Amazon Web Services(AWS)は米国時間12月2日、ラスベガスで開催中のイベント「AWS re:Invent」で、量子コンピューティングに関する3つの新たな取り組みを発表した。 Amazon Braket – Get Started with Quantum Computing | AWS News Blog(英文) https://aws.amazon.com/blogs/aws/amazon-braket-get-started-with-quantum-computing/
さらにAWSは、Amazon、カリフォルニア工科大学(Caltech)、その他の学術研究機関の量子コンピューティングの専門家を集めた新たな量子コンピューティングセンターの研究開発センター「AWS Center for Quantum Computing」を開設する。カリフォルニア工科大学のキャンパスに隣接した場所に設置される。
「量子コンピューティングはクラウドファーストのテクノロジーとなり、またクラウドは顧客がハードウェアにアクセスする主要な手段になるとわれわれは考えている。われわれは、Amazon BraketサービスとAmazon Quantum Solutions Labによって、顧客がより容易に量子コンピューターを利用する経験を積むとともに、AWSや当社のパートナーのエキスパートと協働し、このテクノロジーからどのようにメリットが得られるかということを見出せるようにしようとしている。また、AWS Center for Quantum Computing、学術機関とのパートナーシップによって、われわれは科学や産業のコミュニティーを横断する取り組みに参加し、量子コンピューティングの可能性を加速させるよう促す」(Bell氏)