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大藪春彦(5)



1 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/04/20(金) 12:44:51 ]
通は「ヘッドハンター」を好む。

157 名前:無名草子さん [2007/05/21(月) 12:07:49 ]
>>156
掟さん、どうもです、155です
映画ではカーチェースとかもあったですが、殺し屋、女ともども埋立地で射殺など
この映画にしてはそこそこ原作をなぞったシーンではあるんですね

原作では朝倉がライバル視していたほどの好漢だったのに意外とあっさり消えてしまったので
惜しい気がした記憶があります、桜井


158 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/05/21(月) 12:56:49 ]
>>157
桜井に限らず、大藪小説には主人公に匹敵する狡猾さや腕力を持ちながら、運に見放されて
命を落とす若者がけっこう出てきますね。初期短編の「スピードの明」のように、主人公の
地位を夢見て果たせず消えていった者もいます。

朝倉と桜井は、もしも違う形で出会っていたらコンビで東和油脂に立ち向かい、
大勝利の後は新たな野望を果たすため海外へ逃亡していたかも知れませんね。

159 名前:無名草子さん [2007/05/21(月) 18:56:03 ]
単なる主人公朝倉の対比当て馬キャラじゃないのか?
始めから徒手空拳の持たざる男とコネをバックに登場する男
大藪世界では最後は当然…。

「俺だって銀のスプーンを咥えて生まれた訳じゃない」by北野晶夫

160 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/21(月) 22:31:05 ]
>159
東和油脂に対するユスリは桜井の個人的計画だからコネを活用してるとは言えんが、
いざという時には逃げ込む場所(バックの大物)があることも確か。

まあ、そこが朝倉に比べてイマイチ線が細いところとも言えるが。

161 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/21(月) 23:34:46 ]
別冊新評「大藪春彦の世界」を書籍化したような本を古本屋で見かけたのですが、
あれと新評版と違いってありますか?
それと問題小説増刊「蘇える野獣」も書籍化されていますが、
書籍版には馳星周と大沢在昌の対談が付け加えられていたと思います。
こちらも他に違いがあったら教えてください。

162 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/23(水) 01:16:27 ]
>>138
ニンニクくさい息
頬の皮を突き破りそうなほお骨
裂け目のような細い目
この表現は良く出てくるね

>>152
スェーターとか。
あと、ステレオのことをハイファイとか。

今だらだらと音楽を流しながら大藪さんの小説を読んでた。
寺尾聡の曲って大藪さんに合うと思った。

藻前ら、どんな音楽を流しながら読むと合うと思いますか?

163 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/23(水) 05:09:31 ]
優作版の映画「野獣死すべし」の主題曲は合うと思うね。冷たい鋼のような孤独感がよく出ている。ただし映画は三流・・・

164 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/23(水) 10:35:26 ]
大藪がTレックス聴いてると知った時は驚いた。

165 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/23(水) 14:20:44 ]
正月にヒーロー真似てロースハム1本かぶりついてみたが、脂身の多さに閉口しました

さすがにヒーローみたいにはいかないわ

ちなみに半s完食しました(気持ちワル〜)



166 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/23(水) 16:12:13 ]
何でロースハム? やはりボロニアソーセージかサラミソーセージあたりだろ。

167 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/23(水) 17:18:53 ]
たまたまハムがあったわけです

ビールで喉を洗いながらだったけど、

そのままだと脂身の多さもそうだけど

味も均一でよっぽどの肉好きならともかく

ヒーローみたいに肉だけつうのはキツイですね

マヨネーズとかカラシと一緒ならよかったかなあ

168 名前:無名草子さん [2007/05/23(水) 21:10:14 ]
チーズとクラッカーを交互に食いまくるなんてーのもあったな。

169 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/05/24(木) 00:06:23 ]
>>167
そこで、洗面器一杯の生野菜ですよ。

170 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/24(木) 01:08:10 ]
>>167
喉を洗いながらワロス

今日は暑かったから、漏れもこれから火傷をしそうな熱いシャワーと冷水を交互に浴びて来ます。

それはそうと、この前、嫁がいない時に鏡の前で30分くらい「凄みのある笑い」をやってみたけど、結局出来無かった38の初夏。

171 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/05/24(木) 07:39:25 ]
大藪作品では「ローガンのスコッチで舌を洗いながら」とか、「ポテト・サラダで舌の脂を取る」とか
「残ったワインとチーズで舌を楽しませる」とか、「ロール・パンを食って舌をリフレッシュさせる」とか
読んでいて食欲を刺激する表現が多いですね。

172 名前:無名草子さん [2007/05/24(木) 10:27:35 ]
コテハンのドブ臭い口臭に辟易(笑)

173 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/24(木) 11:04:38 ]
だぶつき気味の腹が気になって今年からダイエットに挑戦している。
徐々に効果が出始め80`あった体重が今では60`近くにまで落ちた。

食事は1200`カロリを1日5回に分けて摂る。
アルコール類はいっさい摂らない。時間があれば運動もする。

だが、食欲が落ちたわけではない。
食に対する執着度はむしろ増している。

こんな状況の中、最近疑問が頭をもたげ始めた。
こんなことまでして健康を維持することに何の意味があるのかと。

大藪氏の描く主人公が羨ましく思える41の初夏。

みなさん楽しく読ませてもらってますよ。
これからもよろしく。

174 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/24(木) 11:22:20 ]
>>172
ミステリ板住人のことか?

175 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/24(木) 13:12:42 ]
>>172のニンニク臭いゲップの悪臭がスレに漂っているな。



176 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/05/24(木) 13:28:05 ]
え〜、ようやく判明しました。
『お洒落の謙』です。
協和会会長、石黒に命じられて暴力サルベージ屋を撃退した後、
警察に追われてピンチになった主人公、高城を迎え(助け)に来たのが
お洒落の謙の仇名のある多田でした。
渋い服をスマートに着こなした長身痩躯の若者です。
作品名は「無法街の死」でした。

177 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/24(木) 14:29:04 ]
>>176
乙です!

何か予想よりかっこいい設定だな。ここは大抵の疑問が解決するから気に入ってる。

178 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/24(木) 15:28:49 ]
>>176
あは、いたんだ。健じゃなくて謙ねw
なんか生意気そうな若者だな。
こういうヤツってだいたいタメ口叩いて主人公に焼きを入れられるタイプだよね。

179 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/05/24(木) 16:12:18 ]
>>178
いえいえ、中々頼りになる若者でして
和田組との最終決戦時には高城に指名されて行動を共にし、
高城を援護してました。
最後は海上保安官に射殺されてしまいましたが。

180 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/24(木) 16:29:23 ]
結局>>102は名前の漢字を間違えてたんだな。それでも類似のキャラを見つけてくるとはGJ!

181 名前:無名草子さん [2007/05/24(木) 16:51:35 ]
>>136>>102とかに平グモのように這いつくばって謝罪しとけよ。


182 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/24(木) 17:02:24 ]
不正確なことを書いた>>102が悪い。

183 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/24(木) 17:36:58 ]
「ケン」はもひとりいるよ。
地回りのちんぴらで粋がってたけどヒーロにもろストレート叩き込まれて
口元をトマトケチャップのように潰されてしまう。
「これでケンもオシャレではなくなった」の最後のセリフが効いてた。
ただ作品は忘れた。オーヤブでないかもしんない。

184 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/24(木) 18:40:36 ]
ヽ(`0´)ノ またかー?

185 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/24(木) 19:01:49 ]
>>176


ところで大藪氏の小説で最も頻繁に出てくる動物と言ったら何?



186 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/24(木) 19:19:11 ]
犬じゃね

187 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/05/24(木) 19:59:06 ]
意外と鹿とか?

188 名前:無名草子さん [2007/05/24(木) 20:21:48 ]
コジュケイもやたら出てくる
実際見たことないが…

189 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/05/24(木) 20:41:04 ]
>>183
「おしゃれの源」や「お洒落の謙」の他に、まだ「ケン」がいるわけですね。確かに読んだような
記憶もありますが、はっきりしません。さて、ここでさらに話をややこしくするようなことを
書きますが、「狼は曉を駆ける」には「健」という名前の色男が出てきます。西城に唇と前歯を
吹っ飛ばされた後の描写が、

「口の前側が消失した健ははもう色男ではない」

だったりします。同じようなフレーズ、人名がけっこうでてきますからね。

>>185
犬、鹿、キジあたりじゃないでしょうか。後は馬たムースやエルクなどですね。

190 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/24(木) 21:11:22 ]
>>189
たぶん、それだと思う。「口の前側が消失〜  」は読んだ記憶があるよ。これでスッキリした。ありがトン by183

191 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/24(木) 21:35:58 ]
>>190
西城は銃で口の前を撃ち飛ばしたんだよな。人間の記憶ってけっこう曖昧なもんだな。

192 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/24(木) 22:57:53 ]
>185
ワニ、アナコンダ、ゴリラ

193 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/25(金) 01:09:31 ]
>>185
クマー

194 名前:無名草子さん [2007/05/25(金) 06:02:10 ]
>>191
だったら即死じゃね?

195 名前:無名草子さん [2007/05/25(金) 07:45:14 ]
>>194
横から口の前側を撃って、唇と前歯を吹っ飛ばした。



196 名前:無名草子さん [2007/05/25(金) 10:56:32 ]
>>195
わぁ それ痛そうでつね  傷治ってもクシャおじさんみたいになっちゃうね

197 名前:名無しは、死なず mailto:sage [2007/05/25(金) 10:56:36 ]
>>192
ゴリラは無いでしょ。

198 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/25(金) 13:52:06 ]
トラックのタイヤも噛み千切るとかあったような希ガス

199 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/05/25(金) 22:07:25 ]
ゴリラは『破壊指令No.1』に出てきますね。
サルベージ屋(手形の方ではなくダイバーの方)として
潜入した際に正体がばれそうになり、
逃げる途中で五剣山寄りの灌木の茂みの陰から出てきた
三匹のローランド・ゴリラに出くわしたのでした。
他にも羆やアフリカ水牛に襲われてましたね。
第三話「狂ったレーダー」の中のエピソードでした。

200 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/25(金) 23:21:28 ]
よく切断した男根を口に押し込んだり、尻の穴に突っ込んだりするけど、あれは大藪先生の趣味ですか?

201 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/26(土) 00:41:32 ]
輪殺の掟の津場登が雄琴のトルコ街で大暴れして
ポン引きの口に切断した男根を押し込んでとか
頬にナイフで穴を開け、ベルトに通した生首をそこにくくりつけてとかの描写があるけど
あれって大藪先生が雄琴でチンピラに脅されて、相当悔しい思いさせられたんだろうね。

202 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/26(土) 01:13:11 ]
無茶苦茶だなw

203 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/26(土) 01:15:08 ]
あとさ、よく脳漿が・・・

204 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/26(土) 01:22:17 ]
>>201
最初の頃読んだ作品だったが風呂場で死体を踏んづけて血抜きをする描写があってビックリした憶えがあるが
狩猟という観点から見れば一応スジは通っている。

しかしベルトに生首云々はどう見ても酒鬼薔薇の世界だろうよw

205 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/26(土) 06:53:45 ]
>>201
> あれって大藪先生が雄琴でチンピラに脅されて、相当悔しい思いさせられたんだろうね。

むしろ逆だと思うよ。水商売関連は、出版社持ちで遊びを兼ねて熱心に取材してたらしいw
ペニスを切断して口に突っ込んだり、首を切断してああいう扱いをするとかは中東とかアフリカとか
世界各国の戦闘のお約束などを調べた結果らしい。



206 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/26(土) 10:01:56 ]
ヨーロッパ旅行ではかなり遊んだんだろうな。取材の成果を活かすためか複数の作品で食い物や
エロ関係の似たような描写が出てくる。


207 名前:名無しは、死なず mailto:sage [2007/05/26(土) 11:07:50 ]
>>199
ゴリラも出たたのですか…
勉強不足でした。失礼。

208 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/26(土) 12:38:32 ]
>>206
何で読んだか憶えてないが編集者が先生のお供で海外へ行くと先生は何所
でも必ず絶対に女買ってたって暴露してた。

しかし先生の晩年の旅エッセイでは編集者が女買いたっがって困ったものだ
…俺は明日も銃撃ちたいから眠いのに〜とか書いてる。

209 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/26(土) 14:57:51 ]
>>208
編集者をそうやって構ってふざけて遊ぶみたいなことはよくやってるんでしょうね。
「熱く長い復習」の鷲尾進が最後に殺す大ポスの名前が編集者の名前だったり


210 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/26(土) 15:32:36 ]
>>209
ずいぶん勉強熱心だな。いや何でもない。

211 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/27(日) 00:10:12 ]
>>209
主人公の名前もいかにも強そうな名前ばかりですね。

面白いのは苗字がア行からワ行まで満遍なくあることです。

きっと電話帳などからイメージに合った名前を拾ったりしてたのでしょうね。

212 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/27(日) 01:01:18 ]
何だかそれらしい単語をシャッフルして組み合わせると
大藪作品らしい「タイトル」と「主人公」が出来上がりそうだね

「野望都市・・城乃内誠」とか
「ベレッタの掟・・黒木勇作」
「南アフリカ秘密指令・・虎田拳介」みたいに

213 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/27(日) 02:10:59 ]
>>211
男性の名前の最後の部分が「夫」が多いのは時代を感じますね。

214 名前:無名草子さん [2007/05/27(日) 14:55:24 ]
>>212

それって大藪ヒーローというよりも、むしろ演歌歌手かな

いやぁ〜けっこう難しいでつね、なまえ

215 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/27(日) 17:40:10 ]
掟シリーズだか何だか忘れましたが、キャバレーで「矢理貴郎」って偽名を使ってた主人公いたよ



216 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/27(日) 18:59:29 ]
>>215
ははっ、「矢理貴郎」とは。
殴夜部先生もなかなかやりますね。
他にもなんかあったらおせーて。。。

217 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/28(月) 00:17:12 ]
大藪さんの小説の中でコンピューターに関する描写が何作が出てくるけど、たいてい「インターネットに接続されたマッキントッシュが無造作に置かれている」だね。
自分はマカーなんでちょっとうれしい。

大藪さんが生きていたら、もっとネットとか色々と描かれたのかな?とか妄想してしまう。

218 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. [2007/05/28(月) 00:24:16 ]
>>213
そうですね。
西城に鷹見、篠原辺りですか?
何とはなしにカッコイイ名前ですね。

219 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/28(月) 01:31:54 ]
>>218
今読んでる作品の中に「手榴弾型ライター」という記述が出てきてワロタ。
「ライター型手榴弾」だろがwww

220 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/28(月) 05:10:39 ]
>219
昔の本って結構誤植多いですよね。

221 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/28(月) 16:47:32 ]
>>219
「日銀ダイヤ作戦」ですね。
私も読んでいて気になりました。

どのページでも手榴弾型ライターと書いてあるので、誤植ではなく実際に
本人がそう書いていたのでしょう。

大藪さんと懇意にしていた、出版関係の友人に直接聞いた話ですが、本人は
原稿を書く時は、異常なほどに手書きにこだわっていたそうです。
また、自身の原稿を編集者に手直しされるのも凄く嫌がったとか。
だから、こういった珍妙な言葉も、(本人が気づかなかった?)修正されること無く
本になってしまったのではないでしょうか。

実際、大藪さんの作品は、ノリと勢いで書いてしまったと思われる記述も多々
見受けられますし。




222 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/28(月) 17:36:12 ]
大藪ヒーローに撃たれて糞と尿を垂れ流す野坂昭郎が出てくる作品知ってる方おられますか?


223 名前:無名草子さん [2007/05/28(月) 18:36:34 ]
設定とか何でも良いからヒントくれ。

224 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/05/28(月) 20:27:27 ]
>>221
>実際、大藪さんの作品は、ノリと勢いで書いてしまったと思われる記述も多々
見受けられますし。

アスファルトの虎の中でルンルン気分なんて言葉も出てきましたね。
当時の流行語だったんでしょうね。
林真理子だったかな。


225 名前:無名草子さん [2007/05/28(月) 21:00:20 ]
「気分はルンルン」な。



226 名前:222 mailto:sage [2007/05/28(月) 21:57:22 ]
すいません、昔朝まで生テレビで野坂昭如が「大藪春彦にこんな風に書かれたことがある」といっていたもので、それしか分かりません。
それとこれも朝生でオウム事件を扱っていたとき、栗本慎一郎が「大藪春彦さんが70年代に既にサリンを作品に出してましたね」なんていっていました。

227 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/05/28(月) 22:49:20 ]
>>225
富士スピードウェイにて、
F・Pのニュー・マシーンのテストの際に
チーフ・メカの近田が
『…ベスト・ラインを試してみる?
ルンルン気分になっているところで』
と言っています。
また、トーキョー・タイアの製品開発部に電話した際、
開発本部部長の安部に
『…君のことだから、ルンルン娘のベッドの上だったんじゃない?』
と揶揄?されています。
この他にルンルンの記述があったでしょうか?



228 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/05/28(月) 23:12:01 ]
>>226
サリンを題材にした作品は「暴力列島」です。

>>227
同じく「アスファルトの虎」で目覚めた高見沢の描写で「気分はルンルンとはいかなくても〜」
というのがありました。

229 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/05/29(火) 00:06:48 ]
>>228
あ、そうでした(^_^;)
確認しました。
dクスです。


230 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/29(火) 15:33:48 ]
なんでみんな断片的な話だけで作品名とかわかるんだ?w

231 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/29(火) 15:41:03 ]
古本屋で買ってきたらすでに持ってる奴だったことが二度ほどある。
冒頭をちょっと読んだだけじゃ過去に読んだことあるのかどうか判別を付けられないw

232 名前:222 mailto:sage [2007/05/29(火) 16:09:13 ]
非情の女豹では結構ヌキましたよ(*´Д`)ハァハァ♂*:・'゜。.:*:・'゜。.:*:・':*・
大藪作品でヌケるシーンありますか?



233 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/30(水) 14:44:17 ]
主人公が化け物みたいに強い話が好きだ。素手で首を引き千切ったり、木刀で手首切断したり。

234 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/30(水) 16:14:00 ]
素手で心臓を掴み出せるからな。

235 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/31(木) 02:25:32 ]
いま「ヘッドハンター」読んでるけど、「ブラッディ」が口癖の変なおっさんが登場しててすげーワロタ

>>233-234
股間に蹴り入れるとつま先が直腸までめりこんだり、パンチすると肘まで入っちゃうとかw



236 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/31(木) 08:53:13 ]
「信じられぬ・・という顔で」
身体をナイフのように折って

237 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/31(木) 09:46:40 ]
主人公にタマを蹴り潰されたヤツの描写で「男根の組織も腐り落ちるから、もう一生女を抱けない」
というのがすごかった。

238 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/31(木) 13:14:10 ]
大藪ヒーローに殺されるなら延髄にナイフが一番痛くなさそうだな。
やたらチンポに対する拷問が多いよね。

239 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/05/31(木) 14:43:06 ]
頭の皮を剥いで小便をぶっかける。

240 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/01(金) 09:20:36 ]
生きたまま犬に食わせたり、上半身だけになるまでバイクで引きずったり。彼は基本的に
怒りと怨念の作家だったんだね。

241 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/01(金) 16:04:46 ]
女豹の掟の後書きでも「僕はいくら酒を飲んでも酔えない理由がある、それは怒りである。」なんて言ってる

242 名前:無名草子さん [2007/06/03(日) 09:16:24 ]
基本的に体験したことしか書けないと言ってたな。確かにハンティングとかは彼自身の
経験が元になってるようだ。オーストラリアでのバッファロー狩りなんて数作品に出てくる。

大藪小説の集大成と言える「アスファルトの虎」でも書いてほしかった。

243 名前:無名草子さん [2007/06/04(月) 19:10:09 ]
戦士の挽歌、復讐に明日はないと連続で読んだ。
次は黒豹の鎮魂歌を読もう。

244 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/04(月) 20:54:47 ]
>>243
読み終ったらイクラ丼を貪り食ってくれw

245 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/05(火) 16:21:04 ]
>>243
大藪作品に意外と多い、脳を損傷した主人公の一人だな。



246 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/07(木) 16:04:37 ]
ヨーロッパから北海道まで。

247 名前:無名草子さん [2007/06/08(金) 11:48:32 ]
>>219 拳銃型ライターなら持ってるW

248 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/08(金) 14:58:24 ]
春彦、夏彦、秋彦、冬彦の中では春彦がいちばんバカっぽいなW

249 名前:無名草子さん [2007/06/08(金) 16:20:05 ]
>>218 「篠原」って何てタイトル?

250 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/08(金) 17:29:09 ]
>>248
大藪春彦
京極夏彦
吉村冬彦(寺田寅彦)

で、秋彦でググッて出てきた作家が・・・嬉野秋彦

251 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/06/08(金) 19:01:41 ]
>>249
スマソm(_ _)m
改めて読み返したら信原でした。
『沈黙の刺客』信原邦夫です。

この作品は解説を含めても199頁しかなく、
値段も大藪作品の角川文庫では一番安かったのでした。
(昭和54年当時、220円)


252 名前:無名草子さん [2007/06/08(金) 20:30:32 ]
ショーユはかけるが、ソースはかけないな。


253 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/08(金) 21:50:32 ]
>>248
個人の主観で得意顔のお前がいちばんバカっぽいW

254 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/09(土) 00:51:57 ]
「ヘッドハンター」の中での「ブラッディ」という言葉の出現回数は異常w

255 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/09(土) 07:24:33 ]
>>254
その理由はちゃんと書いてあるじゃん。実際あの訛りがある連中の「ブラッディ」連発は
酔った時なんか作品よりひどいぞ。



256 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/10(日) 13:41:02 ]
「ヘッドハンター」のバッファロー狩りのシーンは豪快だな。あれって作者自身の体験が元ネタに
なってるらしいけど、他の作品でもバッファロー狩りについて書かれてなかったっけ? 確か主人公の
過去話とかであったような……。

257 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/06/10(日) 20:05:18 ]
>>256
西城も高見沢もバッファローを撃ってますね。
両名ともその後、村の娘を族長に進呈?されてます。



258 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/06/10(日) 20:45:17 ]
>>257
「ヘッドハンター」と書いてあるから、>>256氏が書いているのはオーストラリアでの
バッファロー・シューティングのことじゃないかと思います。「ヘッドハンター」より
ずっと前に、「処刑の掟」で主人公の速見誠が過去にオーストラリアで食肉用として
バッファローを撃っていたという話が出てきます。

259 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/06/10(日) 23:47:34 ]
>>258
あ、なるほど。
ミート・ハンティングの方ですね。納得。


260 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/11(月) 13:20:08 ]
おおっ、コテ神の夢の競演w まさに神々の対話ww

261 名前:無名草子さん [2007/06/12(火) 10:28:58 ]
先週から文庫を読みまくってるので、そこからコテさんたちでも簡単にはわからない質問をいくつか
書いてみようw

1「ハムが嫌い」とはっきり言っている主人公は?

2主人公が子供の指をヘシ折る衝撃的な作品は?

3女を縛って犯していたSM好きな主人公は?

さすがにすぐはわからんだろ。

262 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/06/12(火) 17:54:18 ]
>>261
1.だけは答えが出ました。
『殺人許可証No.3』の「私」ですかね?
根岸会に潜入した折に身元照会の為に監禁された際、
部屋の備え付けの冷蔵庫からオレンジと
サラミ・ソーセージの朝食を採ってますがその中で
「私はハムは嫌いで、よほど飢えた時ではないと口にしない。」
とあります。
2.3.についてはちょっと記憶になかったです(^_^;)



263 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/06/12(火) 17:57:21 ]
>>261
連投スマソ。
3.は『長く熱い復讐』の鷲尾ですかね?


264 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/12(火) 17:57:43 ]
おおっ、神々に挑むイカロスまで出現w 舞台は佳境へww

265 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/12(火) 20:54:20 ]
あ、なんか思い出したw
登場してイキナリ「これが今ナウいSMだ」とか言ってヤリだした主人公がいたw
確かアレは(ry

コテさんわかる?



266 名前:261 mailto:sage [2007/06/13(水) 08:40:59 ]
>>262
当たり。さらっと書かれていたから覚えてない読者が多いと思っていたのになw

>>265
あー、それは知らないな。西城か? 少なくとも俺の書いてる作品とは別だ。

267 名前:無名草子さん [2007/06/13(水) 10:38:17 ]
>>261
Aは初期作品「人狩り」の水野だな。指を無造作にへし折る前にバックハンドで
殴ったりしてた気が・・・「このくらいの齢になれば、気の利いた奴は
マスの掻き方くらい知ってるぜ」とババアに言ってたセリフが印象的。
例によってババアは怪奇な部分をむき出しにする訳だが(ニヤリと笑った)

268 名前:無名草子さん [2007/06/13(水) 10:40:40 ]
>>261 BSM好きな主人公はいない。縛って犯すのは女のリクエストに
答えたんだろ。

269 名前:無名草子さん [2007/06/13(水) 14:48:41 ]
糸冬 了


みんなマニアだな

270 名前:無名草子さん [2007/06/13(水) 14:53:40 ]
>>268
それなら鷹見だな。

271 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/13(水) 21:56:52 ]
ちょっと気分を変えて、古本屋で100円だった新宿鮫を今読んでます。

272 名前:261 mailto:sage [2007/06/14(木) 11:44:47 ]
参ったな。やっぱすげぇやw

じゃあ最後に「バターをパンと同じ厚さに塗って食った主人公」は分かるかな? 脇役ではなく主人公ね。

273 名前:無名草子さん [2007/06/14(木) 14:26:24 ]
金狼の最初のほうで出てきたような焼肉屋ってどっかに無いかな?

274 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/14(木) 21:08:36 ]
>>272
バターじゃなくてチーズならたくさんあるな。

>>273
七輪で新鮮なモツを食わせる店ならけっこうたくさんあるよ。食い物関係の板で聞いた方が良いと思うが。

275 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/06/14(木) 22:28:53 ]
>>272(261)
その設問についてはこのスレの上の方で答えが出てます。

>>273
渋谷の「アリラン」ですね。
実在するなら是非とも行ってみたいですね。




276 名前:273 [2007/06/14(木) 23:17:30 ]
探したら見つかったw
むかつく奴がいたら連れて行こう

277 名前:無名草子さん [2007/06/15(金) 01:11:42 ]

 朝倉は、血泡の中でのたくる唐辛子まみれの小袋を箸で
 つまみ上げると、口に放り込んだ。強靭な歯で噛み砕く。
 『生だと尚更元気が出ますよ』

みたいな感じだったかな?


278 名前:272 mailto:sage [2007/06/15(金) 05:23:47 ]
>>275
俺の問題は「バターをパンと同じ厚さに塗って食った主人公」だよ。まあ俺も偶然見つけたんだけどね。
ついでに「車体の一部を崖からはみ出させるコーナーリングで女をビビらせた主人公は?」という
問題も追加しておくよw

279 名前:無名草子さん [2007/06/15(金) 09:37:48 ]
>>278 そりゃ「戦いの肖像」の水島か「全開で飛ばせ」の嵯峨だろに

280 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/06/15(金) 10:32:45 ]
>>279
私も思い出せるのはその2作品だけですね。

>>278
>「バターをパンと同じ厚さに塗って食った主人公」

以前にその話になった時は思い出せませんでしたが、主人公ということなら
「拳銃稼業」の三島です。

281 名前:278 mailto:sage [2007/06/15(金) 22:19:05 ]
参った。みんなディープだわw

282 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/06/15(金) 22:39:59 ]
>>281
『参った。あんたのような手ごたえのある男にははじめて会った。
俺の完敗だ。ハジキを渡すから射たないでくれ』
ってところでしょうか(笑)



283 名前:無名草子さん [2007/06/16(土) 03:23:59 ]
ロード・エージェント・スピンと称されるガン・プレイのテクニックだ。

284 名前:無名草子さん [2007/06/16(土) 09:56:36 ]
プッシュ・ロッディングもお忘れなく。

285 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/18(月) 22:03:43 ]
文字にすると長いが,西城はそれらの動作を
0.02秒でやってのけた。
西部劇の惹句に「0.2秒驚異の早撃ち」などどあるが,
本物の早撃ちに比べると1けた遅い。



286 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/19(火) 14:31:02 ]
あとさ、筆者のナイフ自慢もワロタ

287 名前:無名草子さん [2007/06/19(火) 14:31:42 ]
なんぼなんでもオート・マチックで0.02秒は先生の勇み足だな。

288 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/19(火) 18:26:17 ]
手刀で相手の首を切断し、素手で心臓を掴み出す主人公が活躍するハードなファンタジーだからな。

289 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/19(火) 22:25:20 ]
手刀で切断なんてあった?
素手で首を千切るのは現実にできる人もいそう。

290 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/06/20(水) 07:44:46 ]
>>289
>手刀で切断なんてあった?

つ「戦士の挽歌」

ちなみに素手で心臓を掴み出す作品には「黒豹の鎮魂歌」があります。
「汚れた英雄」の北野晶夫も、その一歩手前までのことをやりました。
「骨肉の掟」では、素手で相手の首を締めて最終的に千切っています。

291 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/20(水) 08:41:44 ]
あの人間離れした暴力が、ストレスに悩む現代人にはたまらない。「理論的に云々」とか
言ってる奴には、あの楽しさはわからない。

292 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/21(木) 15:22:20 ]
手刀で切断は知らなかったけど首をねじ切るのはあった気がする。
首の関節をパコーンと外してから。

293 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/21(木) 17:37:02 ]
パコンはわかるが捩じ切るのはない。

294 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/21(木) 19:26:02 ]
コテさんが書いてた「骨肉の掟」はねじ切るって感じだな。関節カコーンの後にナイフはよくある。

295 名前:無名草子さん [2007/06/24(日) 17:55:32 ]
「ウサギの脳みそを食いながら復讐を決意した」みたいな作品をかなり前に読んだけど、
これって大藪春彦だよね?



296 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/24(日) 17:59:13 ]
ごめんアゲちまった。

297 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/24(日) 19:17:45 ]
専ブラは抜かれる

298 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/25(月) 08:41:56 ]
ウサギを食うのは星島シリーズであったような。

299 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/25(月) 20:13:34 ]
大藪ヒーローが食ったグロテスク食材NO1は蛇でOK?

300 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/06/25(月) 20:55:25 ]
>>295
これまで何度か話題になっている「処刑の掟」ですね。犬を食った後です。

>>299
個人の好き嫌いにもよりますが、私だったら蛇よりサンショウウオの皮を剥いで
生のまま食う方がキツいですね。北野晶夫はもしかしたら犬や猫の内臓を
食べたかもしれないし、カツオの内臓を生で食うというのもかなり凄いです。
星島弘は龍虱というゲンゴロウに似た虫や生きたトンボなどを食べています。

301 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/25(月) 21:03:23 ]
猿の脳みそ食ってるの無かった?生で

302 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/25(月) 21:33:58 ]
ショーユの代わりにメンスの血で刺身を食う  キモ

303 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/25(月) 23:26:06 ]
>>301
ない。

304 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/25(月) 23:39:52 ]
革靴

305 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/06/26(火) 00:45:45 ]
>>299
グロとはちょっと違うけど
銃の負い革を食べちゃった主人公もいましたね。




306 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/06/26(火) 06:50:47 ]
>>305
おそらく>>304氏が書いているのも同じだと思われますが、「非情の掟」ですね。
革製品であるライフルとトミーガンの負い革、ズボンのベルト、そして靴を食べています。
「チャップリンの黄金狂時代」ではいちおう茹でて靴を食べてますが、「非情の掟」では
そんな余裕もなく、ただひたすらにしゃぶり続けて少しずつ胃に収めています。

307 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/26(火) 14:36:31 ]
精力剤だと言ってカズノコのヌルヌルした薄皮ばかり食らう政治家の先生もいましたね

308 名前:名無しは、死なず mailto:sage [2007/06/26(火) 15:43:53 ]
山本皓一氏のHPで大薮氏が自らが仕留めた巨像に腰かけてる写真や
その巨像を現地の村人が数百人がかりで解体している写真が掲載されているのですが
「モノ」が巨大なだけに、あれは強烈でした。
現地では貴重な蛋白源なのだそうです。


309 名前:無名草子さん [2007/06/27(水) 02:21:43 ]
お前らが選ぶ作品ベスト3って何?
俺としては銃と車で組織とドンパチってのより社会派なのが好きだな。

1 蘇る金狼
2 戦士の挽歌
3 復讐に明日は無い

310 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/06/27(水) 07:38:45 ]
>>309
以前にもベスト10を書いたことがありますが、今も変わっていないので
1位「ヘッドハンター」
2位「野獣死すべし」
3位「汚れた英雄」
ですね。「ヘッドハンター」は文体も内容も大藪作品のひとつの到達点だと
思っています。「野獣死すべし」は、やはり最初に読んだ時の衝撃が強烈
でしたし、作者のすべてが包み隠さず描かれている点も興味深いです。
「汚れた英雄」は“鋼鉄がいかにして鍛えられていくのか”を主人公の
少年時代からしっかりと描いた、大藪流青春小説の傑作だと思います。


でもやっぱり大藪小説と「どうでしょう」の企画は最低でもベスト10
くらいじゃないと足りないですね。

311 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/27(水) 07:54:15 ]
朝っぱらからキャンキャンキャンキャン隣の犬がウルセー
ミニチュアダックスだかなんだか知らんが蹴り殺してやりてーよ
「ウルセーな!」ってな
ついでに飼い主も五寸釘で磔にしてやるぜ

312 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/27(水) 17:37:40 ]
>>309
私としては「復讐の弾道」は外せないですね。

313 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/27(水) 18:12:17 ]
陸送屋稼業は外せないね

314 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/06/27(水) 20:11:31 ]
>>309
う〜ん、ベスト3は難しいですね。
強いてあげれば、
1.野獣死すべし
2.傭兵たちの挽歌
3.名のない男
でしょうか。
もっとも、掟氏と同じくベスト10じゃないと
足りませんね。


315 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/27(水) 20:23:21 ]
僕は後期長編よりも初期短編派ですね
「白い夏」とか「テロリストの歌」「誤算」「暗い春」みたいなのが好きです



316 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/27(水) 20:46:16 ]
>>315
うん、短編はいい。味わい深いし余韻が残る。

317 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/06/27(水) 22:17:44 ]
>>315
短編なら『自爆』ですかね。
初めて読んだ時が16の頃で
自分も4ストロークの軽自動車を
フル・チューンするんだ、と夢想してました。
他にも若林のフロンテとか
邦彦のR2とかが憧れでした。

そんなこんなで初めて買ったクルマは
ソレックスのツイン・キャブで武装した
コロナ2000GTでした。
大藪作品での描写がまさに砂に水が染みこむようでして、
ヒール&トゥも割と簡単に実践できました。

まさに、バイブルでしたね。


318 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/27(水) 22:34:09 ]
大藪氏のヒール&トゥは時として踵でブレーキング、つま先でアクセルを吹かしたりしますが

これってどうなんでしょうね

319 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/06/27(水) 23:11:27 ]
>>318
時代の背景もあるでしょうが実際には、
つま先でブレーキ、
踵でアクセル、です。
何故なら単にエンジンの回転数を
合わせる為だけの空吹かしよりは
確実に停止位置を合わせるブレーキが
重視されるからです。

ただ、ヒール&トゥも既に過去のテクニックとなり
(何故なら一般市販車もシンクロが強化された為)
ワン・クラッチ・シフトなどはしらないドライバーもいるようですね。

今はAT全盛ですから。


320 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/27(水) 23:29:44 ]
ストレートアームつうのも過去のテクでしょうね

「蘇る金狼」のじゃじゃ馬社長令嬢なんかがやってました

321 名前:無名草子さん [2007/06/28(木) 10:46:01 ]
大藪自身、免許取ったのが20代後半だったっけ?
最初期の作品群だと「グゥンとアクセルを踏み込んだ」とかあるし。

322 名前:無名草子さん [2007/06/28(木) 10:51:50 ]
プリンスGTB、ハコスカGTRは主人公が良く使うが
ケンメリは何故か出てこないね

323 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/28(木) 13:44:54 ]
20冊くらいは読んでるのに、タイトルと内容がほとんど一致してないorz

324 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/28(木) 16:20:05 ]
>>322
最初に接した車だから愛着があるんじゃね?
特にあの時代の人たちのGTR信仰は半端じゃなかったらしいと聞くし

325 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/28(木) 22:09:35 ]
>>323
ざっと内容を言えば、たちまち誰かが答えてくれるのがこのスレだw

>>324
確か痔主になってマニュアル車がきつくなるまではハコスカに乗ってたんじゃなかったっけ?
オートマ車も右足アクセル・左足ブレーキだったんだろうな。



326 名前:無名草子さん [2007/06/28(木) 23:28:42 ]
大藪の人物描写って攻撃的すぎてワロテしまうときがある。

「準幹部クラスらしく、バンドマンのような派手な身なりをして滑稽なほど
粋がっていた。チンピラ歌手を舞台に呼ぶ三流の司会者のような身振りで車を招く・・」

ちなみにどの作品でしょう。

327 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/28(木) 23:43:59 ]
おしゃれの健さんか?w

328 名前:無名草子さん [2007/06/29(金) 10:30:28 ]
テレヴィの画面では、ジャリ・タレが猿のように飛び跳ねていた。

329 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/29(金) 12:33:20 ]
一人はグラマーと言うには肉がつきすぎ、もうひとりは、胃でも悪いのか、

痩せこけた体に、平べったい胸をしている。

「お客さん、この店、はじめてですね」

狐のような顔のバーテンが愛想笑いを見せて言った。

330 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/29(金) 15:08:48 ]
専ブラ入れなきゃ見られんような掲示板なら閉鎖しやがれ

331 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/29(金) 15:25:37 ]
何、この人大杉は、、、 閲覧有料化狙ってるんか、ひろゆき。。。

332 名前:無名草子さん [2007/06/29(金) 15:30:08 ]
>>326
コテさんに訊くしかなさそうね。コテさんカモーン。

333 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/29(金) 16:02:02 ]
白髪を不気味なほど黒く染め、
反っ歯を剥きだしてギョロ目を光らせているのが
元首相の沖山だ。
黄土色の皮膚はたるんでシミが浮き、
骸骨のように痩せている。

この人物のモデルとなった有名人は?

334 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/29(金) 16:31:55 ]
ダサワ ケンジ

335 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/29(金) 18:07:25 ]
>>326
蘇える金狼で、朝倉が磯川の娘を誘拐する前の下見の描写じゃない?





336 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/29(金) 18:09:00 ]
>>333
岸信介

337 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/29(金) 19:40:27 ]
>>331
例の山口県光市母子殺害の審議差し戻しの件で
少年犯罪板が祭になってるからと想像

338 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/29(金) 19:45:26 ]
>>336

ピンポーン 

339 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/29(金) 20:02:49 ]
>>326
大藪さんが生きてたら細木女史は絶対やられますね。

340 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/30(土) 07:12:19 ]
>>337
大藪さんだったらどちらの側についたのでしょうね。
やはり本村氏に同情して21人の(悪徳)弁護士を殺戮する方向で構想を練るのでしょうか。
それとも運命だからしょうがないと本村氏を突き放すのでしょうか。
あるいはこの程度の事件は歯牙にもかけないのでしょうか。

341 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/30(土) 10:31:42 ]
「悪徳弁護士集団を罠にかけ殺戮し財産を奪う」という話のネタとしては使いそう。(ていうか、実際そんなんなかったっけ・・・)
ただ必要以上に被害者側に肩入れすることはないだろうな。

342 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/06/30(土) 12:26:10 ]
>>341
オペレレーション・ヴァルチュアーの連中が
出張ってきそうですね。
まあ、罠にかけるのではなくて
私刑にかけるのでしょうけど(笑)

343 名前:無名草子さん [2007/06/30(土) 12:30:27 ]
大藪の正義観は正しいか正しくないかじゃなくて好きか嫌いかだからな。
好きな奴は正義だし嫌いな奴は悪、それも徹底的にこき下ろす。
その程度の作家だよ。

344 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/30(土) 12:36:26 ]
う〜むむむっ                アンタはエライ!

345 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/30(土) 15:58:32 ]
>>340
本村氏は事件以来どんな日々を送ったのかと思うと胸が痛くなる。
TVで会見してるのはほんの一場面で、彼にも普通の生活があるんだ。
きっと周りは腫れ物にさわるように扱うんだろう。

大藪ヒーローのような痛快な私刑ってそうそう実現できるもんじゃないんだな。
犯人を地獄の苦しみの揚げ句に殺して、いっさい罪に問われないで復讐を成し遂げても、ささやかな当たり前の幸せはどうやっても取り戻せない。
死ぬまで背負っていくものが増えるだけだ。



346 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/30(土) 19:15:33 ]
拷問だったかリンチだったか五寸釘でハリツケつーのもありましたよね?

347 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/06/30(土) 22:17:46 ]
>>334
「裁くのは俺だ」に沢田という若い男が出てくるが・・・
主人公に車乗っ取られる髪の長い若い男のこと?

348 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/02(月) 22:40:16 ]
作品の中でさりげなく自分のナイフ自慢。

349 名前:無名草子さん [2007/07/03(火) 20:20:59 ]
>>339
TVでは整髪量をべっとりつけてオール・バックにした自称占い師が欲の深そうな大柄な体に狡猾な眼をギラつかせながら
有無をいわさぬ調子で一方的に相談者を罵倒していた。共演者の三流タレント達も触らぬ神に祟りなしといわんばかりに皆口をつぐんでいた。

こんなかんじでしょうかね

350 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/03(火) 22:17:02 ]
>>349
バッチシだよ 大藪氏が生き返ったみたいだ  (ただTVよりはテレヴィのほうがいいかな)

351 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/04(水) 22:31:54 ]
山野組の田所とか出てたけど、これ〇口組三代目のことだろ?

ボロクソに書いているけど、よく報復されなかったな。不思議だ。

352 名前:無名草子さん [2007/07/04(水) 22:50:49 ]
いちいち小説に因縁つけるほど暇じゃないし、ヤクザはバカだから小説なんて読まないと思う。

353 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/04(水) 23:23:28 ]
>352

そだな。

大藪さん有名な人だし、因縁なんかつけたら大きなニュースになるだろうしな。

メリットよりもデメリットのほうがでかいだろうな。

最近、何とかっつうノンフェクション作家がヤクザに襲撃されたニュースが出たが、

それに比べたら大藪さんのはしょせん架空の物語だし目くじら立てるほどのことでもないか。

でもどこの世界にもバカつか血の気の多いはねっかえりはいるからな、

勇気とまで言えるかわからんが、何か大藪さんの心意気みたいなもんが垣間見える気がする。

354 名前:無名草子さん [2007/07/05(木) 09:48:10 ]
>>339 いや、むしろ松の根っこのような灼熱の男根で
渾身のサーヴィスをして大金を貢がすんだよ。
それがオーヤブ・テイスト。

355 名前:無名草子さん [2007/07/05(木) 13:04:16 ]
>>354
キモいから止めてくれ 食欲が落ちる



356 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/07/05(木) 19:44:10 ]
>>353
実際に取材活動でもかなりヤバイ域まで
踏み込んでたみたいですね。
だからこそ、の大藪作品なんですが(*´ー`)

357 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/05(木) 22:12:05 ]
でもあそこまで酷く書かなくても
よほど自尊心を傷つけられたか・・・

358 名前:無名草子さん [2007/07/05(木) 22:34:00 ]
山野組の田所ってどの作品?よみてえ

359 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/05(木) 22:55:01 ]
>>358
たぶん「非情の標的」でしょう。

360 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/05(木) 23:27:17 ]
>>357
むしろ醒めた感じで淡々と書いていたんじゃないかね。

361 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/05(木) 23:31:44 ]
「・・・・貴様を怖れて震えている何十万何百万という連中に
今の貴様のザマを見せてやりたい。
夜の帝王として全国に睨みをきかせていた貴様の正体が、
一人きりになると、こんなにだらしないもんだということをな」

浅岡はののしり、瀕死の田所の顔をナイフで切り刻んでいった。
体にもナイフを突き刺す。
田所は死んだ。

362 名前:無名草子さん [2007/07/05(木) 23:45:47 ]
>>349  テラワロス

363 名前:無名草子さん [2007/07/06(金) 03:45:05 ]
「野獣死すべし渡米編」が唯一のギャグ作品ですが、他の作品にも文章にところどころ「遊び」み
たいな物がありますよね。皮肉ともギャグとも取れる文章が。もう一作位ギャグ作品を書いて欲し
かった。


364 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/06(金) 20:04:09 ]
帰国の船の中で人目も憚らずマスをかいたのはどうして?

365 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/07/06(金) 20:31:15 ]
>>364
姉と母を相次いで、それも無惨な形で失ったショックから逃れるためじゃないかと。
北野晶夫も母親が死んだことを虫の知らせというか幻影で感知した時、初めての
自分から疼くような欲情を感じたとありますね。



366 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/06(金) 21:25:16 ]
伊達邦彦だと思ってた

367 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/07(土) 11:27:11 ]
どの作品かわからん。

368 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/07(土) 15:25:53 ]
>367
北野と言えば、あの作品しかないのでは?

369 名前:無名草子さん [2007/07/07(土) 15:53:05 ]
>>368
「その男、凶暴につき」でしょうか?

370 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/07(土) 16:13:58 ]
「ソナチネ」、いや「コマネチ」では?

371 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/07(土) 18:47:20 ]
>>365氏の文を良く読めば「汚れた英雄」でないことは判ると思うが。

372 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/07(土) 18:59:25 ]
ほとんどの本を失くしてしまったので記憶に頼るしかないが宮内猛?

373 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/07/07(土) 20:45:11 ]
>>372
私はそう思いました。>>364氏が本当に「孤狼は挫けず」のことを書いたかはちょっと
自信がありませんが、私はそれしか思い浮かびませんでした。

374 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/07(土) 21:43:16 ]
魚のハラワタ腹いっぱい食って育った奴だな

375 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/07(土) 22:01:24 ]
食糧難の時代に親がいない主人公たちがいかにして栄養をとりタフな肉体を手に入れたかという
エピソードが実に興味深いな。



376 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/07(土) 22:50:51 ]
大藪氏の小説は生活の知恵みたいなのが結構出てきていいよね。
「戦士の挽歌」に出てきた氷水洗顔はオススメ

377 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/07(土) 23:22:06 ]
大藪作品の主人公の多くは最後壮絶な死を遂げるのですが中にはハッピーエンドというのもありますか?

378 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/07/07(土) 23:44:05 ]
>>376
私もあれは何度かやりました。「アスファルトの虎」は生活の知恵満載ですよね。

>>377
ネタバレになるから作品名は書きませんが、復讐を完遂し大金を手に入れて国外へ逃亡、
後は好きなことをやって生きていくだけというパターンの作品はけっこうありますよ。

379 名前:無名草子さん [2007/07/07(土) 23:54:43 ]
優作版映画「野獣死すべし」。

最初はともかく最後ほとんど意味不明。

泣けるぜ!

380 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/08(日) 00:26:36 ]
大藪ヒーローのような人間たちが大金を手に入れて
悠々自適な生活といったらハンティングかクルージングか、
まあ、そんなところだろうな
しかしやがてそんな生活にも飽きて結局はアスファルトジャングルに戻っていくことだろうな
やはり老衰や衰弱死や孤独死は大藪ヒーローには似合わないよな
大勢を道連れに最後の血の一滴までも出し切って死んでこそ大藪ヒーローだ


381 名前:無名草子さん [2007/07/08(日) 00:48:49 ]
横道にそれるけど米映画「ランボー」でもベトナムの戦場から戻ったランボーが

一般社会にとけ込めずに自分の戦いを再開するね。

ランボーに限らず戦士とは敵があってこそ輝くものだからね。

382 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/08(日) 03:49:16 ]
>>380
いや、飽きるんじゃないんです。ハンティング三昧で金を使い果たし、
慌ててトロフィーとか売り払って、そして戻ってくるんですよ。

383 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/08(日) 05:19:50 ]
売り払ったトロフィーがらみで、
関税法(?)違反と旅券法違反で
逮捕されて・・・と云うのも有りですな。

384 名前:無名草子さん [2007/07/08(日) 06:27:41 ]
大金と言ってもその程度のものかよw

385 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/07/08(日) 07:44:24 ]
今の時代に一年中アフリカやカナダなどでハンティングをやっていたら、絶対に
年間億単位の金が飛んでいきますね。まあ海外脱出組なら資産が数百億規模だから、
スイス銀行に預けた金の運用利益だけで十分に賄えるはずですが。おそらくは
アメリカやカナダの牧場を買い取って、趣味と実益を兼ねた生活を送るのでしょう。

主人公たちがそういった生活の中で結婚し、子どもができたら「ヘッドハンター」の
マクリーン家の当主ハワードのように、「ほとんど口を聞かず、穏やかに笑う」
老人になり、そしてある日、たった一人でハンティングに出かけてそのまま
戻ってこないかも知れませんね。



386 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/08(日) 07:55:25 ]
>385
いいなぁ、そういうの。
理想の暮らしだぁ…

>結婚し、子どもができたら
今度こそ、平穏な暮らしが
続きますように…



387 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/08(日) 08:19:26 ]
>>385
大藪氏の理想なんだろうけど
現実はなかなかです

388 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/08(日) 08:53:02 ]
大藪氏の理想なんだろうけど
処女と結婚

389 名前:無名草子さん [2007/07/08(日) 09:36:27 ]
ここでしょこたんのママが着ているのがいわゆる、貫頭衣風パジャマか
yaplog.jp/strawberry2/archive/16191

390 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/08(日) 14:22:05 ]
文中「運命に従うのも運命、運命に逆らうのもまた運命」はよく見るところだけど
大藪さんも運命論者だったですか?

391 名前:無名草子さん [2007/07/08(日) 15:13:06 ]
作品を読めば強烈なリアリスト且つニヒリストだったのは一目瞭然

392 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/08(日) 23:24:42 ]
ケコーンしてつくづく丸くなったなと思う>自分
たまに上司にためていたものをぶつけて辞表を叩きつけるときだけ男だと思う。

393 名前:無名草子さん [2007/07/09(月) 00:14:54 ]
春彦「誰だお前。」

394 名前:無名草子さん [2007/07/09(月) 23:27:30 ]
何年か前、親父に連れられて行った地方の公営競馬場でのことです。

ハチマキに地下足袋、毛糸の腹巻の本格派からヨレヨレスーツの不良リーマン、
一見して下っ端ヤクザとわかる地回りのチンピラや風俗嬢といった面々ばかりの中に
頭のテッペンからつま先まで真っ白なカウボーイファッションでまとめた一人の中年紳士が現れました。

それはまさに掃き溜めに鶴のごとき景観で目立つこと目立つこと、その場にそぐわないこと尋常ではありませんでした。
しかも口には20cm以上はあろうかと思われる長大な葉巻を咥え紫煙さえくゆらせているのでした。

僕が何事もなければいいけどと思っている間もなく人ごみから数人の地回りが現れ中年紳士を取り囲みました。
地回りたちは中年紳士のジャケットに付いているフリンジを引っ張ったり
ピカピカに磨かれた先が尖った皮のブーツを踏んづけたりし始めました。

中年紳士は(たぶん恐怖のため)一言も発することもできなく震えたまま突っ立っているだけです。
やがて中年紳士の股間から湯気を立てて黒いシミが広がっていきました。
親父が見るなというように私の頭を抱えてその場から離れてしまったので、
その後中年紳士がどうなったか知りませんが競馬場の帰り道、
土手下の側溝に見覚えのあるカウボーイハットが落ちているのを見つけました。

それは先ほどまであの中年紳士が被っていた帽子でした。
白かった帽子は今は見る影もなく泥にまみれ地下足袋らしき靴跡まで付けて潰れていました。
その日は僕が現実というものの怖さを初めて知った記念すべき日となりました。


395 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/10(火) 09:28:36 ]
現在ミステリースレとレス数同じでつね



396 名前:無名草子さん [2007/07/10(火) 14:11:29 ]
>>394
コピペだろうが、なんか「復讐の弾道」を彷彿とさせるなw

397 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/10(火) 14:47:29 ]
>>394
仮に実話なら、そんな物騒な場所に我が子を連れていったお前の親父は人間のクズだなw

398 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/11(水) 05:38:39 ]
地回りのヤクザがお大尽のお客様に絡んだ処で意味ないべ

カーボーイの格好で思い出したが平岡正明がハリー先生に
取材した時待ち合わせの原宿のナントカアパートの坂を
カーボーイルックで現れて無茶苦茶カッコよかった

って話を思い出した ありがとう 


399 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/12(木) 09:56:11 ]
■ 神作譲( 帰化人 犯行時は小倉 )足立コンクリート惨殺事件犯人 親は三郷在日部落の名主
■ 都〇洋( 在日 犯行時は別姓 )同上犯人。現在、在日暴力団極東会構成員
■ 和田真一郎 ( 帰化人 )早稲田大サークルによる集団婦女暴行事件主犯 
■ 織原誠二( 在日 金聖鐘 )英国人ルーシー・ブラックマン殺害犯。
■ 李昇一( 在日 )「 ガキの使い 」 騙り140人以上の女性をレイプした強姦魔
■ 金保( 在日 通名は永田保 ) 多くの少女を強姦した鬼畜牧師。朝日新聞は通名のみで報道
■ 酒鬼薔薇聖斗 ( 在日 通名は東慎一郎 ) 神戸の淳君首切り犯
■ 郭明折 ( 在日 )韓国キリスト教の宣教師。連続強姦魔で少女含む被害者100人以上 
■ 金大根( 在日 )連続児童虐待の強姦犯。女児6名が死亡
■ 金弁植( 韓国籍 )韓国の強姦犯で指名手配中に逃亡目的で来日。日本で主婦100名以上をレイプ
■ 李東逸( 韓国籍 )檀国大学教授。芝居観覧のため来日中、東京で日本人女優Nを強姦
■ 金大根( 在日 )強姦魔 連続児童虐待暴行殺人。6名の女児死亡 ■ 沈週一 ( 在日 )各地でベランダから女性の部屋へ侵入し9人を強姦
■ 張今朝( 在日 )長野で 「 一緒に猫を探して 」 と小学校4年の女児をレイプ 
■ ぺ・ソンテ( 在日 )女子小学生14人をレイプ
■ 宋治悦( 在日 )主婦19人を強姦 ■ 崔智栄(在 )朝鮮大学校生。木刀で傷を負わせ、少女2人を車の中で強姦
■ 金乗實( 在日 )朝鮮大学校生。同上の共犯者。他にもう一人19歳の共犯者 ( 朝鮮籍 ) あり
■ 鄭明析( 在日 )韓国人 カルト 「 摂理 」 教祖。日本人1,000人、台湾人100人、米英仏人などを強姦
■ 閔洪九(北朝鮮元兵士 )宇都宮で買い物をしていた女子学生にわいせつ行為
□ 宅間守( 両親が朝鮮部落出身 ) 池田小学校大量殺人犯 
□ 野口孝行( 帰化人 )脱北者支援という名の民団の密入国工作員。中国にて拘束 
□ ホソクミョン( 韓国籍 )密入国元締めの一人。対馬で逮捕
■ 金平和( 在日 )女性をバッグに入れ拉致監禁、強姦。別女性も6日監禁および強姦
■ 鄭明析(韓国籍)99年に密入国。カルト 「 摂理 」 で100名以上性暴行。統一協会出身
■光代( 帰化人 )娘がダウン症の基地外
■和歌山でも有名な、貧乏 ・ 部落出身の竹中平蔵

400 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/12(木) 11:54:48 ]
モンゴル猟の時の大藪先生は特にカッコいい。

401 名前:無名草子さん [2007/07/12(木) 16:27:36 ]
オーヤブにレイバンは良く似合うね。

402 名前:無名草子さん [2007/07/12(木) 18:25:16 ]
>>354
高見沢はそうすると思うw

403 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/07/12(木) 22:21:06 ]
>>401
そうですね。
廃盤になってるディコット・タイプなんかが
よく出てきてます。
復刻してくれませんかねぇ。

404 名前:無名草子さん [2007/07/13(金) 00:26:47 ]
そんな大藪先生なら万年筆にもこだわりがあったんでしょうな。やはりモンブランでしょうかね。

405 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/07/14(土) 02:29:22 ]
>>404
パーカーだかなんだかが作中に出てたような?
万年筆拳銃でしたが(笑)
晩年は手に負担を掛けないように、
「水性のボールペンテル」を使用してたようです。
世田谷の文学館に展示してありました。



406 名前:無名草子さん [2007/07/14(土) 07:32:24 ]
暴力租界のハードカバーの表紙裏に原稿が載ってたけどたしか鉛筆で書いてあった
ような気がする・・・手元にある人いないかな

407 名前:無名草子さん [2007/07/14(土) 09:04:06 ]
パーカーかー  だせーな   まだエンペツのほうがいーな

408 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/14(土) 12:11:46 ]
今の感覚で言われてもねぇ。

409 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/07/14(土) 16:46:39 ]
かつて万年筆は
入学祝いや就職祝いの花形でしたからね。
今は使ってる人、見ませんねぇ。

ちなみに邦彦は英国時代、
モンブランとペリカンを使用してました。
「モンブランのほうには懐中電灯が、
もう一本のペリカンには、強力な催涙ガスが仕込んである」
と、あります。

410 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/14(土) 20:04:31 ]
20年以上前、小学生の時に父の本棚にあった本を読んだのですが…。

・主人公は記憶をなくしている。徐々に思い出していく。
・妻(名前は雪子か雪…だったか)が敵に陵辱されて殺されている。
・復讐と自分の記憶を取り戻すため、敵を追い詰めてはリンチ・殺害する。
・男根を切り取って殺し、ブルーシーツを敷いた浴槽でバラバラにする。
・敵の妻と娘(娘は生娘なのよ!と言っていた)をレイプし、殺害する。

これは大藪作品でしょうか。父の本棚には黒豹シリーズもありましたので。
ご存知の方いらっしゃったら、教えてください。お願いします。

411 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/14(土) 20:32:59 ]
homepage1.nifty.com/~hiropon/oyabu-best.htm
長く熱い復讐−ころし− 上・下巻ですかねぇ?


412 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/14(土) 21:04:29 ]
「遅かったな、イライラしたぜ」

413 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/14(土) 21:20:29 ]
>>411
ありがとうございます!
まさか、父に「これこれこういう筋の本、なんだっけ?」と聞く訳にも
いかず途方に暮れていました。ここに辿り着けてよかった。
旦那に尋ねても「そんな本を小学生で読んでたのか」と言われる始末で。
ありがとうございました。

414 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/14(土) 21:29:57 ]
ちょwww

415 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/14(土) 22:24:03 ]
>>412
兄貴、痔の具合はこの頃どうなんだ?



416 名前:無名草子さん [2007/07/14(土) 22:50:03 ]
ところで大藪ヒーローが「痔持ちには堪える」と言った車は何でしょう?

417 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/14(土) 22:55:10 ]
>>416
西城秀夫が「サニーはサスペンションが固いのでダートを走ると痔にひびく」とか言っていた覚えが・・・
タイトルは解りません

418 名前:無名草子さん [2007/07/14(土) 23:00:25 ]
>>417
レス早いなあ
実は俺、答え知らないんだ、、、ごめんな、そしてありがと

419 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/15(日) 00:44:23 ]
傭兵たちの挽歌でも
片山が痔が悪化したから
乗せてきてもらったトラックから降りてなかったっけ?

420 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/15(日) 00:54:46 ]
大藪先生御自身を主人公に投影しているからね、主人公も痔主になったり
また食べ物の好みは勿論、野菜は嫌いだと言ってビタミン剤をボリボリかじったり
しまいには体型まで先生と主人公が同じになってきた。
処刑軍団の主人公、津島の描写で「続いてタンクのような男が飛び出してきた」なんてのもある


421 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/07/15(日) 07:30:33 ]
>>419
あの時は途中下車する口実として痔が悪化したと言っただけで、実際には
初日に少し尻が痛くなった程度でそれ以降は問題なかったようですね。

>>420
>処刑軍団の主人公、津島の描写で「続いてタンクのような男が飛び出してきた」なんてのもある

津島は「傭われ探偵」でタンクのような体型ではありませんし、「処刑軍団」の
津場は確かに身長175センチ、体重100キロというゴリラのような体格ですが
「タンクのような〜」という表現が使われていたのは「処刑戦士」の久保ですね。

422 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/15(日) 08:13:37 ]
>>421
こりゃ失礼

423 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/15(日) 12:26:36 ]
「処刑戦士」は4人のチームだったかな
4人ともが主人公とも言えるが体型はともかく
一番大藪氏を投影してるのは名前を忘れたが久保でないことは確か。

424 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/15(日) 16:04:21 ]
確か大藪作品のチームもので、若手がリーダー格を「兄貴」と呼ぶのがあったな。タイトルは忘れたが。

425 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/15(日) 18:00:24 ]
>>423
一番大藪氏を投影してるというのは、大藪氏のどういった所を投影しての事ですか?
ハンティングの趣味とか食べ物の好み、女の好みやクルマ好き、服の好み
自我形成過程に至る不幸な少年時代などは殆どの主人公に共通している事だし
その中でも更に大藪氏に近いといったらもはや体型しか無いのでは?







426 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/07/15(日) 19:39:11 ]
>>423
個人的には相馬英夫じゃないかと思います。

>>424
「処刑軍団」の本城が、津場のことを「兄貴」と読ぶシーンがあります。
ところで「輪殺の掟」では津場登、本城昇、岩下健一という名前ですが、
「処刑軍団」では本城の名前が“武”になっているんですよね。おそらく
作者の勘違いではないかと思うんですが。


427 名前:423 mailto:sage [2007/07/15(日) 20:05:33 ]
>>425
平均的大藪主人公像≒大藪氏の投影と勝手に想像してのことです。
チームの一員ではあっても己の主義は変えない一匹狼的な面も併せ持つ存在がそれです。
多少個人的な主観が入りますが「処刑戦士」に限ればそれはリーダー格的存在の久保ではなく、
かと言って相馬(426さん、ありがとう)を除くあとの二人でもないということです。

428 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/07/15(日) 22:43:16 ]
>>427
なるほど、四人全てが大藪自身と云う事でしょうか?
大藪ヒーロー全てが自身の投影ならば
チーム・ヴァルチュアの連中も大藪自身ですね。

廃棄された狩人の集落でカモシカ鍋を喰うシーンが好きです。
肉も野菜もたっぷりで。
もっとも相馬あたりは雑食ですから
「俺にとっては、ヘビもカエルも、もしショーユとワサビが
あったとしたら結構な味だったろうな、と思ったが」
ですがね。





429 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/16(月) 01:58:20 ]
>>428
平均的とは単に大藪作品に登場する主人公たちの多くが有する共通の特徴とでも解釈してください。
チーム・ヴァルチュアは知りません。
「処刑戦士」に限れば相馬が大藪氏を投影してると思うのはリーダー的存在の久保と
同等かそれ以上の実力がありながら強烈な自我ゆえにチームを統率するのが不得手であり、
といって一兵卒に甘んじるのも受け入れ難いという相馬の存在がなぜか実生活における大藪氏にかぶるからです。by427

430 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/16(月) 17:56:31 ]
盗んだ車を捨てに行くつうのがよくわからん

最初からチャリとかバイクとか隠れ家に隠せるもので来ればいいんじゃね

あと歩いてくるとか

431 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/16(月) 21:18:52 ]
>>430
ばか?

432 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/16(月) 21:46:35 ]
>>431
他人をバカ呼ばわりすんな

捨てに行ったあと、結局バイクとか歩きで帰るなら最初からそうすればと言ったまでよ

おまいこそ極めつけのバカだろwww

433 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/17(火) 00:21:11 ]
> 捨てに行ったあと、結局バイクとか歩きで帰るなら最初からそうすればと言ったまでよ

すげー馬鹿がいるな。

434 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/17(火) 01:29:30 ]
あんまりつっついてやるなw

435 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/17(火) 07:25:18 ]
想像力の欠如したバカがいると聞いて飛んできました。



436 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/17(火) 10:47:49 ]
アジトから敵地まで徒歩の主人公w

437 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/17(火) 16:45:45 ]
アジトつーたってなー車庫付きのアジトばかりじゃねーだろってこった

おめーらこそ馬鹿の集合体だろ  ノータリンのクルクルパーどもがwww


438 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/17(火) 17:29:35 ]
>>437
お前、もういいから黙ってろ。ますますお前自身の無知と考えの無さを晒すだけだ。

439 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/17(火) 17:38:32 ]
>>437
> アジトつーたってなー車庫付きのアジトばかりじゃねーだろってこった

うはwwww馬鹿だこいつwwwww

440 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/17(火) 18:06:02 ]
反論もできねーカスどもが偉そうにぬかすなwww

441 名前:無名草子 mailto:sage [2007/07/17(火) 20:26:19 ]
>>440
涙目で「www」なんて打ちこんでないで、もう寝ろよw

442 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/07/17(火) 20:52:51 ]
>>437
>アジトつーたってなー車庫付きのアジトばかりじゃねーだろってこった

確かにそうですが、アジトに関しては圧倒的に駐車スペースを確保するケースが
多いはずです。>>437氏がどの作品を読んで「最初から徒歩やバイクで出かければ
良いのに」と判断したのかを教えてもらわないと最終的な判断はできませんが、
大藪作品の主人公たちは犯行の下見、尾行、暗殺、現金強奪、重武装しての
敵アジト襲撃等々、ケースに応じて車やバイクやエンジン付き自転車、自転車、
徒歩など手段を使い分けていますよ。

犯行に使用する車は、計画的なものであれば盗難車のナンバーを付けかえて
アジトに用意するというのが普通ですが、使い捨て目的の場合は盗んだ車を
わざわざアジトに持ち帰ってからあらためて出発するより、やはり徒歩や
バイクで出発してから途中で盗み、犯行後に乗り捨てるというのがいちばん
リスクが少ないやり方でしょう。主人公がまだ十分な資金を確保していない
場合などは特にこうした使用方法が多いですが、犯行を重ねて経済的な余裕が
出てくると、前述のように犯行用の盗難車をアジトに持ってくるパターンが
多くなりますね。とにかく、彼らはそれなりの理由があって行動している
ということです。

とりあえず、>>437氏が非合理的だと考えた作品名を教えてほしいです。

443 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/17(火) 23:23:33 ]
煽り厨は放置で。

444 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/18(水) 00:09:08 ]
>>442
「血の挑戦」て作品

橋桁と水道管の間の暗渠に隠れるやつですが・・ by430

445 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/18(水) 09:54:24 ]
最初から作品名を書いとけば荒らし扱いされなかったのにな。「血の挑戦」にせよ他の話にせよ
車を使うのはそれなりの理由があるからだよ。機動力、姿を晒さずに済む、銃撃を受けた時の
安全性、敵の捕獲や逃走時のバリケード突破の場合は体当たりが出来る車が有利、情報を
引き出すための拉致にも車は欠かせない等々。「血の挑戦」でも車が不要とは思えるシーンは
ないと思うが。結果的に「バイクでも良かったのでは?」みたいなことはあるかも知れないが、
常に襲撃される危険がある北見には、やはり車がベストだと思う。



446 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/18(水) 20:56:15 ]
女の髪に煙を吹きかけて楽しむ。
煙草を吸わない俺にはいただけないシーンだ。

447 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/18(水) 21:29:52 ]
で?

448 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/19(木) 08:01:18 ]
で?って何を期待してるの?

一つ言えるのはここ三十年で世の中も大きく変ったつうこと。
喫煙に対して世間の見る目も変った。
近い将来、小説の中でも煙草が消えるかもね。

449 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/19(木) 09:49:38 ]
今さら何をw

450 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/19(木) 11:33:35 ]
一つ言えるのは携帯やネットの普及で推理小説の形態も変わってきたということかな


     何を今さらw 

        

     自己完結してみますたw

451 名前:無名草子さん [2007/07/19(木) 14:36:14 ]
>>448-450
子供の頃、女性推理作家だったと思うけど刃物の傷に弾丸を押し込んで
射殺されたように偽装する作品を読んだことがあるよ。
その時は単純に凄いと感じたけど大藪小説を読み始めてからは
あれって喜劇小説だったんだと思うようになった。

452 名前:無名草子さん [2007/07/19(木) 14:39:11 ]
>>446
「吹きかけて〜」ってよりむしろ「〜吹き込んでゆっくりと紫煙が
洩れるのをぼんやりと眺める」ってな感じでは?

453 名前:無名草子さん [2007/07/19(木) 17:23:04 ]
それ変態じゃんw

454 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/19(木) 20:30:24 ]
情緒というものがわからないんだなー。

455 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/19(木) 20:44:37 ]
>454 プッ



456 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/19(木) 20:55:45 ]
>吹き込んでゆっくりと紫煙が洩れるのをぼんやりと眺める

情緒つうよかキモイ、クサイ

457 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/19(木) 20:57:06 ]
>>455
君、あのシーンをちゃんと読んでないだろ?

458 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/19(木) 21:00:59 ]
>>452
まあ仕方がないことではあるけどさ、書かれた当時の時代背景や世相や文学表現も知らずに
現代の感覚をそのまま当てはめてキモいだの滑稽だの言うヤツが増えたな。

459 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/19(木) 23:04:37 ]
ホードボイルドと聞いて最初に思いつくのがタバコだといっても過言ではない時代だったな

460 名前:無名草子さん [2007/07/19(木) 23:53:07 ]
ニコチンの渇きに耐え切れず煙草をほぐして鼻の穴に詰めるなんてーのもあったね

461 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/20(金) 03:46:52 ]
銃創に詰めるというのもあったような・・・
でも煙草ではなかったかもしれない。

462 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/07/20(金) 07:08:47 ]
>>461
西城秀夫が、応急的な止血のためにタバコの葉をほぐして傷口に詰め込んでましたよ。
ニコチンには血管収縮作用があるらしいからかも知れませんが、あくまでも応急処置であり
放置したら身体に毒でしょうね。

463 名前:無名草子さん [2007/07/20(金) 09:37:25 ]
>>462
「非情の標的」の浅岡がアルゼンチン時代、貫通銃創の応急処置として
沼の水草を丸めて押し込んだのだけは、ガチでヤバイと思う。

464 名前:無名草子さん [2007/07/20(金) 09:58:34 ]
痛さに気絶しそうになりながら肉にめり込んだ散弾を一つ一つナイフでほじくり出すつーのも凄いね

465 名前:名無しは、死なす mailto:sage [2007/07/20(金) 12:58:57 ]
一旦捨てたタバコの吸殻をほぐしてフライパンで焼いて再び吸ったとかいう
エピソードもあった。



466 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/20(金) 21:35:05 ]
>>465
小説の中のこと?それとも先生の体験?

467 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/21(土) 18:35:34 ]
「蘇える野獣」に載っていた大藪氏の体験です。
厳冬の中、ハンティング中に、まだタバコの買い置きがあると思っていたら
切らしていたので焦って捨てたタバコを拾い集めてフライパンで焼いて葉を乾燥させたそうです。

468 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/21(土) 21:26:47 ]
オーヤブ先生の料理は基本的にフライパンだな
いちどオーヤブ流にフライパンでベーコンをカリカリになるまで焼いたら真っ黒くなってしまった
全然旨くなかった

469 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/22(日) 07:11:14 ]
>>468
それはベーコンの量が少ないか焼き方が下手なんだよ。大量かつ上質のベーコンを
入れて炒めると脂がたくさん出てきて、その中でフライにするような感覚でカリカリに
なっていく。その後に残った脂でポテトフライや目玉焼きが出来るくらいじゃないと。

470 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/22(日) 08:04:56 ]
>>468
又聞きのハナシでスマンけど、
カリカリベーコンは、
アメリカやカナダ産のベーコンじゃないと
作れないんだってさ…





471 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/22(日) 23:56:07 ]
>その後に残った脂で

雑に見えて意外と効率的というか手際が良いんだよね
ボロニアソーセージの塊りもいいが一手間かけた朝食もいかにも美味そう

472 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/07/23(月) 06:52:06 ]
現実には、ベーコンの脂で目玉焼きを作るというのは動脈硬化まっしぐらの調理法なのだ
そうですが、たまに食べるくらいなら問題ないと思います。個人的には鷲尾進が作った
ベーコン・エッグとポテト・フライがいちばん美味そうだと思ってます。

473 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/23(月) 10:37:24 ]
>>472
何しろ1キロのベーコンだからな。ポテトフライも楽勝だったろう。あそこから雪山で
キャンプしてアラスカ式オムレツを作るシーンまでの流れは、脱獄後の山中潜伏と共に好きだ。

474 名前:無名草子さん [2007/07/23(月) 10:41:41 ]
>>468
直径1mほどの人間炙り用のフライパンつうのも出てきますねw

475 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/23(月) 10:58:01 ]
どの作品?



476 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/23(月) 12:02:44 ]
沢村鉄夫じゃね?

477 名前:無名草子さん [2007/07/23(月) 15:16:55 ]
>>472 鷲尾がアウト・ドアで作ったチーズ入りの
ふっくらオムレツじゃなくて?

478 名前:無名草子さん [2007/07/23(月) 15:23:24 ]
「バビブベボ」を「ヴァヴィヴゥヴェヴォ」と表記
それがオーヤブ・クオリティ。

479 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/23(月) 18:23:42 ]
>>477
もしかしてチーズ、砕いたクラッカーと
刻んだセロリやパセリを混ぜ込んだヤツ?

…昨日作って食べましたわ。それ

480 名前:473 mailto:sage [2007/07/23(月) 21:36:03 ]
いけねアラスカ式はポテトフライの方だったw

481 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/23(月) 21:54:55 ]
>>477
ベーコン・エッグの話だろ。

482 名前:無名草子さん [2007/07/24(火) 00:00:42 ]
>>475
476さんの言う通り「俺の血は俺が拭く」です。
人間炙り用フライパンだけでなく釜茹で用の釜まで出てきます。
犠牲者は大山という保守党の幹事長で最後はその釜で茹で殺されてしまいます。
残酷過ぎの感もありますが実行者が北鮮工作員という設定なら
まあまあ納得(現実の北では今でももっと酷い拷問も行われてるらしいですから)つうところ。

483 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 05:58:29 ]
焼肉10人前ぐらいは俺でも食えそうだがな。
でも飢えた狼みたいにガツガツ食えるかどうかはわからん。

484 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 11:23:05 ]
生肉ニキロを貪り食った直後に肉の焼ける匂いに再び猛然と食欲が出てきて、さらに一キロの肉を
たいらげるのが大藪クォリティ。

485 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 11:30:07 ]
実際には新宿の裏通りの焼肉屋とかで箸使ってチマチマ喰ってる姿が眼に浮かぶ
たぶん学生時代の体験なんだろうが・・



486 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 14:25:39 ]
このところの大食いブームで2〜3キロ程度の肉では驚かなくなっちまったな

ギャル曽根あたりと食いっこしたら大藪ヒーローも形無しだろうよ

487 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 14:40:17 ]
>>485
学生時代は焼肉なんか喰う余裕なんか無い位ハングリーだったろう
で有るが故の蛋白質欠乏恐怖症

曰く 偶の外食はおでんの屋台で卵と豆腐だけを貪り食った

曰く 常日頃は実家からダンボール一杯煮干を送って貰って
   コッペパンに挟んで喰っていた

だそうだから。



488 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 15:36:27 ]
>>486
作品中でも「大藪ヒーローより大食」、「大藪ヒーローより力持ち」、「大藪ヒーローより
運転が上手い」といった連中は何人も出てくるよ。ギャル曽根がエミーより強いとかなら
「形無し」と言えるだろうけどね。

489 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 15:37:30 ]
>>487
煮干しの話は知らなかった。どの本に載ってますか?

490 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 16:31:42 ]
>>489
蘇る野獣 大藪春彦の世界 徳間書店
の実録大藪春彦の中での早稲田の同級生の証言

読み返したら煮干は実家から学費代わりに送られて来て
よく同級生に下宿でおすそ分けして上げたってさ。

…コッペパンには納豆を挟んで喰ってた…だった。

491 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 17:35:45 ]
百キロはあろうと思われる鉄筋を一気にかつぎ上げる

492 名前:489 mailto:sage [2007/07/24(火) 17:54:14 ]
>>490
どうもです。納豆にコッペパンなら覚えがあります。

>>491
微妙に違うけど久々の金本シャーリングだねw

493 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 20:42:48 ]
コッペパンに納豆は無理だなあ、、、考えただけでゾッとする
でも食欲が失せるつう点ではいいかもしんない・・・食費が浮くし

494 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/07/24(火) 22:24:51 ]
>>493
アイドルの上戸彩が納豆トーストを
大好物だと云ってますね。
美味しいのだろうか(^_^;)

なんかの作品でイワシのマリネを
パンに挟んだのもありましたね。

495 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 22:43:43 ]
先生の年代はご飯よりパン党みたいですね。
アメリカへの憧れでしょうか・・



496 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 23:02:52 ]
>>492
金本シャーリングの記憶はあるが作品名が思い出せない。
西城シリーズだった?
5年ほど前の引越の時に30冊ほど紛失してしまった。
今考えると惜しいことしたもんだ。
せめて「ウィンチェスターM70」だけでも残しておきたかった。

497 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/07/24(火) 23:16:58 ]
>>496
「狼は曉を駆ける」です。西城でも持ち上げるのに苦労しそうな鉄材を一気に担ぎ上げる男たち。
しかし実戦に関しては西城の方が上で、彼らが束になってもかないませんでした。

498 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/24(火) 23:50:34 ]
ここのところ新宿鮫に浮気してた

499 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/25(水) 00:04:06 ]
現在、大藪継承者って作家、誰かいます?  匂いを感じさせるような作家でもいいですが

500 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/25(水) 02:03:00 ]
楡 周平 Cの福音 なんてどうでしょう?

帯文に野獣の嫡男にして新宿鮫のライバル登場
なんて煽りが書いてありましたね

読んだ感想は野獣がパソコン弄うのか…だったけど


501 名前:無名草子さん [2007/07/25(水) 05:22:27 ]
>>499 夢枕獏なんかどう。一時先生も推奨されてたよ。作品にもよるけど。

502 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/25(水) 08:21:17 ]
>>499
時代背景からしても作家というのは家元と違い、一代限りだと思いますね

503 名前:無名草子さん [2007/07/25(水) 10:23:00 ]
大藪の後に大藪なし

504 名前:無名草子さん [2007/07/26(木) 14:31:55 ]
大藪の前に大藪なし

505 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/26(木) 14:51:41 ]
大藪の上にいっぱい人がいる



506 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/26(木) 16:26:38 ]
>>504
ロス・マクドナルドって知ってる?

507 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/26(木) 16:39:12 ]
>>506
マクドナルドの代用が大藪でできるか? 大藪の代用がマクドナルドでできるか?

そう考えてるなら何も言わんが。

508 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/26(木) 22:27:05 ]
>>502 >一代限りだと思いますね

もはや大藪ジャンルと言うべきだが後にも先にも誰もいないつうのは寂しいもんだな
こういう作家、他にいるか?

509 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/28(土) 00:42:20 ]
代用つかマックバーガーよりオーヤブバーガーのほうが食べごたえがあることだけは確か

510 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/28(土) 02:40:40 ]
実は私、西村寿行って人の話は読んだ事が無い

511 名前:無名草子さん [2007/07/28(土) 06:48:22 ]
オーヤブに比べると少なくとも作品においては西村は体制に阿る雰囲気があるな。

512 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/28(土) 13:10:53 ]
俺は大薮も寿行も両方読む。
主人公が刑事や検事という設定が多いから、そういう印象はあるかもだけど、西村寿行の主人公も体制や政治の巨悪に対する復讐譚が中心だから、おもねるというのはちょっと違うような‥‥
むしろ体制におもねらない無頼な雰囲気というのは、共通していると思う。
ただ、大薮の方がマシーン的というか、先鋭的というか、目的にまっしぐらな雰囲気はある。
まあ、どっちもオンリーワンの作家だと思うし、作家としては、それが理想の姿なんじゃないの?
「衣鉢を継ぐ」とか「正統なる後継者」とか出版社はよく使いたがるけど、セールスのためのキャッチフレーズであって、継ぐ方も継がれる方もそんな呼ばれ方は望んじゃいないだろうし‥‥‥

513 名前:無名草子さん [2007/07/28(土) 15:34:02 ]
最初のサイコダイバーの帯に「大藪春彦激賞!」と書いてあったので
獏が誰だか知らなかったが、とりあえず買って読んだ


514 名前:無名草子さん [2007/07/28(土) 21:52:14 ]
実は大藪的な小説ってあんまりない。
あってもあまりにも現実離れしたヒーローとか。
大藪の場合大体において主人公は一般人で腹に一物持ってて目的を実行するっていうのが
いいんだよ。「蘇る金狼」は国産ハードボイルドの金字塔だと思うよ

515 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/29(日) 00:24:24 ]
>>514
ホントのところは知らないけど、どちらかというと大藪さんは群れで行動するのが
苦手のように思われます。
集団のルールに縛られるのが嫌いと言ったほうが当たってるのかもしれません。
他人に命令されて行動するのが嫌なんでしょう。
だから孤狼であり普段は羊の皮を被った狼たるわけです。
金狼に限らず集団の力に頼らず己の力だけで事を成し遂げる一匹狼を描いた作品が特に
躍動感と生命力に溢れているのは大藪さんが多くを地で書いてるためかもしれませんね。
マアほとんどの作品がそんなんではありますけど・・



516 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう mailto:sage [2007/07/29(日) 16:56:01 ]
みんな選挙の投票は済ませてきたかい?
俺は一週間も前に済ませてきたよ。

しっかしこうも糞暑いと(西日本だが)出て行く気も失せてしまうよな。
思った以上に投票率が上がらんのじゃあるまいか。
ここら辺り与党が投票日を延ばした狙いだったんだろうか・・・・

しっかし、このままじゃ依然沖の末裔が政権の座に君臨する事になる。
大藪先生の出番だなw

それにしても大きい一票とは言うが上手い事国民が欺かれてるような気がするな。
やはり投票の仕組みそのものを変えないと大きな変化は得られないだろうな。
以上チラシの裏ですたw

517 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/29(日) 20:59:12 ]
沖こと岸信介は、良くも悪くも昭和の大久保利通。満州って実は国家社会主義を中心とした左系の人材の巣窟だった。
関東軍は、実は赤い陸軍だったし、現に志位正二(終戦時の関東軍情報参謀、現在の日本共産党書記局長・志位和夫の
叔父)、平沢道則(関東軍第三軍参謀長)、種村佐孝(参謀本部戦争指導班長)など、大戦後に相次いで日本共産党に入
党している。ロシア革命が起きたとき世界中のインテリはこれを歓迎した。理由は従来の資本主義体制に行き詰まりを感
じ、それに変わる新たな体制が出現したと期待したからだ。しかしスターリン時代になって絶望に変わる。
そりゃそうだ。私有財産制×だし、農業政策で派手に失敗して数百万人が飢餓状態に陥ったりと散々。さらにツァーリズム
以上の搾取構造だってバレてからは、それなりにまともな奴は現実的な修正資本主義を選択するようになる。

で、満州で全くゼロから国づくりを始めることとなった戦前の大日本帝国は、その満州の地において壮大な実験をやった。
ある種の国家社会主義を基盤とした国つくりだ。そこに投入された人材も資本もなにもかも空前絶後のレベル。何せ満州
って何も無い只の広大な大地だったからね。日本人はこういう大陸への幻想を持ちやすかったんだな。この満州問題が
引き金になって第二次世界大戦に引きずられていったってのに。
岸信介はその国づくりを任されたスーパーエリート一人、弟の佐橋こと佐藤栄作(運輸官僚)とは比べ物にならないレベル
の大物農林官僚エリートだった。統制経済や国家社会主義的な(この呼称は使われず、あくまで帝国主義という建前では
あったけど)新国家設立の壮大な実験場で、沖こと岸信介は多分誰よりも国づくりについて学んだのだと思う。
ただ、この大陸への夢(海洋国家日本にとってはある意味鬼門)は、もっとマクロな世界情勢のなかで潰える。現在の貨幣
価値でみれば百兆円を超える日本人の血税が大陸に残されたまま日本は負けたのだ。そこの取り残された一人(朝鮮半
島の平壌だっけか?)が大藪だったんだね。

518 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/29(日) 21:02:03 ]
戦後、A級戦犯で告発され、公職追放に憂き目にあった岸はしかし、かなり早くに公の場に復帰する。理由は、今度は逆
に日本の赤化を警戒したアメリカサイドの意向だろう。のちに日米安保に連なる流れはこの時期に出来たと思われる。ほ
ぼ同時期に公職追放措置を解かれた正力松太郎がCIAに関わっていたことは最近になってわかった(読売新聞の労働
争議を治めるため。これにより赤化せずに済んだが、朝日や毎日は結局幹部クラスにソビエト共産党系の人材、後に中
国共産党繋がりの人材が巣食うことになった)ように、完全にアメリカの肝煎り。ただし岸などの戦前のシビリアンエリート
はその辺はクセ者。彼らはアメリカを牽制しつつ、満州でやろうとしていた国づくりを戦後の日本で為そうとし、それをやっ
てのけた。
勝算はあったろう。まず、間もなく始まった朝鮮戦争や冷戦により、アメリカとしても日本の早期の経済復興を必要として
いたのだし、自衛隊は出来たもののハイ・ポリティクスたる安全保障については完全にアメリカまかせ(ただしここで60年
安保闘争で大騒ぎ)。産業経済の再興や金融の保護政策など、文字通り修正資本主義以上に社会主義的なスタイルで
見事に戦後復興をやってのけた。当時為替の固定相場性制(71年まで続いた)の恩恵を受けに受けまくったのも日本だ
し、多分これに関しては確信犯だったろうね。まあ、現在ではアメリカの財政赤字を買い支えるまでになったんだから。

519 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/29(日) 21:03:41 ]
さて一方で当時、武力闘争至上主義を掲げた共産党や、その他武闘派左翼ゲリラを抑える必要性が生ずる。そもそも第
二次世界大戦でのソビエトの狙いの一つが「資本主義国同士を暴走させ、衝突」させ。「負けて崩壊した国から順に共産
革命を」引き起こすという、とんでもないものでもあった。しかし日ソ中立条約やゾルゲ事件、そのゾルゲ事件の尾崎秀実
が近衛内閣の「昭和研究会」や「朝飯会」の常任メンバーで近衛のブレイン(しかも近衛は社会主義シンパの過去あり)だ
ったことや、アメリカのハルノートを起草した財務省次官のホワイトが共産スパイだったことが戦後に明らかになったこと
など、あながち嘘ではなかったのだ。彼らは本気で二段階革命を実施しようとしていた節があり、尾崎自身の獄中での著
述は明らかにそれを示唆している(彼は日本の敗北を完全に予見し、戦後の共産革命を夢見ながら悔いなく死刑台の露
と消えた)。

520 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/29(日) 21:04:40 ]
戦後こうした連中(何せ共産党は一時武力闘争至上主義を掲げていたため、未だに公安調査庁の要監視団体指定が解
けてない)を抑える必要が高まった。そこで児”島”や、その師匠筋の笹”山”(だったか?)あたりのフィクサーが動き出す。
朝鮮進駐軍と自称し暴れまくっていた在日愚連隊を次々と右翼団体へと放り込んだり、やはり在日系暴力団(関東会w)
への資金提供したりしたのもこの時代。大陸系の人脈を持つ彼らならではといえる。何せ彼ら朝鮮系は「戦勝国民」、当
時内務省が崩壊し、日本の治安を担う組織が崩壊しており、警察活動も一々GHQのお伺いを立てなければならなかった
ため、彼らはやりたい放題だった。さらに「反共」の旗印の下、統一教会へのパイプを繋げたのも児”島”や笹”山”などの
大陸系フィクサー(満州アヘン王の里●については大藪は書いてなかったような…)。見返りは戦後賠償ビジネス。安倍
晋三が未だに統一教会との繋がりを揶揄されるのはこのときの名残り、つまり反共。敵の敵は見方だっていう理屈。しか
しこうした在日の裏社会人脈や裏社会利権が今、日本を蝕んでいるのはかなりキツイ。

こうして戦後の日本には、朝鮮系高級ヤクザが誕生した。沖こと岸は別に朝鮮系ではないが、こうした在日を使って左翼
叩きをやってたわけだ。まあ、大藪氏にとってはそんなことよりもむしろ、自分達高級官僚だけがとっとと祖国に引き返し
多くの日本人が大陸棄民となったあたりが、その後の創作の原動力になったのかもしれんね。

521 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/30(月) 13:49:04 ]
締まりはマァマァだが、お汁が多過ぎて

522 名前:無名草子さん [2007/07/30(月) 17:11:23 ]
>>521 処刑軍団か? カモメと港を絶唱する演歌のプリンセスW

523 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/30(月) 17:49:53 ]
耳元でフランス語を囁くと塩もみしたアワビのようにしまる女

524 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/30(月) 19:38:36 ]
確かサル顔の小男の芸達者とはサミー・デービス・ジュニアですね

525 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/30(月) 20:49:40 ]
>523
なにその清清しいほどのバカ女



526 名前:無名草子さん [2007/07/30(月) 21:03:27 ]
黒豹の鎮魂歌のなかに出てくる女優の女じゃなかったか?

527 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/31(火) 07:11:03 ]
上の方で誰かが言ってたが、ヴァヴィヴヴェヴォだな、大藪クオリティ

528 名前:無名草子さん [2007/07/31(火) 13:47:29 ]
>>523 悪魔教の黒ミサで惨殺される松平純子?だったか。

529 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/01(水) 07:03:25 ]
淳子な

530 名前:無名草子さん [2007/08/02(木) 00:23:13 ]
>>513
>「大藪春彦激賞!」

俺のは新聞の広告欄だったが、これはキクよな

即、本屋に買いに行ったぜ!


531 名前:無名草子さん [2007/08/07(火) 09:55:45 ]
大藪春彦の作品はすべて頭に入っているオマイラに出題だ!


「かつてのセクシーな外観を取り戻していた」


この作品名を答えよ!

532 名前:無名草子さん [2007/08/07(火) 12:31:16 ]
食糧難の時代に親がいない主人公たちはいかにして栄養をとりタフな肉体を手に入れたんですか?

533 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/07(火) 12:45:56 ]
>>532
生い立ちが書いてある作品を嫁。「汚れた英雄」とか「処刑の掟」とか「非常の標的」とか

534 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/07(火) 16:18:20 ]
>>531
優雅なる野獣

535 名前:無名草子さん [2007/08/07(火) 16:34:40 ]
>>531
そりゃ原作・監修 大藪春彦作品だ




536 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/07(火) 17:17:33 ]
>>535
知ったかぶりするのは作品名を書いてからにしろ

537 名前:無名草子さん [2007/08/07(火) 19:11:24 ]
>>534
ハズレ

538 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/07(火) 23:07:52 ]
クイズはもういいや

539 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/08/07(火) 23:19:24 ]
>>531
「傭兵たちの挽歌」

>>532
すでに>>533氏が書いている作品の他、「孤狼は挫けず」もけっこう詳細に書いてありますよ。


540 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/08(水) 08:52:32 ]
やっぱ「汚れた英雄」の少年時代がいちばん分かりやすいな

541 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/08(水) 22:59:42 ]
黒ビールにクラッカー&チーズって意外と合いますね

普段は発泡酒に冷や奴専門なんですが・・

それにしてもポンドでチーズは差し歯が取れそうです

542 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/08(水) 23:46:40 ]
洋子は恐ろしい女だなー これエミーの原型?

543 名前:無名草子さん [2007/08/09(木) 22:53:42 ]
強盗に等しい金額を花屋がふんだくったランの花束AGE

544 名前:無名草子さん [2007/08/12(日) 12:54:57 ]
人生七転び八起きage

545 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/12(日) 15:58:35 ]
高見沢乙



546 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/08/12(日) 23:32:41 ]
オデン屋台のオヤジGJ(o^−’)b!


547 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/12(日) 23:46:32 ]

ショーユ ギョーザ ショーガ 等々、『ウ』 → 『ー』変換は先生の得意技。

微かだがバカっぽさが漂うので、余りいい印象がないのだが、何かこだわりが
あったのだろうか?


548 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/13(月) 09:43:47 ]
俺はバカっぽいとは思わないな。むしろ大好きな表記だ

549 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/13(月) 12:00:32 ]
たしかにバカっぽいなw
まあ、あまり気になるようなことでもないが

550 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/13(月) 12:36:50 ]
ベテランをヴェテランとかバラエティーをヴァラエティーサバイバルをサヴァイバルなんて
書くこともあるけど、これもある意味バカっぽいなあ

551 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/14(火) 01:44:05 ]
高見沢が発音すると「キャリフォーニア」、スポンサーの誰かだと「カリフォルニア」と
区別して書いてあるケースもあったような。もしかすると高見沢じゃなかったかも。

552 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/08/14(火) 06:43:51 ]
>>551
「アスファルトの虎」で間違いないです。ブリジストン・タイアから誘われてウナギ屋で
話をするシーンですね。

553 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/08/14(火) 07:39:59 ]
ちなみに、この時点で高見沢が契約していたタイア・メーカーの名前は
“トーキョー・タイア”です。“トウキョウ・タイア”でなく。
“ショーユ”とか“ギョーザ”もそうですが、「外国人の発音を表記すると
こういう感じになる」という書き方をしていたんだと思います。その他、
“ヴェテラン”や“サヴァイバル”も要は“V”と“B”の違いに対する
こだわりですね。“ヴァレンチノのコート”なら本物ということになりますが
これが“バレンチノのコート”だと“V”ではなく“B”なので韓国製の
ニセモノです。わかる人だけわかってください。

語学に堪能な者からすれば正しくない部分も多々あると思いますが、私は
こういうこだわりこそ大藪春彦の文体の魅力のひとつだと考えています。

554 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/14(火) 09:38:33 ]
>>553
どうでしょうといえばオーストラリア縦断で「カレー・グレーヴィー」を大泉が「カレー・グラビー」
と発音してたな。DVDの副音声でヒゲが「肉汁という意味らしい」と言っていたこともあって俺は
すぐに大藪の「長く熱い復讐」や「処刑の掟」を連想したW

555 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 12:19:55 ]
『エレヴェーター』は判るけど、『ショーユ』は如何なものか。

日本人である主人公が、イリコぶっかけご飯を喰うときに、
外国人風もないように思うのだが・・・




556 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 18:26:58 ]
文字にしたときにどうか、という問題はあるんだろうけど、発音するときは
私は「ショーユ」と言いますね。「ショウユ」ではなく。
前にここか別スレで話題に出てた「何ぼ何でも」のように、ある種の方言と
して、明確に「ー」で発音する地方があるのかもしれません。

で、大藪氏は近代文学の基本である「文言一致」を突き詰めるべく、あえて
発音どおりに書いたと(わからんけど)。

557 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 19:36:04 ]
案外、元植民地の半島から引き揚げて来た
オーヤブ先生にとっては、「醤油」も「豆腐」も
イマイチ馴染みの無いモノだったのかも…

558 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 22:33:27 ]
醤油だと何となく繊細さを連想させてしまうからな。やはり大藪作品ではショーユでしょう。

559 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 22:52:45 ]
大藪春彦のこだわり・・・  文字のほかに何かある?

560 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/15(水) 23:40:04 ]
>>558
>醤油だと何となく繊細さを連想させてしまうからな。
ないないw

561 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 00:03:03 ]
深い意味はなさそうだなあ
殺伐とした大藪作品にちょっと軽妙な感じを出したかったとか、その程度のものじゃないんですか


562 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 00:39:02 ]
>>561
でも終始一貫して「ショーユ」だからなぁ・・・

563 名前:無名草子さん [2007/08/16(木) 01:07:48 ]
そのショーユにそっくりなアフリカのソースの名前は何だったけ?
アス虎で出て来た記憶が…

564 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 08:10:29 ]
あえてカタカナを使う事でハードっぽさを出してる

ハードボイルドだからw

565 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 08:59:08 ]
>>563
X巻の88ページに、「ショーユそっくりの
マギー・アロマ・ソース」をシャケ缶にかけて
パンに挟んで食べるシーンを見つけた!
.300ウィンチェスターマグナム口径のM70を
背負って捜し回った甲斐があったぜ…



566 名前:無名草子さん [2007/08/16(木) 11:21:09 ]
ヤブ先生は、クリスチャン・カレッジ以来、英語にはこだわりがあったんだろうな。
最初は東京外語大を受けたみたいだし。

567 名前:名無しは、死なず mailto:sage [2007/08/16(木) 15:51:09 ]
>「文言一致」を突き詰めるべく、あえて発音どおりに書いたと

私は、これだと思う。

568 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 20:12:41 ]
>あえてカタカナを使う事でハードっぽさを出してる

なるほどね。

ハマーはバーボン、スペンサーはインスタントコーヒー、ボンドはマティーニ。

『邦彦は熱燗をちびりと啜った』では絵にならない。
コニャックを生のままで煽らなければ。
『醤油』や『しょうゆ』は小道具として格好良くないよね。

しかし、イリコかけご飯にソースをかけることは、先生の原体験が許さない。
『ショーユ』表現は、和風臭をギリギリまで削ぎ落とし、しかし我々が
親近感を抱けるヒーロー演出のための妥協点だったのではないかしら。

ま、真実は先生のみぞ知るだが。


569 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 20:48:30 ]
イリコかけご飯(ごはん)なら醤油、イリコぶっかけ飯(めし)ならシューユ
文壇から追放された格好の先生にとっては「てめえら、お品ぶりやがって」つうところか・・・

570 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 21:29:07 ]
ウン。

『卵5個をブチ込んだスクランブルエッグ』
『鶏卵5つを用いた炒り卵』

似たようなものでも、勢いが違う。
改めて考えてみると、随分端々まで気を配ってたんだね。


571 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/16(木) 23:25:22 ]
ブチ込んで貪り食う      瞬時に食ってる奴の表情までアリアリでし

572 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/17(金) 21:30:11 ]
大藪作品は即物的な表現が多い代わりに心理描写が極端に少ないですね

573 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/08/18(土) 00:08:57 ]
>>565
おぉ!
正にセレクティブ・ハンターですね( ´¬`)

574 名前:565 mailto:sage [2007/08/18(土) 06:33:02 ]
>>573
長い夏休みの間に「ザ・ビッグ・ゲーム」と
「ヘッド・ハンター」、「孤高の狙撃手」を再読した挙句に
この暴挙(笑)
無可動のウィンM70背負ってサファリの疑似体験してましたねぇ。

>>572
日本のブンガクに付き物のウェットで
時に病的な心理描写や、
書き手の身辺にのみ範を採った様な
矮小なテーマ性、
男女の痴情のもつれから心中したり相手を
殺してしまうような「恋愛小説」
これらに対するアンチテーゼなのですよ。
大藪作品と、その文体は。
(まだまだ敵は居るンですがね・・・)

575 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/18(土) 06:45:23 ]
>>574
>これらに対するアンチテーゼなのですよ。
考えすぎじゃね?
ハードボイルドとしては普通なことだし

「まだまだ敵は居る」ってまたおおげさな…
趣味の違いでウェットだろうが心中しようが
別に小説として悪いことじゃないだろ



576 名前:無名草子さん [2007/08/18(土) 10:20:45 ]
なんにせよ大藪氏の感性はやたら暴力的で日本人に珍しい野獣作家で
本当に貴重だった。

577 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/18(土) 10:34:36 ]
初期はけっこうあるんだけどね。くどくど書くよりも、例えば家族との日々を思い出しながら
眠って目覚めると頬が涙で濡れていたとか、そういう表現の方が大藪らしくて好きだ。

578 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/18(土) 14:06:14 ]
「陸送屋稼業」という短編を読んだ記憶があるけど内容を忘れてしまった
事件性のある作品だったのかな?
よかったら教えて

579 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/18(土) 17:27:38 ]
「児童拳銃としては珍しいダブル・アクション〜」という文章が微笑ましい。今は
少なくとも軍隊や法執行機関で採用されている自動拳銃のほとんどがダブルアクシ
ョンだ。

まぁ、シングルアクションはメカが単純なので、故障も少なく手入れも楽。これか
ら先もなくなる事はないだろう。

580 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/08/18(土) 18:58:32 ]
>>578
ちょっとトボケた感じの陸送屋が
麻薬と拳銃を入手して小遣い稼ぎを企む話です。
元自衛隊員だったような?

581 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/18(土) 20:56:53 ]
>>580
サンクス。
確か一人称で語られる作品でした。
車を運び終えた後は電車で帰るんでしたね。
大藪氏の場合、長編ばかりに目がいきがちだけど
短編もなかなか趣があって捨てがたいです。

582 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/18(土) 23:17:30 ]
>>581
一人称が「オレ」でした。
陸送屋の稼ぎは安く,帰りの電車代は同僚から
日付を改ざんした切符を150円?で買ってあるので助かる。
という箇所がありましたね。

583 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/19(日) 02:31:23 ]
『獣を見る目で俺を見るな』も少し変った描き方をしてる。
一人称になったり三人称になったりする。

584 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/19(日) 03:39:18 ]
酔っ払ってたんだろうな

585 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/22(水) 23:13:44 ]
以前ここで「汚れた肛門」という臭作が連載されてたのですが再開はしないのですか?
確かエレヴェーターの前で撃たれたところで終わったはず。



586 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/23(木) 08:02:58 ]
数人のコテさんがリレーで書いてたやつだろ? ウザくなる前に切り上げて「ここまで」とか
書いてたから、気になるなら自分で続きを書けば?

587 名前:野獣死すべし新潮文庫版表4あらすじ紹介 mailto:sage [2007/08/25(土) 19:18:23 ]
敗戦で満州から引揚げた伊達邦彦少
年は、大戦の惨害に人間性の根底ま
で蹂躙され、大学生の頃には計算し
つくされた完全犯罪を夢見るように
なる。大学入学金の強奪に成功した
彼は、戦時中父の会社を乗っ取った
京急コンツェルンに対し、執拗な復讐
を開始する。怜悧な頭脳、端正な容
貌と猛獣のような体躯を持つ非情の
男伊達邦彦を描くハードボイルド小
説の傑作。正編・復讐編を収める。

588 名前:野獣死すべし角川文庫版表紙折返しあらすじ mailto:sage [2007/08/25(土) 19:26:45 ]
そのとき夢見るような瞳は冷やかに
冴え、唇は挑むような不適な微笑にゆ
がむ…。若き伊達邦彦が計画するのは
完璧に計算し尽くした美しいまでの完
全犯罪だ。そして狙う獲物は千数百万
円もの大学入学金!
 −−彼の胸に秘めるのは、殺人の美学
への憧憬、耐えて耐え抜くストイシズ
ムの詩、己れの能力の最後のひとしず
くまで傾けて目的に執着する強烈な決
意と戦うニヒリズム…。そこには生命
の充足感がある。−−決行の日は迫り
つゝあった!
 大藪春彦が、若きローン・ウルフの
生き様を描き、“非情美の世界”を確立
した名作! 父の会社を乗っ取った男
への復讐を描く「復讐編」を併録。

589 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/25(土) 19:31:46 ]
新潮社ハードカバー版野獣死すべし 復讐編
巻末内容紹介(宣伝ページですね)

人間の血がかよっているだろうか−−綿密
に計画された予定通り着実に復讐していく
男。悪の天才青年が、大京急コンツェルン
を相手どって行う完全犯罪の物語二五〇円

590 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/08/25(土) 19:39:21 ]
盗作疑惑にまつわる騒動などがなければ、作家大藪春彦は
大衆雑誌のカラーにマッチングした作品を量産することはなかったかもしれない
高度経済成長と安保挫折までに大量産されたエージェント・ヒーロー群
権力は腐敗し、謀略と欲望の汚れに満ちているという社会を敵とするワンマン・アーミー達が
大藪の筆によって出現してくることもなかったかもしれない


591 名前:無名草子さん [2007/08/26(日) 12:32:54 ]
ブクオフで「復讐の弾道・前編」影丸丈也というコミックを見つけて
買ったんだけど、意外とよかったので、続きを探したけど全く見つからない。
たまに前編はヒットするけど、中篇後編はまったく出てこない。
もしかして、中後編って出版されてないの?


592 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/08/26(日) 13:46:26 ]
出てたはずやで…とはいっても、交通タイムスの広告で見たきりですが…


593 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/26(日) 14:41:41 ]
「復讐の弾道」映画化しても面白そうだ

仮に映画化するとしたらどんな配役がいいと思います?

594 名前:無名草子さん [2007/08/26(日) 19:50:11 ]
悪徳弁護士役に北村弁護士。

595 名前:無名草子さん [2007/08/27(月) 15:45:18 ]
「戦士の挽歌」はおもしろい。
大藪作品の中でも題材が異色だが、氏はこういう社会派路線に行ってもよかったような気がする。
まあ今となってはどうにもならんが・・



596 名前:無名草子さん [2007/08/27(月) 15:49:18 ]
私も大好きです。ベスト3に入るな。
読み返した回数では最多。
ただし社会派路線でも、結局最後は元傭兵が暴れまくって大量殺戮及び処刑ってのが大藪流だと思う。

597 名前:無名草子さん [2007/08/27(月) 16:01:03 ]
>>596
おぉ!俺は勤労の次に好きだ。
まぁ最後の大爆発はなきゃ大藪作品じゃないけどなぜかよんでてワロタw

こういう半分タブーな世界のリアルな話は大藪氏クラスの作家じゃないとなかなか扱えないのもあるけど
薬価基準云々とか興味深かったな。

598 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/27(月) 16:20:17 ]
蘇る金狼の映画版に触発されたんだろうけど
石川克也のキャラクターは、明るくて面白いですね。

599 名前:無名草子さん [2007/08/28(火) 09:45:36 ]
「蘇る金狼の映画版に触発されたんだろうけど」

オーヤブ先生はそんなモンに触発されないって(笑)

600 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/28(火) 14:19:33 ]
>>598
別に石川は特別明るいわけじゃないよ

601 名前:無名草子さん [2007/08/28(火) 15:51:17 ]
>>598
石川の内面は主人公の中でも「暗い」よ。


602 名前:無名草子さん [2007/08/28(火) 16:23:24 ]
私は大藪ヒーローの中では明るい方かなと思うけど。
ピッピーの群れに混じってエレキギターを弾きながら歌う西城と並んで。

603 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/28(火) 17:18:35 ]
プロパーやっている時に医者の足元にすがって薬の売り込みやる主人公だよ
明るい部類に入るんじゃない
内面の暗さは大藪ヒーローに共通のもんだって事は判り切ってるよ
作風全体もコミカルだしね
ああいった石川のキャラとかM60マシンガンぶっ放すとかやっぱり「映画の蘇る金狼」の影響はあると思うけど

604 名前:無名草子さん [2007/08/28(火) 20:22:38 ]
映画の影響を大藪が受ける?
あんまりイタイこと言わないでね。


605 名前:無名草子さん [2007/08/28(火) 21:22:58 ]
>>603
オートマチックの拳銃を打ち尽くした後、ガチャガチャとスライド
を前後させて排莢させる映画に大藪春彦が影響されるのか?

大藪を舐めるな。



606 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/28(火) 21:44:36 ]
>>603
家族を皆殺しにされて仇討ちもできず、さらに愛する妻も事故で失った主人公が明るいわけないじゃん。
あまりにも表層的な部分に目を奪われすぎ。

607 名前:無名草子さん [2007/08/28(火) 22:16:30 ]
>>603
「男芸者も真っ青であろう」
声を出して読んでみよ。

605じゃないが

石川を舐めるな




608 名前:無名草子さん [2007/08/28(火) 22:20:54 ]
「ハレハレ天国」の鷹見(「俺に墓はいらない」時の)なんかは
例外的に陽性だと思うが、石川は正反対だ。
まあ鷹見は「平凡パンチ」の読者層に敢えて合わせたのかもしれないが・・・

609 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/28(火) 23:16:55 ]
>>604>>605
このへんはもう少し論理的に頼むよ


610 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/28(火) 23:19:26 ]
>>606
内面の暗さは大藪ヒーローに共通のもんだって事は判り切ってるよ
って書いてあるよ

611 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/28(火) 23:21:50 ]
>>607
悪い、現在本持ってないんだよ
その辺コピペしてくれない?
本も持ってないくせに大藪語るなとか言わずに

612 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/28(火) 23:26:29 ]
>>609
> ああいった石川のキャラとかM60マシンガンぶっ放すとかやっぱり「映画の蘇る金狼」の影響はあると思うけど

この文章の論理的説明が先だな

>>610
元の>>598
> 石川克也のキャラクターは、明るくて面白いですね。

これはどう考えても分かってなさすぎだろう。あの明るい振る舞いは、営業職の辛さを
知っている者ならとても笑えないぞ

613 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 00:00:05 ]
映画版蘇る金狼の朝倉の3枚目っぷりとか、海神組との銃撃戦のシーンとかを
戦士の晩歌にも取り入れたんだろうなという事

> 石川克也のキャラクターは、明るくて面白いですね。
石川克也のキャラクターは、表面的には明るくて面白い2枚目半という色付けがされてますね。と言い直すよ

614 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 00:17:55 ]
>>613
┐(´ー`)┌

615 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 01:50:02 ]
おれは映画の影響受けたとは考えないが
別に映画の影響受けてたと考える603みたいな人間がいてもいいんじゃないの
「舐めるな」とか過剰反応しすぎでは



616 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 04:00:30 ]
603は世間の狭さから中学生とかだと思うし、暖かく見守ってやればいいとおもう。


617 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 06:36:08 ]
角川映画・松田優作主演の大藪作品は、大藪的ではない。
角川の制作サイドが散々改変して、さらに松田優作が主人公のキャラを随分変えてる。
狂気に取り付かれて破滅したり、女が死んで呆けたりなんか大藪版ではなかったろ
あれは松田優作の趣味。エキセントリックで破滅志向の狂気がお好みみたいだったからw
角川春樹も当時は(ヤクで?)ぶっ飛んでたし、原作なんか元ネタぐらいにしか見てなかったんじゃね?

男芸者っぷりなら例えば新城彰なんかも結構がんばってないか?
オランダだったか?の貴族の城で、政治家の秘書だかに金髪淫売抱かせるところなんか、
石川が欧州の学会に同伴して教授に女を抱かせたのと似てないか?
心にもないおべんちゃらを言ったり、都合よく嘘の通訳したり
まさに表面的には明るくて面白い二枚目半の男に思える
その後キッチリと殺してるけど

銃撃戦シーンなんか珍しくもない
M60ぶっ放す程度ならしょっちゅうだろ
日銀にヘリコから爆弾落としてミサイル撃ったチーム・パラダイスの若林誠は元・プレハブ販売会社のサラリーマン
これは「甦る金狼」のパロディか?
他にもウラン基地を襲撃してアサルトライフルを散々ぶっ放した挙句に核爆発まで引き起こす杉田淳なんかもいるね

石川のランボーっぷりは描写はゴツイけど、荒唐無稽さという点では大人しいほう

618 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 06:57:08 ]
>>615
もちろんどんな意見を書こうが自由だよ。だけどそれが的外れならこうなるのも当たり前

619 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 08:28:37 ]
> 角川映画・松田優作主演の大藪作品は、大藪的ではない〜
あの映画が大藪の原作に忠実だとは別に言ってないよ


> 男芸者っぷりなら例えば新城彰なんかも結構がんばってないか?
          中略
> まさに表面的には明るくて面白い二枚目半の男に思える
でもまだカッコ良過ぎる2枚目の範疇だと思う、医者の足元にすがって薬の売り込みやるなんてことは大藪先生もさせないでしょ この頃の主人公には


> 銃撃戦シーンなんか珍しくもない 
うん、別に当たり前のことだ 「戦士の挽歌」の銃撃戦に海神組の銃撃戦がオーバーラップしたのは個人の主観の違い、放映年度の後スグ後に発表された小説だから

> 日銀にヘリコから爆弾落としてミサイル撃ったチーム・パラダイスの若林誠は元・プレハブ販売会社のサラリーマン これは「甦る金狼」のパロディか?
それは自身の蘇る金狼のインフレ化であって流石に映画とは関係ないよ









620 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 10:57:17 ]
映画「野獣死すべし」なんかあんまり原作から掛け離れてて先生頭にきたとか聞いてるけど
映画に触発されたなんてこと絶対に無いと思うよ

621 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 12:42:39 ]
615だが

>>620
大藪春彦自身がそう書いてるならともかく、絶対無いとも言えないんじゃないのか

>>618
やっぱ過剰反応しすぎだと思うわ
こんな反応するならスルーすればいいのに

622 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 14:37:30 ]
「蘇る金狼」映画版のゴルフ練習場での三枚目ぶりには呆れた。

623 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 15:00:19 ]
あの石川の能天気な営業キャラの後ろにどれほどの暗い怒りがあるのか想像できないのは
やっぱ読みが浅いとは思う。
過剰反応とは思いつつ一応。

624 名前:無名草子さん [2007/08/29(水) 15:05:14 ]
大藪先生はチャラチャラした奴とかお調子者が大嫌い

唯一の例外が汚れた英雄の中に出てくる親友田中健二郎(元オートレーサー)

ま、田中は単に明るいだけかもしれないが・・・

先生、自分に無いキャラだからそういうのに憧れるんだろうな

625 名前:無名草子さん [2007/08/29(水) 16:16:08 ]
必ずしもそんなこと無いと思うけど。
浅見の「まいどありぃ一千万円です。」のセリフでしたっけ、に見られるように、大藪氏自身は面白キャラですよ。
逆に鷲尾とか伊達に憧れるからああいう無表情なクールキャラを書いたんでしょ。

「俺はこう思う、なぜならばこうだからだ。」と議論せずに>>やっぱ読みが浅いとは思う。と決め付けて相手がどう思うか想像できない方が読みが浅いのでは?



626 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 16:54:03 ]
元が解らないものでスイマセンが、浅見の「まいどありぃ一千万円です。」っていうのはギャグとして使われているんですか?
千円の買い物して店の親父が「はい〜一千万円とか、千両で〜す」とかのオヤジギャグみたいな感じで使ったんですか?



627 名前:無名草子さん [2007/08/29(水) 17:04:44 ]
金額は定かでありませんがそうです。オヤジギャグです。
まあ大藪氏はそもそもクールと能天気の両方が好きだったのではないでしょうか?
いづれにせよ初期の登川だの朝倉だの羽山よりは石川の方が圧倒的に明るいでしょう。

628 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 18:11:43 ]
初期の、特に短編の主人公達は鬱屈とした青春の只中でルサンチマンを抱えて暴走するってイメージがあったな…
青春は屍を越えてって短編は凄く良かった
その時期を抜けたら、だんだん途方もないインフレに突入したって感じだがどうだろう?

629 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 18:44:32 ]
映画だってTよりU、UよりVとエスカレートしてく 当たり前なこってす

630 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 20:07:27 ]
精神的飢餓感の喪失。

631 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 20:10:07 ]
先生自身も「ストーリーは上手くなっていると思うが、そのかわり初期の頃の怒りが無くなって来た」と言っていますね
そしたらもう怒りの衝動とは別なところに活路を求めなきゃいけなかったんでしょう。エンターテイメント性とかに・・
そういう意味ではヘッドハンターなんて画期的な試みですね

632 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/29(水) 21:36:03 ]
「ヘッドハンター」はもう単なるハードボイルドではないですね。

創作の衝動みたいのが無くなったらそこで終わるか、自分で探してゆかねばならなくなります。
車やバイク、銃やハンティングや美食というか肉食など、始めは趣味や興味でやり始めたことであっても
そのうちにただの趣味ではなく、作品にフィードバックさせてゆかねばならなくなった。
それゆえ、相当なレベルまでそれらをやらないと創作活動自体を続けられなくなってたとおもいます。
それが苦痛かどうかは分かりませんが、少なくとも中途半端であれば作家としても終わっていたでしょう。

キャリアの長い作家が活動的で取材を厭わない人間が多い一方で、
純文学系の人間が比較的消えるのが早いのは、持って生まれた貯金が消えた時点で才能が尽きるからでしょう。
作家として世に出ることも難しいが、それ以上に作家として売れ続けることもまた難しいと思います。

そういう意味では、「ヘッドハンター」は一つの実験だったのではないでしょうか?

633 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/08/29(水) 23:17:20 ]
「ヘッド・ハンター」は、大藪ならではの蓄積がないと、書けなかった作品だと思います
いいよねー。「ヘッドハンター」!

大藪作品の年代を意識して読んでいくと、だんだん主人公の肉の摂取量と
肉体のパワーが現実離れしていく。「野獣の体力」プラスアルファの一行でさらりとすますような
ことがなくなり肉体鍛錬や筋肉の発達具合の描写が克明に描写されていくようになる
それを読んで、大藪も体力や肉体に諦念に似た限界を意識しているのか…と思ったものです
 大藪の作品て、あきらめた所から始まるお話が多いと思う。


634 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/08/30(木) 00:01:32 ]
「戦士の挽歌」は、大藪著者が、自分より下の世代、というディティールを手探りで書いているような
所があると思います。やはり優作映画も若い世代の要素として、意識したんじゃないか。
そしてその意識が、カマキリ男に対する石川の筋肉の塊であるボディと、
戦地取材で戦争神経症になったりするような事と比べものにならない悲惨な過去と
半端じゃないビジネスマンの仮面を仮託されたのだと…

などと想像してみるのも面白いですね。

635 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/30(木) 00:03:58 ]
晩年の創作活動は苦行のようなものだったかもしれないですね



636 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/30(木) 01:58:13 ]
「ヘッドハンター」なんて、悪く言えば殆ど作業の描写



なのになんでだろう

あんなに面白いのは

637 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/30(木) 07:17:38 ]
元々、淡々とした作業の描写が大藪小説の魅力だったが、それを極限まで突き詰めたからかな。
余計な心理描写もいっさいなく、逆に主人公にシンクロしやすい。

638 名前:無名草子さん [2007/08/30(木) 22:14:36 ]
体壊してからは、真っ直ぐ歩けない状態だったみたいだね。
代筆疑惑の数作はともかく、「暴力租界」のラストはある意味
最も大藪らしい…

639 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/30(木) 22:24:58 ]
「二人とも処刑したぜ」世見月は嘲笑った・・というような同じシチュエーションが餓狼の弾痕では、計27回繰り返され
トンデモ本でも紹介されましたね。
その頃から頭が? だったという説があるというようでしたが・・


640 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/08/30(木) 23:58:23 ]
>>639
酒肉を暴飲暴食したりして、膵臓がやられてしまうのは梶原一騎にも通ずるものがあるかもしれませんね
武者小路実篤の恍惚の例もありますが、むしろそう言う状態に陥っても、作品を書きつづけた事にこそ
凄みを感じます。そういえば、元小説家、と名乗る人って殆どいませんね。


641 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/31(金) 02:16:43 ]
やっぱ小説書けるって特殊な才能だからな・・
そもそも普通の人間に一冊でも500P以上の小説書けるか?

642 名前:無名草子さん [2007/08/31(金) 02:26:35 ]
餓狼の弾痕・・もうあのころにはかなり氏の意識は混濁してたと思われます。
残念ながら「汚れた英雄」などのような完成度の高い作品を書いた人の作品とは思えませんね。

643 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/31(金) 08:03:32 ]
なにをいまさら

644 名前:無名草子さん [2007/08/31(金) 08:41:50 ]
私は「餓狼」、「租界」ともにビートルズで言えば「Revolution No.9」あるいは「I want you」
だったと思っています。


645 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/31(金) 11:06:58 ]
>>644
いやいやいやw

いくら何でもそれは儲視点杉だ。実験的な作品というならむしろ「ヘッドハンター」だな



646 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/31(金) 19:15:18 ]
いやいやいやって女か?w

647 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/31(金) 21:34:25 ]
>>646
なんだ日本語の不自由なやつか

648 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/31(金) 21:52:22 ]
>>647

お客さん、言って良いことと悪いことがあるよ

649 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/08/31(金) 21:59:36 ]
そうそう648さんの言う通りあるよ

650 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/01(土) 00:19:56 ]
おまえたちなかよくしろ けんかするのはためた

651 名前:無名草子さん [2007/09/01(土) 04:06:34 ]
>>648
映画の野獣死すべしだしw

652 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/01(土) 12:52:15 ]
love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1177040691/
こんな事いってるよ

653 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/01(土) 12:53:11 ]
love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1180172565/
間違い

654 名前:無名草子さん [2007/09/01(土) 15:12:47 ]
スレ違いですが映画の中でチョイ役でも春彦先生が出てるのってありますか?

春樹はちょくちょく出てますけど・・・

655 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/01(土) 17:58:34 ]
>>644
実験作という意味なら「ヘッドハンター」の方だろうな。「餓狼」とかは違うと思う。



656 名前:無名草子さん [2007/09/01(土) 23:53:23 ]
>>654
kwsk


657 名前:無名草子さん [2007/09/02(日) 01:27:34 ]
角川春樹は「蘇る金狼」にボクシングのコーチ? の役で出演してたけど、
大藪本人は・・・聞いたこと無いな。
 
ところで、「死の黒い翼」って何???

658 名前:無名草子さん [2007/09/02(日) 01:32:41 ]
「死の黒い影」だったかも

659 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/02(日) 04:29:11 ]
「黒い死の影」だろ。

660 名前:無名草子さん [2007/09/02(日) 14:33:51 ]
春樹って角川か、村上かと思ってびっくりしたよ

661 名前:無名草子さん [2007/09/02(日) 15:19:59 ]
う〜ん そっちへ来たか

662 名前:無名草子さん [2007/09/02(日) 15:24:13 ]
大藪先生なら場末の中華ソバ屋の親父なんか似合いそう
注文入ってもムソーッと返事もしないような

663 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/09/02(日) 17:56:24 ]
仲代達也版野獣死すべしに出てたようです。

664 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/02(日) 21:15:55 ]
>663
まだ若い時の大藪氏ですね 見てみたいなあ

665 名前:無名草子さん [2007/09/02(日) 21:44:49 ]
>>663
マジっすか????????!!!



666 名前:無名草子さん [2007/09/03(月) 10:55:37 ]
>>663

一瞬だけ、その他大勢のバーの客として。


667 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/03(月) 13:09:34 ]
幻滅だな そこまでして映画に出たかったのか?

668 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/03(月) 14:27:11 ]
>>667
バカか? ああいうのは撮影を見にきたついでのお遊びだろうが。

669 名前:無名草子さん [2007/09/03(月) 15:11:06 ]
>>667
安っぽい幻滅だな〜
大昔、お昼のワイドショーにもゲストで出たし
角川のフェアの時は、ラジオ出まくりだったぞ。

670 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/03(月) 20:12:26 ]
久々にジョジョを読んだらら息子さんのコメントを巻末に見つけた。
嬉しかった。

671 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/04(火) 05:30:35 ]
25 :無名草子さん:2007/08/30(木) 00:00:22
大薮のほうがいいよ

26 :無名草子さん[sage]:2007/08/30(木) 00:47:37
寿行を知るまでは面白かったが、知った後では大藪は受け入れないなぁ・・・
自己完結しているので勝手にやれやと放って置いても元通り、知らん振しそして関心が湧かない、喩えていうならDCコミックのスーパーマン。
人間の醜いところ、優しいところ、弱いところ、そしてだらしなさを内包しながら進める寿行の筆捌きは何者をも変えられない味がある。
読書後の不思議な清々しさは煩悩抱え、煩悩から解放される感じに似て、もっと読みたいと思わせる。

27 :無名草子さん[sage]:2007/08/30(木) 12:53:33
俺も大薮と寿行は同時期に読んでいた。
両方ともそれなりに面白かったが、大薮はじきに飽きた。
寿行は最後まで飽きなかった。
作品としてどちらが上という話ではなく、単に好みの方向性の問題だと思う。
最初の頃からテーマが一本調子な大薮作品を豪速球の直球に例えるなら、
寿行作品は変幻自在の変化球。新作を読む度に驚きに満ちていた。
まあ、男根様が頻発する頃からネタ小説として読むような気持ちになってはいたがw
それでも、そこまで熱心な読者を引っ張っていって飽きさせなかった寿行には敬服する。

本読みとしていろんなエンタメ小説を読み漁り、面白い小説もたくさん読んだ。
正直、寿行作品より面白い完成度の高いものも少なからずある。
それでも、(俺のベスト作品は寿行)といわせる不思議な魅力が、この人にはあるんだ。

love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1184846887/25-27

なんだそうだ。
まあ、好みの問題なんだけどねw(マルチで悪いね)

672 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/04(火) 07:32:33 ]
>>671
両者に優劣なんてないけど、やっぱりストレートな表現の中に優しさや繊細さが隠れている
大藪が好きだな。

それにしても、亡くなったばかりなのに過疎ってるねそのスレ。

673 名前:無名草子さん [2007/09/04(火) 15:04:38 ]
アメリカの牧場で生まれ育つとこから話は始まり、食事はカウボーイたちと共に摂る。
牛乳1リッター、パンにバターを1ポンド塗りつけ、(中略)...ジュース1リッターでしめる作品はなんでしたっけ?

674 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/05(水) 04:09:40 ]
>>673
大藪春彦の作品についての質問なら、「傭兵たちの挽歌」の内容の記憶違いではないですか?

675 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/05(水) 11:27:22 ]
>>673
アメリカの牧場話なんて大藪にはないだろ。>>674の言う通り片山のことじゃね?



676 名前:無名草子さん [2007/09/05(水) 14:12:03 ]
白痴美人のアン・ロバーツに手を出したばっかりに、なまじ純粋な白人以上の硬度と持続力があったばかりに…泥沼のベトナムへと志願しなければならなかった…
幾分マッシーと似た境遇でした。

677 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/05(水) 17:50:56 ]
>>676
あなたが>>673さんなら、それはやはり「傭兵たちの挽歌」の片山健一です。アメリカではなく
ニュージーランドで、確かに牛もいましたがそれ以上に羊がたくさんいたのでカウ・ボーイと
してより牧童としての仕事がメインだったようです。食事内容に関してですが、牛乳と
野菜ジュース各1リッターというのは牧場での一日の食事のメニューを書いた部分ですね。

「朝はベーコンかソーセージ約五百グラムと卵四個にバターやハチミツやジャムやシロップを
たっぷりつけたパンケーキ六枚、ミルクと野菜ジュース各一リッターにフルーツの半ポンド罐……
昼はロースト・ミートとチーズと玉ネギをはさんだ分厚いサンドウィッチとオレンジかリンゴ……
夜はワインとビーフやラムのステーキ二キロにポテトとインゲンとケーキといった具合だ。金曜日は
肉のかわりに、冷凍しておいた鮭や鱒が使われる。感触は干肉か干魚とキャンデー・バーやレーズンだ」

この文章を記憶されていたのだと思います。あと、片山の場合は当初はベトナムへ行かされる
くらいならアメリカ国籍を放棄するつもりでしたが、高見沢の場合は事故により将来の夢を
断たれてヤケクソになったことが志願のきっかけですから、その辺りが違いと言えますね。

678 名前:676 [2007/09/05(水) 18:27:45 ]
ごめんなさい違います。でも明らかでしょ?片山だってのは。
たまたま「ニンフォの白痴美人」とか「マット牧場の血の気の多い牧童たちが殴りこみ」とか20年以上たった今も憶えていたので。

679 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/05(水) 19:39:14 ]
傭兵たちの挽歌は面白い
しかし、アメリカナイズな文化を自分の物にしながら、過酷な生の流転に抗う主人公路線と
大陸・朝鮮半島からの引き揚げ者路線とは、微妙に主人公の立ち位置が違うようにも感じます



680 名前:673 [2007/09/05(水) 21:36:33 ]
>>677さん
ご丁寧な対応ありがとう!
まさにこの一文です。
舞台はアメリカではありませんでしたか、失礼...
朝食だけでも5000キロカロリーくらいあるんではなかろうか。

私は「長く熱い復讐」が好きで、
鶏の腿肉を酒で舌を洗いながら食うシーン、
敵を池かなんかに捨てた帰りに肉を買ってステーキを食うとこ。
大藪料理はほんとに食えるんですかね?

681 名前:無名草子さん [2007/09/05(水) 21:37:31 ]
「傭兵〜」はある意味、大藪の最後の傑作だよね。

そういや「非情の標的」の浅岡も逃亡先で牧童してたっけ。

682 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/05(水) 21:38:53 ]
>>678
そうですか。失礼しました。

>>679
>>676さんが指摘していたように、片山健一も高見沢優も戦後派であり、日本人の母と米兵の間に
生まれ、朝鮮戦争によって父親を失っている点で境遇が似通っています。ギリギリの戦中派として
終戦直後の修羅場を自分の力で生き抜かなければならなかった伊達邦彦や北野晶夫たちとは
明らかに立ち位置が違うわけで、そんな彼らにローン・ウルフの哲学を持たせるためには、
兵士としての戦争体験が必要だったのでしょうね。

683 名前:無名草子さん [2007/09/05(水) 21:41:21 ]
>>680
鷲尾の自宅で焼くステーキのグレービーソースと
アウト・ドアでのふっくらとしたオムレツにそそられる…

684 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/05(水) 22:03:07 ]
>>680
>朝食だけでも5000キロカロリーくらいあるんではなかろうか。

一日の食事量だけで、体重が8キロは増えますよねw それだけカロリー消費が
激しい重労働なんでしょうが。ニュージーランドの牧場の男たちの食生活に関しては、
「ヘッドハンター」でも少し出てきますね(クッキーにバターをなすって食う)

>鶏の腿肉を酒で舌を洗いながら食うシーン、
揚げ足取るみたいで申し訳ないんですが、これは仔羊の腿肉ですね。その前の部分の
“バッドワイザー”に関する蘊蓄とかも好きです。あと、チンピラを解体して捨てた直後に
ステーキを食べるシーンは、主人公が精神的にタフであることをさり気なく表現していますね。

>>683
ステーキのソースに関しては、「処刑の掟」の速見が作るステーキがいちばん美味そうです。

>アウト・ドアでのふっくらとしたオムレツ

あれは美味そうですよね。作り方からして、石川克也も作った“アラスカ中部式オムレツ”だと
思うんですが。このオムレツの前に、負傷による高熱を克服した後に作るベーコン・エッグスや
“アラスカ式ポテト・フライ”は実際に作って食べたことがありますが、美味かったですよ。
生活習慣病が気になる歳になった今は、ちょっと食べられませんがw

685 名前:673 [2007/09/05(水) 23:11:43 ]
あれは仔羊でしたか。
まあ、記憶が怪しいんで指摘は別に構わないです。それに私は大藪初心者。

>>あと、チンピラを解体して捨てた直後に
ステーキを食べるシーンは、主人公が精神的にタフであることをさり気なく表現していますね

私はこんな深夜に肉屋空いてたのかな?と思いました。



686 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/06(木) 00:24:35 ]
>>685
>私はこんな深夜に肉屋空いてたのかな?と思いました。

チンピラの死体を処分したのは夜ですが、肉を買ってステーキを焼いて食べたのは翌日なんです。

687 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/06(木) 07:55:28 ]
homepage2.nifty.com/luke_apostle/vol.5.html

688 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/06(木) 21:43:40 ]
キムチやトウガラシ好きなのはよく知られてるけど甘党の大藪ヒーローはいますか?

689 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/06(木) 22:01:29 ]
甘党は?
ちなみに西城の好物はコブ茶。

690 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/06(木) 22:41:15 ]
やはりハードボイルドに甘党の主人公は似合わないですか・・・
一人ぐらいいても面白かったのにと思うのは私だけか

691 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/06(木) 23:21:32 ]
>>682
そんな二つの彼岸を埋めるのが、量産時代のエージェント・ヒーロー達だったのでしょうか
超人的な体力とストイックなまでの意志とを支える過去の過酷な体験をもつ異能者としてではなく
能力を買われて国家的組織の手足とされればいい…何しろあの伊達が(!)破壊工作員として
活躍することも可能だったのですから。

過去を語られない西城によって、その殺人機械としての完成度は飽和したとも考えます
再び、常人のものではない背景を持つ異能者を大藪が描き出すには、もう時代が変わっていたの
でしょうね。

692 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/06(木) 23:24:32 ]
>>688
ミスター並みに甘い物が苦手なイメージがある大藪小説の主人公たちですが、実際には
パンケーキやクレープにジャムやハチミツやメープルシロップをたっぷりかけて食べる
シーンがけっこう出てきます。

693 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/07(金) 00:00:42 ]
>>691
初期の主人公たちは、デビュー作の伊達邦彦に代表されるように作者の分身であり
代弁者でした。しかし月日が流れ主人公の年齢設定が作者からどんどん離れていき、
「戦争を知らない子どもたち」を主役にしなくてはならなくなります。そうなると、
いかにして主人公を“血と暴力に生きる自由人”にするかという問題が出てきます。
彼らの多くは幼い頃に事故や事件によって両親を失ったり、自ら海外の戦争に
身を投じたりすることで人間や社会の本質を知ることになります。しかし、それは
幼い頃に戦争に巻きこまれ、戦後の混乱期を死に物狂いで生き延びた伊達邦彦たちと
比べると、やはり本質的に違う体験です。

そうとはいえ、大藪春彦が今も健在だったら日本人でありながら平和ボケした
祖国に幻滅し、湾岸戦争やイラク戦争を米軍兵士として戦った過去を持つ若い主人公を
登場させていたかも知れませんね。

694 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/07(金) 00:17:28 ]
船戸与一の「諸氏乱想」なる対談集に93年2月の大藪との対談も入っていて
大藪は「暴力の義務」というフレーズに対し、暴力が行使されるべき時に行使されないという
状況において世間的に許されない暴力を、いかに完全犯罪的に使うかが問題だと答えています。
という哲学を、幼少の頃からたたき込まれるかあるいは長じて後に得た体験により
身につけているか、の違いはあるにせよ、本質はやはり、
「状況の最前線では暴力しか機能しない」と言うことに尽きるのではないでしょうか




695 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/07(金) 11:27:12 ]
「力なき正義は無能なり」

     大山倍達(談)



696 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/07(金) 11:56:24 ]
話豚切りますが、かなり前に図書館で読んだ古いペーパーバックス版で主人公が記者か何かで飛行機の
墜落事故の真相を追求するんだけど、敵に捕まってあっさり殺されて終わりという短編を読んで
(゚д゚)ポカーンとなった記憶があるんだが、作品名が思い出せない。どなたか教えてください

697 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/08(土) 00:43:09 ]
暴力の前では全てが無力。
だから暴力に屈しない人には「舌を巻く」んだね。

698 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/08(土) 07:37:57 ]
>>696
それはたぶん「羽田上空の罠」じゃないでしょうか。あのラストは私も驚きました。
主人公が戦闘訓練を受けた国家の特殊工作員とかなら、隠していた拳銃の速射や
ライター型手榴弾で反撃するんでしょうけど。

699 名前:696 mailto:sage [2007/09/08(土) 13:58:05 ]
>>698
どうもありがとうございます。読んだのが厨房の頃で記憶が曖昧だったんで、もしかしたら他の作家だったかもと
思いはじめてました。オクか古本屋で探してみます

700 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/08(土) 20:23:51 ]
>>697
特に拷問でもなかなか口を割らない北朝スパイのしぶとさには

尊敬の念さえ抱いてるふしがある

それに対して日本のトップは情けない描かれ方をされてるな

引き揚げ体験者の大藪氏の目には日本人はやはり「温室育ち」と映るのだろうか

701 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/09(日) 01:40:58 ]
生ぬるい状況に安住し、親から貰った毛並みやバックやコネで社会での身分が決まるといった
そんな巷の栄華を低く見ながら、強烈な自我とストイックさで闘うローン・ウルフを描く大藪作品においては
必然的に中流階級の程々に幸せな連中は「温室育ち」として描かれるでしょうね。



702 名前:無名草子さん [2007/09/09(日) 03:28:22 ]
大藪作品で文庫化されていないのはあと何作あるの?

703 名前:無名草子さん [2007/09/09(日) 03:37:04 ]
すいません、大藪作品を初めて読むならどれがいいでしょうか

704 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/09(日) 07:26:03 ]
>>697
大藪ヒーローたちも社会から虐げられる境遇にありながらも、それをハネ返すべく
力を蓄え、社会に挑戦していきますね。
エージェント・ヒーローもさることながら、サラリーマンである者たちも
復讐や怒りといった感情を胸に抱きつつ静かに爆発する瞬間を待っている
最近はその待ち続けている辺りの描写が好きになってきました。


705 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/09(日) 10:00:12 ]
>>703
戦士の挽歌、時代設定がわりかし最近の方なんで入り易いかも、まあ俺が最初に読んだ大藪作品なだけなんだけど



706 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/09(日) 11:12:54 ]
初めて読んだのは「蘇える金狼」です。松田優作映画からの導きです
今映画を改めてみても、小池朝雄や成田三樹夫の演技が良いと思ってしまいますが
あの頃は優作が日本で一番ハードボイルドな男だと思っていた。

大藪作品としては「野獣死すべし」かなやっぱり。「復讐篇」のほうが読みやすいと思います。

707 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/09(日) 17:19:23 ]
>あの頃は優作が日本で一番ハードボイルドな男だと思っていた。

過去形だから許す

708 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/09(日) 18:13:19 ]
>>707
黒歴史になりますか?<優作ファンだった過去

709 名前:無名草子さん [2007/09/09(日) 21:22:10 ]
>松田優作映画からの導きです
私は原作からのお導きです。
(映画)の前宣伝も凄かったから初日から観ました。
それも立ち見。今では考えられません。
あれでフアンになった人も多いでしょうね。

710 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/09(日) 22:20:16 ]
>>709
恥ずかしながら「金狼」も「野獣死すべし」映画も、優作追悼のTV映画で観ました
それからしばらく優作中毒になって、こわばった顔でクラシックを聴いたりぎくしゃく動いたり
してました。
 「金狼」は原作をその直後に読んで、朝倉の内面の力強い描写にやられた!
もっと読みたくなり、その次に買った大藪文庫が「青春は屍を越えて」でした。
「暗い春」で狙撃者主人公に触れ、これもまた驚いた…
 この主人公たちは世界を、自分の回りの境遇を大きく変える為に目標を設定しているのか?とね。

711 名前:無名草子さん [2007/09/10(月) 12:58:46 ]
>>707
優作以上のハードボイルドがいるとでも?

712 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/10(月) 16:48:27 ]
>>711
日本ではいない。というか育たない。     風土的なものか・・・

713 名前:無名草子さん [2007/09/10(月) 17:21:55 ]
カマキリ男が演じた朝倉や邦彦は全くの別キャラ。

714 名前:無名草子さん [2007/09/10(月) 23:13:40 ]
ハンフリー・ボガートのようなタフさやズルさがないね

715 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/11(火) 01:22:39 ]
1 :無名草子さん:2007/04/20(金) 12:44:51
通は「ヘッドハンター」を好む。




716 名前:無名草子さん [2007/09/11(火) 05:36:28 ]
>>670
ジョジョの解説を大藪先生の息子さんがしてるの?何巻か教えて!

息子さん何してる人なんだろう?

717 名前:無名草子さん [2007/09/13(木) 00:18:20 ]
大藪作品は時代性が色濃く出ているから年月と共に風化していく可能性が高いね
一つ例を挙げると携帯電話
特に今の若い人にとって携帯無しのストーリーってたぶん付いて行けないだろうね
そこでいっそのこと現代的にアレンジした映画作品として残しておいた方が良さそうに思うけどな
変質させてしまうのがオチかな

718 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 06:49:45 ]
>>717
その理屈から言えば、携帯電話出現以前の文学作品は全滅だなw

「野獣死すべし」や「汚れた英雄」を初めて読んだ時、古臭さはまったく感じなかったな。
むしろ親たちが生きた時代の空気のようなものを感じて、物語に引き込まれていった。

719 名前:無名草子さん [2007/09/13(木) 09:40:21 ]
>>717
浅学だね


720 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 09:54:08 ]
大藪にとって携帯(その時あれば)とかはストーリーの骨格を為すもんだろ
漱石や鴎外なんかとは違う(すごい比較w)

721 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 11:23:05 ]
>>720
そりゃ大藪に限らず携帯があったら話がだいぶ変わったであろう作品はたくさんあるだろ。
だが携帯が出てこないから云々なんて頭悪杉

722 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 12:57:56 ]
昔の作品を昔の作品として読めないのはただの馬鹿だよな
携帯が出てこない事を気にするよりも
書かれたその時代の雰囲気などを楽しめばいいと思う

723 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 13:06:15 ]
携帯がどうとか言うなら、あの時代に街頭の監視カメラやNシステムやDNA鑑定などがあったら、
邦彦や朝倉たちの犯行も(ry

724 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 15:05:31 ]
ここの連中は「モノ」を書く作家つうのが分かってないようだなw
他の作家にとっては単なる「車」であっても大藪にとってはスカGTRでなければならないし、
69年式コロナでなければならないつうことが・・

725 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 15:40:04 ]
>>724
わかってないのは携帯云々と言ってるヤツだけだろ



726 名前:無名草子さん [2007/09/13(木) 16:18:51 ]
基本的に悪党が「いつ何をやるか」(山野組や世界幸福教会のパーティがいつどこで、現ナマいくら積み上げるとか)の情報と「相手の頚動脈に手刀を叩き込んで瞬時に失神させる」能力があれば俺も西城のように強くなくても、射撃が下手でも絶対犯罪する。


727 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 16:21:46 ]
「相手の頚動脈に手刀を叩き込んで瞬時に失神させる」能力=西城のように強い

728 名前:無名草子さん [2007/09/13(木) 17:42:07 ]
エミーもやってるけど…相手の頚動脈に手刀

729 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/13(木) 17:58:16 ]
だからエミーも普通に強いだろ。腕力はヒーローたちに劣るものの、それでも並の男では
素手でも歯が立たないよ。

730 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/09/13(木) 19:30:35 ]
さて、お立ち会いの大藪ファンの諸氏方々へ。
かつて、氏のエッセイ「俺とGUN」内に於いて
邦彦の使用した銃に触れてますが

“『非情の牝豹』で、リヴォルバーでは44マグナムと
コルト・パイソン357マグナムを使わせたのが、
いまのところいちばん新しい。”

と、あります。
ただ、実際に角川文庫版非情の牝豹を読んでみると
パイソンしかでてこなかったのですが
もしかして出版元によって、
或いは版数によって違ってたりするのでしょうか?
長年の疑問であります。

731 名前:無名草子さん [2007/09/14(金) 19:51:16 ]
暴力租界のオチが気になって昼も眠れません

732 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/16(日) 20:43:24 ]
確か大藪春彦の小説だったと思うがサルの脳みそを食った主人公がいたような記憶が。牛とか鹿とかは
それなりに美味そうだったがサルはさすがに引いた。確かに大藪だったはずだか作品名や詳細が
どうしても思い出せない

733 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/17(月) 07:18:43 ]
>>732
「傭兵たちの挽歌」の回想で片山が猿の肉を食おうとしたが駄目だったというのがあったな。
でもさすがに猿の脳ミソはないだろ

734 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/17(月) 09:42:05 ]
ウェポン・ハンターシリーズのどれかで、
救出した戦友に主人公が猿の脳みそを
体にいいからと言って食わせるくだりがあったと思う。

735 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/17(月) 23:52:14 ]
>>734
「地獄からの生還」ですね。



736 名前:無名草子さん [2007/09/18(火) 01:02:59 ]
食べ物を味わうというよりエネルギーとして、身になる事だけを考えて食事をするのが多いよね。ハードボイルドってそういうの多いよね。そしてそれに惹かれてしまう。
俺も旺盛な食欲で臓物を胃に送り込みたいもんだ

皆さんがこれは元気出そうと思った食事シーンは?

737 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/18(火) 01:16:21 ]
「処刑の掟」にて速見がアジトでステーキとポテトサラダをむさぼり食うところ

と簡単に書くと陳腐なことを、パワフルに描写してくれたハリー大藪有り難う…

738 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/18(火) 05:00:48 ]
「大藪春彦賞」というのが残ったが、現在は本屋でも置いていない所が多くて、
なんとなく「過去の人」になってしまった感があるな。

大藪小説はチマチマと細かいところを書くので、濃厚に「時代」という物が封印
されているように思う。そこがいいと思うのだが、一般には「古臭い」と捉えら
れてしまうのか?

739 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/18(火) 13:06:10 ]
>>736
>皆さんがこれは元気出そうと思った食事シーンは?

初めて読んだ「トラブル・シューター」で、分厚いシマアジの刺身やアワビや生ウニや
鮎の味噌汁を飽食する主人公にまずやられ、続いて読んだ「処刑の掟」で山中に潜んだ速見が
犬肉をこんがり焼いて貪り食うシーンで完全にノックアウトされました。名無しからの銃火氏も
書いている、ステーキを焼くまでを延々と描写しているシーンも素晴らしいですね。

元気が出るという点に絞れば、「非情の掟」での残飯雑炊、熱いコーヒーとステーキ、
鹿一頭丸々生食い、「傭兵たちの挽歌」での猪のハートとレバー貪り食いやコックに命じて
作らせた鳩の丸焼きやステーキなどの鯨飲馬食、さらにエルクのタンやレバーやリブや
背肉のカツレツやソーセージ、キャリブーや馬のレバー生食いなどでしょうか。「汚れた英雄」で
晶夫が体力回復のために食わされる生レバーや白子、それに傷心の中で酔っぱらいながら
貪り食うソーセージや鶏肉のオーブン焼き……駄目だ、キリがないw

740 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/18(火) 13:49:11 ]
サンショウウオを生で丸かじりするとかw

741 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/18(火) 14:07:38 ]
>>740
国の天然記念物だけはやめてくれ

742 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/18(火) 14:55:42 ]
天然記念物だろうが何だろうが生きるためには何でも食う!

これが大藪クオリティー

743 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/18(火) 15:24:24 ]
パンダは旨そうだ

744 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/18(火) 15:55:35 ]
>>740
「外観に似ず、味はさして悪くなかった」

大藪先生、あなた食ったのかとw あと、ワニの尻尾に関しては作者は食べられなかった
らしいので「イセエビに似た味」というのは実際に味わったわけではなく、アフリカの
猟場で現地スタッフたちから聞いた知識のみで書いたのでしょうね。

「ヘッドハンター」で病み上がりの杉田が食う赤鹿の脳の炙り焼きは、身体が火照ってくる
くらいだから精がつきそうですが、今なら主人公たちも絶対に食べないんでしょうね。
そういえばかつてはあの「美味しんぼ」でさえ、脳みそ料理を紹介していましたね。

745 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/18(火) 16:26:35 ]
生肉といえば植村直己のアザラシの生肉を思い出す。
テレビで実際器用にナイフ使って食ってたもんな。



746 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/18(火) 18:11:12 ]
>>745
私は初めて「肉を生で食う」というシーンを目にしたのが「アラスカ物語」のマンガ版で、
これは大藪ファンにはお馴染みのカリブーの肉を食べていました。テレビでは「スペクトルマン」で
徐々に怪獣になっていく男が冷蔵庫の生肉を無意識に食べてしまうシーンでしたね。

植村氏はどこへ行っても現地の人と同じものを食べるようにしていて、それが様々な
冒険を成功させた要因のひとつだったようです。イヌイットたちから最初にアザラシの肉を
ふるまわれた時には、とても食いきれなくて隙を見てポケットの中に隠したりしていた
そうですが、次第に生肉の生臭さに慣れていったとか。

747 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/18(火) 19:26:47 ]
アラスカ物語テラナツカシスW

748 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/18(火) 20:57:33 ]
日本家屋などに侵入するとき襖などが軋らないように小便を垂らしてから入るのは大藪作品?

749 名前::無名草子さん mailto:sage [2007/09/19(水) 01:24:37 ]
サンショウウオは天然記念物じゃないよ。俺も昔食ったし
オオサンショウウオは食べちゃ駄目

750 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/19(水) 09:38:29 ]
>>748
確かそうだったはず

751 名前:無名草子さん [2007/09/19(水) 09:49:52 ]
復讐の弾道で植木鉢に小便してから横井の娘に夜這いをかけるのはあったけど。
どうでしょうかね。私は憶えてない。

752 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/19(水) 11:34:18 ]
>>748
襖に小便って大藪作品ではないな

753 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/19(水) 13:58:25 ]
>>751
行動を起こす前とか張り込み中に植木鉢に長々と放尿するつうのはよくありますね

754 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/19(水) 14:04:57 ]
私の場合は緊張しやすいもんで
なにをやるにも事を起こす前には必ず小便ですね。

755 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/19(水) 20:20:18 ]
>>748
うーん、あったような、なかったような……まだまだ修行が足りないなあ。

小便ではなく水を雨戸などに垂らして音を消すというのであれば、西城秀夫や伊吹勘之助が
やっていますね。



756 名前:無名草子さん [2007/09/19(水) 20:21:48 ]
敵の家屋に忍び込んで、
警備員かヤクザがそばに置いてある洋物のビニ本と、
一物を握りしめながら居眠りこいてるシーンもよくある。
寿行もそうだが、バイオレンス物はいいねえ。
俺、そういう映画や画像は苦手だから小説だと妄想できて愉しい。

757 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/19(水) 21:40:25 ]
警備員とかやくざが気絶した振りしてるのはあるね
ジッと見つめられると耐え切れなくなってマブタがピクピク
そうすると「コノヤロー、タヌキ寝入りしやがって!」とまた一撃
で、こんどはマジで気絶とw

758 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/19(水) 22:01:35 ]
>>756
寝ぼけて自分の女と勘違いして主人公に抱きついてきて、延髄を抉られて瞬殺されるヤツも
いましたね。まあ夢を見ている間に死ねたのだから、悪党の最後としては幸せだったかも知れません。

>>757
寝ている時に主人公が部屋に侵入してきたことに気付き、タヌキ寝入りを続けるものの見破られて
殺される敵もいますね。逆に主人公が敵に捕らわれて頭を殴られますが、タフなので気を失いふりを
しながら相手方の会話を盗み聞きするというのも良くあります。ただ、気絶したフリを見破られて
再び殴られて今度は本当に失神なんて場合もあります。

759 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/19(水) 23:02:47 ]
大藪さんて意外とユーモアのセンスがありますね。

760 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/19(水) 23:13:44 ]
「トラブル・シューター」もユーモアの香りがします
元国家機関の工作員であったがドロップ・アウト
夜の巷にたゆたいながら、バーの女の相談に乗ってやったり、楽しく酒を飲んだり
昔のしがらみに引っかかったり…それこそ「男と女がベタベタひっつく」ようなシチュエーションなんだが
そう言う路線に進ませてくれないのが大藪マインド…
ってな感じで、読む度にニヤニヤしてしまいますよ。大藪は何を書いても大藪だったんだろうなあ。

761 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/20(木) 22:46:22 ]
>>760
「トラブル・シューター」の場合、元国家機関の人間とはいえ現在は引退しているので、
名作「傭われ探偵」に近い小気味よさがありますね。女を抱くのは手付けや謝礼代わりの
場合が多く、女たちもその辺は割り切っているから湿っぽさがなく痛快です。

762 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/21(金) 00:12:12 ]
スーパーヒーローもいいけど適度に失敗もし人間臭さのある主人公も捨てがたいですね

763 名前:野獣サラリーマン mailto:sage [2007/09/21(金) 22:31:24 ]
そう、そのへんのバランスが絶妙なんだよ大藪作品は
ヒーローでも傷や弱点やどこか憎めない所とかあったりして感情移入しやすかった。

大藪氏復活キボン

764 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/21(金) 23:29:26 ]
水虫だかインキンだかをうつされた主人公がいたような・・

765 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/21(金) 23:35:15 ]
大藪読者にお勧めな作家っています?
国内外問いません。



766 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/21(金) 23:38:38 ]
大藪の前に大藪なし、大藪の後に大藪なしつうことで結論でてるのに

767 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/21(金) 23:48:38 ]
>>765

とりあえず西村寿行あたりから入ってみたら

768 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 00:37:00 ]
>>766
単なる読書量不足、見識の狭さをごまかしてるだけ。
>>767
wikiで調べたら面白そうだったのでちょっとよんでみる

769 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/22(土) 01:17:45 ]
大藪以外の作家もいいもんだが
大藪もいいもんだぜ。

770 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 02:10:07 ]
個人的にはスティーブン・ハンターにはまった。
「真夜中のデッド・リミット」が一番面白かったが大藪的じゃない。
大藪的なのは「極大射程」、「ダーティホワイトボーイズ」、「狩りのとき」、「悪徳の都」等。

771 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 06:30:04 ]
>>770
ダーティホワイトボーイズだけ毛色が違った作品だったね
だけど銃器に五月蝿いのはやっぱスティーヴン・ハンターだった
まあ、大藪を読んでたんであの手の克明な描写は初体験ではないけど
私も全て読んでますよ

>>765
例えば西村寿行の「怒りの白き都」と大藪の「唇に微笑み 心に拳銃」あたりを比べると
メス奴隷というものに対する両作家の比較ができるよ

そういえば昨晩の朝日新聞夕刊に西村寿行の追悼記事が出てたね
そこには殺生について大藪と口論になったと書いてあったな
寿行の方は飼い犬が事故死して以降、ハンティングを完全にやめ、菜食主義者になったらしいし、さらに地蔵菩薩に凝り始めた
ハンティングと肉食をやり続けた大藪(体壊して食生活改善したんだっけか)とはその辺で衝突したんだね

772 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/22(土) 07:44:49 ]
>>768
> 単なる読書量不足、見識の狭さをごまかしてるだけ。

そもそも大藪作品に何を求めているか、どの部分に惹かれるかによって「お勧めの作家」も
異なってきますから、相手を非難する前にその点をはっきりさせるべきですね。
「バイクや車が活躍する作品が読みたい」、「骨太のハード・ボイルドが好み」、
「冒険小説、ハンティング小説が良い」、「緻密な銃器描写を楽しみたい」等々。

個人的には大藪春彦という作家に対する飢餓感は、他の作家では埋められないと
いうのが結論ですが、強いて言うなら夢枕獏や柘植久慶あたりが良いと思います。

773 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 10:07:24 ]
柘植は胡散臭いからやめとけ(落合に通じる)

最初からフィクションとわかってる獏のほうが数倍まし

774 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 10:32:20 ]
>>773
アホか。面白ければそれで良いんだよ。柘植が本当に元グリンベレーかどうかなんてどうでも良い
そんなのは儲とアンチだけでやってくれ。落合の作品は自分登場のイタタタなものが多いが柘植は
大部分がフィクションだろ

蜂田迅シリーズや「マンハッタンの墓標」あたりは面白いぞ

775 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 12:15:12 ]
夢枕獏が西村寿行のリスペクターであることは有名な話だから、
獏の前に、まずは西村だな。



776 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 13:33:34 ]
何か必死な西村ヲタがいるな

777 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 15:41:12 ]
柘植さんは一時期良く読んだ。
「チェックメイト・キング」が印象に残ってるな。

778 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 16:05:29 ]
>>777
あれは9・11前に書かれたんだよね。

779 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 16:51:47 ]
一仕事した後の生タマゴぶっ掛け飯は最高だぜ あとショーユとバターを忘れるなよ

780 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 16:55:51 ]
>>779
あれはむしろ仕事前に食うもんだ

781 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/22(土) 20:40:06 ]
>>765
ちょっと反則ぎみのお薦めだが、戸梶圭太のバイオレンスものなんか大藪のパロディ感覚で面白いかも
クールトラッシュとかの鉤崎シリーズは大馬鹿劣化大藪って感じ

782 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/23(日) 01:01:15 ]
>>780
仕事前に食ったら動けねえだろw

783 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/23(日) 01:31:32 ]
考えれば考えるほど大藪は大藪だ 大藪に代替品はどこ探してもねえよ いまさらながら大藪は異端の作家だと思った

784 名前::無名草子さん mailto:sage [2007/09/23(日) 01:59:49 ]
大藪「日本の冒険小説作家で僕の影響を受けなかった人はいない。」

785 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/23(日) 02:05:06 ]
小説の上とはいえ沖首相がシミだらけの反っ歯だとか人肉食ったとか生血を啜るとか書いちゃう人だもんね



786 名前:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw mailto:sage [2007/09/23(日) 07:47:04 ]
>>777
柘植久慶では「チェックメイト・キング」や「国家転覆」みたいに下準備から丹念に描いていく
作品が特に好きですね。蜂田迅シリーズも少人数でクーデターやらかしたり、大藪作品でも
お馴染みの「敵の意向で行われる人間狩りゲーム」で主人公が大逆転して勝っちゃう作品が
気に入っています。

>>785
文字通り国民の生き血を啜り、食い物にしちゃうんですよね。すごいブラック・ユーモアです。

787 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/23(日) 10:43:58 ]
ひとつ人の世の生血を啜り、ふたつ不埒な悪行三昧、みっつ醜い浮世の鬼を・・・

桃太郎侍も僕の作品を手本にしている

788 名前:無名草子さん [2007/09/23(日) 19:56:59 ]
おっさん

西村寿行はエロっぽいからアカンでぇ

やっぱ大藪やでぇ大藪

新刊出たら又教えてんかぁ

789 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/23(日) 20:19:57 ]
>>788
それ映画のセリフでしょう
「タトゥあり」で宇崎竜堂が本屋のオヤジ相手に言ってたね
ちなみにあの三菱銀行猟銃人質事件は映画「野獣死すべし」の下敷きとなってまつ

790 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/23(日) 20:37:18 ]
三菱銀行猟銃人質殺人事件の犯人は、自分の名前の読み方もあやふやだったと言いますね。
そして大藪の愛読者だったけれど。

791 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/23(日) 22:09:37 ]
鳴海清

792 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 00:03:20 ]
結局大藪の本質って怒りなんだよな
その怒りと共鳴しあう事が出来る読者だけが大藪マニアになる
どっちも怒りなんだ
怒りを共有しあうことで繋がってる
大藪と出遭ったことでムショ暮らししないで済んでる奴はかなりいると思うw

793 名前::無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 00:23:50 ]
鳴海清は田岡組長を銃撃した人
三菱銀行は梅川昭美 本屋の話は実話




794 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 00:49:09 ]
大藪作品のフアンだった梅川はムショ暮しはしてないが死んでるw

795 名前::無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 03:24:41 ]
大藪を読む前に殺人で少年院に入所してた梅川



796 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 07:15:09 ]
大藪の楽しみ方も知らないチンピラの話なんてどうでもいい

797 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 07:24:22 ]
>大藪の楽しみ方

どういう楽しみ方してるの?

798 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 09:02:12 ]
大藪読んで犯罪やらかすのはアホウ

799 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 09:25:55 ]
本を重しがわりにスクワット

800 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 12:37:47 ]
>大藪と出遭ったことでムショ暮らししないで済んでる奴

呼んだ?

801 名前:無名草子さん [2007/09/24(月) 14:02:55 ]
ショーユ、ウドン、オデン

なぜカタカナ

802 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/24(月) 14:47:52 ]
漢字だと堅苦しいし、ひらがなだとちょっとやわらかすぎな感じ?
そこで硬質なカタカナを!

邦彦は愛用のもーぜるの銃把をそっと握った(違う)

803 名前:名無しからの銃火 ◆urhDuQDy7Q mailto:sage [2007/09/24(月) 14:58:51 ]
>>797
大藪の楽しみ方と言えば、
まずは肉を2キロ食ってみたり(腹が出るけどスタミナは続くのを実感)
原作とした映画に影響されてクラシックを聴きながらぎくしゃく動いてみたり
カウンタックを見てハアハアしたり、RZV500Rに乗ってみたり
モデルガンをメンテナンスしながら気分に浸ったり

後は猪狩り熊撃ちなどのライフル・ハンティングや、四輪でのハード・ドライヴィングテクニックを
体験してみたいものです。

804 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. mailto:sage [2007/09/24(月) 21:08:50 ]
干涸らびたコッペパンをフライパンの油に浸して食べるとかw


805 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 21:42:35 ]
おまいら腹が立った時、オーヤブ読みたくならないか?
俺は腹が立つとオーヤブ読んで熱くなった頭をクールダウンしてるが・・



806 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/09/24(月) 21:45:05 ]
どうも日常に覇気がなくなったときに、大藪を読んで
気持ちにバリエーションを持たせるようにしています。






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