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【地域経済】幻の巨大地下音楽ホール計画、神戸市の含み損208億円[10/02/24]



1 名前:やるっきゃ騎士φ ★ [2010/02/24(水) 09:02:20 ID:???]
神戸市がバブル期に六甲山の地下に巨大な音楽ホールの建設を計画し、阪神大震災後の財政難で凍結した後、
市土地開発公社が先行取得していた土地を市議会に報告せずに総額220億円で購入していたことが
明らかになった。「塩漬け土地」の評価額は12億円に下落。208億円余りの税金がムダになった。

今月公表された今年度の包括外部監査で発覚した。

神戸市の資料では、「六甲シンフォニーホール」は1991年から構想に着手。
六甲山の地下約200メートルの岩盤を約30万立方メートル掘削して空間を造り、1800人収容の
大ホールを建設する計画だった。
建設費は約350億円。コンセプトは「地中でしか味わうことができない神秘的で感動的な大空間」だった。

当時の笹山幸俊市長が「世界のトップレベルのオーケストラが来るようなものにしたい」と推進し、
市土地開発公社に依頼して91年にJR新神戸駅近くの民有地5709平方メートルを、
地下ホールに通じるゲート前の駐車場用地として160億8400万円で先行取得した。
だが95年の震災で財政が悪化。98年に当時の助役が「計画は凍結」と答弁し、塩漬けになった。

公社は市が全額出資する外郭団体。土地購入に議会の承認が不要なため、地価の上昇を見越して
市の事業用地を先行取得する役割を担う。

しかしバブル崩壊後は保有地の地価が下落する一方、金融機関から用地購入費を借りていることから、
塩漬けのままだと金利負担だけが増す。このため、市は95〜05年度にかけて、土地の価格に金利や経費を
上乗せし、一般会計から総額220億1200万円を支出して分割購入した。

市の条例では8千万円以上の財産取得には議決が必要だが、1万平方メートル未満の土地は免除される
規定があり、「公有財産の購入費」の中に含めて予算計上されてきた。

野党会派の粟原富夫市議は「こんな土地を購入し、含み損も残っていたことに驚いた。行政にも議会にも
問題がある」と話す。監査結果報告書は「必要な施設として計画立案されたのかどうか疑問が残る」と
指摘している。

購入した土地の09年3月時点の評価額は11億5100万円。含み損は208億6100万円。
土地は現在、民間駐車場会社に賃貸され、賃料収入は年間860万1千円。
市の担当者は「売らなければ損失は発生しない」と強調する。
矢田立郎市長は「バブルの時に取得し、震災で凍結状態にならざるを得なかったことが重なった」と説明している。

神戸市の財政は震災で打撃を受けて悪化。4年前に開港した神戸空港の収支が2年連続の実質赤字になり、
造成費の返済に充てる空港島の分譲地が今年度は1件も売れないなど厳しい状況が続いている。
新年度の税収も2年連続マイナスの2644億円になる見通しだ。

ソースは
www.asahi.com/national/update/0224/OSK201002230204.html
www.asahi.com/national/update/0224/OSK201002230204_01.html






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