- 348 名前:. mailto:sage [2007/10/02(火) 22:22:22 ID:uRrTVkUr]
- 配当金課税を強化しろっていってる人は何もわかってない。
配当金課税の最大の問題点は、金詰りを引き起こす点にある。 つまり、企業が稼いだお金は、従業員にまずわたり、そのあまった金が 株主に配当金として行くわけだが、配当に課税をかけるとなると 経済合理性から言って、配当をなくして内部留保した方が合理的ということになる。 すると、企業に過剰に金がたまり、不必要に株主資本が積みあがる事になる。 しかし、配当金と言う形で株主資本を吐き出せないので、実質的に金が死蔵される事になる。 勿論、企業側もファンドや国債で運用するだろうが、本筋的には株主に配当されるべきだわな。 配当利回りが低く抑えられるため、株価も下がる。 で、結局下がったところで、中国人が頂きます…!と言う事になる。 株主資本が積みあがったところで丸ごと買収→合併して飲み込んでいけば、美味しいわな。 案としては、短期売買のキャピタルゲイン課税を強化(20%〜30%)にし、 配当金課税は廃止。 長期投資(2年以上保有)のキャピタルゲイン課税は、0%〜5% という形にすべきだろう。 そして、その上で、金融一体課税と累進税率を適用すべきだ。 あと、VCによるIPO上場益に対しては、課税を強化したほうがいいかもしれんね。
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