- 619 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2009/09/16(水) 12:44:12 ID:6BmUmNvi]
- >>612
そうですよ。 あまりに映画見ることに慣れてないと思われる人が、幼稚な批判しかしてないので、もちろん挑発のために長々と書いたわけです。 わざわざ映画を見に出向いて、ただの受け身に終始して楽しませてもらう、って行為は誰でも出来ることなので、 それが私は嫌ですし。テレビドラマ見てるわけじゃ無いんですから。 それに、一部の才能あるハリウッド娯楽映画を撮る監督は、その単純な娯楽性という制約の中で、自分のやりたいことをほのめかしながらやっています。 それを楽しみたいですし。 案の定、私のレスに反応した方々は、映画へとの意思疎通が全く出来ていないことを自分で告白してしまっただけ、 になってますし。自分が楽しめなかったことを映画のせいにする、というよくあるパターンです。 もしかして、この映画においては、映画館とは観客にとって、映画(の神)に対する告解の場なのかもしれませんね。 今日死ぬかもしれない、と口にする男が射殺されますが、狙撃者がドブネズミによって誤射するあの展開に、 間抜けな演出、くらいの感想しか思い浮かばないようではしかダメなわけで。 犯罪に加担しながら、まるで乗り気で無いかのような雰囲気を醸し出していたあの男は、狙撃者では無く、 ドブネズミに殺されたことになるわけです。犯罪者としても中途半端なあの男は、そのようにして「悪」から侮蔑されるわけです。 そこから観客は何を想起するのか、が映画を見ることだ、と俺は思いますね。 俺が書いたことは、この映画の全てであるわけも無いし、ましてや「裏」であるわけが無く「表」なわけです。 だって、スクリーンさえちゃんと見てさえいれば、容易に伝わってくることですから。
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