- 371 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:age [2015/10/04(日) 15:05:32.56 ID:???.net]
- 名張毒ブドウ酒事件の奥西死刑囚が死亡 再審請求中
三重県名張市で1961年、女性5人が死亡した名張毒ブドウ酒事件で、無実を訴え続けた 奥西勝死刑囚(89)が4日、収監されていた八王子医療刑務所(東京)で死亡した。 支援者が明らかにした。 72年6月に最高裁で死刑判決が確定してから、収監期間は43年に及び、獄中生活は国内で 2番目に長かった。 死刑確定後も裁判のやり直しを求め続け、今年5月に第9次の再審請求。弁護団は、新証拠を提出していた。 事件は54年前の61年3月28日夜、名張市の山間部で起きた。地域の懇親会でブドウ酒を飲んだ女性17人が 中毒症状を起こし、5人が死亡。奥西死刑囚は農薬をブドウ酒に混ぜたと自白後、逮捕されたが、 起訴前から犯行を否認し、64年に津地裁で無罪判決を受けた。 しかし、名古屋高裁は69年に死刑判決を言い渡し、72年に最高裁で確定した。 35歳で逮捕され、一審の無罪判決で釈放された約5年間をのぞいて、刑事施設に収容された期間は約50年だった。 一度は、再審の扉が開いた。7度目の再審請求で、2005年に名古屋高裁が再審開始を決定したが、06年に検察側 の異議申し立てを受けた同高裁の別の裁判長が再審決定を取り消した。さらに10年、最高裁が審理を同高裁に差し戻したが、 名古屋高裁は12年5月、「奥西死刑囚以外に農薬を混入しえた者はいないという判断はいささかも動かない」と結論づけた。 奥西死刑囚は13年11月、名古屋高裁に第8次再審請求をしたが、14年5月に棄却。肺炎を患った奥西死刑囚は、 12年6月に八王子医療刑務所に移された。肺に直接酸素を送り込む状態で、今年8月に40度超の高熱を出して意識を 失うなど体調不良が続いていた。 35歳で逮捕された奥西死刑囚は、最高裁で死刑が確定した後の収監期間が40年を超え、1987年に獄中死した 「帝銀事件」の平沢貞通・元死刑囚(当時95)の32年を上回った。 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151004-00000022-asahi-soci
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