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第一次世界大戦について語るスレ



1 名前: [2008/02/18(月) 19:12:29 ID:LQIKMuot]
日本では知名度がイマイチの第1次大戦について語りましょう。
話題に詰まったら、ロシア内戦、シベリア出兵、大戦前後のバルカン半島情勢
などについてもいいと思います。

5 名前: mailto:sage [2008/02/18(月) 19:16:07 ID:???]
参考図書

八月の砲声 バーバラ・W・タックマン著

第一次世界大戦 リデル・ハート著

補給戦 マーチン・ファン クレフェルト著

死闘の海 第一次世界大戦海戦史 三野正洋著,古清水政夫著

World War 1 Infantry: In Colour Photographs Laurent Mirouze著

Images of Warの第一次大戦関連本などなど。

あとはオスプレイ本は基本であると思います。
第一次大戦のBattle ordersが増えることを祈りつつ…w

6 名前: mailto:sage [2008/02/18(月) 19:16:32 ID:???]
主要参戦国

連合国(Allied Powers)
(1914年)イギリス、フランス、ロシア、ベルギー、セルビア、日本
(1915年参戦)イタリア
(1916年参戦)ルーマニア
(1917年参戦)アメリカ

中央同盟国(Central Powers)
(1914年)ドイツ、オーストリア=ハンガリー、トルコ
(1915年参戦)ブルガリア

7 名前: mailto:sage [2008/02/18(月) 19:17:20 ID:???]
強襲戦術から急襲戦術へ

陣地戦の発生以来、満3年間西方戦場においては攻勢軍である英仏軍は
ドイツ軍戦線を突破して終局の勝利を獲得しようと努力したが、
強襲主義に偏していた英仏軍はドイツ軍戦線を突破する事が出来なかった。
ついに1917年10月、フランス軍は新教令を発布し、急襲主義に改めることとなった。
英仏軍に先んじて急襲主義に改めていたドイツ軍は、リガ攻勢で革命のドタバタで
弱体化していたロシア軍に、カポレットの戦いでイタリア軍に対して大戦果を得た。
1918年ドイツ最後の攻勢カイザーシュラハトで浸透戦術を大々的に使うことによって
英仏軍を打ち破ろうと試みるが・・・

8 名前: mailto:sage [2008/02/18(月) 19:17:51 ID:???]
第一次大戦と日本陸軍

第一次大戦で日本陸軍がたまげたのは弾薬を使用量である。
消費される弾薬は日本の国力では到底賄えないものであり、
日本の一カ月の弾薬生産量分が、西方戦線では一日で消費された。
また、次々と生み出される新兵器についても苦悩した。
やはり日本の国力では十分には充足できず、
ハード面ではなく主にソフト面を改良して対応することとなる。

9 名前: mailto:sage [2008/02/18(月) 19:18:24 ID:???]
砲兵戦術の発達と陣地の縦深化

めんどくなってきたので止めたw
1は第一次大戦について知識がほとんどなく、しかも英語は少ししか読めません。
もっぱら陸戦についてばかり調べてるので空や海の方はさっぱりです。
空や海は誰か補足してもらえるとうれしいです。

10 名前: mailto:sage [2008/02/18(月) 19:26:44 ID:???]
>>5に学研の第一次世界大戦も。
あとまだ読んだことないのですが、
World War I Databook: The Essential Facts and Figures for All the Combatants
も良本ではないかと。

11 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/18(月) 19:29:26 ID:???]
1 乙です
何で、こんなに人気ないかねぇ、WWT
飛行機とか見てるだけでも楽しいのに…

12 名前: mailto:sage [2008/02/18(月) 19:37:32 ID:???]
>>11
意外に早くレスがついたw
「ブルーマックス」を観てると複葉機カッコヨス!とか思います。

13 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/18(月) 19:46:19 ID:???]
大戦初期のドイツ軍のツノ付帽子とかも面白いですよね。



14 名前: mailto:sage [2008/02/18(月) 20:10:00 ID:???]
ピッケルハウベ?とかいう奴でしょうか。
一等自営業氏の「武器と爆薬」になぜか載ってたようなw
開戦直後のはM1895ピッケルハウベヘルメットというのらしいです。

大戦中盤からのヘルメットは、
ドイツ、オーストリアはM1916"Stahlhelm"、つまりお馴染みのバケツ型ヘルメット。
イギリスはマーク1スチールヘルメットとかいうUFOヘルメットw
フランスはアドリアンヘルメット。
アメリカはイギリスからもらって、
ロシアとベルギーはフランスからもらって、
イタリアはアドリアンヘルメットの模倣品のようです。

15 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/18(月) 20:26:23 ID:???]
源文さんの、その本、僕も読んでますw
試行錯誤の結果、ドラマチックなまでに戦争と戦場が変化していく過程が、たまらなく人間的であり悲惨でもある感じがWWT物の興味深い点だと思います。
最近、忙しくて家パソしてる余裕がないので、もっぱら携帯厨なのでつが以後よろです(´・ω・`)ノシ

16 名前: mailto:sage [2008/02/18(月) 20:39:46 ID:???]
>>15
ヒマ人大学生ですがよろしくw
「西部戦線異状なし」は小説も映画(1930年版)も面白かったなぁ。
WW1は日本語の文献が少ないのが致命的ですわ。1も困り果ててます。

こりゃあ某研スレッドみたいになりかねんがなw 
眠い人でも来ないかな。


17 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/18(月) 20:50:14 ID:???]
馴れ合いはよくないと思うな

18 名前: mailto:sage [2008/02/18(月) 20:55:24 ID:???]
世界の突撃部隊

強襲戦術から急襲戦術に変わるにつれて各国では浸透戦術の担い手たる突撃部隊が編成された。
いちばん有名なのがドイツの突撃部隊(stosstrupen)である。
オーストリアもドイツに真似て突撃部隊を作っていたようであるが詳細は不明。
イタリアはArditiといわれる突撃部隊を編成した。
ロシアでも類似する部隊があったようである。
フランスは特別な部隊は編成しなかったようであるが、突撃装備をした者もいたりして研究はしていたようだ。
イギリスはそれよりも戦車に賭けた、と別宮氏のサイトにある。

19 名前: mailto:sage [2008/02/18(月) 20:56:49 ID:???]
>>17
馴れ合いしてると人が来なくなりそうだしね…
それよりなんか書いてくれ。

20 名前: mailto:sage [2008/02/18(月) 21:28:38 ID:???]
ドイツ突撃大隊の編制(1916年)

本部
突撃中隊x4
機関銃中隊x1or2(各機関銃x6から8)
火炎放射小隊(火炎放射器x4から6)
歩兵砲中隊(歩兵砲x4)
迫撃砲中隊(迫撃砲x8)


ドイツ歩兵第一線連隊の大隊の編制

大隊本部
歩兵中隊x3
機関銃中隊(機関銃x6から12)
迫撃砲隊(軽迫撃砲x4)
通信隊


Line Infantryってどう訳すんなら?

21 名前: mailto:sage [2008/02/18(月) 22:01:54 ID:???]
>>8補足
1915年、シャンパーニュ秋季攻勢の準備射撃でフランス軍は、
重砲872門、野砲約1,000門の砲撃で攻撃準備から実行にいたる
6日間の射耗砲弾数が約170万発になった。
日露戦争で日本軍が約1年半にわたる射耗砲弾数が103万発だったのに比べ、
6日間で70万発多く消費していた。


22 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/18(月) 22:58:36 ID:???]
>Line Infantry

戦列歩兵じゃないの?

23 名前: mailto:sage [2008/02/18(月) 23:44:49 ID:???]
>>23
戦列歩兵ですか。
どういう意味合いなのか分かります?



24 名前: mailto:sage [2008/02/18(月) 23:46:12 ID:???]
間違えたw
>>23じゃなくて>>22です。

25 名前: mailto:sage [2008/02/19(火) 00:15:12 ID:???]
ナポレオン戦争時代の名残なんかな?
それにしてもイマイチ意味がつかめません。

26 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/19(火) 00:24:47 ID:???]
戦列歩兵というのはナポレオン戦争の頃の用語で、分散して自由行動を取る散兵に対して、
隊列を組んで規則正しく進退し、号令と共に一斉射撃を行う主力部隊の伝統的名称なんですが…検索してみると
www003.upp.so-net.ne.jp/Zbv/sub07.htm

フュージリア
17世紀頃ではフュージリア銃を装備した歩兵のこと。
19世紀ごろでは戦列歩兵(フランス)を意味し、ドイツでは散兵戦術をとる軽歩兵を意味する。 フランス・ドイツ・19世紀
投稿者 名無しさん      2006.03.19更新

フュージリア銃
火打ち石式で口径が小さく、叉杖も必要ない小型軽量の滑腔式の銃のこと。
17世紀後半頃から登場し、火縄式の大口径のマスケット銃が主流だったのに対して、フュージリア銃は主に後方部隊の自衛火器として活躍した。
歩兵のマスケット銃が火打ち式にかわり、口径も小さくなっていくと、マスケット銃とフュージリア銃を分けることもなくなった。   17世紀・欧州
投稿者 名無しさん      2006.03.19更新

えーと、Line Infantryって英訳ですよねこの場合。
仮に元の単語がドイツ語のFusilierだった場合、ドイツ語では散兵の意味が、フランス語の意味で英訳されてLine Infantry=戦列歩兵になった、伝言ゲームの悪寒。

27 名前: mailto:sage [2008/02/19(火) 00:50:31 ID:???]
第一次大戦初期の騎兵戦術

騎兵戦術について日露戦争後編纂された騎兵操典によって記述してみる。

騎兵は会戦前に敵方に深く進出し、諸種の情報を蒐集し、戦勝の基を開かねばならない。
この目的を達するには全力を尽くして敵の騎兵を撃破し、もって行動の自由を得ることが緊要である。
また会戦によりては他兵種と協同し、その終局に際しては敵を追撃するか、逆襲をして友軍の戦勢を
挽回しなくてはならない。
騎兵戦闘の主眼は乗馬戦をもって敵を殲滅することにある。
しかし状況が適さない場合には徒歩戦を用いて戦闘の目的を達成しなくてはならない。

日露戦争ではもう騎兵は乗馬歩兵のようなものだったと思われるが。
連発式小銃を装備した歩兵と砲兵に突っ込むのでさえ自殺的だったのだから、
機関銃に突っ込むのはもはや「生命の躍進」の域に達しているのかしらんw

28 名前: mailto:sage [2008/02/19(火) 01:02:01 ID:???]
>>26
原語に当たれないゆえこんなこともあり得るのですね。
戦列歩兵と訳すべきか、軽歩兵と訳すべきか、ただ歩兵とだけ訳すべきか・・・
ナポレオン戦争も少し調べておいた方がいいのかな。


29 名前: mailto:sage [2008/02/19(火) 01:37:40 ID:???]
第一次大戦初期の騎兵戦術

また騎兵操典から抜粋しつつ。

戦闘一般の要領にこんな言葉が載っている。
「騎兵は捜索の目的を達する為、まず敵の騎兵を撃破することに努めなければならない。」
騎兵は決戦兵科ではなく捜索部隊…

1912年版騎兵操典による日本軍騎兵部隊はどんなものだったのか整理してみる。
間違ってても知らないw
騎兵旅団は騎兵連隊x2だったと思われる。(想像)
旅団直轄に騎砲数門に機関銃数丁を有していた。
騎兵連隊は中隊x5で、各中隊は小隊x4である。


30 名前: mailto:sage [2008/02/19(火) 02:13:31 ID:???]
第一次大戦直前の騎兵戦術

・乗馬戦
乗馬戦における攻撃方向の適否は戦闘の結果に影響すること大である。
攻撃にはなるべく敵の側面か背面に対して行う。

1)騎兵に対する戦闘
a.攻撃のためには前進しつつ展開させるのが通常である。
b.敵の側面に対する攻撃は我に有利なりといえども、自己の側面もまた暴露する危険がある。
ゆえにその援護には特に注意しなければならない。
c.騎兵に対する戦闘の多くは遭遇戦の性質を有する。
ゆえにたとえ騎砲兵や機関銃の援助を欠くときでも躊躇することなく攻撃を決行しなければならない。
d.騎砲兵は迅速に陣地に進入し、まず騎兵の展開を援護する。
機関銃もまた同じ。
e.騎砲兵や機関銃を配置して戦闘を準備している敵に対してはなるべく攻撃すべきではないが、
やむを得ず正面から攻撃する場合は騎砲兵、機関銃の援護を受けつつ前進する。

2)他兵種に対する戦闘
歩兵か、陣地を占領している砲兵の正面に対しては隠れて敵に近接し、不意に襲撃するを要する。
隠れて近接しがたいときはなるべく敵火を避ける。

徒歩戦は歩兵とあんまり変わらないんじゃないかと思うので省く。




31 名前:名無し三等兵 [2008/02/19(火) 09:44:25 ID:eWyM1gQ2]
ところで当時スナイパーって結構いたの??

32 名前: mailto:sage [2008/02/19(火) 11:22:24 ID:???]
スナイパー関連の訳書に第1次大戦について記述があったような?

英語版スナイパーのwikiでは、
「大戦当初ドイツだけがスコープ付スナイパーライフルを所持していた。
これに気づいたイギリスはスナイパーの学校を作って対抗した。
東部戦線のロシア軍はスナイパーのスペシャリストをつくらなかった。」

とありますから結構いたのでしょう。


33 名前:AIRSHIP [2008/02/19(火) 11:24:11 ID:RcUhhV/h]
>>30
日本には、兵種としては騎兵のみであったが、ドイツ・フランス・ロシア等の大陸の
大陸軍国は、騎兵だけでも軽騎兵・槍騎兵・竜騎兵(軽竜騎兵・重竜騎兵に分かれる
国も有り)・胸甲騎兵の兵種が在り之に加えて、騎馬砲兵隊が加わり、兵種に拠って
の操典は別のものです。
特に胸甲騎兵は、決戦兵種であって、常に集団と成って敵陣に突撃を掛けます。(勿
論砲撃・銃撃に拠って敵陣の隊形を崩した後に。)
www2.dokkyo.ac.jp/~less0088/cavalerie.htm
このサイトに騎兵がかなり詳しく記載されていますので、見ては如何ですか。
亦、世界史版にも1次戦のサイトが有りますので、ご参考にして見て下さい。



34 名前:AIRSHIP [2008/02/19(火) 11:38:39 ID:RcUhhV/h]
>>31
かなりの数の狙撃兵が、前線に拝びされていたようです。
映画「西部戦線異常なし」のラストシーンでも、主人公が狙撃によって倒されるほどです。
但し、味方の兵から「残酷な殺し屋」扱いをされたり、狙撃兵が活躍したら直後に敵砲兵の
目標と成って、弾の雨が降ってきます。 
狙撃兵は移動して他の陣地に行ってしまいますが、歩兵達は移動できませんので、陣地に篭
り、鉄のスコールに耐えるしかないので、歩兵たちから疫病神扱いされることも多かった様
です。

35 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/19(火) 12:07:18 ID:???]
ヒストリーチャンネルで、ドイツの塹壕はコンクリート製で排水ポンプ完備、一番後ろのやつは敵砲兵の射程外で休憩時は安全、って感じの塹壕が多くて英仏軍より環境が良かったって言ってたけど本当かな?

36 名前:AIRSHIP [2008/02/19(火) 13:26:32 ID:RcUhhV/h]
>>35
戦線の位置にも寄りますが、ドイツ軍が塹壕を掘った位置はイギリス・フランス軍より
高い位置に彫られていて、排水に付いては有理だったようです。
www3.kiwi-us.com/~ingle/honbun-2/trench.html
このサイトに詳しく載っています。

37 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/19(火) 18:36:35 ID:???]
>英軍の塹壕
参戦理由の関係からベルギー国内に踏みとどまらないと行けないので
条件の悪い場所を使わざるを得なかったとか何とか。

38 名前: mailto:sage [2008/02/19(火) 20:39:39 ID:???]
>>33
そういえばそうでした。忘れてました。
ヨーロッパは結構騎兵の種類があったんですよね。
日本陸軍は始まりから終わりまでずっと歩兵が決戦兵科w
世界史板のスレは政略とか戦略的な話が主かなと。


39 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/19(火) 21:38:46 ID:???]
両軍のエースパイロットには騎兵科から転属した人も確か結構いたよね。
機動戦が難しい現実を体感して騎兵という兵種に見切りをつけたのだろうか?単にあたらしもの好きだったとかだと笑えるが…

40 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/19(火) 22:07:54 ID:???]
>>1


WW1スレは過去にも何度か立ってるけど、たいていすぐに落ちちゃうんだよな
これは次スレまで行くように頑張ってくれ、俺も支援させてもらう

41 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/19(火) 22:09:34 ID:???]
>>39
騎兵の任務の一つに偵察があったから、同じ偵察目的ってことで、騎兵から航空兵に転科した人はわりと多いよ

42 名前: mailto:sage [2008/02/19(火) 23:07:32 ID:???]
>>39
いちばん有名なのがレッドバロンことリヒトホーフェンでしょうか。
弟の方も騎兵から航空に転属しているようです。
ゲーリングは歩兵から。

>>40
ども。
このスレが1000に行くまでは頑張ろうと思ってます。


43 名前: mailto:sage [2008/02/19(火) 23:33:55 ID:???]
ロンメル将軍の第1次大戦時代について詳しい和書はないでしょうか?
英語だと「Infantry attack」とかいうそのままずばりの本があるんですが、
1の英語力だと読めそうにありません。



44 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/19(火) 23:40:57 ID:???]
>>43
デズモンド・ヤングやデヴィッド・アーヴィングのロンメルの伝記が、日本語で読める一番詳しい記述ではないかな
それで不足なら、あとは洋書に当たるしかないと思う

45 名前:AIRSHIP [2008/02/19(火) 23:58:02 ID:y/YOKUua]
>>43
一寸古いですが、「歴史群像」の記事に1次戦のロンメルの記事が有った様に覚えています。
バックナンバーを探して見たら如何ですか?
ロンメルは、自分が落とした敵陣の成果を他人に奪われ、かなり腐っていた事が在ったようですね。
然し、他の戦果に拠ってプール・ル・メリットを受賞しましたが、戦後迄も可也拘っていたようです。
今出ている、学研のムック「第1次大戦」の2巻目に出て来るかも知れませんが?

46 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/20(水) 00:14:53 ID:???]
>>43 デニス・ショウォルター「パットン対ロンメル 軍神の戦場」にカポレット戦でのロンメルの詳細な記述がある。WWIだけなら図書館でいいかな。

47 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/20(水) 00:31:45 ID:???]
>>16
1979年・TFC製作のカラー版も見れ。国内取り扱いは、東北新社。
どちらも所有しているが、このデルバート=マンが監督した作品のが秀逸。
使用爆薬70トン、塹壕戦の描写は最高レベル。1930年版の比ではない。
西武戦線は、見事に焼け野原。ちゃんと、戦場が描かれている。
カットに、名優アーネスト=ボーグナイン。ヒンメルストッスの愛嬌ある
嫌な奴ぶりも最高だ。ポールの最期は、まさに主題にふさわしい。



48 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/20(水) 00:33:54 ID:???]
>>1
名前欄にずっと1を入れ続けるのはあまり感心しないな
占有スレのように思われる危険がある
ある程度レスが付くようになったら、名無しで書き込んだ方がいいと思うぞ

49 名前: mailto:sage [2008/02/20(水) 00:38:06 ID:???]
>>44
やはり伝記だと第2次大戦のアフリカ戦が主になってしまうようですね。
「砂漠のキツネ」を読むと、ロンメル将軍の指揮が神懸かっているんで分からないでもないですが。

>>45
学研の「カポレットの戦い」の記事(No64)でロンメル中尉に対して興味を持ったのです。
それとは別の記事でしょうか?

>>46
近くの本屋に置いてあったような気がするので、
今度立ち読みしてみます。

50 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/20(水) 00:42:13 ID:???]
>>47
カラー版はしょぼいイメージがあるので見ていないのです。
レンタル屋に置いてあったら借りてみます。

>>48
了解しますた

51 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/20(水) 00:45:42 ID:???]
>>50
モノクロ版の方が出来がいいのは確かだが、カラー版もそれほど酷くはないよ

52 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/20(水) 00:59:20 ID:???]
>>51
モノクロの方がいいかぁ?
チャップリンと同時期だぞ。
まぁどっちでもいいんだが。

53 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/20(水) 21:30:16 ID:???]
大戦直前の歩兵突撃戦術

日露戦争後編纂された1909年版歩兵操典より歩兵中隊突撃について書いてみる。

突撃には密集隊形からと散開隊形による突撃とがあるが通常は散開してから行う。
散開隊形の場合、各散兵の間隔は約2歩である。
戦闘の進展に伴い、損傷を補充し、散兵を増加して火力を増し、敵に近接する。
適時銃剣を着け、敵に肉薄することができれば、中隊長は先頭に立ち中隊の全力を挙げて敵陣に突入する。
なお中隊突撃を為すときはラッパ手が突撃の譜を連奏する。
一回の突撃が失敗したときは、他隊の援助を欠いても再三再四突撃を反復する。
突撃が奏功すれば敗退する敵に向かい追撃射撃を行う。
敵が有効射撃距離を脱しようとしたら、中隊長は直ちに中隊を前進させる。

何メートルから突撃するのか書かれていないのが残念。
補足すると1940年版歩兵操典の分隊突撃では、各兵の間隔は約6歩で横隊形から行う。
また1940年版は側面背面からの突撃を奨励しているが、1909年版では記述がないのでどうなのか分からない。




54 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/20(水) 21:44:36 ID:???]
1909年版では散兵線とか援隊とかの概念がまだ残っていて、これはWW1によって変わったと思うのだけれど・・・?
あと小隊以下の教練が載っていない。
これは小隊以下の戦術が重視されていなかったのではないかと思う。
後にドイツ突撃部隊の浸透戦術によって軍隊の自主性が分隊にまで広がったと思われます。

55 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/20(水) 21:48:15 ID:???]
1909年版となるとプロイセンをお手本にしてるのかな?
‥‥それにしても後のバンザイアタックの臭いが濃すぎてヒク文章です

56 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/20(水) 22:02:46 ID:???]
ドイツをお手本にしていたと思われます。
日本陸軍の戦術はドイツ、ロシア(ソ連)、次いでフランスに影響を受けているんではないかと。
えっと、これでも攻撃マンセー的な部分は省いているんですよw


57 名前:AIRSHIP [2008/02/21(木) 00:06:23 ID:w0Einqho]
フランスの「エラン・ヴィタール」に比べれば未だましでしょう。
私のコレクションの「パンタロン・ルージュ」の赤は目立つこと間違い無しです。
あのムービング・ターゲット間違い無しの格好で、MG08とGew98の前には立ち
たくありませんね。


58 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/21(木) 00:32:47 ID:???]
エラン・ヴィタールを日本語で翻訳したのが大和魂ではないかという説をどっかで見た事が。

59 名前:俺有能、おまえら無能 mailto:sage [2008/02/21(木) 03:06:36 ID:???]
別に宣戦布告したからって、いつどこを攻めるかはわからないんだから、
奇襲できないなんて、無能な軍人の言い訳だよな

60 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/21(木) 07:01:47 ID:???]
軍服をカーキ色にするのはWW1前後だっけか。
フランスは最後までカーキ色にしなかったそうだが。

61 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/21(木) 07:48:44 ID:???]
英陸軍はボーア戦争の戦訓で、1902年に全面的にカーキ軍服を採用。
(植民地軍では、1848年頃から一部で採用していた)
日本は日露戦争中の1905年(明治38年)にカーキ服を採用。

他の主要参戦国は、WW1の開戦後だねえ。

62 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/21(木) 08:07:56 ID:???]
塹壕戦の経験で各国小銃をカービンにしたと聞いた。
それがなかったから日本は最後まで小銃が長かったのだとも。

63 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/21(木) 12:09:47 ID:???]
>>61
ロシア軍も大戦当初(日露戦争中?)からカーキですよ。
それにすべての国がカーキにしたわけでもないし。



64 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/21(木) 12:28:50 ID:???]
>>62
当時の騎兵ってカービン装備じゃないんだ
ちょっとビックリ

65 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/21(木) 13:05:28 ID:???]
日露の頃のロシアは青軍服

66 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/21(木) 13:08:34 ID:???]
>>64
いや、騎兵は最初からカービン
欧州各国は、WW1後に歩兵銃もカービン化した例が多いのよ

67 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/21(木) 16:58:24 ID:???]
>>64です。
早とちりです。
吊ってきます。恥…

68 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/21(木) 23:46:41 ID:???]
大戦前のフランス軍砲兵戦術

大戦前の仏軍は極度に機動および攻勢を主張し、火力無視と思われるほど攻撃精神を鼓吹していた。
したがってその思想に基づき火器の効力に対して正当な理解をせず、砲兵に大きな期待を寄せていなかった。
1910年発布の野戦砲兵操典は、
「砲兵は援護のない活動目標に対しては大きな効力をもっている。
しかし破壊効力の発揚は困難であり、比較的少数の砲弾による制圧効果は一定期間のみ有効である。」
と記している。
つまり、砲兵による攻撃準備は効果がないとして断念し、
掩護下にいる敵を暴露させるために歩兵でもって攻撃し、砲兵はこれを射撃する。
すなわち砲兵は攻撃を準備せす、ただ攻撃を支援するだけで対砲兵戦は無用としていた。

現代から見るとすごいことが書かれてあるように思えます。
直接支援だけで対砲兵戦を予期しないって…
元ネタはttp://www.warbirds.jp/sudo/artillery/artillery_1.htm
根気があるのなら読んでくださいw

69 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/21(木) 23:55:04 ID:???]
大戦前のドイツ軍砲兵戦術

大戦前における独軍砲兵は速戦速決の運動戦を基調とし、
攻勢に必要な火器の威力を認識し、砲兵の効果を肯定し、防御の必要をも認めている。
その砲兵戦術思想は敵砲火の下における歩兵前進が困難であるのを認め、
歩兵直接支援とは違う対砲兵戦の必要を認めている。
したがって歩兵の攻撃前進開始前に敵砲兵、障害物、支点を破壊した後に
勝利を求めるように指導し、野砲は重砲の掩護の下に歩兵を直接支援するのが主要な任務である。

後世からみるとこちらの方が正当に感じます。


70 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 00:16:04 ID:???]
1914年運動戦における独仏両軍砲兵戦術

1914年の開戦と共に、仏軍の火器効力の無理解と重砲数の不足(独軍2000門 仏軍308門)は、
ドイツ軍重砲兵の遠距離射撃の為にフランス軍は行軍縦隊のまま急襲され、陣地占領後も独軍重砲の跳梁に許し、
砲兵の攻撃準備を待たずして前進する攻撃精神に満ちたフランス軍歩兵は甚大な損害を蒙って撃退されてしまった。

フランス軍総司令官はその損害を緩和する為、「まず防勢に先立ち砲兵が攻撃準備完了した後、
疎散な隊形をもって前進すべきである」との命令を下した。
ドイツ軍は重砲支援の下に攻勢に次ぐ攻勢をもってフランス軍領土内に進入したが、
重砲が追及できない時はフランス軍野砲のため大損害を蒙った。
こうして「マルヌ」会戦はドイツ軍の失敗に終わったが、「オアス」「エーヌ」両河間の平地に退却するや独軍は重砲兵と合流し、砲兵威力を発揮した。
しかしながら両軍の砲兵弾薬の欠乏により、11月15日以来陣地戦入ってしまった。

1914年は、火砲威力が敵歩兵を停止させることができること、夢にも思わない弾薬消費、
重砲兵の必要、十五榴の精神的威力(精神的?)、対砲兵戦の必要、観測通信機関の不足、
空中観測の必要などの教訓が出た。


71 名前:名無し三等兵 [2008/02/22(金) 10:16:01 ID:vVAB+kOv]
フランスの教典のほうが存外鋭いと思う

準備砲撃が、掩護された標的に対して効果が小さいというのは塹壕戦で実証される
延々砲兵戦やったあとでは、精神的な効果はさておき、相手に迎撃準備させるだけ
結局、短時間の制圧砲撃だけで、歩兵を散開突撃させるという方向に移行する

暴露目標に対する砲撃が効果的なのは認めている
で、これも自らの犠牲で実証してくれるわけだがw

72 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 10:30:29 ID:???]
WWIIのフランス全軍がWWIにタイムスリップしたら、
フランスは独力でドイツを追い返せただろうか?

73 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 11:16:43 ID:???]
>>72
それはあまり意味がないというか、フランス軍をなめすぎている感じがする。



74 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 14:23:53 ID:???]
オーストリア地中海艦隊vsイタリア海軍

75 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 16:23:54 ID:???]
>>74
1914年8月のイタリア海軍の戦力

ドレッドノート級x3
前ドレッドノート級x7
装甲巡洋艦x7
防護巡洋艦x11(どう訳すのか分からない。原文はProtected Cruiser)
その他巡洋艦x3
駆逐艦x33
魚雷艇x80
潜水艦x23



76 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 16:27:04 ID:???]
1914年のオーストリア=ハンガリー海軍の戦力

ドレッドノート級x6
前ドレッドノート級x6
装甲巡洋艦x2
防護巡洋艦x3
その他巡洋艦x2
駆逐艦x18
魚雷艇x65
潜水艦x5

ほぼ互角? オーストリア海軍の潜水艦の少なさが気になる。
ドイツ潜水艦の戦果に刺激されて戦中に増加していったと思われるが・・・?

77 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 17:23:40 ID:???]
オーストリア=ハンガリー海軍の根拠地ってどこにあったの?アドリア海か?
封鎖されてたよなw

78 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 17:26:20 ID:???]
連合軍はそこに英仏の地中海艦隊が加わるから勝負にならないのだな

79 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 17:31:44 ID:???]
と思ったらオーストリアは、戦中にU-10型5隻とU-27型7隻しか建造していなかった。
しかも小型。トラップ大佐はこんなんでよくやったなあ・・・


80 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 17:32:57 ID:???]
>>79>>76の付け足しでせう。

81 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 19:03:28 ID:???]
昔から、よく解らないのだが、当事者のバルカン半島の人たちって、どうなってたのかな?
資料が見つかんない‥‥

82 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 19:26:24 ID:???]
セルビアでオーストリア皇太子が暗殺されてドイツがベルギーに侵攻した
という流れを「シュリーフェンプラン」という言葉を用いずに
今の歴史教科書はどう説明してるのかね。
相変わらず3Bだの3Cだの書いてんの?

83 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 20:57:39 ID:???]
>81 レオン・トロツキー「バルカン戦争」読め。えらく高価なんで図書館推奨だが。
革命における暴力というものを真面目に捉えてる本物のコムニストの常として、トロツキーは優れた軍事記者だ。面白いよ。




84 名前:名無し三等兵 [2008/02/22(金) 21:36:47 ID:FWOTi10M]
>83
dです。探してみます

85 名前:名無し三等兵 [2008/02/22(金) 21:40:02 ID:vVgB+5IA]
皆さんはどんな第一次大戦の映画を見た??

86 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 22:36:25 ID:???]
動員直後の兵力

同盟国
ドイツ 450万人
オーストリア=ハンガリー 335万人
ブルガリア 85万人(7万人は本国警備、残りの半分が戦闘員)
トルコ ?(平時は23,5万人)

連合国
フランス 378,1万人
ロシア 500万人(前線に従事するのは40%)
イギリス 73,35万人
イタリア 87,5万人
ルーマニア 56,4万人
セルビア 46万人
ベルギー 17,7万人(35%は要塞要員)
オーストラリア 6,5万人
ニュージーランド 8430人

ドイツの動員力は桁違いいいwww

87 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 23:28:02 ID:???]
>75
>どう訳すのか分からない。原文はProtected Cruiser
「防護巡洋艦」で正解。
日露戦争前後頃に流行った巡洋艦の形式で、基本的に舷側装甲帯が無く
垂直防御を水平防護甲板と石炭庫に頼る形式の巡洋艦。
しかし同時期に急速に普及した中口径速射砲により舷側防御装甲が無い
と防護甲板で機関部を守れても他の部分をズタズタにされる事から水平
防護甲板の厚みを削って、舷側装甲に回すようにしたのが装甲巡洋艦と
軽巡洋艦(ただしこの類別も絶対ではなく、防護巡洋艦に分類されても
舷側装甲を持つものもあるのであくまで一般論)。
日本で言えば吉野とか須磨とかが典型的防護巡洋艦(舷側装甲帯もある
あいのこ型の例には千代田がある)。
>76
墺のド級戦艦戦力はVウニーティス級4隻しかない。即ち
フィリブスウニーティス(力をあわせて)、テゲトフ(リッサ海戦で
伊海軍を刺殺wした猛将)、プリンツオイゲン(かつての名将。独逸
のは墺併合によるパクリ)、シュツェントイシュトヴァーン(洪牙利
の守護聖人)。
その一方基準戦艦の帳簿上の数はもっと多い。
>77
イストリア半島のプーラ。
もちろんイタリア、英地中海艦隊、仏海軍の三重戦略的封鎖状態に終始。

88 名前:>>75>>76 mailto:sage [2008/02/23(土) 00:39:23 ID:???]
>>87
どうもありがと。海の方はサッパリなもので。
オーストリア側のド級戦艦が4隻ということは、イタリア海軍に対して劣勢っぽくなるね。

89 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/23(土) 01:03:08 ID:???]
>88
もひとつ補足させてもらうなら、WW開戦時ならば
×魚雷艇
○水雷艇
であろうと思われ。
魚雷艇はモーターボートの親分みたいなヤツ(滑走艇)が魚雷を抱いて
駆け込んで来るってヤツだが、水雷艇は小型駆逐艦モドキの排水型船体
のモノ(つか駆逐艦が水雷艇のデカくなったもので「水雷艇駆逐艦」で
あったものが何時の間にやら何を駆逐するのか目的語が無くなった物)。
つまり全くの別物なんだが、困った事に伊海軍はWW1半ばから魚雷艇
に力をいれ始めるのでコレが両方存在するようになってしまう。ハナシ
の流れによってはこの峻別に充分な注意を要する。

90 名前:>>75>>76 mailto:sage [2008/02/23(土) 10:13:22 ID:???]
>>89
重ね重ねありがとう。
原文はTorpedo Boatでつ。

91 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/23(土) 12:48:03 ID:???]
大戦初期の歩兵突撃戦術(ロシア軍)

打撃を与えるため、銃剣をもってする動作を突撃と為す。
目的、状況、達成した成果により突撃の時期が来るか、もしくは敵の士気喪失したのを認識したときは、
敵との距離に関せず直ちに突撃を開始する。
突撃の要は迅速にして疾風の如く一挙に急襲することにある。
銃剣突撃は敵線から50メートルから行う。
歩兵は近距離から小銃、機関銃火をもって敵を射撃し突撃を行う。
そして突入の直前手榴弾を投擲する。突然、敵と遭遇したら射撃することなく一挙に突撃する。
突撃が奏功すれば極力敵を追撃し、また奪取した陣地を強固にしておく。
追撃の目的は敵を殲滅し、抵抗できなくさせることである。
突撃奏功しないときは目的を達するまでこれを反復する。
ゆえに突撃不成功に終われば歩兵はなるべく敵の近くに停止し、
隊伍を整え、さらに突撃を実施するものとする。

<独断をもってする突撃>
敵に近迫するや第一線の指揮官は独断をもって突撃してもよい。
時として達成した成果および有利な情況を捕捉し、散兵線より突撃を開始することがある。
この際近くの部隊は突撃部隊を援助し、その成果を拡張する。

<機関銃による支援>
機関銃は近距離より敵を射撃し突撃を援護する。
このため友軍に損害を与えることなく、為し得れば斜射か側射をもって
敵に損害を与えることができる位置に進出するものとする。

攻撃精神に満ち満ちていますw
突入の直前手榴弾を投擲するというのは、日本軍の1909年版歩兵操典にはなかったので興味深いですね。

92 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/23(土) 13:56:37 ID:???]
陣地戦における犬

大型犬は機関銃、小銃弾薬、その他軽い物資を引くなどに応用されることがあった。
一般には警戒用に使用していた。
すなわち最前線警戒兵が犬を随伴するときには、
犬は感覚が敏感なので早く敵の近接を感知することができた。
夜間の遮蔽地においては特にそうである。
であるからドイツ軍は戦線の各所に警戒のため犬を使用していたが、
フランス軍はヴォーヂュ山中でのみ犬を使用していた。

ドイツ軍は犬好きですねw

93 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/23(土) 18:42:46 ID:???]
>90
>Torpedo Boat
水雷艇ね。あんまりアテにならない事で著名なウィキだが
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Torpedo_boat
魚雷艇はこっち
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Motor_Torpedo_Boat
>91
ロシア軍にしてコレか。白兵突撃なんてな火力がどうこうより気合の
勝負ではあるが、仏軍の操典なぞさぞかし凄かったのジャマイカw



94 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 08:13:14 ID:???]
ロシアの銃剣ってこの頃もネジ止めのスパイクだったのかね。
日露戦争の時みたいに。

95 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 18:46:55 ID:???]
>>94
ttp://www.landships.freeservers.com/russian_uniforms.htmと
オスプレイ本のロシア軍見てもbayonetとしか書かれてないけど、
上アドレスのttp://www.landships.freeservers.com/jpegs/new_unifs/mosin-nagant_1.jpg
の画像を見る限りではスパイクに思える。

96 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 19:01:30 ID:???]
てゆうかロシア軍は貧弱な生産のせいでアメリカの小銃を輸入してたけど、
それでも足りなくてオーストリア軍のろ獲銃を使ってたり、
日本やイタリアやフランスから小銃を供給してもらっててカオスな状態になってたと思うんだけど。

97 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 19:05:24 ID:???]
そういえば輸入した日本製の30年式実包を使う、フェデロフ自動小銃なんてのもあったっけ

98 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 19:37:17 ID:???]
>>91
どこの軍隊も突撃失敗時は反復か。
第一次大戦以前の防御陣地ってひたすら突撃を反復すれば抜けるほど脆かったのか?

99 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 20:21:04 ID:???]
第1次大戦以前の戦争の死傷者は、

普仏戦争
ドイツ軍 小銃弾によるもの90% 砲弾によるもの5%
フランス軍 小銃弾によるもの70% 砲弾によるもの25%

日露戦争
日本軍 小銃弾によるもの85% 砲弾によるもの8.5%
ロシア軍 小銃弾によるもの86% 砲弾によるもの14%

WW1になると>>70にあるように「火砲威力が敵歩兵を停止させることができること」(大砲の数と威力の増加、観測システムの進化)、
また機関銃の登場が劇的に変えたと思います。
機関銃が数丁あれば一個中隊の突撃は勿論、下手をすると一個大隊の突撃も防げたかも。

そんなわけで1936年版赤軍野外教令では、
「現代戦は畢竟、その大部分は火力闘争に外ならず。
これゆえに赤軍幹部および赤兵は現代火器威力に関する知識を深くし、これの使用ならびに制圧手段を熟知しておかなくてはならない。
火器威力の破壊的性質を無視し、かつ火器威力の克服の手段を考えないものは、いたずらに無益の損害を蒙ってしまうであろう。」
となってしまいますw


100 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 20:36:19 ID:???]
榴散弾っていつ頃まで使われてたの?
日露では榴散弾が主流でWW1中に榴弾が主流になったと思うんだけど
境目がよくわからない。

101 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 22:23:44 ID:???]
1次大戦初期の頃迄は主流だったみたいだね
英国の13ポンド速射騎馬砲や10ポンド山砲は榴散弾がメインだったから。

塹壕戦が始まってから野砲の射程距離と性能が飛躍的にあがって
HE弾とかもでてきたから1915年以降ってところじゃないかな?

102 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 22:25:11 ID:???]
>101

×>1915年以降
○>1915年頃迄

103 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/25(月) 03:45:24 ID:???]
戦車砲発射の、散弾と榴散弾復活の兆しがあるな。




104 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/25(月) 13:38:56 ID:???]
まあ対人制圧にはもってこいな弾だけどな。
でもまた非人道的兵器とかいって某国営放送が騒ぎ出しそうだな

105 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/25(月) 13:51:13 ID:???]
>100
WW2のビルマだかインドネシアだか、在庫品を対空砲として使ったって聞いたような。
もちろん日本軍の話。






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