- 45 名前:日出づる処の名無し [2019/07/27(土) 11:23:17.17 ID:N1sloYes.net]
- デーブ・スペクター「吉本」「日本の芸能事務所」「テレビ局との癒着」を全て語る
7/26(金) 18:39配信 ニューズウィーク日本版 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190726-00010006-newsweek-int ――今、吉本興業という企業をどう見ているか。 世界にはない企業だ。お笑い芸人を中心として、6000人もタレントを抱える芸能事務所というのは世界を見渡してもどこにもない。 アメリカにもコメディアンは多いが、1つのエージェントに所属するタレントは多くて20〜30人だ。 アメリカは、(モデル事務所は例外だが)基本的にはタレントや役者が自分でマネジメント(日本でいうマネージャー)を雇っている。 どこかの事務所に入ったとしても、日本のように事務所が月給を支払うことはない。タレントには映画会社やテレビ局から直接ギャラが支払われ、 タレントがそのギャラの中からエージェントにだいたい10%くらいを払う仕組みだ。弁護士もいるし、金額まで全てオープンにしている。 ――アメリカの芸能界は実力社会なのか。 アメリカではオーディションが厳しい。コメディーで言えばスタンダップコメディーで下積みを重ねるが、非常に厳しくてなかなか上にあがっていけない。 100%実力の世界で、事務所の力などないし、バーターという表現すらない。そういう概念がない。 アナウンサーだってそう。日本のテレビ局は大学を卒業して、新卒でまったくの新人を入れているが、アメリカでは考えられない。 全てローカル局から上がっていく仕組みで、いきなり大都市で全国放送のキャスターになるというのはあり得ない。 日本は大学を出てそのまま入ってくるので、結局はド素人。一からいろいろ教えて30そこそこでフリーになる。アメリカで30歳なんて、ようやく少し大きいところにやっと出られるくらい。 日本のおかしいところはそこだ。つまり素人芸、素人の段階でも受け入れてくれる。優しいと言えば優しいのだが、実力も経験もまだないのに入れてしまうという。 何もできない12歳の子でも事務所に入れて、実習見習いみたいな形でゼロからスタートする。それはあまりよくない。 アイドルを見て僕がいつも言っているのは、盆栽のようにゆっくりと育てていく楽しみがあると。 アメリカでは出来上がった盆栽しか買わない(笑)。日本は、作っていくというそのプロセスを楽しんでいる。
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