- 1 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/04/20(金) 12:44:51 ]
- 通は「ヘッドハンター」を好む。
- 465 名前:名無しは、死なす mailto:sage [2007/07/20(金) 12:58:57 ]
- 一旦捨てたタバコの吸殻をほぐしてフライパンで焼いて再び吸ったとかいう
エピソードもあった。
- 466 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/20(金) 21:35:05 ]
- >>465
小説の中のこと?それとも先生の体験?
- 467 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/21(土) 18:35:34 ]
- 「蘇える野獣」に載っていた大藪氏の体験です。
厳冬の中、ハンティング中に、まだタバコの買い置きがあると思っていたら 切らしていたので焦って捨てたタバコを拾い集めてフライパンで焼いて葉を乾燥させたそうです。
- 468 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/21(土) 21:26:47 ]
- オーヤブ先生の料理は基本的にフライパンだな
いちどオーヤブ流にフライパンでベーコンをカリカリになるまで焼いたら真っ黒くなってしまった 全然旨くなかった
- 469 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/22(日) 07:11:14 ]
- >>468
それはベーコンの量が少ないか焼き方が下手なんだよ。大量かつ上質のベーコンを 入れて炒めると脂がたくさん出てきて、その中でフライにするような感覚でカリカリに なっていく。その後に残った脂でポテトフライや目玉焼きが出来るくらいじゃないと。
- 470 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/22(日) 08:04:56 ]
- >>468
又聞きのハナシでスマンけど、 カリカリベーコンは、 アメリカやカナダ産のベーコンじゃないと 作れないんだってさ…
- 471 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/22(日) 23:56:07 ]
- >その後に残った脂で
雑に見えて意外と効率的というか手際が良いんだよね ボロニアソーセージの塊りもいいが一手間かけた朝食もいかにも美味そう
- 472 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/07/23(月) 06:52:06 ]
- 現実には、ベーコンの脂で目玉焼きを作るというのは動脈硬化まっしぐらの調理法なのだ
そうですが、たまに食べるくらいなら問題ないと思います。個人的には鷲尾進が作った ベーコン・エッグとポテト・フライがいちばん美味そうだと思ってます。
- 473 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/23(月) 10:37:24 ]
- >>472
何しろ1キロのベーコンだからな。ポテトフライも楽勝だったろう。あそこから雪山で キャンプしてアラスカ式オムレツを作るシーンまでの流れは、脱獄後の山中潜伏と共に好きだ。
- 474 名前:無名草子さん [2007/07/23(月) 10:41:41 ]
- >>468
直径1mほどの人間炙り用のフライパンつうのも出てきますねw
- 475 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/23(月) 10:58:01 ]
- どの作品?
- 476 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/23(月) 12:02:44 ]
- 沢村鉄夫じゃね?
- 477 名前:無名草子さん [2007/07/23(月) 15:16:55 ]
- >>472 鷲尾がアウト・ドアで作ったチーズ入りの
ふっくらオムレツじゃなくて?
- 478 名前:無名草子さん [2007/07/23(月) 15:23:24 ]
- 「バビブベボ」を「ヴァヴィヴゥヴェヴォ」と表記
それがオーヤブ・クオリティ。
- 479 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/23(月) 18:23:42 ]
- >>477
もしかしてチーズ、砕いたクラッカーと 刻んだセロリやパセリを混ぜ込んだヤツ? …昨日作って食べましたわ。それ
- 480 名前:473 mailto:sage [2007/07/23(月) 21:36:03 ]
- いけねアラスカ式はポテトフライの方だったw
- 481 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/23(月) 21:54:55 ]
- >>477
ベーコン・エッグの話だろ。
- 482 名前:無名草子さん [2007/07/24(火) 00:00:42 ]
- >>475
476さんの言う通り「俺の血は俺が拭く」です。 人間炙り用フライパンだけでなく釜茹で用の釜まで出てきます。 犠牲者は大山という保守党の幹事長で最後はその釜で茹で殺されてしまいます。 残酷過ぎの感もありますが実行者が北鮮工作員という設定なら まあまあ納得(現実の北では今でももっと酷い拷問も行われてるらしいですから)つうところ。
- 483 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 05:58:29 ]
- 焼肉10人前ぐらいは俺でも食えそうだがな。
でも飢えた狼みたいにガツガツ食えるかどうかはわからん。
- 484 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 11:23:05 ]
- 生肉ニキロを貪り食った直後に肉の焼ける匂いに再び猛然と食欲が出てきて、さらに一キロの肉を
たいらげるのが大藪クォリティ。
- 485 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 11:30:07 ]
- 実際には新宿の裏通りの焼肉屋とかで箸使ってチマチマ喰ってる姿が眼に浮かぶ
たぶん学生時代の体験なんだろうが・・
- 486 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 14:25:39 ]
- このところの大食いブームで2〜3キロ程度の肉では驚かなくなっちまったな
ギャル曽根あたりと食いっこしたら大藪ヒーローも形無しだろうよ
- 487 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 14:40:17 ]
- >>485
学生時代は焼肉なんか喰う余裕なんか無い位ハングリーだったろう で有るが故の蛋白質欠乏恐怖症 曰く 偶の外食はおでんの屋台で卵と豆腐だけを貪り食った 曰く 常日頃は実家からダンボール一杯煮干を送って貰って コッペパンに挟んで喰っていた だそうだから。
- 488 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 15:36:27 ]
- >>486
作品中でも「大藪ヒーローより大食」、「大藪ヒーローより力持ち」、「大藪ヒーローより 運転が上手い」といった連中は何人も出てくるよ。ギャル曽根がエミーより強いとかなら 「形無し」と言えるだろうけどね。
- 489 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 15:37:30 ]
- >>487
煮干しの話は知らなかった。どの本に載ってますか?
- 490 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 16:31:42 ]
- >>489
蘇る野獣 大藪春彦の世界 徳間書店 の実録大藪春彦の中での早稲田の同級生の証言 読み返したら煮干は実家から学費代わりに送られて来て よく同級生に下宿でおすそ分けして上げたってさ。 …コッペパンには納豆を挟んで喰ってた…だった。
- 491 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 17:35:45 ]
- 百キロはあろうと思われる鉄筋を一気にかつぎ上げる
- 492 名前:489 mailto:sage [2007/07/24(火) 17:54:14 ]
- >>490
どうもです。納豆にコッペパンなら覚えがあります。 >>491 微妙に違うけど久々の金本シャーリングだねw
- 493 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 20:42:48 ]
- コッペパンに納豆は無理だなあ、、、考えただけでゾッとする
でも食欲が失せるつう点ではいいかもしんない・・・食費が浮くし
- 494 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/07/24(火) 22:24:51 ]
- >>493
アイドルの上戸彩が納豆トーストを 大好物だと云ってますね。 美味しいのだろうか(^_^;) なんかの作品でイワシのマリネを パンに挟んだのもありましたね。
- 495 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 22:43:43 ]
- 先生の年代はご飯よりパン党みたいですね。
アメリカへの憧れでしょうか・・
- 496 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 23:02:52 ]
- >>492
金本シャーリングの記憶はあるが作品名が思い出せない。 西城シリーズだった? 5年ほど前の引越の時に30冊ほど紛失してしまった。 今考えると惜しいことしたもんだ。 せめて「ウィンチェスターM70」だけでも残しておきたかった。
- 497 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/07/24(火) 23:16:58 ]
- >>496
「狼は曉を駆ける」です。西城でも持ち上げるのに苦労しそうな鉄材を一気に担ぎ上げる男たち。 しかし実戦に関しては西城の方が上で、彼らが束になってもかないませんでした。
- 498 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 23:50:34 ]
- ここのところ新宿鮫に浮気してた
- 499 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/25(水) 00:04:06 ]
- 現在、大藪継承者って作家、誰かいます? 匂いを感じさせるような作家でもいいですが
- 500 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/25(水) 02:03:00 ]
- 楡 周平 Cの福音 なんてどうでしょう?
帯文に野獣の嫡男にして新宿鮫のライバル登場 なんて煽りが書いてありましたね 読んだ感想は野獣がパソコン弄うのか…だったけど
- 501 名前:無名草子さん [2007/07/25(水) 05:22:27 ]
- >>499 夢枕獏なんかどう。一時先生も推奨されてたよ。作品にもよるけど。
- 502 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/25(水) 08:21:17 ]
- >>499
時代背景からしても作家というのは家元と違い、一代限りだと思いますね
- 503 名前:無名草子さん [2007/07/25(水) 10:23:00 ]
- 大藪の後に大藪なし
- 504 名前:無名草子さん [2007/07/26(木) 14:31:55 ]
- 大藪の前に大藪なし
- 505 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/26(木) 14:51:41 ]
- 大藪の上にいっぱい人がいる
- 506 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/26(木) 16:26:38 ]
- >>504
ロス・マクドナルドって知ってる?
- 507 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/26(木) 16:39:12 ]
- >>506
マクドナルドの代用が大藪でできるか? 大藪の代用がマクドナルドでできるか? そう考えてるなら何も言わんが。
- 508 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/26(木) 22:27:05 ]
- >>502 >一代限りだと思いますね
もはや大藪ジャンルと言うべきだが後にも先にも誰もいないつうのは寂しいもんだな こういう作家、他にいるか?
- 509 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/28(土) 00:42:20 ]
- 代用つかマックバーガーよりオーヤブバーガーのほうが食べごたえがあることだけは確か
- 510 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/28(土) 02:40:40 ]
- 実は私、西村寿行って人の話は読んだ事が無い
- 511 名前:無名草子さん [2007/07/28(土) 06:48:22 ]
- オーヤブに比べると少なくとも作品においては西村は体制に阿る雰囲気があるな。
- 512 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/28(土) 13:10:53 ]
- 俺は大薮も寿行も両方読む。
主人公が刑事や検事という設定が多いから、そういう印象はあるかもだけど、西村寿行の主人公も体制や政治の巨悪に対する復讐譚が中心だから、おもねるというのはちょっと違うような‥‥ むしろ体制におもねらない無頼な雰囲気というのは、共通していると思う。 ただ、大薮の方がマシーン的というか、先鋭的というか、目的にまっしぐらな雰囲気はある。 まあ、どっちもオンリーワンの作家だと思うし、作家としては、それが理想の姿なんじゃないの? 「衣鉢を継ぐ」とか「正統なる後継者」とか出版社はよく使いたがるけど、セールスのためのキャッチフレーズであって、継ぐ方も継がれる方もそんな呼ばれ方は望んじゃいないだろうし‥‥‥
- 513 名前:無名草子さん [2007/07/28(土) 15:34:02 ]
- 最初のサイコダイバーの帯に「大藪春彦激賞!」と書いてあったので
獏が誰だか知らなかったが、とりあえず買って読んだ
- 514 名前:無名草子さん [2007/07/28(土) 21:52:14 ]
- 実は大藪的な小説ってあんまりない。
あってもあまりにも現実離れしたヒーローとか。 大藪の場合大体において主人公は一般人で腹に一物持ってて目的を実行するっていうのが いいんだよ。「蘇る金狼」は国産ハードボイルドの金字塔だと思うよ
- 515 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/29(日) 00:24:24 ]
- >>514
ホントのところは知らないけど、どちらかというと大藪さんは群れで行動するのが 苦手のように思われます。 集団のルールに縛られるのが嫌いと言ったほうが当たってるのかもしれません。 他人に命令されて行動するのが嫌なんでしょう。 だから孤狼であり普段は羊の皮を被った狼たるわけです。 金狼に限らず集団の力に頼らず己の力だけで事を成し遂げる一匹狼を描いた作品が特に 躍動感と生命力に溢れているのは大藪さんが多くを地で書いてるためかもしれませんね。 マアほとんどの作品がそんなんではありますけど・・
- 516 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう mailto:sage [2007/07/29(日) 16:56:01 ]
- みんな選挙の投票は済ませてきたかい?
俺は一週間も前に済ませてきたよ。 しっかしこうも糞暑いと(西日本だが)出て行く気も失せてしまうよな。 思った以上に投票率が上がらんのじゃあるまいか。 ここら辺り与党が投票日を延ばした狙いだったんだろうか・・・・ しっかし、このままじゃ依然沖の末裔が政権の座に君臨する事になる。 大藪先生の出番だなw それにしても大きい一票とは言うが上手い事国民が欺かれてるような気がするな。 やはり投票の仕組みそのものを変えないと大きな変化は得られないだろうな。 以上チラシの裏ですたw
- 517 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/29(日) 20:59:12 ]
- 沖こと岸信介は、良くも悪くも昭和の大久保利通。満州って実は国家社会主義を中心とした左系の人材の巣窟だった。
関東軍は、実は赤い陸軍だったし、現に志位正二(終戦時の関東軍情報参謀、現在の日本共産党書記局長・志位和夫の 叔父)、平沢道則(関東軍第三軍参謀長)、種村佐孝(参謀本部戦争指導班長)など、大戦後に相次いで日本共産党に入 党している。ロシア革命が起きたとき世界中のインテリはこれを歓迎した。理由は従来の資本主義体制に行き詰まりを感 じ、それに変わる新たな体制が出現したと期待したからだ。しかしスターリン時代になって絶望に変わる。 そりゃそうだ。私有財産制×だし、農業政策で派手に失敗して数百万人が飢餓状態に陥ったりと散々。さらにツァーリズム 以上の搾取構造だってバレてからは、それなりにまともな奴は現実的な修正資本主義を選択するようになる。 で、満州で全くゼロから国づくりを始めることとなった戦前の大日本帝国は、その満州の地において壮大な実験をやった。 ある種の国家社会主義を基盤とした国つくりだ。そこに投入された人材も資本もなにもかも空前絶後のレベル。何せ満州 って何も無い只の広大な大地だったからね。日本人はこういう大陸への幻想を持ちやすかったんだな。この満州問題が 引き金になって第二次世界大戦に引きずられていったってのに。 岸信介はその国づくりを任されたスーパーエリート一人、弟の佐橋こと佐藤栄作(運輸官僚)とは比べ物にならないレベル の大物農林官僚エリートだった。統制経済や国家社会主義的な(この呼称は使われず、あくまで帝国主義という建前では あったけど)新国家設立の壮大な実験場で、沖こと岸信介は多分誰よりも国づくりについて学んだのだと思う。 ただ、この大陸への夢(海洋国家日本にとってはある意味鬼門)は、もっとマクロな世界情勢のなかで潰える。現在の貨幣 価値でみれば百兆円を超える日本人の血税が大陸に残されたまま日本は負けたのだ。そこの取り残された一人(朝鮮半 島の平壌だっけか?)が大藪だったんだね。
- 518 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/29(日) 21:02:03 ]
- 戦後、A級戦犯で告発され、公職追放に憂き目にあった岸はしかし、かなり早くに公の場に復帰する。理由は、今度は逆
に日本の赤化を警戒したアメリカサイドの意向だろう。のちに日米安保に連なる流れはこの時期に出来たと思われる。ほ ぼ同時期に公職追放措置を解かれた正力松太郎がCIAに関わっていたことは最近になってわかった(読売新聞の労働 争議を治めるため。これにより赤化せずに済んだが、朝日や毎日は結局幹部クラスにソビエト共産党系の人材、後に中 国共産党繋がりの人材が巣食うことになった)ように、完全にアメリカの肝煎り。ただし岸などの戦前のシビリアンエリート はその辺はクセ者。彼らはアメリカを牽制しつつ、満州でやろうとしていた国づくりを戦後の日本で為そうとし、それをやっ てのけた。 勝算はあったろう。まず、間もなく始まった朝鮮戦争や冷戦により、アメリカとしても日本の早期の経済復興を必要として いたのだし、自衛隊は出来たもののハイ・ポリティクスたる安全保障については完全にアメリカまかせ(ただしここで60年 安保闘争で大騒ぎ)。産業経済の再興や金融の保護政策など、文字通り修正資本主義以上に社会主義的なスタイルで 見事に戦後復興をやってのけた。当時為替の固定相場性制(71年まで続いた)の恩恵を受けに受けまくったのも日本だ し、多分これに関しては確信犯だったろうね。まあ、現在ではアメリカの財政赤字を買い支えるまでになったんだから。
- 519 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/29(日) 21:03:41 ]
- さて一方で当時、武力闘争至上主義を掲げた共産党や、その他武闘派左翼ゲリラを抑える必要性が生ずる。そもそも第
二次世界大戦でのソビエトの狙いの一つが「資本主義国同士を暴走させ、衝突」させ。「負けて崩壊した国から順に共産 革命を」引き起こすという、とんでもないものでもあった。しかし日ソ中立条約やゾルゲ事件、そのゾルゲ事件の尾崎秀実 が近衛内閣の「昭和研究会」や「朝飯会」の常任メンバーで近衛のブレイン(しかも近衛は社会主義シンパの過去あり)だ ったことや、アメリカのハルノートを起草した財務省次官のホワイトが共産スパイだったことが戦後に明らかになったこと など、あながち嘘ではなかったのだ。彼らは本気で二段階革命を実施しようとしていた節があり、尾崎自身の獄中での著 述は明らかにそれを示唆している(彼は日本の敗北を完全に予見し、戦後の共産革命を夢見ながら悔いなく死刑台の露 と消えた)。
- 520 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/29(日) 21:04:40 ]
- 戦後こうした連中(何せ共産党は一時武力闘争至上主義を掲げていたため、未だに公安調査庁の要監視団体指定が解
けてない)を抑える必要が高まった。そこで児”島”や、その師匠筋の笹”山”(だったか?)あたりのフィクサーが動き出す。 朝鮮進駐軍と自称し暴れまくっていた在日愚連隊を次々と右翼団体へと放り込んだり、やはり在日系暴力団(関東会w) への資金提供したりしたのもこの時代。大陸系の人脈を持つ彼らならではといえる。何せ彼ら朝鮮系は「戦勝国民」、当 時内務省が崩壊し、日本の治安を担う組織が崩壊しており、警察活動も一々GHQのお伺いを立てなければならなかった ため、彼らはやりたい放題だった。さらに「反共」の旗印の下、統一教会へのパイプを繋げたのも児”島”や笹”山”などの 大陸系フィクサー(満州アヘン王の里●については大藪は書いてなかったような…)。見返りは戦後賠償ビジネス。安倍 晋三が未だに統一教会との繋がりを揶揄されるのはこのときの名残り、つまり反共。敵の敵は見方だっていう理屈。しか しこうした在日の裏社会人脈や裏社会利権が今、日本を蝕んでいるのはかなりキツイ。 こうして戦後の日本には、朝鮮系高級ヤクザが誕生した。沖こと岸は別に朝鮮系ではないが、こうした在日を使って左翼 叩きをやってたわけだ。まあ、大藪氏にとってはそんなことよりもむしろ、自分達高級官僚だけがとっとと祖国に引き返し 多くの日本人が大陸棄民となったあたりが、その後の創作の原動力になったのかもしれんね。
- 521 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/30(月) 13:49:04 ]
- 締まりはマァマァだが、お汁が多過ぎて
- 522 名前:無名草子さん [2007/07/30(月) 17:11:23 ]
- >>521 処刑軍団か? カモメと港を絶唱する演歌のプリンセスW
- 523 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/30(月) 17:49:53 ]
- 耳元でフランス語を囁くと塩もみしたアワビのようにしまる女
- 524 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/30(月) 19:38:36 ]
- 確かサル顔の小男の芸達者とはサミー・デービス・ジュニアですね
- 525 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/30(月) 20:49:40 ]
- >523
なにその清清しいほどのバカ女
- 526 名前:無名草子さん [2007/07/30(月) 21:03:27 ]
- 黒豹の鎮魂歌のなかに出てくる女優の女じゃなかったか?
- 527 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/31(火) 07:11:03 ]
- 上の方で誰かが言ってたが、ヴァヴィヴヴェヴォだな、大藪クオリティ
- 528 名前:無名草子さん [2007/07/31(火) 13:47:29 ]
- >>523 悪魔教の黒ミサで惨殺される松平純子?だったか。
- 529 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/01(水) 07:03:25 ]
- 淳子な
- 530 名前:無名草子さん [2007/08/02(木) 00:23:13 ]
- >>513
>「大藪春彦激賞!」 俺のは新聞の広告欄だったが、これはキクよな 即、本屋に買いに行ったぜ!
- 531 名前:無名草子さん [2007/08/07(火) 09:55:45 ]
- 大藪春彦の作品はすべて頭に入っているオマイラに出題だ!
「かつてのセクシーな外観を取り戻していた」 この作品名を答えよ!
- 532 名前:無名草子さん [2007/08/07(火) 12:31:16 ]
- 食糧難の時代に親がいない主人公たちはいかにして栄養をとりタフな肉体を手に入れたんですか?
- 533 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/07(火) 12:45:56 ]
- >>532
生い立ちが書いてある作品を嫁。「汚れた英雄」とか「処刑の掟」とか「非常の標的」とか
- 534 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/07(火) 16:18:20 ]
- >>531
優雅なる野獣
- 535 名前:無名草子さん [2007/08/07(火) 16:34:40 ]
- >>531
そりゃ原作・監修 大藪春彦作品だ
- 536 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/07(火) 17:17:33 ]
- >>535
知ったかぶりするのは作品名を書いてからにしろ
- 537 名前:無名草子さん [2007/08/07(火) 19:11:24 ]
- >>534
ハズレ
- 538 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/07(火) 23:07:52 ]
- クイズはもういいや
- 539 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/08/07(火) 23:19:24 ]
- >>531
「傭兵たちの挽歌」 >>532 すでに>>533氏が書いている作品の他、「孤狼は挫けず」もけっこう詳細に書いてありますよ。
- 540 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/08(水) 08:52:32 ]
- やっぱ「汚れた英雄」の少年時代がいちばん分かりやすいな
- 541 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/08(水) 22:59:42 ]
- 黒ビールにクラッカー&チーズって意外と合いますね
普段は発泡酒に冷や奴専門なんですが・・ それにしてもポンドでチーズは差し歯が取れそうです
- 542 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/08(水) 23:46:40 ]
- 洋子は恐ろしい女だなー これエミーの原型?
- 543 名前:無名草子さん [2007/08/09(木) 22:53:42 ]
- 強盗に等しい金額を花屋がふんだくったランの花束AGE
- 544 名前:無名草子さん [2007/08/12(日) 12:54:57 ]
- 人生七転び八起きage
- 545 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/12(日) 15:58:35 ]
- 高見沢乙
- 546 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/08/12(日) 23:32:41 ]
- オデン屋台のオヤジGJ(o^−’)b!
- 547 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/12(日) 23:46:32 ]
-
ショーユ ギョーザ ショーガ 等々、『ウ』 → 『ー』変換は先生の得意技。 微かだがバカっぽさが漂うので、余りいい印象がないのだが、何かこだわりが あったのだろうか?
- 548 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/13(月) 09:43:47 ]
- 俺はバカっぽいとは思わないな。むしろ大好きな表記だ
- 549 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/13(月) 12:00:32 ]
- たしかにバカっぽいなw
まあ、あまり気になるようなことでもないが
- 550 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/13(月) 12:36:50 ]
- ベテランをヴェテランとかバラエティーをヴァラエティーサバイバルをサヴァイバルなんて
書くこともあるけど、これもある意味バカっぽいなあ
- 551 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/14(火) 01:44:05 ]
- 高見沢が発音すると「キャリフォーニア」、スポンサーの誰かだと「カリフォルニア」と
区別して書いてあるケースもあったような。もしかすると高見沢じゃなかったかも。
- 552 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/08/14(火) 06:43:51 ]
- >>551
「アスファルトの虎」で間違いないです。ブリジストン・タイアから誘われてウナギ屋で 話をするシーンですね。
- 553 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/08/14(火) 07:39:59 ]
- ちなみに、この時点で高見沢が契約していたタイア・メーカーの名前は
“トーキョー・タイア”です。“トウキョウ・タイア”でなく。 “ショーユ”とか“ギョーザ”もそうですが、「外国人の発音を表記すると こういう感じになる」という書き方をしていたんだと思います。その他、 “ヴェテラン”や“サヴァイバル”も要は“V”と“B”の違いに対する こだわりですね。“ヴァレンチノのコート”なら本物ということになりますが これが“バレンチノのコート”だと“V”ではなく“B”なので韓国製の ニセモノです。わかる人だけわかってください。 語学に堪能な者からすれば正しくない部分も多々あると思いますが、私は こういうこだわりこそ大藪春彦の文体の魅力のひとつだと考えています。
- 554 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/14(火) 09:38:33 ]
- >>553
どうでしょうといえばオーストラリア縦断で「カレー・グレーヴィー」を大泉が「カレー・グラビー」 と発音してたな。DVDの副音声でヒゲが「肉汁という意味らしい」と言っていたこともあって俺は すぐに大藪の「長く熱い復讐」や「処刑の掟」を連想したW
- 555 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 12:19:55 ]
- 『エレヴェーター』は判るけど、『ショーユ』は如何なものか。
日本人である主人公が、イリコぶっかけご飯を喰うときに、 外国人風もないように思うのだが・・・
- 556 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 18:26:58 ]
- 文字にしたときにどうか、という問題はあるんだろうけど、発音するときは
私は「ショーユ」と言いますね。「ショウユ」ではなく。 前にここか別スレで話題に出てた「何ぼ何でも」のように、ある種の方言と して、明確に「ー」で発音する地方があるのかもしれません。 で、大藪氏は近代文学の基本である「文言一致」を突き詰めるべく、あえて 発音どおりに書いたと(わからんけど)。
- 557 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 19:36:04 ]
- 案外、元植民地の半島から引き揚げて来た
オーヤブ先生にとっては、「醤油」も「豆腐」も イマイチ馴染みの無いモノだったのかも…
- 558 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 22:33:27 ]
- 醤油だと何となく繊細さを連想させてしまうからな。やはり大藪作品ではショーユでしょう。
- 559 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 22:52:45 ]
- 大藪春彦のこだわり・・・ 文字のほかに何かある?
- 560 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 23:40:04 ]
- >>558
>醤油だと何となく繊細さを連想させてしまうからな。 ないないw
- 561 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 00:03:03 ]
- 深い意味はなさそうだなあ
殺伐とした大藪作品にちょっと軽妙な感じを出したかったとか、その程度のものじゃないんですか
- 562 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 00:39:02 ]
- >>561
でも終始一貫して「ショーユ」だからなぁ・・・
- 563 名前:無名草子さん [2007/08/16(木) 01:07:48 ]
- そのショーユにそっくりなアフリカのソースの名前は何だったけ?
アス虎で出て来た記憶が…
- 564 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 08:10:29 ]
- あえてカタカナを使う事でハードっぽさを出してる
ハードボイルドだからw
- 565 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 08:59:08 ]
- >>563
X巻の88ページに、「ショーユそっくりの マギー・アロマ・ソース」をシャケ缶にかけて パンに挟んで食べるシーンを見つけた! .300ウィンチェスターマグナム口径のM70を 背負って捜し回った甲斐があったぜ…
|
|