- 13 名前:名刺は切らしておりまして [2019/06/18(火) 13:58:16.62 ID:tZVtPxhG.net]
- 「とにかくユニーは他社ばかりを見て、オリジナルな発想が少なかった」(取引先の幹部)。
名古屋地区でのブランド力を頼みにセブン・イオンのミニモデルとして成長を目指した。 90年代まではそれが通用した。しかし2000年代にデフレ時代が到来すると業績は停滞。 成長力のあるコンビニも育てられなかった。まさに20年近くの「ゆでがえる」状態が今回の 事態を招いた。 資本の論理としては今回のディールは成功かもしれないが、企業にとって今後は地域との 共生なども課題になる。今後ユニーはおよそ半数がドンキ業態に転換するという。新たな 顧客開拓による成長は欠かせないが、強いドンキはユニーになり代わり地域との連携も しっかり果たす優しさが必要だ。 歴史的な超低金利で日本経済は新陳代謝が進まない。成長力がなくても会社は存続できる。 だが国内市場が少子高齢化、人口減で縮む以上、余裕があるうちに次の手を考えないと 売却先もなくなってしまう。優しさだけでは生きられない。ユニーの「早いお別れ」は 停滞する国内産業再編のモデルとなるだろう。
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