- 606 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2009/09/15(火) 08:29:37 ID:HhyGtB9i]
- >>601
その後、ワイロについて告白されられ、涙を流すことになるガーバーへの不吉な予兆であり、 それへの動揺、として俺はとらえた。 それが、単なる軽いお笑い要素として、簡単に見過ごされる描写として、 挿入させているところは巧みだ。 それは、今日死ぬかもしれない、と口にする男をわざわざ描写することによっても、判りやすくほのめかされることになる。 地下鉄車両内は、まるで告解室だ、と、ライダーば言っていたが、はたして、それはライダーにとってだけのことだったのか。 ガーバーは、ライダーに指名され、ライダーと会話をかわすことで、離れた所にいながら、 その告解室に参加させられることになる。 ガーバーの告解は、様々な第三者の視線に晒されてる中で行われる。本来、それは神父=神と告解者の間でだけで成立し、 その間だけで秘密は厳守されるばずであるにもかかわらず。
|
|