619 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 08:28:37 ]
> 角川映画・松田優作主演の大藪作品は、大藪的ではない〜
あの映画が大藪の原作に忠実だとは別に言ってないよ


> 男芸者っぷりなら例えば新城彰なんかも結構がんばってないか?
          中略
> まさに表面的には明るくて面白い二枚目半の男に思える
でもまだカッコ良過ぎる2枚目の範疇だと思う、医者の足元にすがって薬の売り込みやるなんてことは大藪先生もさせないでしょ この頃の主人公には


> 銃撃戦シーンなんか珍しくもない 
うん、別に当たり前のことだ 「戦士の挽歌」の銃撃戦に海神組の銃撃戦がオーバーラップしたのは個人の主観の違い、放映年度の後スグ後に発表された小説だから

> 日銀にヘリコから爆弾落としてミサイル撃ったチーム・パラダイスの若林誠は元・プレハブ販売会社のサラリーマン これは「甦る金狼」のパロディか?
それは自身の蘇る金狼のインフレ化であって流石に映画とは関係ないよ









620 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 10:57:17 ]
映画「野獣死すべし」なんかあんまり原作から掛け離れてて先生頭にきたとか聞いてるけど
映画に触発されたなんてこと絶対に無いと思うよ

621 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 12:42:39 ]
615だが

>>620
大藪春彦自身がそう書いてるならともかく、絶対無いとも言えないんじゃないのか

>>618
やっぱ過剰反応しすぎだと思うわ
こんな反応するならスルーすればいいのに



622 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 14:37:30 ]
「蘇る金狼」映画版のゴルフ練習場での三枚目ぶりには呆れた。

623 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 15:00:19 ]
あの石川の能天気な営業キャラの後ろにどれほどの暗い怒りがあるのか想像できないのは
やっぱ読みが浅いとは思う。
過剰反応とは思いつつ一応。

624 名前:無名草子さん [2007/08/29(水) 15:05:14 ]
大藪先生はチャラチャラした奴とかお調子者が大嫌い

唯一の例外が汚れた英雄の中に出てくる親友田中健二郎(元オートレーサー)

ま、田中は単に明るいだけかもしれないが・・・

先生、自分に無いキャラだからそういうのに憧れるんだろうな

625 名前:無名草子さん [2007/08/29(水) 16:16:08 ]
必ずしもそんなこと無いと思うけど。
浅見の「まいどありぃ一千万円です。」のセリフでしたっけ、に見られるように、大藪氏自身は面白キャラですよ。
逆に鷲尾とか伊達に憧れるからああいう無表情なクールキャラを書いたんでしょ。

「俺はこう思う、なぜならばこうだからだ。」と議論せずに>>やっぱ読みが浅いとは思う。と決め付けて相手がどう思うか想像できない方が読みが浅いのでは?

626 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 16:54:03 ]
元が解らないものでスイマセンが、浅見の「まいどありぃ一千万円です。」っていうのはギャグとして使われているんですか?
千円の買い物して店の親父が「はい〜一千万円とか、千両で〜す」とかのオヤジギャグみたいな感じで使ったんですか?



627 名前:無名草子さん [2007/08/29(水) 17:04:44 ]
金額は定かでありませんがそうです。オヤジギャグです。
まあ大藪氏はそもそもクールと能天気の両方が好きだったのではないでしょうか?
いづれにせよ初期の登川だの朝倉だの羽山よりは石川の方が圧倒的に明るいでしょう。

628 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 18:11:43 ]
初期の、特に短編の主人公達は鬱屈とした青春の只中でルサンチマンを抱えて暴走するってイメージがあったな…
青春は屍を越えてって短編は凄く良かった
その時期を抜けたら、だんだん途方もないインフレに突入したって感じだがどうだろう?

629 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 18:44:32 ]
映画だってTよりU、UよりVとエスカレートしてく 当たり前なこってす

630 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 20:07:27 ]
精神的飢餓感の喪失。

631 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 20:10:07 ]
先生自身も「ストーリーは上手くなっていると思うが、そのかわり初期の頃の怒りが無くなって来た」と言っていますね
そしたらもう怒りの衝動とは別なところに活路を求めなきゃいけなかったんでしょう。エンターテイメント性とかに・・
そういう意味ではヘッドハンターなんて画期的な試みですね



632 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 21:36:03 ]
「ヘッドハンター」はもう単なるハードボイルドではないですね。

創作の衝動みたいのが無くなったらそこで終わるか、自分で探してゆかねばならなくなります。
車やバイク、銃やハンティングや美食というか肉食など、始めは趣味や興味でやり始めたことであっても
そのうちにただの趣味ではなく、作品にフィードバックさせてゆかねばならなくなった。
それゆえ、相当なレベルまでそれらをやらないと創作活動自体を続けられなくなってたとおもいます。
それが苦痛かどうかは分かりませんが、少なくとも中途半端であれば作家としても終わっていたでしょう。

キャリアの長い作家が活動的で取材を厭わない人間が多い一方で、
純文学系の人間が比較的消えるのが早いのは、持って生まれた貯金が消えた時点で才能が尽きるからでしょう。
作家として世に出ることも難しいが、それ以上に作家として売れ続けることもまた難しいと思います。

そういう意味では、「ヘッドハンター」は一つの実験だったのではないでしょうか?

633 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/08/29(水) 23:17:20 ]
「ヘッド・ハンター」は、大藪ならではの蓄積がないと、書けなかった作品だと思います
いいよねー。「ヘッドハンター」!

大藪作品の年代を意識して読んでいくと、だんだん主人公の肉の摂取量と
肉体のパワーが現実離れしていく。「野獣の体力」プラスアルファの一行でさらりとすますような
ことがなくなり肉体鍛錬や筋肉の発達具合の描写が克明に描写されていくようになる
それを読んで、大藪も体力や肉体に諦念に似た限界を意識しているのか…と思ったものです
 大藪の作品て、あきらめた所から始まるお話が多いと思う。


634 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/08/30(木) 00:01:32 ]
「戦士の挽歌」は、大藪著者が、自分より下の世代、というディティールを手探りで書いているような
所があると思います。やはり優作映画も若い世代の要素として、意識したんじゃないか。
そしてその意識が、カマキリ男に対する石川の筋肉の塊であるボディと、
戦地取材で戦争神経症になったりするような事と比べものにならない悲惨な過去と
半端じゃないビジネスマンの仮面を仮託されたのだと…

などと想像してみるのも面白いですね。

635 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/30(木) 00:03:58 ]
晩年の創作活動は苦行のようなものだったかもしれないですね

636 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/30(木) 01:58:13 ]
「ヘッドハンター」なんて、悪く言えば殆ど作業の描写



なのになんでだろう

あんなに面白いのは

637 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/30(木) 07:17:38 ]
元々、淡々とした作業の描写が大藪小説の魅力だったが、それを極限まで突き詰めたからかな。
余計な心理描写もいっさいなく、逆に主人公にシンクロしやすい。

638 名前:無名草子さん [2007/08/30(木) 22:14:36 ]
体壊してからは、真っ直ぐ歩けない状態だったみたいだね。
代筆疑惑の数作はともかく、「暴力租界」のラストはある意味
最も大藪らしい…

639 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/30(木) 22:24:58 ]
「二人とも処刑したぜ」世見月は嘲笑った・・というような同じシチュエーションが餓狼の弾痕では、計27回繰り返され
トンデモ本でも紹介されましたね。
その頃から頭が? だったという説があるというようでしたが・・


640 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/08/30(木) 23:58:23 ]
>>639
酒肉を暴飲暴食したりして、膵臓がやられてしまうのは梶原一騎にも通ずるものがあるかもしれませんね
武者小路実篤の恍惚の例もありますが、むしろそう言う状態に陥っても、作品を書きつづけた事にこそ
凄みを感じます。そういえば、元小説家、と名乗る人って殆どいませんね。


641 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/31(金) 02:16:43 ]
やっぱ小説書けるって特殊な才能だからな・・
そもそも普通の人間に一冊でも500P以上の小説書けるか?



642 名前:無名草子さん [2007/08/31(金) 02:26:35 ]
餓狼の弾痕・・もうあのころにはかなり氏の意識は混濁してたと思われます。
残念ながら「汚れた英雄」などのような完成度の高い作品を書いた人の作品とは思えませんね。

643 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/31(金) 08:03:32 ]
なにをいまさら

644 名前:無名草子さん [2007/08/31(金) 08:41:50 ]
私は「餓狼」、「租界」ともにビートルズで言えば「Revolution No.9」あるいは「I want you」
だったと思っています。


645 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/31(金) 11:06:58 ]
>>644
いやいやいやw

いくら何でもそれは儲視点杉だ。実験的な作品というならむしろ「ヘッドハンター」だな

646 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/31(金) 19:15:18 ]
いやいやいやって女か?w

647 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/31(金) 21:34:25 ]
>>646
なんだ日本語の不自由なやつか

648 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/31(金) 21:52:22 ]
>>647

お客さん、言って良いことと悪いことがあるよ

649 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/31(金) 21:59:36 ]
そうそう648さんの言う通りあるよ

650 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/01(土) 00:19:56 ]
おまえたちなかよくしろ けんかするのはためた

651 名前:無名草子さん [2007/09/01(土) 04:06:34 ]
>>648
映画の野獣死すべしだしw



652 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/01(土) 12:52:15 ]
love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1177040691/
こんな事いってるよ

653 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/01(土) 12:53:11 ]
love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1180172565/
間違い

654 名前:無名草子さん [2007/09/01(土) 15:12:47 ]
スレ違いですが映画の中でチョイ役でも春彦先生が出てるのってありますか?

春樹はちょくちょく出てますけど・・・

655 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/01(土) 17:58:34 ]
>>644
実験作という意味なら「ヘッドハンター」の方だろうな。「餓狼」とかは違うと思う。

656 名前:無名草子さん [2007/09/01(土) 23:53:23 ]
>>654
kwsk


657 名前:無名草子さん [2007/09/02(日) 01:27:34 ]
角川春樹は「蘇る金狼」にボクシングのコーチ? の役で出演してたけど、
大藪本人は・・・聞いたこと無いな。
 
ところで、「死の黒い翼」って何???

658 名前:無名草子さん [2007/09/02(日) 01:32:41 ]
「死の黒い影」だったかも

659 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/02(日) 04:29:11 ]
「黒い死の影」だろ。

660 名前:無名草子さん [2007/09/02(日) 14:33:51 ]
春樹って角川か、村上かと思ってびっくりしたよ

661 名前:無名草子さん [2007/09/02(日) 15:19:59 ]
う〜ん そっちへ来たか



662 名前:無名草子さん [2007/09/02(日) 15:24:13 ]
大藪先生なら場末の中華ソバ屋の親父なんか似合いそう
注文入ってもムソーッと返事もしないような

663 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/09/02(日) 17:56:24 ]
仲代達也版野獣死すべしに出てたようです。

664 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/02(日) 21:15:55 ]
>663
まだ若い時の大藪氏ですね 見てみたいなあ

665 名前:無名草子さん [2007/09/02(日) 21:44:49 ]
>>663
マジっすか????????!!!

666 名前:無名草子さん [2007/09/03(月) 10:55:37 ]
>>663

一瞬だけ、その他大勢のバーの客として。


667 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/03(月) 13:09:34 ]
幻滅だな そこまでして映画に出たかったのか?

668 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/03(月) 14:27:11 ]
>>667
バカか? ああいうのは撮影を見にきたついでのお遊びだろうが。

669 名前:無名草子さん [2007/09/03(月) 15:11:06 ]
>>667
安っぽい幻滅だな〜
大昔、お昼のワイドショーにもゲストで出たし
角川のフェアの時は、ラジオ出まくりだったぞ。

670 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/03(月) 20:12:26 ]
久々にジョジョを読んだらら息子さんのコメントを巻末に見つけた。
嬉しかった。

671 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/04(火) 05:30:35 ]
25 :無名草子さん:2007/08/30(木) 00:00:22
大薮のほうがいいよ

26 :無名草子さん[sage]:2007/08/30(木) 00:47:37
寿行を知るまでは面白かったが、知った後では大藪は受け入れないなぁ・・・
自己完結しているので勝手にやれやと放って置いても元通り、知らん振しそして関心が湧かない、喩えていうならDCコミックのスーパーマン。
人間の醜いところ、優しいところ、弱いところ、そしてだらしなさを内包しながら進める寿行の筆捌きは何者をも変えられない味がある。
読書後の不思議な清々しさは煩悩抱え、煩悩から解放される感じに似て、もっと読みたいと思わせる。

27 :無名草子さん[sage]:2007/08/30(木) 12:53:33
俺も大薮と寿行は同時期に読んでいた。
両方ともそれなりに面白かったが、大薮はじきに飽きた。
寿行は最後まで飽きなかった。
作品としてどちらが上という話ではなく、単に好みの方向性の問題だと思う。
最初の頃からテーマが一本調子な大薮作品を豪速球の直球に例えるなら、
寿行作品は変幻自在の変化球。新作を読む度に驚きに満ちていた。
まあ、男根様が頻発する頃からネタ小説として読むような気持ちになってはいたがw
それでも、そこまで熱心な読者を引っ張っていって飽きさせなかった寿行には敬服する。

本読みとしていろんなエンタメ小説を読み漁り、面白い小説もたくさん読んだ。
正直、寿行作品より面白い完成度の高いものも少なからずある。
それでも、(俺のベスト作品は寿行)といわせる不思議な魅力が、この人にはあるんだ。

love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1184846887/25-27

なんだそうだ。
まあ、好みの問題なんだけどねw(マルチで悪いね)



672 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/04(火) 07:32:33 ]
>>671
両者に優劣なんてないけど、やっぱりストレートな表現の中に優しさや繊細さが隠れている
大藪が好きだな。

それにしても、亡くなったばかりなのに過疎ってるねそのスレ。

673 名前:無名草子さん [2007/09/04(火) 15:04:38 ]
アメリカの牧場で生まれ育つとこから話は始まり、食事はカウボーイたちと共に摂る。
牛乳1リッター、パンにバターを1ポンド塗りつけ、(中略)...ジュース1リッターでしめる作品はなんでしたっけ?

674 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/05(水) 04:09:40 ]
>>673
大藪春彦の作品についての質問なら、「傭兵たちの挽歌」の内容の記憶違いではないですか?

675 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/05(水) 11:27:22 ]
>>673
アメリカの牧場話なんて大藪にはないだろ。>>674の言う通り片山のことじゃね?

676 名前:無名草子さん [2007/09/05(水) 14:12:03 ]
白痴美人のアン・ロバーツに手を出したばっかりに、なまじ純粋な白人以上の硬度と持続力があったばかりに…泥沼のベトナムへと志願しなければならなかった…
幾分マッシーと似た境遇でした。

677 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/05(水) 17:50:56 ]
>>676
あなたが>>673さんなら、それはやはり「傭兵たちの挽歌」の片山健一です。アメリカではなく
ニュージーランドで、確かに牛もいましたがそれ以上に羊がたくさんいたのでカウ・ボーイと
してより牧童としての仕事がメインだったようです。食事内容に関してですが、牛乳と
野菜ジュース各1リッターというのは牧場での一日の食事のメニューを書いた部分ですね。

「朝はベーコンかソーセージ約五百グラムと卵四個にバターやハチミツやジャムやシロップを
たっぷりつけたパンケーキ六枚、ミルクと野菜ジュース各一リッターにフルーツの半ポンド罐……
昼はロースト・ミートとチーズと玉ネギをはさんだ分厚いサンドウィッチとオレンジかリンゴ……
夜はワインとビーフやラムのステーキ二キロにポテトとインゲンとケーキといった具合だ。金曜日は
肉のかわりに、冷凍しておいた鮭や鱒が使われる。感触は干肉か干魚とキャンデー・バーやレーズンだ」

この文章を記憶されていたのだと思います。あと、片山の場合は当初はベトナムへ行かされる
くらいならアメリカ国籍を放棄するつもりでしたが、高見沢の場合は事故により将来の夢を
断たれてヤケクソになったことが志願のきっかけですから、その辺りが違いと言えますね。

678 名前:676 [2007/09/05(水) 18:27:45 ]
ごめんなさい違います。でも明らかでしょ?片山だってのは。
たまたま「ニンフォの白痴美人」とか「マット牧場の血の気の多い牧童たちが殴りこみ」とか20年以上たった今も憶えていたので。

679 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/05(水) 19:39:14 ]
傭兵たちの挽歌は面白い
しかし、アメリカナイズな文化を自分の物にしながら、過酷な生の流転に抗う主人公路線と
大陸・朝鮮半島からの引き揚げ者路線とは、微妙に主人公の立ち位置が違うようにも感じます



680 名前:673 [2007/09/05(水) 21:36:33 ]
>>677さん
ご丁寧な対応ありがとう!
まさにこの一文です。
舞台はアメリカではありませんでしたか、失礼...
朝食だけでも5000キロカロリーくらいあるんではなかろうか。

私は「長く熱い復讐」が好きで、
鶏の腿肉を酒で舌を洗いながら食うシーン、
敵を池かなんかに捨てた帰りに肉を買ってステーキを食うとこ。
大藪料理はほんとに食えるんですかね?

681 名前:無名草子さん [2007/09/05(水) 21:37:31 ]
「傭兵〜」はある意味、大藪の最後の傑作だよね。

そういや「非情の標的」の浅岡も逃亡先で牧童してたっけ。



682 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/05(水) 21:38:53 ]
>>678
そうですか。失礼しました。

>>679
>>676さんが指摘していたように、片山健一も高見沢優も戦後派であり、日本人の母と米兵の間に
生まれ、朝鮮戦争によって父親を失っている点で境遇が似通っています。ギリギリの戦中派として
終戦直後の修羅場を自分の力で生き抜かなければならなかった伊達邦彦や北野晶夫たちとは
明らかに立ち位置が違うわけで、そんな彼らにローン・ウルフの哲学を持たせるためには、
兵士としての戦争体験が必要だったのでしょうね。

683 名前:無名草子さん [2007/09/05(水) 21:41:21 ]
>>680
鷲尾の自宅で焼くステーキのグレービーソースと
アウト・ドアでのふっくらとしたオムレツにそそられる…

684 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/05(水) 22:03:07 ]
>>680
>朝食だけでも5000キロカロリーくらいあるんではなかろうか。

一日の食事量だけで、体重が8キロは増えますよねw それだけカロリー消費が
激しい重労働なんでしょうが。ニュージーランドの牧場の男たちの食生活に関しては、
「ヘッドハンター」でも少し出てきますね(クッキーにバターをなすって食う)

>鶏の腿肉を酒で舌を洗いながら食うシーン、
揚げ足取るみたいで申し訳ないんですが、これは仔羊の腿肉ですね。その前の部分の
“バッドワイザー”に関する蘊蓄とかも好きです。あと、チンピラを解体して捨てた直後に
ステーキを食べるシーンは、主人公が精神的にタフであることをさり気なく表現していますね。

>>683
ステーキのソースに関しては、「処刑の掟」の速見が作るステーキがいちばん美味そうです。

>アウト・ドアでのふっくらとしたオムレツ

あれは美味そうですよね。作り方からして、石川克也も作った“アラスカ中部式オムレツ”だと
思うんですが。このオムレツの前に、負傷による高熱を克服した後に作るベーコン・エッグスや
“アラスカ式ポテト・フライ”は実際に作って食べたことがありますが、美味かったですよ。
生活習慣病が気になる歳になった今は、ちょっと食べられませんがw

685 名前:673 [2007/09/05(水) 23:11:43 ]
あれは仔羊でしたか。
まあ、記憶が怪しいんで指摘は別に構わないです。それに私は大藪初心者。

>>あと、チンピラを解体して捨てた直後に
ステーキを食べるシーンは、主人公が精神的にタフであることをさり気なく表現していますね

私はこんな深夜に肉屋空いてたのかな?と思いました。

686 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/06(木) 00:24:35 ]
>>685
>私はこんな深夜に肉屋空いてたのかな?と思いました。

チンピラの死体を処分したのは夜ですが、肉を買ってステーキを焼いて食べたのは翌日なんです。

687 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/06(木) 07:55:28 ]
homepage2.nifty.com/luke_apostle/vol.5.html

688 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/06(木) 21:43:40 ]
キムチやトウガラシ好きなのはよく知られてるけど甘党の大藪ヒーローはいますか?

689 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/06(木) 22:01:29 ]
甘党は?
ちなみに西城の好物はコブ茶。

690 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/06(木) 22:41:15 ]
やはりハードボイルドに甘党の主人公は似合わないですか・・・
一人ぐらいいても面白かったのにと思うのは私だけか

691 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/06(木) 23:21:32 ]
>>682
そんな二つの彼岸を埋めるのが、量産時代のエージェント・ヒーロー達だったのでしょうか
超人的な体力とストイックなまでの意志とを支える過去の過酷な体験をもつ異能者としてではなく
能力を買われて国家的組織の手足とされればいい…何しろあの伊達が(!)破壊工作員として
活躍することも可能だったのですから。

過去を語られない西城によって、その殺人機械としての完成度は飽和したとも考えます
再び、常人のものではない背景を持つ異能者を大藪が描き出すには、もう時代が変わっていたの
でしょうね。



692 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/06(木) 23:24:32 ]
>>688
ミスター並みに甘い物が苦手なイメージがある大藪小説の主人公たちですが、実際には
パンケーキやクレープにジャムやハチミツやメープルシロップをたっぷりかけて食べる
シーンがけっこう出てきます。

693 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/07(金) 00:00:42 ]
>>691
初期の主人公たちは、デビュー作の伊達邦彦に代表されるように作者の分身であり
代弁者でした。しかし月日が流れ主人公の年齢設定が作者からどんどん離れていき、
「戦争を知らない子どもたち」を主役にしなくてはならなくなります。そうなると、
いかにして主人公を“血と暴力に生きる自由人”にするかという問題が出てきます。
彼らの多くは幼い頃に事故や事件によって両親を失ったり、自ら海外の戦争に
身を投じたりすることで人間や社会の本質を知ることになります。しかし、それは
幼い頃に戦争に巻きこまれ、戦後の混乱期を死に物狂いで生き延びた伊達邦彦たちと
比べると、やはり本質的に違う体験です。

そうとはいえ、大藪春彦が今も健在だったら日本人でありながら平和ボケした
祖国に幻滅し、湾岸戦争やイラク戦争を米軍兵士として戦った過去を持つ若い主人公を
登場させていたかも知れませんね。

694 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/07(金) 00:17:28 ]
船戸与一の「諸氏乱想」なる対談集に93年2月の大藪との対談も入っていて
大藪は「暴力の義務」というフレーズに対し、暴力が行使されるべき時に行使されないという
状況において世間的に許されない暴力を、いかに完全犯罪的に使うかが問題だと答えています。
という哲学を、幼少の頃からたたき込まれるかあるいは長じて後に得た体験により
身につけているか、の違いはあるにせよ、本質はやはり、
「状況の最前線では暴力しか機能しない」と言うことに尽きるのではないでしょうか




695 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/07(金) 11:27:12 ]
「力なき正義は無能なり」

     大山倍達(談)

696 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/07(金) 11:56:24 ]
話豚切りますが、かなり前に図書館で読んだ古いペーパーバックス版で主人公が記者か何かで飛行機の
墜落事故の真相を追求するんだけど、敵に捕まってあっさり殺されて終わりという短編を読んで
(゚д゚)ポカーンとなった記憶があるんだが、作品名が思い出せない。どなたか教えてください

697 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/08(土) 00:43:09 ]
暴力の前では全てが無力。
だから暴力に屈しない人には「舌を巻く」んだね。

698 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/08(土) 07:37:57 ]
>>696
それはたぶん「羽田上空の罠」じゃないでしょうか。あのラストは私も驚きました。
主人公が戦闘訓練を受けた国家の特殊工作員とかなら、隠していた拳銃の速射や
ライター型手榴弾で反撃するんでしょうけど。

699 名前:696 mailto:sage [2007/09/08(土) 13:58:05 ]
>>698
どうもありがとうございます。読んだのが厨房の頃で記憶が曖昧だったんで、もしかしたら他の作家だったかもと
思いはじめてました。オクか古本屋で探してみます

700 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/08(土) 20:23:51 ]
>>697
特に拷問でもなかなか口を割らない北朝スパイのしぶとさには

尊敬の念さえ抱いてるふしがある

それに対して日本のトップは情けない描かれ方をされてるな

引き揚げ体験者の大藪氏の目には日本人はやはり「温室育ち」と映るのだろうか

701 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/09(日) 01:40:58 ]
生ぬるい状況に安住し、親から貰った毛並みやバックやコネで社会での身分が決まるといった
そんな巷の栄華を低く見ながら、強烈な自我とストイックさで闘うローン・ウルフを描く大藪作品においては
必然的に中流階級の程々に幸せな連中は「温室育ち」として描かれるでしょうね。





702 名前:無名草子さん [2007/09/09(日) 03:28:22 ]
大藪作品で文庫化されていないのはあと何作あるの?

703 名前:無名草子さん [2007/09/09(日) 03:37:04 ]
すいません、大藪作品を初めて読むならどれがいいでしょうか

704 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/09(日) 07:26:03 ]
>>697
大藪ヒーローたちも社会から虐げられる境遇にありながらも、それをハネ返すべく
力を蓄え、社会に挑戦していきますね。
エージェント・ヒーローもさることながら、サラリーマンである者たちも
復讐や怒りといった感情を胸に抱きつつ静かに爆発する瞬間を待っている
最近はその待ち続けている辺りの描写が好きになってきました。


705 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/09(日) 10:00:12 ]
>>703
戦士の挽歌、時代設定がわりかし最近の方なんで入り易いかも、まあ俺が最初に読んだ大藪作品なだけなんだけど

706 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/09(日) 11:12:54 ]
初めて読んだのは「蘇える金狼」です。松田優作映画からの導きです
今映画を改めてみても、小池朝雄や成田三樹夫の演技が良いと思ってしまいますが
あの頃は優作が日本で一番ハードボイルドな男だと思っていた。

大藪作品としては「野獣死すべし」かなやっぱり。「復讐篇」のほうが読みやすいと思います。

707 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/09(日) 17:19:23 ]
>あの頃は優作が日本で一番ハードボイルドな男だと思っていた。

過去形だから許す

708 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/09(日) 18:13:19 ]
>>707
黒歴史になりますか?<優作ファンだった過去

709 名前:無名草子さん [2007/09/09(日) 21:22:10 ]
>松田優作映画からの導きです
私は原作からのお導きです。
(映画)の前宣伝も凄かったから初日から観ました。
それも立ち見。今では考えられません。
あれでフアンになった人も多いでしょうね。

710 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/09(日) 22:20:16 ]
>>709
恥ずかしながら「金狼」も「野獣死すべし」映画も、優作追悼のTV映画で観ました
それからしばらく優作中毒になって、こわばった顔でクラシックを聴いたりぎくしゃく動いたり
してました。
 「金狼」は原作をその直後に読んで、朝倉の内面の力強い描写にやられた!
もっと読みたくなり、その次に買った大藪文庫が「青春は屍を越えて」でした。
「暗い春」で狙撃者主人公に触れ、これもまた驚いた…
 この主人公たちは世界を、自分の回りの境遇を大きく変える為に目標を設定しているのか?とね。

711 名前:無名草子さん [2007/09/10(月) 12:58:46 ]
>>707
優作以上のハードボイルドがいるとでも?



712 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/10(月) 16:48:27 ]
>>711
日本ではいない。というか育たない。     風土的なものか・・・

713 名前:無名草子さん [2007/09/10(月) 17:21:55 ]
カマキリ男が演じた朝倉や邦彦は全くの別キャラ。

714 名前:無名草子さん [2007/09/10(月) 23:13:40 ]
ハンフリー・ボガートのようなタフさやズルさがないね

715 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/11(火) 01:22:39 ]
1 :無名草子さん:2007/04/20(金) 12:44:51
通は「ヘッドハンター」を好む。


716 名前:無名草子さん [2007/09/11(火) 05:36:28 ]
>>670
ジョジョの解説を大藪先生の息子さんがしてるの?何巻か教えて!

息子さん何してる人なんだろう?

717 名前:無名草子さん [2007/09/13(木) 00:18:20 ]
大藪作品は時代性が色濃く出ているから年月と共に風化していく可能性が高いね
一つ例を挙げると携帯電話
特に今の若い人にとって携帯無しのストーリーってたぶん付いて行けないだろうね
そこでいっそのこと現代的にアレンジした映画作品として残しておいた方が良さそうに思うけどな
変質させてしまうのがオチかな

718 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 06:49:45 ]
>>717
その理屈から言えば、携帯電話出現以前の文学作品は全滅だなw

「野獣死すべし」や「汚れた英雄」を初めて読んだ時、古臭さはまったく感じなかったな。
むしろ親たちが生きた時代の空気のようなものを感じて、物語に引き込まれていった。

719 名前:無名草子さん [2007/09/13(木) 09:40:21 ]
>>717
浅学だね


720 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 09:54:08 ]
大藪にとって携帯(その時あれば)とかはストーリーの骨格を為すもんだろ
漱石や鴎外なんかとは違う(すごい比較w)

721 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 11:23:05 ]
>>720
そりゃ大藪に限らず携帯があったら話がだいぶ変わったであろう作品はたくさんあるだろ。
だが携帯が出てこないから云々なんて頭悪杉



722 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 12:57:56 ]
昔の作品を昔の作品として読めないのはただの馬鹿だよな
携帯が出てこない事を気にするよりも
書かれたその時代の雰囲気などを楽しめばいいと思う

723 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 13:06:15 ]
携帯がどうとか言うなら、あの時代に街頭の監視カメラやNシステムやDNA鑑定などがあったら、
邦彦や朝倉たちの犯行も(ry

724 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 15:05:31 ]
ここの連中は「モノ」を書く作家つうのが分かってないようだなw
他の作家にとっては単なる「車」であっても大藪にとってはスカGTRでなければならないし、
69年式コロナでなければならないつうことが・・

725 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 15:40:04 ]
>>724
わかってないのは携帯云々と言ってるヤツだけだろ

726 名前:無名草子さん [2007/09/13(木) 16:18:51 ]
基本的に悪党が「いつ何をやるか」(山野組や世界幸福教会のパーティがいつどこで、現ナマいくら積み上げるとか)の情報と「相手の頚動脈に手刀を叩き込んで瞬時に失神させる」能力があれば俺も西城のように強くなくても、射撃が下手でも絶対犯罪する。


727 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 16:21:46 ]
「相手の頚動脈に手刀を叩き込んで瞬時に失神させる」能力=西城のように強い

728 名前:無名草子さん [2007/09/13(木) 17:42:07 ]
エミーもやってるけど…相手の頚動脈に手刀

729 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 17:58:16 ]
だからエミーも普通に強いだろ。腕力はヒーローたちに劣るものの、それでも並の男では
素手でも歯が立たないよ。

730 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/09/13(木) 19:30:35 ]
さて、お立ち会いの大藪ファンの諸氏方々へ。
かつて、氏のエッセイ「俺とGUN」内に於いて
邦彦の使用した銃に触れてますが

“『非情の牝豹』で、リヴォルバーでは44マグナムと
コルト・パイソン357マグナムを使わせたのが、
いまのところいちばん新しい。”

と、あります。
ただ、実際に角川文庫版非情の牝豹を読んでみると
パイソンしかでてこなかったのですが
もしかして出版元によって、
或いは版数によって違ってたりするのでしょうか?
長年の疑問であります。

731 名前:無名草子さん [2007/09/14(金) 19:51:16 ]
暴力租界のオチが気になって昼も眠れません



732 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/16(日) 20:43:24 ]
確か大藪春彦の小説だったと思うがサルの脳みそを食った主人公がいたような記憶が。牛とか鹿とかは
それなりに美味そうだったがサルはさすがに引いた。確かに大藪だったはずだか作品名や詳細が
どうしても思い出せない

733 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/17(月) 07:18:43 ]
>>732
「傭兵たちの挽歌」の回想で片山が猿の肉を食おうとしたが駄目だったというのがあったな。
でもさすがに猿の脳ミソはないだろ

734 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/17(月) 09:42:05 ]
ウェポン・ハンターシリーズのどれかで、
救出した戦友に主人公が猿の脳みそを
体にいいからと言って食わせるくだりがあったと思う。

735 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/17(月) 23:52:14 ]
>>734
「地獄からの生還」ですね。

736 名前:無名草子さん [2007/09/18(火) 01:02:59 ]
食べ物を味わうというよりエネルギーとして、身になる事だけを考えて食事をするのが多いよね。ハードボイルドってそういうの多いよね。そしてそれに惹かれてしまう。
俺も旺盛な食欲で臓物を胃に送り込みたいもんだ

皆さんがこれは元気出そうと思った食事シーンは?

737 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/18(火) 01:16:21 ]
「処刑の掟」にて速見がアジトでステーキとポテトサラダをむさぼり食うところ

と簡単に書くと陳腐なことを、パワフルに描写してくれたハリー大藪有り難う…

738 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/18(火) 05:00:48 ]
「大藪春彦賞」というのが残ったが、現在は本屋でも置いていない所が多くて、
なんとなく「過去の人」になってしまった感があるな。

大藪小説はチマチマと細かいところを書くので、濃厚に「時代」という物が封印
されているように思う。そこがいいと思うのだが、一般には「古臭い」と捉えら
れてしまうのか?

739 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/18(火) 13:06:10 ]
>>736
>皆さんがこれは元気出そうと思った食事シーンは?

初めて読んだ「トラブル・シューター」で、分厚いシマアジの刺身やアワビや生ウニや
鮎の味噌汁を飽食する主人公にまずやられ、続いて読んだ「処刑の掟」で山中に潜んだ速見が
犬肉をこんがり焼いて貪り食うシーンで完全にノックアウトされました。名無しからの銃火氏も
書いている、ステーキを焼くまでを延々と描写しているシーンも素晴らしいですね。

元気が出るという点に絞れば、「非情の掟」での残飯雑炊、熱いコーヒーとステーキ、
鹿一頭丸々生食い、「傭兵たちの挽歌」での猪のハートとレバー貪り食いやコックに命じて
作らせた鳩の丸焼きやステーキなどの鯨飲馬食、さらにエルクのタンやレバーやリブや
背肉のカツレツやソーセージ、キャリブーや馬のレバー生食いなどでしょうか。「汚れた英雄」で
晶夫が体力回復のために食わされる生レバーや白子、それに傷心の中で酔っぱらいながら
貪り食うソーセージや鶏肉のオーブン焼き……駄目だ、キリがないw

740 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/18(火) 13:49:11 ]
サンショウウオを生で丸かじりするとかw

741 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/18(火) 14:07:38 ]
>>740
国の天然記念物だけはやめてくれ



742 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/18(火) 14:55:42 ]
天然記念物だろうが何だろうが生きるためには何でも食う!

これが大藪クオリティー

743 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/18(火) 15:24:24 ]
パンダは旨そうだ

744 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/18(火) 15:55:35 ]
>>740
「外観に似ず、味はさして悪くなかった」

大藪先生、あなた食ったのかとw あと、ワニの尻尾に関しては作者は食べられなかった
らしいので「イセエビに似た味」というのは実際に味わったわけではなく、アフリカの
猟場で現地スタッフたちから聞いた知識のみで書いたのでしょうね。

「ヘッドハンター」で病み上がりの杉田が食う赤鹿の脳の炙り焼きは、身体が火照ってくる
くらいだから精がつきそうですが、今なら主人公たちも絶対に食べないんでしょうね。
そういえばかつてはあの「美味しんぼ」でさえ、脳みそ料理を紹介していましたね。

745 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/18(火) 16:26:35 ]
生肉といえば植村直己のアザラシの生肉を思い出す。
テレビで実際器用にナイフ使って食ってたもんな。

746 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/18(火) 18:11:12 ]
>>745
私は初めて「肉を生で食う」というシーンを目にしたのが「アラスカ物語」のマンガ版で、
これは大藪ファンにはお馴染みのカリブーの肉を食べていました。テレビでは「スペクトルマン」で
徐々に怪獣になっていく男が冷蔵庫の生肉を無意識に食べてしまうシーンでしたね。

植村氏はどこへ行っても現地の人と同じものを食べるようにしていて、それが様々な
冒険を成功させた要因のひとつだったようです。イヌイットたちから最初にアザラシの肉を
ふるまわれた時には、とても食いきれなくて隙を見てポケットの中に隠したりしていた
そうですが、次第に生肉の生臭さに慣れていったとか。

747 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/18(火) 19:26:47 ]
アラスカ物語テラナツカシスW

748 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/18(火) 20:57:33 ]
日本家屋などに侵入するとき襖などが軋らないように小便を垂らしてから入るのは大藪作品?

749 名前::無名草子さん mailto:sage [2007/09/19(水) 01:24:37 ]
サンショウウオは天然記念物じゃないよ。俺も昔食ったし
オオサンショウウオは食べちゃ駄目

750 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/19(水) 09:38:29 ]
>>748
確かそうだったはず

751 名前:無名草子さん [2007/09/19(水) 09:49:52 ]
復讐の弾道で植木鉢に小便してから横井の娘に夜這いをかけるのはあったけど。
どうでしょうかね。私は憶えてない。



752 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/19(水) 11:34:18 ]
>>748
襖に小便って大藪作品ではないな

753 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/19(水) 13:58:25 ]
>>751
行動を起こす前とか張り込み中に植木鉢に長々と放尿するつうのはよくありますね

754 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/19(水) 14:04:57 ]
私の場合は緊張しやすいもんで
なにをやるにも事を起こす前には必ず小便ですね。

755 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/19(水) 20:20:18 ]
>>748
うーん、あったような、なかったような……まだまだ修行が足りないなあ。

小便ではなく水を雨戸などに垂らして音を消すというのであれば、西城秀夫や伊吹勘之助が
やっていますね。

756 名前:無名草子さん [2007/09/19(水) 20:21:48 ]
敵の家屋に忍び込んで、
警備員かヤクザがそばに置いてある洋物のビニ本と、
一物を握りしめながら居眠りこいてるシーンもよくある。
寿行もそうだが、バイオレンス物はいいねえ。
俺、そういう映画や画像は苦手だから小説だと妄想できて愉しい。

757 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/19(水) 21:40:25 ]
警備員とかやくざが気絶した振りしてるのはあるね
ジッと見つめられると耐え切れなくなってマブタがピクピク
そうすると「コノヤロー、タヌキ寝入りしやがって!」とまた一撃
で、こんどはマジで気絶とw

758 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/19(水) 22:01:35 ]
>>756
寝ぼけて自分の女と勘違いして主人公に抱きついてきて、延髄を抉られて瞬殺されるヤツも
いましたね。まあ夢を見ている間に死ねたのだから、悪党の最後としては幸せだったかも知れません。

>>757
寝ている時に主人公が部屋に侵入してきたことに気付き、タヌキ寝入りを続けるものの見破られて
殺される敵もいますね。逆に主人公が敵に捕らわれて頭を殴られますが、タフなので気を失いふりを
しながら相手方の会話を盗み聞きするというのも良くあります。ただ、気絶したフリを見破られて
再び殴られて今度は本当に失神なんて場合もあります。

759 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/19(水) 23:02:47 ]
大藪さんて意外とユーモアのセンスがありますね。

760 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/19(水) 23:13:44 ]
「トラブル・シューター」もユーモアの香りがします
元国家機関の工作員であったがドロップ・アウト
夜の巷にたゆたいながら、バーの女の相談に乗ってやったり、楽しく酒を飲んだり
昔のしがらみに引っかかったり…それこそ「男と女がベタベタひっつく」ようなシチュエーションなんだが
そう言う路線に進ませてくれないのが大藪マインド…
ってな感じで、読む度にニヤニヤしてしまいますよ。大藪は何を書いても大藪だったんだろうなあ。

761 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/20(木) 22:46:22 ]
>>760
「トラブル・シューター」の場合、元国家機関の人間とはいえ現在は引退しているので、
名作「傭われ探偵」に近い小気味よさがありますね。女を抱くのは手付けや謝礼代わりの
場合が多く、女たちもその辺は割り切っているから湿っぽさがなく痛快です。



762 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/21(金) 00:12:12 ]
スーパーヒーローもいいけど適度に失敗もし人間臭さのある主人公も捨てがたいですね

763 名前:野獣サラリーマン mailto:sage [2007/09/21(金) 22:31:24 ]
そう、そのへんのバランスが絶妙なんだよ大藪作品は
ヒーローでも傷や弱点やどこか憎めない所とかあったりして感情移入しやすかった。

大藪氏復活キボン

764 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/21(金) 23:29:26 ]
水虫だかインキンだかをうつされた主人公がいたような・・

765 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/21(金) 23:35:15 ]
大藪読者にお勧めな作家っています?
国内外問いません。

766 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/21(金) 23:38:38 ]
大藪の前に大藪なし、大藪の後に大藪なしつうことで結論でてるのに

767 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/21(金) 23:48:38 ]
>>765

とりあえず西村寿行あたりから入ってみたら

768 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 00:37:00 ]
>>766
単なる読書量不足、見識の狭さをごまかしてるだけ。
>>767
wikiで調べたら面白そうだったのでちょっとよんでみる

769 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/22(土) 01:17:45 ]
大藪以外の作家もいいもんだが
大藪もいいもんだぜ。

770 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 02:10:07 ]
個人的にはスティーブン・ハンターにはまった。
「真夜中のデッド・リミット」が一番面白かったが大藪的じゃない。
大藪的なのは「極大射程」、「ダーティホワイトボーイズ」、「狩りのとき」、「悪徳の都」等。

771 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 06:30:04 ]
>>770
ダーティホワイトボーイズだけ毛色が違った作品だったね
だけど銃器に五月蝿いのはやっぱスティーヴン・ハンターだった
まあ、大藪を読んでたんであの手の克明な描写は初体験ではないけど
私も全て読んでますよ

>>765
例えば西村寿行の「怒りの白き都」と大藪の「唇に微笑み 心に拳銃」あたりを比べると
メス奴隷というものに対する両作家の比較ができるよ

そういえば昨晩の朝日新聞夕刊に西村寿行の追悼記事が出てたね
そこには殺生について大藪と口論になったと書いてあったな
寿行の方は飼い犬が事故死して以降、ハンティングを完全にやめ、菜食主義者になったらしいし、さらに地蔵菩薩に凝り始めた
ハンティングと肉食をやり続けた大藪(体壊して食生活改善したんだっけか)とはその辺で衝突したんだね



772 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/22(土) 07:44:49 ]
>>768
> 単なる読書量不足、見識の狭さをごまかしてるだけ。

そもそも大藪作品に何を求めているか、どの部分に惹かれるかによって「お勧めの作家」も
異なってきますから、相手を非難する前にその点をはっきりさせるべきですね。
「バイクや車が活躍する作品が読みたい」、「骨太のハード・ボイルドが好み」、
「冒険小説、ハンティング小説が良い」、「緻密な銃器描写を楽しみたい」等々。

個人的には大藪春彦という作家に対する飢餓感は、他の作家では埋められないと
いうのが結論ですが、強いて言うなら夢枕獏や柘植久慶あたりが良いと思います。

773 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 10:07:24 ]
柘植は胡散臭いからやめとけ(落合に通じる)

最初からフィクションとわかってる獏のほうが数倍まし

774 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 10:32:20 ]
>>773
アホか。面白ければそれで良いんだよ。柘植が本当に元グリンベレーかどうかなんてどうでも良い
そんなのは儲とアンチだけでやってくれ。落合の作品は自分登場のイタタタなものが多いが柘植は
大部分がフィクションだろ

蜂田迅シリーズや「マンハッタンの墓標」あたりは面白いぞ

775 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 12:15:12 ]
夢枕獏が西村寿行のリスペクターであることは有名な話だから、
獏の前に、まずは西村だな。

776 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 13:33:34 ]
何か必死な西村ヲタがいるな

777 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 15:41:12 ]
柘植さんは一時期良く読んだ。
「チェックメイト・キング」が印象に残ってるな。

778 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 16:05:29 ]
>>777
あれは9・11前に書かれたんだよね。

779 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 16:51:47 ]
一仕事した後の生タマゴぶっ掛け飯は最高だぜ あとショーユとバターを忘れるなよ

780 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 16:55:51 ]
>>779
あれはむしろ仕事前に食うもんだ

781 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 20:40:06 ]
>>765
ちょっと反則ぎみのお薦めだが、戸梶圭太のバイオレンスものなんか大藪のパロディ感覚で面白いかも
クールトラッシュとかの鉤崎シリーズは大馬鹿劣化大藪って感じ



782 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/23(日) 01:01:15 ]
>>780
仕事前に食ったら動けねえだろw

783 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/23(日) 01:31:32 ]
考えれば考えるほど大藪は大藪だ 大藪に代替品はどこ探してもねえよ いまさらながら大藪は異端の作家だと思った

784 名前::無名草子さん mailto:sage [2007/09/23(日) 01:59:49 ]
大藪「日本の冒険小説作家で僕の影響を受けなかった人はいない。」

785 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/23(日) 02:05:06 ]
小説の上とはいえ沖首相がシミだらけの反っ歯だとか人肉食ったとか生血を啜るとか書いちゃう人だもんね

786 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/23(日) 07:47:04 ]
>>777
柘植久慶では「チェックメイト・キング」や「国家転覆」みたいに下準備から丹念に描いていく
作品が特に好きですね。蜂田迅シリーズも少人数でクーデターやらかしたり、大藪作品でも
お馴染みの「敵の意向で行われる人間狩りゲーム」で主人公が大逆転して勝っちゃう作品が
気に入っています。

>>785
文字通り国民の生き血を啜り、食い物にしちゃうんですよね。すごいブラック・ユーモアです。

787 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/23(日) 10:43:58 ]
ひとつ人の世の生血を啜り、ふたつ不埒な悪行三昧、みっつ醜い浮世の鬼を・・・

桃太郎侍も僕の作品を手本にしている

788 名前:無名草子さん [2007/09/23(日) 19:56:59 ]
おっさん

西村寿行はエロっぽいからアカンでぇ

やっぱ大藪やでぇ大藪

新刊出たら又教えてんかぁ

789 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/23(日) 20:19:57 ]
>>788
それ映画のセリフでしょう
「タトゥあり」で宇崎竜堂が本屋のオヤジ相手に言ってたね
ちなみにあの三菱銀行猟銃人質事件は映画「野獣死すべし」の下敷きとなってまつ

790 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/23(日) 20:37:18 ]
三菱銀行猟銃人質殺人事件の犯人は、自分の名前の読み方もあやふやだったと言いますね。
そして大藪の愛読者だったけれど。

791 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/23(日) 22:09:37 ]
鳴海清



792 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 00:03:20 ]
結局大藪の本質って怒りなんだよな
その怒りと共鳴しあう事が出来る読者だけが大藪マニアになる
どっちも怒りなんだ
怒りを共有しあうことで繋がってる
大藪と出遭ったことでムショ暮らししないで済んでる奴はかなりいると思うw

793 名前::無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 00:23:50 ]
鳴海清は田岡組長を銃撃した人
三菱銀行は梅川昭美 本屋の話は実話




794 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 00:49:09 ]
大藪作品のフアンだった梅川はムショ暮しはしてないが死んでるw

795 名前::無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 03:24:41 ]
大藪を読む前に殺人で少年院に入所してた梅川

796 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 07:15:09 ]
大藪の楽しみ方も知らないチンピラの話なんてどうでもいい

797 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 07:24:22 ]
>大藪の楽しみ方

どういう楽しみ方してるの?

798 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 09:02:12 ]
大藪読んで犯罪やらかすのはアホウ

799 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 09:25:55 ]
本を重しがわりにスクワット

800 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 12:37:47 ]
>大藪と出遭ったことでムショ暮らししないで済んでる奴

呼んだ?

801 名前:無名草子さん [2007/09/24(月) 14:02:55 ]
ショーユ、ウドン、オデン

なぜカタカナ



802 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/24(月) 14:47:52 ]
漢字だと堅苦しいし、ひらがなだとちょっとやわらかすぎな感じ?
そこで硬質なカタカナを!

邦彦は愛用のもーぜるの銃把をそっと握った(違う)

803 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/24(月) 14:58:51 ]
>>797
大藪の楽しみ方と言えば、
まずは肉を2キロ食ってみたり(腹が出るけどスタミナは続くのを実感)
原作とした映画に影響されてクラシックを聴きながらぎくしゃく動いてみたり
カウンタックを見てハアハアしたり、RZV500Rに乗ってみたり
モデルガンをメンテナンスしながら気分に浸ったり

後は猪狩り熊撃ちなどのライフル・ハンティングや、四輪でのハード・ドライヴィングテクニックを
体験してみたいものです。

804 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/09/24(月) 21:08:50 ]
干涸らびたコッペパンをフライパンの油に浸して食べるとかw


805 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 21:42:35 ]
おまいら腹が立った時、オーヤブ読みたくならないか?
俺は腹が立つとオーヤブ読んで熱くなった頭をクールダウンしてるが・・

806 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 21:45:05 ]
どうも日常に覇気がなくなったときに、大藪を読んで
気持ちにバリエーションを持たせるようにしています。






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